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ソウル(江南区) , 狎鴎亭・清潭洞

「K-STAR ROAD」は、韓流文化や芸能人に関心のある外国人観光客のために江南区が企画した特別プロジェクトです。その名にあるように、「スター」というキーワードに焦点をあて、江南区清潭洞や新沙洞、論峴洞一帯で、スターご用達のショップや有名芸能人が所属する芸能プロダクションなどを回る企画です。狎鴎亭洞ギャラリアデパート西館前からSMエンターテイメント社屋まで、約400mに渡る通りには、東方神起、少女時代、シャイニー、エクソ、フォーミニッツ、FTアイランド、スーパージュニア、シーアンドブルー、2PMなど、K-POPスターをキャラクター化したアート作品が並んでいます。さらに、狎鴎亭ロデオ駅にはグラフィティアートが描かれている他、壁面や道路の随所にはアートウォークやスターのネームプレートなどの作品が展示されています。


ソウル(龍山区) , 梨泰院・龍山

グランドハイアットホテル内のスケートリンクは、韓国のテレビCMやドラマなど数多くのメディアでとり上げられる程美しく、有名な場所です。甘い音楽と幻想的なイルミネーションとともにソウルの夜景を楽しみながら滑ることができるのでロマンチックなデートコースとして人気があります。 グランドハイアットホテルのスケートリンクでは曜日ごとに様々なイベントが開催されます。 * 月曜日- 入場料とレンタルスケート靴が50%オフ(カップル限定) * 火曜日- 17:00~21:00まではスケート靴のレンタル料が無料 * 水曜日- カップルに写真とバラを一輪プレゼント * 木曜日- スケート滑り放題 * 金曜日- プロポーズイベント (別料金)


全羅南道(宝城郡 )

宝城郡は、韓国で最も多くの茶を栽培する地域で、いくつもの文献に茶の自生地として記録されているほどで韓国のお茶所と呼ばれています。現在でも、宝城郡で生産される茶は全国の茶の生産量の40%を占めているほど茶葉の栽培が盛んです。宝城茶園(ポソンタウォン)は、大量に生産される宝城郡の大規模茶葉生産団地全体のことを指しています。主に、宝城邑から会泉面までに大規模茶葉生産団地が造成されています。この地域で生産された茶を広くアピールするために、宝城郡では1985年から毎年5月10日に「茶香祭」を開催しています。1年を通して訪れることができ、試飲場や茶加工見学プログラムなども用意されています。


済州道(済州市 ) , 済州東部

済州のシンボル、トルハルバン(石のおじいさん)。 島の内外にたくさんあり、誰からも人気のトルハルバン。しかし、トルハルバンについてのきちんとした資料はありません。トルハルバンについての知識は石で作られたものといった程度で、島の人もあまり興味を持っていないのが実情です。島の内外に散らばっている様々なトルハルバンを一箇所に集め、美学的・学術的価値を新しく成立させ、貴重な文化遺産であるトルハルバンを永遠に保存し後世まで伝え、学習と観光の場としての活用も考え、トルハルバン公園はつくられました。トルハルバン公園にはトルハルバン48基再現公園、トルハルバン機能説明空間、散策路、再解析トルハルバン展示空間(平和をテーマに再解析されたトルハルバン)、済州式公園、体験学習の場があります。 * トルハルバンを求めて 済州の象徴であるトルハルバンは、偶石木・武石木・首長・翁仲石・トルハルバンなど、様々な名称で呼ばれていましたが、1971年地方民俗資料第2号に指定されてから、トルハルバンという正式名称になりました。トルハルバンは済州牧・旌義県・大静県の城門(東、西、南門)の入口にたてられていましたが、現在は済州市内に21基、ソウル国立民俗博物館に2基、城邑に12基、大静に13基(未完1基含める)計48基が残っています。トルハルバンには守護神的意味や呪術宗教的意味、位置標識、禁標的意味があります。制作時期は文献(『眈羅誌』)からみると、1754年(英祖30年)金夢楏(キム・モンギュ)牧師がつくったという記録が伝わっています。トルハルバンは済州の玄武岩がもつ重みと素朴さが合わさり、済州の美しさを象徴的に見せてくれます。そして、世界のどこにも見つけることのできない、独特な済州固有の黄土色味を帯びた貴重な文化遺産です。    


大邱広域市(中区)

350余年の伝統をもつ薬令市の歴史を一目で見て体験できる展示文化空間である薬令市韓医薬博物館は、1993年に公式オープンしました。博物館の3階では、薬令市の由来と発展過程などをグラフィックとアニメーションを通し4ヶ国語で紹介をしておち、各種貴重な韓薬材をはじめとし、東医宝鑑など韓医書などの韓方関連用品300点あまりを展示しています。また、1910年代の薬令市の路地と薬局の様子、100年以上前の酒幕(宿屋付の居酒屋)や客主(むかし他人の商品の委託販売や仲買をしたり、または商人を宿泊させた営業、またはそのような営業をした人)達の様子や、薬草を煎じて脈を診る様子、薬になる動物や鉱物、薬草に関する説明や、それらの採取・保管過程の展示、葉、根、実を利用した薬剤の種類や、薬草を摘み取り煎じるまでに使う道具などを誰でも簡単に理解できるように展示されています。2階には子ども達がゲームを通して韓方文化を体験できる体験プログラムが多く用意されています。体験プログラムは道袍(両班が通常着用した外出用の礼服)を着て写真撮影、漢薬材を切り刻む体験、薬貼(薬の袋に包まれた薬、またはその袋)を包む体験、韓方足湯体験、韓方茶の無料試飲コーナーが運営されています。博物館の入り口にある大型の薬湯器(薬を入れる素焼きの器)が目を引き、1階には韓国で唯一の(株)韓薬材卸売り市場があります。5日ごとに市場に行くと全国の韓薬材が手に入ると言われています。300坪あまりの敷地内には各種薬草が植えられてあり、指圧歩道など健康休憩施設である薬令公園(休憩場)もあり、博物館の庭では伝統遊びも体験することができます。


ソウル(中区) , 新沙洞・カロスキル

崇礼門(スンネムン)は国宝第1号で普通「南大門(ナムデムン)」と呼ばれています。城門の建物としては最大規模のこの門は、整った形の巨大な石で積み上げた石段中央にアーチ型の入り口があり、段の上には柱と屋根が覆われ上層と下層に分かれています。両横の東側と西側には互いに行き来できるように扉もあります。 崇礼門の懸板にはほかの門とは違い、縦方向に「崇礼門」と書かれています。太祖(1335-1408)李成桂が都城を建設した当時、風水地理上ソウルの安山である冠岳山の形が火気を表しており、その火気が都城の中はもちろん景福宮までおよび、火災を起こすと信じられていました。崇礼門の「礼」の字は陰陽五行中、「火」に当たり、「崇」の字と縦に配列すれば、ちょうど火が燃え上がる形だと言われ、冠岳山の火気をこの火で防ごうという意図で縦に書いたと言われています。太宗(1367-1422)の長男・讓寧大君(1394-1462)の書で、壮重でありながらも力に溢れ非常に美しいものです。


仁川(中区) , 仁川市街地

ジャージャー麺博物館は2012年に開館した博物館で、開港期の仁川で誕生し今では「韓国の100大民族文化リスト」にも入っている韓国風ジャージャー麺の歴史や文化的価値を広く知らせるために建てられました。 *開館日:2012年4月28日 *文化財名:仁川善隣洞共和春-登録文化財第246号(2006年4月14日指定)      


ソウル(広津区)

東ソウルターミナルは、中部高速道路を活性化すると言う方針に伴い、東北部地域の住民のバス利用の便宜をはかり、また都心の交通の円滑な流通のため、1988年公共旅客自動車事業兔許を取得後、東ソウルターミナルに名称を変更しました。東ソウルターミナルは、京畿道、江原道、慶尚道、忠清道、全羅道など多くの路線を持つ総合ターミナル(市外、高速)です。


江原道(束草市)

青湖洞(チョンホドン)は北韓出身の人々が暮らす村で、通称「アバイ村(アバイマウル)」と呼ばれています。この「アバイ」とは「年老いたもの」という意味を表す咸鏡道の方言で、韓国戦争当時に北韓から避難してきた人々にお年寄りが多かったことから付けられた名前です。青湖洞には昔ながらの家々が立ち並んでおり、まるでソウルの70年代を再現したかのようです。この村へ行き来するときに使われる渡し舟がドラマ「秋の童話(邦題オータム・イン・マイ・ハート)」に登場して一躍有名になり、今では観光名所となりました。


京畿道(竜仁市) , 龍仁

「大長今パーク」施設は、歴史的な考証を通じて時代別の建築様式や生活方式、素材などを事実に基づいて再現した半永久的施設で、周辺の自然景観とうまく調和した造りが特徴です。俳優のキム・スヒョン氏を一躍有名にしたドラマ「太陽を抱く月」やイ・スンギとスジの主演で話題となった「九家の書」、ハ・ジウォンとチ・チャンウクの切ないラブストーリーが描かれた「奇皇后」などMBCを代表する時代劇ドラマがこの場所で誕生しました。100ヶ国に輸出され、世界的にも人気を博したイ・ヨンエ主演の「チャングムの誓い」は、京畿道楊州で撮影されましたが、その後「大長今パーク」に移転・復元されました。ここでは、時代劇に登場する無量壽殿、奎章閣、東宮殿、惠民署などの建築物を見ることができ、「市場」や「捕盜庁と牢獄」「仁政殿」「報平殿」「鍊武場」などの23の観覧区域で様々なシーンを体験することができます。東宮殿はドラマ「トンイ」のメイン舞台となり、「鍊武場」は戦闘シーンなどで活用されています。「仁政殿」は大きな宴会シーンによく使われ「善徳女王」の即位式、「太陽を抱く月」ではキム・スヒョン演じるフォンとチョン・イル演じるヤンミョンが最後の戦闘シーンを演じた場所で、ドラマのハイライトを飾りました。また「大長今パーク」はMBCドラマだけでなく、CMなどのロケ地としても活用されている他、NHKなどの海外放送局でも歴史シーンのロケ地として使用されています。