慶尚南道(南海郡 )

海に面したこの村は、漁村と農村の機能を持っており、傾斜地を開墾した段々畑約2万坪には、春になると菜の花が、秋になると麦の花が咲き乱れる壮観を楽しむことができます。村の入口から2㎞に渡って続く階段式の菜の花畑では、毎年4月頃になるとお祭りが行われ、菜の花をバックにキャンプや海洋レジャーを楽しむことができます。


仁川(江華郡)

【歴史と文化が息づく江華ナドゥルキル】 江華ナドゥルキルは海岸に沿って1.3kmごとにある墩台と、江華山城を結ぶ道です。そして、高麗王陵を張り巡らすように造られた道を指します。また、山と野原、海と文化財を楽しみながら歩く道です。 江華島は島の全体が博物館と言えるほど多くの遺跡があります。支石墓や、青銅器、モンゴルの侵略に対抗するために江華島に移ってきた高麗の跡が見られる高麗宮址や高麗王陵が残っています。また、江華山城と海岸に設置された朝鮮時代の遺跡もたくさん残っています。そして、西海岸の美しい夕日や干潟、摩尼山、高麗山、のどかな農村の風景などを各コースで楽しめるようになっています。 江華ナドゥルキルの背景には、江華島の地域の由来と風景、人物などを歌にした江華島のソンビ(学者)である高在亨(1846-1916)が記した「沁都紀行(シムドキヘン)」という詩集があります。沁都紀行は高在亨が1906年桃の花が咲き乱れる春の日に、故郷のドゥドゥミ村(現 仏恩面 斗雲里)を出発し江華島全域の約100の村を旅行しながら書き記した紀行詩が綴られた詩集です。高在亨が大韓帝国の 暗鬱の時代に急速に消えていく風俗を嘆き、自分が生まれ育った故郷で歩いた道を約100年過ぎた今、江華郡が生態文化探訪路として新しく誕生させたのです。江華ナドゥルキルは高在亨が故郷を思い詠った詩の道であり、歴史と文化の跡が残っている道です。 【江華ナドゥルキル第4コース】 日暮れのマウルキルは、嘉陵から望洋墩台まで11.5㎞を結ぶ区間です。外浦里のエビの塩辛の市場と望洋墩台の夕焼けを楽しめることから恋人同士にも人気のコースです。嘉陵を出発しヌンネリと霞逸里を通過する平坦な農村の道ですが、自分だけの楽しみを見つけるのも歩いて回る旅行の妙味です。乾坪ナルに入ると、埠頭の風景とカモメの饗宴と夕焼け、引き潮の際の水が渦を巻く様子もみどころです。


全羅南道(莞島郡 )

甫吉島(ポギルド)は莞島国際港から12kmのところにある島です。孤山(こさん)尹善道(ユン・ソンド)が船で済州島に行く途中、激しい台風から逃れるためたどり着きました。美しい山水に魅了され、ここの地名を芙蓉洞と命名して滞在することを決めた場所です。10数年間、ここでの生活を楽しみながら洗然亭や楽書斎など25の建物を建てました。彼の有名な作品「漁父四時詞」はこの場所で誕生しました。この島には海水浴場が3ヶ所あり、夏の避暑地として人気です。その中でも島の南側にある礼松里(イェソンリ)海水浴場は砂浜ではなくて小石の浜辺は1.4kmほど続いており、天然記念物第40号である礼松里常緑樹林と調和して美しい景色を作り出しています。大小の島々の間を甫吉島を訪れる船が青い海を進む姿は絶景です。


忠清北道(清州市 )

世宗大王が治療のため訪れた椒井薬水清州から東北側に約16kmの地点に位置する椒井薬水(チョジョンヤクス)は世界3大鉱泉水の1つです。約600年前に発見され、『東国輿地勝覧』第15巻と『朝鮮王朝実録』第103巻に由来が記載されています。舌にピリッとした刺激が感じられる、冷たい天然炭酸水が湧出する霊泉で、早くから全国的に知られており、また、世宗大王が60日間ここに留まり、眼病を治療したということも伝えられています。1日の湧出量は約358トンほどで、この水を利用した天然飲料水が製造・販売されており、現在この地域では2ヶ所の薬水飲料工場があります。椒井薬水の効能椒井薬水の卓越した効能は水に含まれている大量のラジウム成分のためであると推測されており、これは眼病だけでなく、皮膚病にも効果が高いといわれています。椒井薬水は世界鉱泉学会からアメリカのシャスタ、イギリスのナポリナスとともに世界3大鉱泉水の1つに選ばれています。また椒井薬水は600年以上の歴史を持つ世界的な鉱泉水(F.D.A.認定)です。


江原道(鉄原郡)

鉄原郡庁から北西に5kmほど離れた場所に位置する蓴潭渓谷は、漢灘江の中で最も綺麗な渓谷として知られています。歪な形をした岩と削り取って作られたような崖や池など見所が豊富です。水量が豊富で、川辺には珍しい天然の白い砂場が形成されています。また渓谷の裏手には川下りに最適な川があり、最近は週末を利用しラフティング体験に多くの人が集まります。渓谷周辺にはラフティングのトレーナーが運営する専門のスポーツショップなどもあります。


済州道(済州市 )

済州市外都洞にある観光地「月台」は樹齢数百年の黒松とエノキが鬱蒼としている場所に高い岩石を示す言葉です。周辺には梨湖テウ海岸、龍頭岩などの観光地があります。


京畿道(加平郡)

「白蓮寺」は京畿道加平郡上面連下里の祝霊山にある大韓仏教曹渓宗第25教区・奉先寺の末寺で、ゴヨウマツの森に囲まれた非常に風雅なお寺です。 前方遠くに龍門山と明智山をのぞみ、近くには大金山、左手に雲岳山、右手にチョンマ山、後ろには祝霊山とソリ山があり、まるで白い蓮華の中に埋められた格好になっていることから「白蓮寺」と呼ばれるようになったといいます。 創建されて日が浅いため宝物や文化財はありませんが、寺の裏へ約20分上ったところに加平八景のひとつ祝霊柏林があります。


釜山広域市(東区)

釜山鎮(プサンジン)日新(イルシン)女学校は、近代的な女性教育機関として、オーストラリア長老教宣教会女性伝道部が1895年10月5日、釜山・佐川洞(チャチョンドン)に一間しかない草葺き屋根の建物に修業年限3か年の小学課程学校を開設したのが始まりです。 その後1905年に建てられた2階建て煉瓦造りの校舎は、現在に至るまで残っており、2001年まで釜山長老会神学校の建物としても使われていました。 釜山鎮日新女学校は、現在同じ釜山広域市の金井区(クムジョング)釜谷洞(プゴクドン)にある東莱(トンネ)女子高等学校の前身でもあり、また1919年に起きた3・1独立運動の拠点となった場所でもあります。


江原道(寧越郡)

21th DongGang International Photo Festival 2023  2023年 第21回 東江国際写真祭 魔法の未知 誠におりこうに、2023年7月21日から9月24日までの間、絵のような韓国のYeongwolで開催される、権威ある第21回東江国際写真祭に、あなたの創造的な作品を提出することをお誘い申し上げます。 紹介 「東江(トンガン)国際写真祭り」は、江原道寧越で行われるお祭りで、写真文化の発展を目的に、様々な展示会や教育プログラムが実施されます。国際的な写真交流会を通じて、韓国の写真文化が国際的な流れに歩調を合わせていけるよう支援しています。 内容 展示:国際主題展、国際公募展、東江賞受賞展、報道写真展、江原道写真家展、街頭設置展、寧越郡民写真展、全国小学生写真日記公募展、生涯教育院写真展 ▲ DongGang International Photo Festival 2022   好奇心、未知への探求欲求は、人間の本質的なニーズです。未知は、全く見知らぬものだけでなく、現在軽視されたり避けられたりしているものも含まれます。よく、未開の領域は、人類史に最も深い影響を与えてきました。それは、かつては未知であったり、想像もされなかったり、単に無視されていたりしたものです。 未知は、必ずしも神秘的であったり神聖であったりするわけではありません。それが何であれ、それ自体にはかけがえのない魔法があります。未知に対して開かれた心を持つ人々は、その神秘を解き明かし、その驚異を体験する特権を持っています。未知への冒険は、非常に解放感があり、世界を変える体験となります。世界の無数の謎が持つ物語や秘密は何か?これら壮大な物語がどのように展開されるのか?一見ありふれたことや些細なことに潜む秘密や魔法の背後にあるスリルは、まさに圧倒的なものです! 個人やグループの応募が歓迎されます。個人は、特定のシリーズや作品集から8~12枚の写真を提出してください。 選ばれた15~20人のアーティスト(「今年のアーティスト」(個人アーティストまたは受賞者1組)を含む)は、以下の特典があります。 DIPFフェスティバルでの一年間の展示 - アートマガジンへの掲載、関連報道(公式ウェブサイト、出版物、カタログでの長期的なフェスティバルの代表と宣伝)により、多くのビジュアルアート専門家やメディアに作品が紹介されます。 *「今年のアーティスト」 - DIPFでの個展(制作 - 印刷、額装、関連するプレゼンテーション素材が提供されます)が開催され、オープニングに出席するための旅費と宿泊が手配されます。 応募要項   1. GENERAL 目的_ 東江国際写真祭は、世界中から選りすぐりの写真プロジェクトを紹介することを目指しています。DIPFのオープンコールは、新進アーティストと確立されたアーティストの両方からの写真や関連メディアを展示し、写真をサポートするプラットフォームを提供することに専念しています。 会場_ 選ばれた写真は、東江国際写真祭の主展示スペース、屋外スペース、開会式での上映にて、東江で開催される東江国際写真祭にて発表されます。 日程_ 第21回東江国際写真祭のメインプログラムは、2023年7月21日から9月24日まで開催されます。 応募資格_ 2023年東江国際写真祭への応募は、世界中のアーティストが対象です。 締め切り_ 応募は、2023年5月29日23時59分までに行われる必要があります。応募費用はかかりません。   2.HOW TO SUBMIT 応募には以下の内容を含める必要があります  写真作品:8~12枚の画像、長辺が4000ピクセル、JPEGファイルまたはTIFFファイル  氏名(フルネーム)  携帯電話/電話番号  メールアドレス  郵便住所  簡潔な1ページのCVまたは短い経歴  アーティストステートメント(作品集についての短い記述) 応募方法  メール:opencall@dgphotofestival.com または www.wetransfer.com  不完全な応募は受け付けられません。 受領確認:応募内容に記載されたメールアドレスに、受領確認のメールが送信されます。   3. SELECTED WORKS 選考_すべての応募作品は、フェスティバルのキュレーションチームによって審査・評価されます。 ステータス通知_選ばれたアーティストは、2023年6月2日までに応募ステータスに関する通知がメールで送られます。 展示_第21回東江国際写真祭は、選ばれたアーティストからデジタルファイルを収集し、展示のための制作が提供されます。 宣伝_選ばれたプロジェクトは、フェスティバルのウェブサイトに掲載され、印刷およびオンラインメディアでのフェスティバルの宣伝キャンペーンの一部となり、写真コミュニティでの選ばれた作品の認知度が向上します。 *スケジュールは事前通知をもって変更されることがあります。   ▲ 東江写真博物館


ソウル(鍾路区) , 仁寺洞・鍾路

朝鮮時代末期の高宗(コジョン・在位:1863~1907年)の時代、英国人ブラウンが造成した現代式公園で、公園内にある円覚寺(ウォンガクサ)十層石塔からパゴダ公園あるいは塔洞公園(タプトンコンウォン)とも呼ばれ、同時に八角亭も建てられました。皇室公園として帝室の音楽演奏の場所としても使われ、1913年からは一般に公開されました。1919年3・1運動当時、学生らと市民がこの前に集まり、学生代表の独立宣言文朗読に続き、大韓民国万歳を叫びデモ行進を行った場所として有名です。 日帝強占期には市民が塞ぎこんだ心情を紛らわすため多くの人がここを訪れたといいます。