ソウル(松坡区) , 蚕室(ロッテワールド)

ソウル総合運動場(蚕室総合運動場)は、松坡区蚕室洞に位置しており1976年12月に完成しました。運動場を中心に南側には、アジア選手村アパートと公園が、東側には蚕室アパート大団地が、北側には漢江と炭川が隣接しており、東南側3.5km地点には、オリンピック公園が位置しています。 ソウルメトロ2号線「総合運動場駅」とつながっているためアクセスが良く、オリンピックメイン競技場、野球場、第1・2プール、室内体育館など、大型競技場やそのほか陸上サブ競技場をはじめとする生活に密着した競技場の運営やソウル市教育庁で管理及び運営している学生室内体育館があり、また野外で挙式などが行える広い体育公園など様々な施設が揃っています。 特にオリンピックメイン競技場は、第10回アジア競技大会、第24回ソウルオリンピック大会の開会式および閉会式、陸上・サッカーの試合などが行われた歴史的な意味を持つ競技場として、多くの外国人観光客が訪問する観光名所となっています。 最近では国際的なサッカーの試合はもちろん、各種コンサートをはじめとする大規模な試合やイベントが開催されています。


ソウル(中区) , 市庁・光化門

2004年に造られた「ソウル広場(ソウルグァンジャン)」は満月を連想させる楕円形の芝生広場で、一年中公演や展示などさまざまな文化イベントが開かれる市民のための空間です。特に冬になるとここソウル広場には野外スケート場が設置され、冬の名所としても愛されています。 初級者用と上級者用のリンクからなるスケートリンクは環境にやさしい木材デッキを使用し、またリンクを連結する氷の道をつくることで便利で快適に冬のスポーツを楽しめるようにつくられています。この他にスケート貸与室、野外休憩所、野外スタンド、スケーター休憩所などの施設があります。またスケート教室を運営しているおり、ソウル広場スケートリンクのホームページで講習の申し込みをすれば手軽で楽しくスケートを習うことができます。


ソウル(中区) , 新沙洞・カロスキル

崇礼門(スンネムン)は国宝第1号で普通「南大門(ナムデムン)」と呼ばれています。城門の建物としては最大規模のこの門は、整った形の巨大な石で積み上げた石段中央にアーチ型の入り口があり、段の上には柱と屋根が覆われ上層と下層に分かれています。両横の東側と西側には互いに行き来できるように扉もあります。 崇礼門の懸板にはほかの門とは違い、縦方向に「崇礼門」と書かれています。太祖(1335-1408)李成桂が都城を建設した当時、風水地理上ソウルの安山である冠岳山の形が火気を表しており、その火気が都城の中はもちろん景福宮までおよび、火災を起こすと信じられていました。崇礼門の「礼」の字は陰陽五行中、「火」に当たり、「崇」の字と縦に配列すれば、ちょうど火が燃え上がる形だと言われ、冠岳山の火気をこの火で防ごうという意図で縦に書いたと言われています。太宗(1367-1422)の長男・讓寧大君(1394-1462)の書で、壮重でありながらも力に溢れ非常に美しいものです。


ソウル(鍾路区) , 市庁・光化門

光化門は景福宮の南門であり、宮城の正門です。光化門は国王が頻繁に出入りする正門でもありましたが、景福宮が朝鮮の王が住む宮廷であったため他の宮殿の正門に比べて規模と格式の面でもとても雄大で華麗でした。また東西の塀の終わりに各東十字閣と西十字閣が設置され、朝鮮5大宮殿の中で唯一、宮門形式となっています。 景福宮の創建当時には特別な名前はなく、宮制によって「午門」と呼ばれたり、1395年に鄭道伝(チョン・ドジョン)によって「正門」と名前を変えましたが1426年に「光化門」と呼ばれるようになりました。 韓国戦争(朝鮮戦争)の時に爆撃を受けて門楼が壊れて石垣は弾痕だらけです。1986年に、破壊された門楼を建て直して再建されましたが再建した光化門は鉄筋コンクリートで造られ、もとの場所よりも14.5メートルほど後方に建てられました。このように原型を失った光化門を復元しようと2006年から光化門の撤去作業は始まり、3年8ヶ月の復元工事を経て2010年8月15日に工事が終了しました。 花崗岩でずっしりとした基壇を造り、その上に2階の門楼を建て、基壇にある3つのアーチ型の出入り口は景福宮が朝鮮の宮殿であるという威厳を見せています。    


ソウル(龍山区) , 梨泰院・龍山

韓国伝統美術、現代美術だけでなく海外の近現代美術作品まで全てが一ヶ所で観覧できる美術館です。美術館の建築は世界的な建築家マリオ・ボッタ、ジャン・ヌーベルが参与して、独特な雰囲気をかもし出しています。美術展時は、書画や陶磁器、金属工芸、仏教美術などがある古美術のミュージアム1、韓国の歴史を近現代美術と外国現代美術の重要作品をみれるミュージアム2に分かれています。 特に2010年11月にソウルで開催された主要20カ国・地域(G20)首脳会議の期間内には、各国首脳が訪問し観覧した場所として、韓国の美しさを表現した代表的な観光名所になっています。 英語での作品説明は平日の場合は2~3日前に電話で申請するか、週末(土日)は午後3時に定期的に行っています。さらに細かい説明の場合は個人別に合わせて、日本語、英語、中国語の説明ガイド(PDA)を有料で貸出しています。


ソウル(龍山区) , 梨泰院・龍山

グランドハイアットホテル内のスケートリンクは、韓国のテレビCMやドラマなど数多くのメディアでとり上げられる程美しく、有名な場所です。甘い音楽と幻想的なイルミネーションとともにソウルの夜景を楽しみながら滑ることができるのでロマンチックなデートコースとして人気があります。 グランドハイアットホテルのスケートリンクでは曜日ごとに様々なイベントが開催されます。 * 月曜日- 入場料とレンタルスケート靴が50%オフ(カップル限定) * 火曜日- 17:00~21:00まではスケート靴のレンタル料が無料 * 水曜日- カップルに写真とバラを一輪プレゼント * 木曜日- スケート滑り放題 * 金曜日- プロポーズイベント (別料金)


ソウル(麻浦区) , ソウル西部

ソウルワールドカップ競技場は、韓国の伝統凧の形にデザインされた競技場です。上から見ればバンペ凧(穴のない四角形に尾をつけた凧)が空に舞っているように見えます。バンペ凧のデザインの由来は勝利に向かって凧を飛ばすという意味で、ワールドカップの試合の勝利と韓国の伝統文化を結び付けたものとなっています。競技場の南・北側のスタンド上部2ヶ所に幅25メートル、高さ9.2メートルの大型デジタルスクリーンが設置されており、プレーする選手たちの姿をよりリアルに見ることができます。また、シューティングボールの速度や競技場内の気象状態や温度、湿度、風向き、風速なども測定・表示されるため、グラウンド内の状態を知ることもできます。競技場の周辺には平和公園や、蘭芝漢江公園、ノウル公園などさまざまな公園が整備されており、市民たちの憩いの場となっています。ソウルワールドカップ競技場は、2002年のワールドカップ開催後、各種サッカー競技や文化行事などを積極的に誘致しています。また、各種産業・文化施設などを入店させ、国内外の観光客を楽しませており、名実ともにソウルの観光名所となっています。


ソウル(永登浦区) , 汝矣島・永登浦・麻浦

汝矣島漢江公園は政治、金融、言論の中心地である汝矣島に位置しており、地下鉄やバス等の公共交通が便利なため、会社員や一般市民がよく訪れる名所です。 特に汝矣島漢江公園では春には桜祭りが、秋には世界花火大会及び、各種公演とマラソンなど多様なイベントが行われ、見物と楽しみが多い休息の場です。 また、パム島、汝矣島川などが比較的自然そのままに保存されており、生態学習場および、自然にやさしい公園で造成されています。漢江ルネッサンス特化事業として、ムルピッ広場、水上舞台および、水上噴水、光の瀑布、ピアノの水道、フェスティバルランド、ヨットマリーナなどの施設が新しく設けられ、市民により一層愛されています。


ソウル(鍾路区) , 三清洞・ソウル北部

三清洞通りは、景福宮の東から三清トンネルまで続く通りです。秋には紅葉が美しく、昔ながらの趣が残る住宅街のあちこちにある個性的なカフェやレストランなどを楽しみながらゆっくりと散歩ができる通りです。また、三清トンネル近くにある三清公園では、自然景観を楽しみながらゆっくりと散歩をする市民の姿も多く見られます。ギャラリーも多く、芸術家や文化的な雰囲気を好む人々が集うエリアでもあります。


5.0/3
ソウル(江南区) , 狎鴎亭・清潭洞

ソウルメトロ3号線「新沙(シンサ)駅」から狎鴎亭の現代高校前を結ぶ2車線からなるイチョウ通り。「芸術家の通り」とも呼ばれるこの通りの周囲には、おしゃれなカフェやレストラン、デザイナー直営のお店などが軒を並べ、異国的な雰囲気を演出しています。特に、秋には紅葉を見に多くの人々が訪れたりもします。ここは若者により評判になり、映画のロケ地にもなっています。