全羅北道(完州郡)

所陽故宅の韓屋は、2010年、高敞と務安にて撤去の危機にさらされていた180年の歴史を持つ故宅3棟をここに移築して、韓屋ステイとして生まれ変わった場所である。3年かけて文化財職人の技で伝統的な方法のまま復元し、固有の伝統美が活かされている。 所陽故宅・韓屋ステイの客室は、全部で8室が用意されている。書賢堂は黄土オンドル部屋で、中にバストイレと茶道ができる小さなスペースが付いている。佳熹堂はベッドのある客室で、浴室内にはヒノキ風呂がある。霽月堂はテチョンマルを挟んで、アンバンとコンノバンが向かい合っており、テチョンから眺める山の景色はここの最大の魅力ポイントだ。後縁堂には客室3つが並んでいる。恵温堂には2つの客室がある。一つはオンドル部屋で、中にあるリビングとして使えるヌマルがユニークだ。もう一つは、上げ窓を開けると屋外のヌマルまで見通せる開放感ある景色が人気が高い。ヌマルに座ると所陽故宅の全景が一望できる。各客室に高級茶器セットとお茶が備えられている。調理はできない。電気ポットとミニ冷蔵庫は用意されている。手作りの木綿の寝具類は、清潔で端整だ。ウェルカムティーと朝食サービスが提供される。宿の中にプリカー独立書店、トゥベカフェがある。 所陽故宅がある完州の近くにある観光スポットとしては、全州韓屋村と渓谷で水遊びができる高山自然休養林、蓮祭りが開かれる松広寺などがある。所陽故宅が運営するオーズギャラリーと我園アートミュージアムは3分の距離にある。


慶尚北道(鬱陵郡)

ヒーリングステイコスモスは、鬱陵島・ソンゴッ(錐)山の隣にある崖の上に位置している。ホテルの建物は、太陽と月の軌跡を考慮して、螺旋を活用した形となっている。建物の中心から外へ向かって曲線を描きながら展開される6つの螺旋型ヴォールト構造は、このホテルの建築様式を説明するうえで、最も重要な形態的要素である。6つのヴォールトはそれぞれ独立した内部空間を持つ。各空間に入るときは、螺旋型であるため外部の景観が一時的に閉ざされるが、ヴォールトに沿って歩いていくと、外部の景観が徐々に姿を現し、それぞれ独特な個性を持つ絶景と対面することになる。そのおかげで、ヒーリングステイコスモスを利用する人々は、美しい建築物と周囲の景観に自然と浸ることができる。ゲストの安全と利便性を考慮し、清潔と消毒も徹底している。毎日客室の掃除をするのはもちろん、寝具類も清潔に管理されている。新型コロナウイルスに備えて定期的な換気と消毒を行い、防疫管理者を指定してソーシャル・ディスタンシングのマニュアルを細かくチェックしている。宿泊客に手指消毒剤を含むヒーリングキット(トレッキングマップ、鬱陵島の特産品おやつ)を提供している。


全羅北道(全州市 )

全州韓屋村の近くにある韓屋ホテルである。約1万9840㎡(約6000坪)の敷地に11棟の宿と多様なサービス施設が集まっている。軒を重ねて立ち並んでいる現代式の韓屋は、自然と調和を成し、ぐっすり眠れる環境を提供する。王の至密というホテルの名前は、「王の寝室」という意味である。11棟の宿には朝鮮王朝の歴代王の名前(廟号)を付けた。 その中で純宗館には総6つの客室がある。客室は金室と銀室の2タイプで、正二品、正三品、正五品で分けられる。金室は2階、銀室は1階にある。客室の内部は韓屋の構造と現代式の施設が調和を成している。天井の垂木から木の香りがする部屋には大きい窓があり、外の風景が一目で見渡せる。 朝食を提供する三太極レストラン、昼食と夕食の時間帯に利用できる三足烏韓食レストランは、全州市が指定した新型コロナウイルスに対する「安心食堂」である。他に、韓屋カフェのあるコンベンションセンターなど多様なサービス施設もある。全州を代表するほとんどの観光地まで車で10分と、アクセスが良い。


全羅北道(任実郡 )

全羅北道任実郡徳峙面にある韓屋宿泊施設。2020年6月にオープンし、きれいな施設と便利な構造を誇る。蟾津江の上流にある村は、白蓮山、回文山、八峰山に囲まれており、その風景がとても美しい。 6611㎡(2000坪)の広い芝生の庭では、松、水車などがやさしい雰囲気を演出する。庭を中心に4軒の現代式韓屋がある。一棟貸切で、客室はオンドル部屋一つ、ベッドのある部屋一つ、キッチン兼居間、トイレで構成されている。ヌマル(縁側)とつながっている客室は「川」と「風」で、縁側のある客室は「山」と「野」である。それぞれ66~82㎡(20~25坪)で、定員は4人だが、最大8人まで利用できるほど広い。 各室には屋外テーブルがあり客室内部でにおいがつきそうな料理はできないが、バーベキューグリルをレンタルして庭でバーベキューすることができる。夏には屋外プールをオープンする。


慶尚北道(慶州市 )

慶州瞻星台から目と鼻の先にある韓屋である。慶州歴史遺跡地区の向かい側にあるため、大陵苑、東宮と月池、ファンリダンキルなど慶州の主要観光地まで歩いて行ける。建築当時に新羅時代の遺物(女性の墓の中の人骨や金銀の装身具)が出土したところで、1泊するだけで「千年の古都、慶州」を実感することができる。四字熟語「無為自然」の漢字を組み合わせて名前を付け、自然での休息を追求する。竹と松、緑の草が調和を成した庭は、休息と思索の場である。 5室の客室はオンドル部屋で、2人用敷き布団を敷いても余るほど広い。韓紙が張られた壁と古家具が調和を成した部屋では韓屋の趣を満喫することができる。特にムンム室にあるヌマル(縁側)は、周りの景色が眺められるフォトスポットである。全室にトイレ兼シャワー室があり、朝食は「シムト(憩いの場という意味)」というカフェで午前8時から9時まで無料で提供される。心配なく駐車できる専用駐車場もメリット。


釜山広域市(水営区)

グレー193ホテルは、釜山・広安里海水浴場と広安大橋の美しい海の風景の中に位置する。全面窓から釜山の近海の景色が広がる「絶景スポット」としても有名だ。グレー193ホテルの客室は全部で25室で、客室タイプはドスーペリアダブル、デラックスダブル、テラスダブル、ファミリーツイン、オーシャンデラックス、ハイオーシャンデラックス、オーシャンツインなどに分けられる。各フロアにクリーニング機が備えられており、旅行や出張で訪れた際に非常に有用に使用することができる。全客室にセスコウイルスケアシステムが導入されており、空気浄化機を設置しているので部屋は快適だ。宿泊客に限り、朝食サービスを提供する。カップラーメンと簡単な韓国料理、トースト、シリアル、コーヒーなどが用意されている。異色なサービスとして、海辺のレジャーシートレンタルサービスがある。広安里海水浴場まで歩いて行ける距離なので、海辺に出て休めるようにレセプションでレンタルしている。グレー193ホテルには、周辺の利便施設も非常に近くにある。民楽刺身センター、広安里海水浴場、水辺公園、広安駅がすべて徒歩15分圏内に位置する。BEXCOまでは車で8分で行ける。


慶尚北道(奉化郡 )

慶北奉化郡春陽面にある権進士宅は、かつての風情が色濃く漂う故宅を体験できる宿だ。権進士宅は朝鮮時代の学者、省菴・権喆淵(クォン・チョリョン)の号を取って「省菴故宅」と呼ばれる。建てられてから130年になる建物で、元々は隣村にあったが1880年に今の場所へ移された。春陽木(金剛松)で建てられ、母屋56間、離れ屋3間、門屋9間で構成された豪勢な故宅だ。 権進士宅のソスル大門を通って庭に入っていくと、広々と横に伸びたサランチェが真っ先に目に入る。左側には勉強をするために建てられたこぢんまりとした書室が位置するが、今は「新サランバン」と呼ばれている。権進士宅で客室として使っているのは全部で4室だ。最大5人が泊まれる大きさの大サランバンと小サランバン、4人が泊まれる新サランバン、2人が泊まれる中部屋がある。大サランバンを除いてはすべて薪を焚くオンドル部屋だ。古い建物なので客室の中にシャワー室やトイレが付いていない構造だが、新サランバンは改装をしているので中にユニットバスがある。客室内での調理は不可で、朝食は有料で提供される。ただし、事前予約が必要だ。 権進士宅の近隣には遺跡地や故宅、五日市など、見どころ満載だ。奉化・西洞里東西三層石塔(宝物)、晩山故宅(国家民俗文化財)、四未亭渓谷、覚華山、九馬渓谷などが近くにある。春陽場(五日市)は毎月4日と9日に開かれる。


慶尚北道(慶州市 )

花郎(ファラン)ゲストハウスは慶尚北道慶州市(キョンジュシ)大陵苑そばに位置するゲストハウスです。 3階建てで全10室があり、2人室、3人室、4人室の3タイプの客室があります。 客室ごとにトイレや個人ロッカーが完備しており、ご利用の方々の安全と利便性に配慮しています。 1階フロントではカフェの営業も行っており、壁面いっぱいに郷愁を誘う小物が置かれ、旅行関連書籍をはじめ、さまざまな種類の書籍も配架しています。カフェは宿泊のお客様であればどなたでも利用可能です。共用パソコンやファックスもあり冷蔵庫やキッチンも共用で使用できます。慶州駅から徒歩2分の所に位置し、慶州高速バスターミナルも近くにあります。大陵苑や鳳凰台、瞻星台、慶州東宮と月池など慶州市内の観光スポットへも徒歩で行くことができます。自転車レンタルも1日7,000ウォンで可能です。


忠清北道(清州市 )

忠淸北道淸州市淸原区内秀邑の椒井文化公園にある椒井行宮では、韓屋宿泊体験ができる。椒井行宮は、1444年に世宗大王が目の病気を治療するために椒井里を訪問し、100日以上泊まっていた行宮である。1448年に火事で焼失したものを2020年6月に復元し、韓屋文化体験施設として活用している。行宮内には展示館、読書堂、足湯体験、椒井鉱泉水試飲など、多様な体験ができる。宿泊が可能な韓屋体験館には世宗館、昭憲館、訓民館、正音館など、12客室がある。4人部屋(最大6人)が10室、6人部屋(最大8人)が2室ある。客室の構造は少しずつ異なるが、基本的にオンドル部屋で、ヌマル(縁側)などが付いているなど、それぞれ個性がある。トイレ兼シャワー室が室内にあるため、便利である。客室の内部で自炊はできないが、電子レンジや電気ケトルなどがあり、レトルト食品やテイクアウト料理などを食べることはできる。清州市民は割引された料金で利用できる。


全羅北道(全州市 )

サランガドゥク(愛いっぱい)は1900年に建てられた伝統韓屋を改装して宿として提供している。縁側、垂木、軒などから上品な韓屋の粋が感じられる。 L字型の韓屋、サランガドゥクには、6つのオンドル型の客室、さくらんぼ(Aengdu Room)、ユリ(Baekhap Room)、ザクロ(Seokryu Room)、モクレン(Mokryeon Room)、ツツジ(Jindalrae Room)、バラ(Jangmi Room)の部屋が用意されている。客室は広い方で、内部の仕上げにヒノキを使っているので、かすかに木の香りが漂う。全客室は基準人数が2名だ。客室ごとに大きさやインテリアが少しずつ異なる。カップルの場合は、さくらんぼとバラの部屋がおすすめで、団体ならツツジの部屋が大きいのでおすすめだ。各客室にはシャワーが可能なバストイレが付いている。基本的に提供される寝具は、高級な韓国式寝具で、きれいに管理されている。客室の中に調理ができる施設はないが、客室の前の縁側に浄水器、電子レンジをはじめ、コーヒーやお茶が用意されている。宿泊客なら誰でも利用できる。焼きたてのトーストと旬の果物、コーヒーなどの朝食が提供される。共用の縁側で決められた時間内なら自由に利用できる。小さな池と松の木が合わさった庭も造られている。縁側から眺める風景が絶品だ。 サランガドゥクは全州韓屋村の中にある。殿洞カトリック教会、慶基殿、崔明姫(チェ・ミョンヒ)文学館、滋満壁画村、全州木版書画館、完板本文化館などを見て回るのに最適だ。宿泊客に限り、提携店の韓服体験割引と電動スクーターのレンタル、手作りチョコパイ体験などの割引サービスを提供する。