統営漆美術館
 
慶尚南道(統営市 ) ,
400年の伝統を受け継いできた螺鈿漆器の本場・慶尚南道統営にある「漆美術館(Ottchil Art Museum/トンヨンオッチルミスルグァン)」。 先史時代以降、数千年の間、受け継がれてきた千年の神秘「彩画漆器」と「螺鈿漆器」は、この地に深く根付いた伝統芸術です。世界的に広く知られる高麗時代の国宝級の螺鈿漆器は民族芸術へと昇華し、朝鮮時代に民衆芸術として発達しました。漆美術館は漆を主な材料として制作された生活工芸品、芸術作品である現代漆芸作品や漆造形作品などを展示している他、作品鑑賞を通じて韓国の独特な美を再発見し、差別化された楽しさを感じられるよう、教育の場としても活用されています。

ドラマ「製パン王キム・タック」撮影地(パルボン製パン店)
 
忠清北道(清州市 ) ,
忠清北道清州市水岩谷路地を入ってすぐの所にドラマ『カインとアベル』に続き、『製パン王キム・タック』の撮影地になったパルボン製パン店があります。 パルボン製パン店は、工芸ギャラリーだったWギャラリーをリモデリングして、完全に違う姿に作り変えられました。1階は、パルボン製パン店、2階はコーヒーショップとなっており、地下は、以前と同じく工房として使われています。ドラマ『製パン王キム・タック』の人気と共にパルボン製パン店のオープンセットが公開され、多くの観光客たちが訪れています。こちらではドラマの撮影だけではなく、実際にパンやコーヒーなどの飲み物も販売されており、夏の暑い日に水岩谷村の壁画を楽しんだ後に、冷たい飲み物とパンを楽しみながら一休みするのにぴったりです。 またパン屋の2階にあるコーヒーショップは、清州市内の景色がひと目で見わたすことができ、恋人たちのデートコースとしてとても良い空間です。観光名所になったパルボン製パン店のセットは、ドラマ撮影終了後、パルボン製パン店として正式にオープンする予定です。

明成皇后 生家
 
京畿道(驪州市)
朝鮮第26代高宗皇帝の夫人であった明成皇后 (ミョンソン・ファンフ)が、生まれてから8才まで暮らした『明成皇后 生家(ミョンソンファンフ・センガ)』は、現在記念館と共に一般公開されています。明成皇后は1895年10月8日の明け方、日本人によって暗殺され、一生を終えなければならなかった悲運の王妃で、優れた外交力と朝鮮の自主性を守るために開放と改革を推し進めていた人物です。しかし日本の統治下で明成皇后は嫉妬深く、欲深い悪女だというように誤って知らされていましたが、その後様々な資料を通して、彼女の偉大さが世の中に知らされることになりました。現在はドラマ化やミュージカル化によって親しまれるようになり、彼女に対する誤解はほとんど解けました。『明成皇后 生家』は1995年に復元工事を終え、現在は門脇部屋と居間、離れ家の3軒であり、明成皇后が幼い頃に勉強した部屋があったところには、明成皇后誕生記念碑が建てられています。生家の前には記念館が建てられ、明成皇后に関する資料や遺品などが展示されています。また、161席ある公演会場もあり、明成皇后に関する映像を上映しています。

沙川海岸
 
江原道(江陵市) ,
沙川海岸(サチョン・ヘビョン)は鏡浦道立公園に隣接しており、1975年に沙川海水浴場としてオープンしました。砂がきれいで傾斜が緩く、潮干狩りを楽しむことができる他、周辺に松林があり、家族単位での避暑地として最適です。

帝皇山公園
 
慶尚南道(昌原市 ) ,
鎮海は韓国を代表する軍港都市で、壬辰倭乱(文禄・慶長の役)時の英雄である李舜臣将軍とゆかりのある文化遺跡が多い街です。1952年4月13日に北園ロータリーに李舜臣将軍の銅像を建てたことで始まった追慕イベントが鎮海軍港祭へとつながり、今は韓国で知らない人はいないというほどに有名なイベントとなりました。この時期に合わせ、市内全域で桜が満開となり桜祭りも同時に開催されます。帝皇山公園は、鎮海市の中心に位置する帝皇山に作られた市民公園で、公園にある365段の階段を登り頂上へ行くと、鎮海市内の様子と目の前に広がる海を一望することができる鎮海塔がそびえ立っています。塔の内部は、1階と2階には鎮海で発掘された遺物や民俗模型が展示されている鎮海市立博物館が入っており、その東側には動物園があり子どもたちの自然学習の場となっています。

三鶴島
 
全羅南道(木浦市 ) ,
現在は陸地と続いていますが三鶴島という名称は3匹の鶴が落ちた場所に3つの島ができたという伝説に由来しています。三鶴島は大三鶴島、中三鶴島、小三鶴島があり、木浦津に薪を提供した重要な場所であったと言われています。

ソウルアニメーションセンター(서울애니메이션센터)
 
ソウル(中区) ,
文化コンテンツの世界へ皆様をご招待します! 1999年5月に開館したソウルアニメーションセンターではアニメーション、キャラクターなどコンテンツを基盤に、文化体験サービスの提供、教育、制作支援、ソウルゲームコンテンツセンター、メディアコンテンツセンター運営などさまざまな文化コンテンツ関連事業を行っています。 またソウルアニメーションセンター体験及びショッピングスペース・チェミランや近くにある漫画の通り・チェミ路もおすすめのスポットです。

東海ノンゴルダムキル
 
江原道(東海市) ,
ノンゴルダムキルは江原道の東海市墨湖港にある墨湖灯台へ上がる道のことをいいます。ノンゴルは約30年ほど前までは鱈とイカがたくさん捕れる代表的な港村でした。しかし魚類資源が枯渇し、当時2万人余りいた墨湖港の人々は現在4000人余りだけとなっています。これに対して東海文化院は村に活気を取り戻そうと文化体育観光部に「墨湖港灯」事業を呼びかけました。さらにノンゴルダムに長年住むお年寄りから集めた人生の話を基に、美大出身者で構成された公共美術共同体のメンバーが村の路地と塀のいたるところにスケッチを描き、村の住人である60~70代のお年寄りが色塗りをし現在のノンゴルダムの壁画が出来上がりました。 壁画にはそこで生きてきた人々の歴史と思い出が生き生きと描かれています。

議政府プデチゲ通り
 
京畿道(議政府市)
議政府名物「プデチゲ」のお店がずらりと並ぶ「議政府プデチゲ通り(ウィジョンブプデチゲゴリ)」。議政府式プデチゲはハム、ソーセージ、牛ひき肉、キムチ、コチュジャン、野菜などとともにヤンニョム(薬味)を入れて煮込むのが特徴です。

百潭寺
 
江原道(麟蹄郡) ,
百潭寺(ぺクタムサ)は、内雪岳にある代表的なお寺で、百潭渓谷の上方部に位置しており内雪岳を探訪する人々の目印にもなっています。新羅第28代真徳女王(在位647-654)の時代に慈蔵(590-658)によって建てられました。当初は寒渓寺と呼ばれていましたがその後、大青峰からお寺までの間に水たまりが100個あるということから百潭寺と名づけられました。数十回もの消失を繰り返してきましたが、1957年に再建され現在の姿に至っています。百潭寺は詩人であり独立運動家だった萬海・韓龍雲(1879-1944)が修行を積んだ場所としても有名です。また、全斗煥大統領夫婦はここで幽閉生活を送りながら懺悔をしたと言われています。百潭寺の前の渓谷の一角にある石の塔は、百潭寺を訪れた人々が願い事を込めて石を積んで行ったものです。