ソウルアニメーションセンター
 
ソウル(中区)
ソウルアニメーションセンターは、ソウル市が国内の漫画、アニメーション産業を総合的に支援、育成するために1999年5月に設立し、ソウル産業通商振興院が運営を行っている機関です。1年を通して漫画やアニメーション産業における人材育成のための教育事業や、先進作家の発掘のための創作・製作支援、その他様々なイベントや展示会の開催、アニメーション映画祭、情報室の運営など文化コンテンツ産業の拡大のための様々な事業を行っています。またアニメーションシネマは、国内の劇場用長編アニメーション作品の優先的な需給と、様々な文化イベントや企画映画祭の開催を通し、アニメーション産業の拡大を目指している複合文化空間です。全179席規模で、デジタルアニメーション作品とアナログアニメーション作品の両方を上映できる先端映像施設と、5.1チャンネルのデジタル音響システム、ワイドスクリーンなどアニメーションを楽しく快適に鑑賞できる設備が備えられています。

禅雲寺
 
全羅北道(高敞郡 ) ,
禅雲寺は百済の時代に黔丹禅師が創建した寺で金山寺と共に全羅北道の曹渓宗の2大寺院です。禅雲寺の保存されている記録によると創建当時は89庵に3,000人余りの僧侶が修行をしている大寺院でした。現在は本殿と兜率庵、懺堂庵、東雲庵、石床庵のみが残っています。現在禅雲寺は宝物5点、天然記念物3点、全羅北道有形文化財9点、全羅北道無形文化財2点の計19点の文化財があります。特に、大雄宝殿の裏にある樹齢500年、高さが平均6mにもなるツバキの木々は天然記念物第184号に指定されています。その花が満開になると、まるで寺の裏に屏風を立てたかのように美しく寺院全体を彩り、その美しさを記念して毎年4月にはツバキ芸術祭りが開かれています。

ソウル南部ターミナル
 
ソウル(瑞草区)
ソウル南部ターミナルは1972年5月に自動車停留場事業許可に基づき、ソウル特別市龍山区漢江路にて運営されてきました。その後、1990年7月にソウル特別市瑞草区に移転し臨時ターミナルを使用後、1999年12月に現在の新築ターミナルに移転しました。当ターミナルでは京畿道、忠清南道、忠清北道、慶尚南道、慶尚北道、全羅南道、全羅北道の7道70路線を22の運輸会社が1日664回運行しています。

ソウル大公園子ども動物園
 
京畿道(果川市)
子ども動物園は、動物や自然に触れ合う心の育成のための自然学習空間として設立されました。様々な動物の生態や習性を学ぶ体験教室や、豊山犬、珍島犬、サプサル犬、ロバ、乳牛、キヌザル、ニホンザル、ミーアキャット、リスザル、ラマ、グアナコ、ウサギ、鹿、ヤギなどに餌を与えるなど、動物達と身近に触れ合うことができます。

昭陽江スカイウォーク
 
江原道(春川市)
「昭陽江(ソヤンガン)スカイウォーク」は、江原道春川市の衣岩湖に設置された韓国最長156メートルのガラス張り展望施設です。スカイウォークを歩くと足元が透けて見え、まるで水の上を歩いているような不思議な感覚を味わうことができます。

ソウル大公園(ソウル動物園)
 
京畿道(果川市)
天恵の大自然の中に家族学習空間、自然文化空間、娯楽空間が設けられたソウル大公園には、277万坪の敷地に348種2,975頭の動物たちが自然生態に近い形で保護・管理されている「動物園」と「植物園」をはじめとし、近代美術の世界のトレンドを見ることができる「国立現代美術館」、21世紀の超高速情報通信のメッカである情報の国「IT-WORLD」、国内レジャー文化の礎となってきた「ソウルランド」などがあります。また国際的には、野生動物保護のための機能とその業績が認められ、韓国国内で唯一のISIS(国際種情報システム機構)およびIUDZG-WZO(国際動物園機構)の正会員の資格を持つなど、世界10大動物園としての地位を確固たるものにしています。

青湖洞-通称アバイ村
 
江原道(束草市) ,
青湖洞(チョンホドン)は北韓出身の人々が暮らす村で、通称「アバイ村(アバイマウル)」と呼ばれています。この「アバイ」とは「年老いたもの」という意味を表す咸鏡道の方言で、韓国戦争当時に北韓から避難してきた人々にお年寄りが多かったことから付けられた名前です。青湖洞には昔ながらの家々が立ち並んでおり、まるでソウルの70年代を再現したかのようです。この村へ行き来するときに使われる渡し舟がドラマ「秋の童話(邦題オータム・イン・マイ・ハート)」に登場して一躍有名になり、今では観光名所となりました。

大長今パーク(旧MBCドラミア)
 
京畿道(竜仁市)
「大長今パーク」施設は、歴史的な考証を通じて時代別の建築様式や生活方式、素材などを事実に基づいて再現した半永久的施設で、周辺の自然景観とうまく調和した造りが特徴です。俳優のキム・スヒョン氏を一躍有名にしたドラマ「太陽を抱く月」やイ・スンギとスジの主演で話題となった「九家の書」、ハ・ジウォンとチ・チャンウクの切ないラブストーリーが描かれた「奇皇后」などMBCを代表する時代劇ドラマがこの場所で誕生しました。100ヶ国に輸出され、世界的にも人気を博したイ・ヨンエ主演の「チャングムの誓い」は、京畿道楊州で撮影されましたが、その後「大長今パーク」に移転・復元されました。ここでは、時代劇に登場する無量壽殿、奎章閣、東宮殿、惠民署などの建築物を見ることができ、「市場」や「捕盜庁と牢獄」「仁政殿」「報平殿」「鍊武場」などの23の観覧区域で様々なシーンを体験することができます。東宮殿はドラマ「トンイ」のメイン舞台となり、「鍊武場」は戦闘シーンなどで活用されています。「仁政殿」は大きな宴会シーンによく使われ「善徳女王」の即位式、「太陽を抱く月」ではキム・スヒョン演じるフォンとチョン・イル演じるヤンミョンが最後の戦闘シーンを演じた場所で、ドラマのハイライトを飾りました。また「大長今パーク」はMBCドラマだけでなく、CMなどのロケ地としても活用されている他、NHKなどの海外放送局でも歴史シーンのロケ地として使用されています。

慶州ワールドアミューズメント
 
慶尚北道(慶州市 ) ,
慶州は新羅千年の古都、ユネスコで指定された世界的な歴史都市、どこを掘っても新羅時代の遺物が出土される場所として有名です。文化遺産の調査をしながら遠足気分を味わうことができるのが慶州ワールドです。大規模の娯楽施設として開発された慶州ワールドは慶州普門団地内の普門湖にあります。現在、体育館、そりすべり場、プール、サッカー場などの体育施設とラフティング施設であるクランドキャニア大探検をはじめとしたバイキング、青龍列車など26種類の乗り物とゲームセンターを兼ね備えています。* 規模 - 264,464㎡ (80,000坪)

獻陵・仁陵[ユネスコ世界文化遺産]
 
ソウル(瑞草区)
獻仁陵(ホンインルン)の裏山の大母山(デモサン)は昔お婆さんの姿に似ていることからハルミサン(お婆さん山の意)と呼ばれていましたが、陵が作られたためその名前が大母山(デモサン)と替えられました。そのためか獻仁陵はどこかしら母の胸に抱かれるような姿で建っていて、まるで山が陵を守っているかのようです。獻仁陵は朝鮮時代の王仁太宗と純祖のもの。ここはあちこちに朝鮮時代の人々の思想を知ることの出来る痕跡が残されており、まるで朝鮮時代にタイムスリップしたかのようです。仁陵に来るとまず上部に描かれた紅門があり、これを過ぎると石畳の道が続きその最後に丁字閣があります。この丁字閣は祭祀を執り行う場所で陵のすぐ前に位置しており、屋根には悪い気を寄せ付けないという様々な動物が配置されています。丁字閣の前には碑石が置かれた小さな碑閣が建っており、この碑がここが誰の墓であるかを明示するものとなっています。丁字閣を通り丘を少し登れば墓穴が見えますが、その周りにはトラや羊の模様をした石像や刀を持った武人石などが墓穴を守っています。神が通る道・人間が通る道この陵にある石畳の道は2つありますが、特徴的なのはその高さが違っていること。これは左側は神、即ち亡くなった王が通る道で右側は人間が通る道と分け、神を敬い称える意味で作られたものです。丁字閣の階段も広いものと狭いものがあり、広い方は神が狭い方は人間がという意味で分けられていて、神の階段の方には両側に素晴らしい太極模様が彫刻されています。このように死んだ霊に対してまでも敬い、崇め奉るのは亡くなった後も霊が後の世を守ってくれると考えられているからだと言われています。