万淵寺
 
全羅南道(和順郡) ,
万淵寺(マンヨンサ)は、高麗熙宗4年(1208年)に万淵禅師によって創建されたと伝えられています。 万淵禅師が無等山・元曉寺で修行を終えて曹渓山・松広寺に帰る途中に無等山の主峰を越え、南へ下る途中に万淵山の中腹で疲れた体をしばらく休めて行こうと座ったところ眠ってしまい、その時、十六羅漢がお釈迦様に仕えるという不思議な夢をみました。目が覚めて四方を見回すといつのまにか雪が降り、辺り一面真っ白なのにもかかわらず、不思議なことに禅師が横になっていた、その周りだけは雪がとけて湯気がゆらゆらと上がっていました。この夢が気になり、ここを拠点に修行しながら万淵寺を創建したということです。 韓国戦争(朝鮮戦争)で全焼する前は大雄殿、十王殿、羅漢殿、僧堂、禅堂、東山室、西上室、東別室、西別室、守静寮、送月寮など三殿八房と大雄殿前の大きな説楼、その下に四王門と三清閣、また部属庵として学堂庵、枕渓庵、東林庵、燕穴庵を持つ大きなお寺でした。現在は大雄殿、羅漢殿、冥府殿、寒山殿、寮舎、禅定庵、聖住庵があり、国家指定文化財宝物1345号の掛仏を保有しています。 寺院から東に2キロメートルのところに万淵瀑布があり、森や渓谷といった自然を楽しむことができます。また、茶山・丁若鏞先生が若い頃、父親が和順県監として赴任した際、万淵寺の東林庵に立ち寄った事がある他、国唱と呼ばれたパンソリの歌い手・林芳蔚先生が熱心に練習したところとして知られています。

昌原中央駅
 
慶尚南道(昌原市 ) ,
2010年12月15日に営業を開始、地上2階(1階:駅務室、旅客便宜室)、2階(宿直室など)の建物です。

ヘドゥンミュージアム
 
仁川(江華郡)
ヘドゥンミュージアム:ドラマと映画の舞台で味わうアートと島の静寂 1. 概要:江華島での撮影地としても話題の美術館 仁川(インチョン)市の江華島(カンファド)に位置するヘドゥンミュージアムは、豊かな自然とモダンな建築美の融合が魅力のスポット。アートファンに好評なだけでなく、韓国のドラマや映画のロケ地としてもしばしば取り上げられています。農村や海を背景にした映像作品が増える中、この美術館の落ち着いた雰囲気や洗練された空間が映像製作チームからも注目されているのです。 2. ドラマ・映画の撮影地としての魅力 * モダンな建築が映えるロケーション 大きな窓やスタイリッシュなインテリアが、ドラマや映画のシーンに“美しい空間”を演出。とりわけ、外光を多用するシーンやアーティスティックな雰囲気を強調したい映像によく映えると評判です。 * 島の風景とのコントラスト ヘドゥンミュージアム周辺には田園風景や海沿いの道が広がり、ロマンティックなシーンや静謐(せいひつ)さを表現したいロケにぴったり。美術館のモダンなムードと、江華島特有ののどかな背景の対比が映像作品に独特の深みをもたらします。 * 数々の作品で登場 具体的な作品名は公表されない場合もありますが、ドラマや映画のワンシーンで“あの白く洗練された美術館”として登場することが少なくありません。撮影隊が訪れるときには、作品世界をリアルに再現するために館内レイアウトを一部変更することもあるそうです。 3. 美術鑑賞だけじゃない、ファンにとっての聖地巡礼 * ドラマ・映画のシーンを追体験 ロケ情報を事前に調べておけば、実際に出演者たちが歩いた場所や撮影に使われた展示室、カフェコーナーなどを見学できます。ファンにとっては“聖地巡礼”気分を楽しめるでしょう。 * ガイドツアーやスタッフ対応 作品によっては、撮影当時の写真や舞台裏が公開される特別企画が行われることもあります(常設ではないため、タイミング次第)。スタッフに声をかければ、どのあたりが撮影シーンとして使われたか教えてもらえる場合もあるかもしれません。 4. 江華島観光との合わせ技:より充実した旅に * 歴史・自然と組み合わせる 美術館巡りに加え、島内の歴史スポットや干潟、海辺散策を楽しめるのが江華島の強み。ロケ地めぐりとあわせて、伝燈寺やドルメン(支石墓)なども訪問すれば、一層充実した思い出づくりができます。 * 地元グルメやマーケット 新鮮な農作物や海産物が豊富な江華島では、見学後においしい料理で一休みするのもおすすめ。ドラマの世界観にどっぷり浸ったあとの食事は、旅の満足度をさらに高めてくれるでしょう。 5. 訪問のヒントと実用情報 * 開館日・休館日を要チェック 撮影が入っている場合など、通常のスケジュールと異なることも。公式SNSやウェブサイトで事前に確認するのが安全です。 * アクセス ソウルや仁川市街から車で1~2時間。公共交通なら、江華バスターミナルを経由してからタクシーかローカルバスを利用します。 * 撮影スポットの事前調査 もし特定の作品を目当てに訪れるなら、その作品のロケ地紹介やファンコミュニティの情報などを参考にしていくと、より効率よく巡礼できます。 まとめ 単なるアート鑑賞の場を超え、ヘドゥンミュージアムは韓国ドラマや映画の舞台としても注目される“ロマンあふれる場所”となっています。モダンな建築と江華島の素朴な自然が織りなすコントラストは、多くの映像作品の印象的なシーンを生み出してきました。ファンであれば気になるロケ地を歩いてみるのも良し、初めて訪れる方は美術館×離島観光を一度に満喫できる絶好のチャンス。ぜひ次回の韓国旅行で、映画やドラマのような一瞬を自分のものにしてみませんか。

地蔵精舎
 
忠清南道(論山市 ) ,
「地蔵精舎(チジャンジョンサ)」は、韓国仏教法輪宗所属の寺院で1980年6月に德山昌法和尚が「地蔵庵」を創建したのが始まりです。1995年に千仏殿、2002年には極楽殿と納骨堂を設けました。2005年6月から週末ごとにテンプルステイを運営している他、2006年に社会福祉法人・地蔵院を設立、2008年には老人専門療養院を開院するなど福祉事業にも参加しています。