浦項運河(포항운하)
 
慶尚北道(浦項市 ) ,
2014年1月に竣工した「浦項運河(ポハンウナ)」は、浦項市松島洞と竹島1洞の間にあるトンビン大橋と兄山江を南北につなぐ全長1.3キロメートル水路です。昔の水路と生態環境を復元し、市民のための公園とすると同時に新たな観光スポットとして誕生し、多くの人々がクルーズ船に乗ったり、水路に沿って散歩を楽しんだりしています。 浦項運河はもともとあった水路を復元し、昔の姿を取り戻すことで自然と運河がつくられました。国家的な変革期にあった1960年代末、浦項が都市化し、浦項製鉄建設のためにトンビン内港と兄山江をつなぐ小さな水路を埋め立てて商業エリアと住居エリアを設けました。最近、これを復元し、再度水路を開き、周辺を整備して浦項運河と遊園地を設けた他、その横には市民のための散歩道とサイクリングロードをつくりました。 水路復元時、そこを基盤に暮していた住民や商人の協力が大きな役目を果たしたとして、運河の始点にある浦項運河館には住民と商人の名前が壁に刻まれています。

求礼 山茱萸村(구례 산수유마을)
 
全羅南道(求礼郡 ) ,
山茱萸村の乳山(ユサン)は痩せた土地に農業を営むことが難しいところですが、毎年春の訪れを知らせる山茱萸(サンシュユ)の花が咲くと智異山(チリサン)を訪れる人々が数多くやってきます。 標高400mに位置する全羅南道求礼郡山洞面位安月渓の山茱萸村は、毎年3月になると黄色い山茱萸で満開になります。白頭山から連なる山系・白頭大幹にある万福台の水脈をいただく山洞浄水場は2010年韓国全国で最優秀の水質ということで大統領賞を受賞し、ミネラルウォーター工場、ゲルマニウムを含む智異山温泉岩盤水や最高の水質の水の里となっています。 ここで育つ山茱萸(サンシュユ)は全国の70%以上を占め、9月の日差しと日照条件が韓国で最高の品質の山茱萸の実を作り出します。 山村生態村である山茱萸村は、春には山茱萸祭り、夏には水落瀑布、秋には山茱萸の実祭りがあり、冬には万福台の雪景色と、癒しをもたらす最高の観光地となっています。 また山茱萸村は山茱萸古道トレッキングや大東與地図古道歩きなど智異山のトレッキングコースである智異山トゥレキルの7つの区間に隣接する地域でもあり、サンウィからミョボンチまでの登山路、タンゴルから性三ジェ(峠)までの登山路、智異山温泉での休息を兼ねた観光など健康や癒しをもたらす様々な旅行ができるところです。

発明教育センター 創意発明体験館(발명교육센터 창의발명체험관)
 
大田広域市(儒城区) ,
2005年12月に開館した発明教育センターは、地下1階、地上3階、延べ面積1,200坪の規模を誇ります。館内には、創意発明体験室、創意発明体験館、講義室などの施設が備えられており、各地域で選抜された優秀な発明家の人材たちに発明に関する様々な教育を行っています。大徳研究団地の研究員や、特許庁の審査官、各方面の発明関連の教師など、経験豊富な専門家を講師に迎え、深化した発明教育を実施している他、学生達の創意性と挑戦精神を育てる実質的な発明の実習教育と体験教育も実施しています。 発明教育センター内の創意発明体験館では、学生達が遊びを通して発明について理解し、感じてみることができるように、「クリック、想像のアイコン」、「想像の力を見る」、「想像の実を結ぶ」、「創造が現実になる」という4つのテーマで体験プログラムが構成されています。

甫吉島(보길도)
 
全羅南道(莞島郡 ) ,
甫吉島(ポギルド)は莞島国際港から12kmのところにある島です。孤山(こさん)尹善道(ユン・ソンド)が船で済州島に行く途中、激しい台風から逃れるためたどり着きました。美しい山水に魅了され、ここの地名を芙蓉洞と命名して滞在することを決めた場所です。10数年間、ここでの生活を楽しみながら洗然亭や楽書斎など25の建物を建てました。彼の有名な作品「漁父四時詞」はこの場所で誕生しました。この島には海水浴場が3ヶ所あり、夏の避暑地として人気です。その中でも島の南側にある礼松里(イェソンリ)海水浴場は砂浜ではなくて小石の浜辺は1.4kmほど続いており、天然記念物第40号である礼松里常緑樹林と調和して美しい景色を作り出しています。大小の島々の間を甫吉島を訪れる船が青い海を進む姿は絶景です。

ソウル女性プラザ(서울여성플라자)
 
ソウル(銅雀区) ,
ソウル女性プラザはソウル市が2002年に設立した韓国国内最大の女性複合文化スペースです。 男女平等を実現するためのさまざまな女性関連事業を運営するとともに、市民の施設利用の機会拡大のため、貸館施設、研修施設、大食堂などさまざまなスペースを運営しています。 これ以外にも利用者の便宜を図るべくスポーツセンター、女性史展示館、女性情報資料室などが運営されています

一字山自然公園(일자산자연공원)
 
ソウル(江東区) ,
一字山は江東区と京畿道河南市の間に聳える江東区では最高峰を誇る山です。 遁村・李集先生の詩碑が置かれており、市民の憩いの場として広く愛されています。

【江華ナドゥルキル第4コース】日暮れのマウルキル  [강화 나들길 제4코스] 해가 지는 마을 길
 
仁川(江華郡) ,
【歴史と文化が息づく江華ナドゥルキル】 江華ナドゥルキルは海岸に沿って1.3kmごとにある墩台と、江華山城を結ぶ道です。そして、高麗王陵を張り巡らすように造られた道を指します。また、山と野原、海と文化財を楽しみながら歩く道です。 江華島は島の全体が博物館と言えるほど多くの遺跡があります。支石墓や、青銅器、モンゴルの侵略に対抗するために江華島に移ってきた高麗の跡が見られる高麗宮址や高麗王陵が残っています。また、江華山城と海岸に設置された朝鮮時代の遺跡もたくさん残っています。そして、西海岸の美しい夕日や干潟、摩尼山、高麗山、のどかな農村の風景などを各コースで楽しめるようになっています。 江華ナドゥルキルの背景には、江華島の地域の由来と風景、人物などを歌にした江華島のソンビ(学者)である高在亨(1846-1916)が記した「沁都紀行(シムドキヘン)」という詩集があります。沁都紀行は高在亨が1906年桃の花が咲き乱れる春の日に、故郷のドゥドゥミ村(現 仏恩面 斗雲里)を出発し江華島全域の約100の村を旅行しながら書き記した紀行詩が綴られた詩集です。高在亨が大韓帝国の 暗鬱の時代に急速に消えていく風俗を嘆き、自分が生まれ育った故郷で歩いた道を約100年過ぎた今、江華郡が生態文化探訪路として新しく誕生させたのです。江華ナドゥルキルは高在亨が故郷を思い詠った詩の道であり、歴史と文化の跡が残っている道です。 【江華ナドゥルキル第4コース】 日暮れのマウルキルは、嘉陵から望洋墩台まで11.5㎞を結ぶ区間です。外浦里のエビの塩辛の市場と望洋墩台の夕焼けを楽しめることから恋人同士にも人気のコースです。嘉陵を出発しヌンネリと霞逸里を通過する平坦な農村の道ですが、自分だけの楽しみを見つけるのも歩いて回る旅行の妙味です。乾坪ナルに入ると、埠頭の風景とカモメの饗宴と夕焼け、引き潮の際の水が渦を巻く様子もみどころです。

只心島(지심도)
 
慶尚南道(巨濟市 ) ,
暖帯性樹木の椿は冬でも天候の良い済州と南海岸地方ではどこにでも咲いています。しかし、慶尚南道巨済市に属する只心島のように島全体に咲いているのは珍しいです。幅500m、長さ1.5kmの只心島は巨済島長承浦港から南東に5km離れています。只心島は遠くから見ると島全体がひとつの巨大な林のように見るくらい各種樹木が生い茂っています。 * 面積:0.36平方メートル

大清湖五百里キル(대청호오백리길)
 
大田広域市(大徳区) ,
大清湖五百里キルは、大田(東区、大徳区)と、忠清北道(清原、沃川、報恩)にかけて続く約220kmのウォーキングコースで、コース上には大清湖周辺の自然部落や、河川、登山路、林道などがあります。また、ソウルや釜山から大清湖までの距離が約五百里あるという意味もあります。特に、大清湖は海抜200~300mの低い山々や樹木にぐるりと囲まれているため景観が美しく各区間にみどころがあります。恋人同士でロマンを楽しめるデートコース、青い湖を眺めながら思いにふける思索コース、登山が可能なコース、農村体験や文化体験ができる家族旅行コース、自転車ドライブコースなど、見て、感じて、体験して楽しむことのできる様々なテーマのある道です。このような自然景観が認められUN-HABITATによりアジア都市景観賞が授与されました。また、大清湖五百里キル周辺には大清湖水文化館や大清湖彫刻公園、大清湖美術館、大清湖自然生体館などがあり、大清湖五百里キルと連携した体験や観覧施設の利用が可能です。清原には青南台、文義文化財団地、報恩には俗離山、沃川にはトゥンジュ峰、鄭芝溶生家、陸英修生家などの観光地もあります。

田浦カフェ通り(전포카페거리)
 
釜山広域市(釜山鎮区) ,
釜山(プサン)中心部にある西面(ソミョン)は、さまざまな見どころやグルメ、お店が集まるところです。西面エリアの繁華街・西面一番街の向かい側には、かわいいインテリアの個性あるカフェが30軒ほど軒を連ねる、静かな雰囲気のカフェ通り・田浦(チョンポ)カフェ通りがあります。 元々、釜田洞(プジョンドン)と田浦洞は工具、金物など工業産業用の工具・資材を販売する店舗が密集する工具商店街通りでしたが、2010年以降、おしゃれなカフェが次々と出店し、カフェ通りを形成していきました。カフェの大部分は小規模の個人経営のお店で、さまざまなコーヒー豆やコーヒーを味わうことができます。