丹陽八景
 
忠清北道(丹陽郡 ) ,
丹陽八景(タニャン・パルギョン)とは、丹陽において美しいことで有名な下仙岩、中仙岩、上仙岩、舍人岩、亀潭峰、玉荀峰、嶋潭三峰、石門の8ヶ所を指しています。丹陽八景は朝鮮時代(1392-1910)、多くの学者たちが休んで行った所で、歴史的にも文化的にも由緒深い名勝古跡が多くあります。ここには小白山や錦繍山、道楽山の渓谷ごと、奇岩怪石が雄壮に広がっています。また澄んだ水が多くの滝を作り上げています。その中で最も美しいことで有名なのは島潭三峰です。島潭三峰は大きくS字を描いて曲がる南漢江の真中にそそり立つ三つの岩です。川の真中にこのような岩が三つも立っている風景はここでしか見られません。ここには一つの伝説があります。三つの岩のうち、真中の大きな岩を夫峰(またの名を将軍峰)といい、右側の岩を妻峰(またの名を息子峰)、左側の岩を妾峰(またの名を娘峰)と呼びますが、この名にちなんだ伝説です。昔、仲のいい夫婦が住んでいましたが、子どもがいなかったそうです。子どもを産むために妾をもらったのですが、妾が子どもを産むと本妻をいびり、嘲弄したといいます。それを見た天の神様がこの人たちを石にしてしまったという伝説です。伝説のためか、三つの岩が並んでいる姿がとても興味深いところです。島潭三峰から入口反対側の丘の上に行くと、小さな東屋、離郷亭があります。離郷亭は忠州ダム建設で故郷が水没した人々を慰めるために建てた東屋です。東屋から見下ろすと、島潭三峰が一目で見渡せます。そして離郷亭から反対側にある道に沿っていくと石門があります。大きな岩の真中が大きく空いていて、人工で空けたように見えますが、自然石です。ほかにも丹陽八景は丹陽の美しい所が集まっているだけに、ぜひ寄ってみるべきでしょう。

錦湖アートホール
 
ソウル(鍾路区)
錦湖(クムホ)アートホールは光化門に位置するクラシック専用のホール。315人収容のこのホールは、クラシックのために設計されており、音響はもちろん観客が寛いで音楽を楽しめるよう配慮がなされています。例えばシートの前後が広々と取られていたり、障害のある方のための移動式シートがあったり、楓の木で作られた舞台を始めインテリアも高級感漂う質の高いものを使用しています。このホールでは1年に150回ほどの公演が行われており、レセプションホールでは時々絵画の展示会も行われており、音楽と美術が同時に楽しめる空間となっています。

馬耳山塔寺
 
全羅北道(鎮安郡 ) ,
全羅北道鎮安郡馬霊面東村里、馬耳山の南側の斜面に塔寺があります。馬耳山の南部駐車場から約1.9kmほど離れた所にある馬耳山塔寺は李甲龍が積み上げた約80の石の塔で有名です。石の塔の形は円錐形が大部分で大きさは様々です。大雄殿の後方の天地塔が一番大きくて、大人の背の高さの約3倍です。どうしてこのような高い塔を積み上げたのかは未だにはっきりとはわかっていません。この石の塔は1800年代後半、李甲龍が一人で積み上げたとされています。李甲龍は昼間は石を集めて夜に積み上げたそうです。この塔たちはすでに100年を超えていますが、どんなに突風が吹いても絶対に倒れたことがないと言われています。

普光フェニックスパークスキー場
 
江原道(平昌郡)
ソウルから約1時間50分の距離にある山岳リゾートフェニックスパークは、ホテルやコンドミニアム、スキー場、ゴルフ場、レジャー施設など最先端の施設を備える山岳型総合休養リゾートです。 FIS公認の4面のスロープを含む計17面のスロープを持つ雪質の良いスキー場と、18ホールのメンバーシップゴルフクラブ、9ホールからなるパブリックゴルフクラブ、独特の格子縞で有名なコンドミニアム、KBSミニシリーズ「オータム・イン・マイ・ハート」のロケ地でもあるユーロビラコンドミニアム、江原道初の特急ホテルであるフェニックスパーク「ザ・ホテル」、団体利用客のためのユースホステル、そして野外プールを含むさまざまなレジャー施設など、1年中楽しめるさまざまな施設が整っています。 フェニックス・スキー場は環境にやさしい設計で周辺の景観との調和が楽しめます。21面の多彩なスロープや8台のリフト、最新型ゴンドラ、そしてスキー講習やハーフパイプ利用客のためのコンベアーベルト6台が設置されています。 特に、頂上からスキーキャンプまでつづく2.2キロメートル・平均幅46メートルの「パノラマ」スロープは、初心者から上級者まで楽しめるように設計され、フェニックスパークスキー場を代表するスロープとなっています。      

清平湖畔
 
京畿道(加平郡)
清平から車で10分のところにある清平湖は北漢江を塞いで作った清平ダムによってできた人工の湖です。周囲の山や湖が大変美しく、ソウルから50キロメートルしか離れていないため日帰りコースの観光地として人気を呼んでいます。 清平湖周辺には遊園地や別荘などがあり、また湖の北にある清平フェリー船着場から遊覧船を利用して美しい北漢江をのぼることもできます。 湖では水上スキーを始め宿泊施設が完備されており休養地としても有名です。清平湖周辺にはボート乗り場が全部で30ヶ所あり、水上スキーやモーターボート、ジェットスキー、バナナボートなどの水上レジャースポーツを楽しめます。

青山島
 
全羅南道(莞島郡 ) ,
山、海、空が青いことから青山という名前が付けられた小さな島「青山島(チョンサンド)」。青山島は全羅南道莞島から19.2km離れた多島海最南端の島で、1981年12月23日に多島海海上国立公園に指定、2007年12月1日にアジア初のスローシティに選定されました。ゆっくり歩くとより美しいスローシティの道、農業遺産であるクドゥルチャンノン、韓国観光公社とCNNが選定した韓国で行ってみたい観光地に選ばれた美しい島です。 東側には巨文島(コムンド)、西側には所安島(ソアンド)、南側には済州島(チェジュド)、北側には薪智島(シンジド)があります。 青山島は、総面積48㎢、人口は約6千人で、法定里13ヶ所、行政里23ヶ所、自然村24ヶ所に、有人島5ヶ所、無人島9ヶ所の付属の島々があります。これらの有人島、無人島は全て多島海海上国立公園に属するほど自然景観がたいへん美しいです。 青山島には海水浴場が3ヶ所あります。この中でも池里海水浴場(チリヘスヨクチャン)は海水浴場として好条件が備わっているため、特に多くの人が訪れます。 きれいな砂浜が1.2㎞続いており、樹齢200年以上のクロマツ約800本が砂浜に沿って並んでおり、暑さをしのぐにも最適です。さらに、水深が浅く波も穏やかなため安心して水遊びをすることができ、夏の休暇シーズンには各種便宜施設も設置されます。また、ここから眺める多島海の日没の様子は幻想的です。 島の東北部の端に位置するチンサン村には美しい松の森と、ケットルパッと呼ばれる小さな丸い石で覆われた海岸があります。青山島には小さな丸い石で覆われた海岸が複数ありますが、チンサン村にあるこの海岸が最も景色が美しいです。 また、青山島の東部の端に位置した新興海水浴場(シヌンヘスヨクチャン)は、引き潮の時には砂浜が2㎞まで広がります。引き潮の時は砂浜がとても広く逆に海水浴を楽しむのには適していませんが、その代わりに広くきれいな砂浜で潮干狩りを楽しむことができます。また、ここから眺める日の出はとても印象的です。  

韓国民俗村ソリゲレンデ
 
京畿道(竜仁市)
静かで安全な施設を誇る韓国民俗村ソリゲレンデは、大人用のコースと子ども用のコースの両方を備えています。 

世宗大学博物館
 
ソウル(広津区)
世宗大学博物館は、本稿の創立者チュ・ヨンハ博士とチェ・オクチャ博士が40年にわたり収集した民俗品、木工芸、衣装、装身具、陶磁器、絵画などを分類、展示している場所です。 この博物館は1959年忠武路校舎に付設されていた「首都画廊」がその始まりで、その後校舎が現在の君子洞に移転し、1965年には世宗館1階に「民俗館」としてオープンしました。1968年8月に「愛智軒」北棟に民俗館「現・世宗画廊」を新築・拡大し、常設展示館として、学術研究に貢献してきました。その後1973年5月5日、韓国固有の百済塔様式の4階建ての鉄筋コンクリート建築物を開館し、1977年5月20日、これを増築しました。 本校が1979年に世宗大学に改編されたことで博物館の名前も「世宗博物館」となり、今日に至っています。韓国の文化・芸術・民俗・考古学などの研究において、国内外の学者らに実物や各種資料を提供し続けています。

国立民俗博物館子ども博物館
 
ソウル(鍾路区)
国立民俗博物館では子どもたちが韓国の伝統生活文化に直接触れたり感じたりできるように、体験を主とした子ども博物館を運営しています。子ども博物館は多様な組み立て模型や映像資料などを使って、小学校の社会の教科書に出てくる民俗に関する内容について目で見て、手で触って直接確認することができます。展示テーマは衣(clothing)食(food)住(shelter)と社会生活、遊びなどで構成されており、特に磁石を使ったチャレ(陰暦の元旦や秋夕、毎月1日・15日などに祖先の位牌が置かれている廟などで行う簡単な祭祀)や子どもが一歳を迎える誕生日の際にしつらえる食事の準備体験、家の建築、映像でキムチ作り、コヌという昔の遊びなど、子どもたちが民俗生活を直接体験できる空間が用意されています。また、子どもたちに関連した遺物や資料の収集、管理も行っています。