ソウル文廟と成均館
 
ソウル(鍾路区) ,
文廟は儒教を集大成した孔子をはじめ、昔の聖賢たちの位牌を祭って祭祀をした位牌堂であり、国立の最高教育機関とも言われています。中国が唐の時代、孔子が文宣王に追封されたことにより文宣王廟と呼ばれましたが、元代以降現在の文廟となりました。明倫堂の前には天然記念物第59号のイチョウの木があり、春、秋には孔子をはじめ聖賢の祭祀をおこなっています。

普信閣
 
ソウル(鍾路区) ,
宝物第2号に指定された普信閣(ポシンカク)は、ソウルの繁華街・鍾路(チョンノ)の交差点にあります。この普信閣の鐘は朝鮮時代、時を知らせる役目をした鐘で、当時ソウルには人々が出入りする4つの大きな門があり4時に33回打てば城門を開き、午後7時に28回打つと閉め、都への出入りを規制するといった役割を果たしていました。元々の普信閣鐘は壬申倭乱の時火に溶けて無くなりましたが、1468年(世祖13年)に再び作り直され国立中央博物館に保存されています。現在鍾路にある鐘は全国の人々からの寄付により集められたお金で1985年に作られたものとなっています。普信閣のある鍾閣はソウル市が1979年に作ったもので、普段は進入禁止となっていますが、毎年12月31日に行われる打鐘式には毎年たくさんの人が訪れ33回の鐘の音を聞き一年最後の締めくくりをします。

三清公園
 
ソウル(鍾路区)
三清公園は北岳山のふもとにあります。1940年、韓国の公園1号に指定され、公園の名前は道教の最高神格である「三清(さんせい)」に由来しています。公園の周辺には古い桜の木がたくさんあり、毎年4月になると美しい桜を見に、多くの人が集まります。公園内にはバトミントン場、テニス場、子どもの遊び場、多目的休憩コーナー・売店などもあり、楽しく便利に過ごすことができます。三清公園のメイン散歩コースは三清洞に上がる北岳山ソウル城郭探訪路、城北洞の薬水場へ上がるコース、ワリョン公園間循環散策路などがあります。また、ソウル市の選ぶ美しい展望名所「馬岩」があり、ここに立つとソウルが一目で見下ろすことができます。道路もきちんと整備されており、城北洞方面でも簡単に移動することができます。現在は三清洞と城北洞に続く、三清トンネルが公園の横についています。

釜山チャイナタウン特区(上海門、上海通り)(부산 차이나타운특구
 
釜山広域市(東区)
釜山駅前の草梁(チョリャン)には「上海通り(サンヘ・コリ)」と呼ばれる通りを中心にしたチャイナタウンがあります。1884年中国・上海から姉妹校流を結んだことによりこの草梁地域に領事館や華僑の学校などが設けられ中国人が多く居住するエリアになりました。大通りに面しては釜山市と上海市が共同で設置した中華風デザインの「上海門」があり、周辺には美味しい中華料理の店が多くあります。カンヌ映画祭でグランプリを受賞した韓国映画「オールドボーイ」には餃子が重要なアイテムとして登場しますが、主人公が餃子を食べ歩くシーンはここで撮影されました。

東崇アートセンター
 
ソウル(鍾路区)
東崇(ドンスン)アートセンターは、「開放性」を重視し、様々なジャンルの公演を行う複合文化空間。芸術性やチャレンジ精神あふれる映画や演劇、舞踊、国楽などの公演を主に行っており、東崇ホールや小劇場、ハイパーテック・ナダなどの施設があります。東崇アートセンターの本館にある東崇ホールは1階の客席と2階のバルコニーに450人収容可能で、演劇や舞踊、コンサートや映像、音楽など多彩な公演が行われる劇場。本館5階には150人収容可能で、公演のテーマにそって舞台の配置を自由に変えることができる小劇場があります。しかし最も特徴ある場所はアートセンター 1階にあるハイパーテック・ナダです。名前の意味は観客が劇場主になる映画館を意味し、些細なジャンルの映画を上映。客席147席には韓国の有名人の名前が付けてあるという点も特徴です。

マロニエ公園
 
ソウル(鍾路区)
ソウル市民のための文化芸術の拠点としてスタートしたマロニエ公園は、昔のソウル大学法学部、文理学部があった位置にあります。マロニエの木が生えていたことからマロニエ公園と名づけられました。各種文化催事場、彫刻展示場、文芸会館などがあり、ここはソウル市民の夢とロマンがあふれる文化芸術の街として独特の雰囲気を醸し出しています。特に、週末になると多くの人が集まり、文化を共有する場所となっています。バンドや歌手を目指す人の公演や、ダンスグループやコメディアンがここで公演を開いたりもします。豊かな木々に囲まれたマロニエ公園のベンチに座り、一休みしたり散歩を楽しんでいると、大学路の若者の熱気が伝わってくるでしょう。大学路は演劇のメッカとして有名なところで、文化公演の中心空間としてさまざまな公演を楽しむことができます。また異色のレストランやカフェが密集しており、若者たちが多く訪れる名所でもあります。

パラダイスホテル カジノ 韓国カジノ
 
釜山広域市(海雲台区)
釜山海雲台の海辺の真中に位置するパラダイスホテルは、釜山の特1級ホテルで本館と新館, 2つのツインタワーで出来ています。総521室の客室と屋外温泉及び多様な附帯施設を備えている海雲台最大規模のホテルで外国人専用カジノを営業しています。このカジノではブラックジャック, バカラ, ルーレット, スロットマシーン等多様なゲームを具備しています。

大明ビバルディーパーク スキーワールド
 
江原道(洪川郡) ,
ソウルから1時間10分の距離にある大明ビバルディーパーク・スキー場は、日帰りスキーから夜間スキーまで利用でき、国内のスキー場の中でも最大規模の宿泊施設を誇っています。また、コンドミニアムからスキー場まで直接進入出来るよう設計されており、便利さでも国内最高水準を誇っています。大明ビバルディー・スキー場はいつでも最上の雪質で快適なスキーが楽しめるよう完備された13面のスロープとゴンドラ1台を含む4人乗りリフト10台を備えています。各種選手権大会などを誘致できるだけのスロープと雪質を備える大明ビバルディーパークは、初心者からプロまで全ての人々を満足させてくれます。    

津寛寺
 
ソウル(恩平区) ,
津寛寺は、東の仏岩洞、西の津寛寺、南の三幕寺、北の僧伽寺と言われ、昔からソウル近郊の4大名寺院として有名です。 津寛寺の歴史は、高麗第8代顯宗元年・西紀1010年に顯宗が、津寛大師のために創建したと言います。朝鮮を建国した太祖李成桂の命令によって、祖宗仙霊と殉国忠烈、犠牲になった高麗王氏の魂を慰めようと水陸社を設け春・秋露水陸大斎を施して来ました。 世宗の時代には、集賢殿の学士たちのための読書堂を津寛寺に立てて成三問、申叔舟、朴彭年など学者たちが読書できるようにしたと言います。韓国動乱の時の共産軍掃討の一環で寺院は灰燼してしまいました。1963年比丘尼真観僧が寺主として赴任し、約30年間にかけて復元工事を行い今の伽藍に一新、復元しました。 建物としては、大雄殿、冥府殿、羅漢前、七星閣、独聖閣、那迦院、鴻済楼、動静閣、東別堂、ヨサチェなどから成り立っています。大雄殿には、本尊仏である釈迦牟尼仏と脇侍菩薩としては、弥勒菩薩と提和竭羅菩薩を祀ってあり、冥府殿は地蔵菩薩と道明尊者、無毒鬼王十代大王を、羅漢殿は釈迦牟尼仏と弥勒菩薩、提和竭羅菩薩、十六羅漢像を祀ってあります。 北漢山国立公園に指定されるほど美しい自然環境と文化歴史を誇る津寛寺は、現代を生きて行くソウル市民たちに心の平和と日常の疲れを癒してくれる清凉剤のような役割を果たしており、今日も仏様の慈悲を世の中に伝えています。

正東津日の出公園
 
江原道(江陵市) ,
正東津(チョンドンジン)は、江原道江陵市にある小さな海岸の町で、韓国で最も海に近い駅である正東津駅がある所です。また、人気ドラマ「砂時計」のロケ地でもあります。正東津という地名は、朝鮮時代、漢陽(ソウル)の光化門から正確に東に位置している港ということで名づけられました。正東津駅はドラマ「砂時計」の舞台として知られるようになって以来、週末になると多くの人がここを訪れます。海と松の木、そして歴史と汽車というロマンチックな景観が魅力ですが、何と言っても正東津といえば日の出の名所として有名です。松の木と汽車のレールという景観と調和した美しい日の出の光景は、正東津だけの魅力です。毎年1月1日には、砂時計公園で砂時計回転イベントと日の出イベントが催されます。