花津浦の城(金日成の別荘)(화진포의 성
 
江原道(高城郡) ,
金日成の別荘として知られている「花津浦(ファジンポ)の城」は、1948年から1950年まで金日成と共産党の幹部がリゾートとして使用した建物です。花津浦の城の上がり口の階段には、1948年に当時6歳だった金正日がここで撮った写真や、金正日の家族が使用した応接セットなどの各種の遺品の模型が展示されています。花津浦の城の内部には、北韓関連の資料を始め、昔の別荘の写真、金日成の家族が使用していた応接セットなどの各種の遺品の模型が展示されています。

連谷海岸(連谷海水浴場)(연곡해변
 
江原道(江陵市)
連谷海水浴場(ヨンゴッ・ヘスヨッチャン)は連谷面冬徳里にあり、長さ700m、広さ56000㎡の砂浜が広がっています。特に、海岸の横手には青く生い茂る松林が広がっており、キャンプをするのに最適です。 また、小金剛とチン峠から流れてくる清らかな連谷川では、鮎釣りを楽しんだり水遊びをする人々の姿が多く見られ、連谷川の周辺には飲食店が軒を連ねています。 冬徳里にはその昔、駅があり、連谷場という市も開かれていたと言われています。また、咸鏡道と慶尚道を往来する商船が出入りをする港町としても発達していたと言われています。 栗谷李珥が「青鶴山記」の中でその美しさを絶賛した小金剛が近くに位置しており、登山と海水浴を一緒に楽しむことができる自然に恵まれた避暑観光地です。

花津浦
 
江原道(高城郡)
花津浦(ファジンポ)は湖岸にハマナスが咲きほこることからついた名前で、韓国最大の自然湖です。江原地方記念物 第10号に指定されています。周囲16kmの広い葦原で、冬は渡り鳥と白鳥の群れが舞い下りる渡り鳥の渡来地です。また、周辺には先史時代の遺跡がありますが、およそ10個のドルメン(支石墓)が分布しています。まわりの景色が優雅で、解放直後(1945年)は北韓の金日成主席(1912-1994)と韓国の大統領だった李承晩(1875-1965)がここに別荘を建てていました。湖を中心に向い合いあっていたふたつの別荘は今もその跡が残っていて、観光資源として活用されています。この別荘は花津浦歴史記念館となっており、一般観光客達に安保展示館として開放しています。

安眠島
 
忠清南道(泰安郡 ) ,
泰安から約30キロ離れた場所にある安眠島は韓国で6番めに大きな島で、泰安郡と安眠島を結ぶ橋が1970年に開通し陸地とつながりました。本来安眠島は半島として陸地である南面とつながっていましたが、サムナム地域の税穀の便宜を図ろうと朝鮮王朝・仁祖の時に今の安眠邑・倉基里と南面の申温里の間を切断したことにより今日の安眠島(アンミョンド)となったのです。安眠島には海岸線に沿って14の海水浴場と安眠邑の象徴である松林、森林浴を楽しめる安眠島自然休養林、天然記念物第138号に指定されたモクゲンジの群生地などの見所があります。

東学農民革命記念館
 
全羅北道(井邑市 ) ,
1894年に反腐敗・反封建・反外国勢力を唱え蜂起した全琫準、金開南、孫華仲ら数多くの無名の東学農民軍が全州監営に派遣された官軍を破った最初の勝地でもあり、古阜民乱が東学農民革命へと発展していく上で決定的な役割を果たした聖地に、これを追慕および記念するための空間として東学農民革命記念館が造成されました。歴史上最初の農民蜂起を記念する甲午農民革命記念塔があり、東学農民革命関連の様々な教育およびイベントを行なっています。

龍泉洞窟[ユネスコ世界自然遺産]
 
済州道(済州市 ) ,
龍泉(ヨンチョン)洞窟は済州島溶岩洞窟のもっとも典型的な形態を見せる大型洞窟(全長約2470.8m+α)で、約140mの長さの溶岩をはじめ、溶岩断面、溶岩棚、溶岩滝などの微地形及び生成物が特徴的であり、発達している。特に、鍾乳鉱、鍾乳石、石柱、石筍、洞窟珊瑚、洞窟真珠など炭酸塩による生成物が多種多様に発達しており、大規模の洞窟湖があるなど特異な溶岩洞窟として学術的、景観的にも非常に価値のある洞窟となっています。その他にも土器類、動物の骨、鉄器、木炭など外部の流入物質が幅広く分布しており、洞窟としての価値をさらに高めています。 *数量/ 面積-477,519平方メートル *時代-先史時代 *所有者-国・公有、私有 ※拒文オルム溶岩洞窟系において世界自然遺産に指定された洞窟はペンディ窟、万丈(マンジャン)窟、金寧(クムニョン)窟、龍泉(ヨンチョン)洞窟、そしてダンチョムル洞窟です。現在、万丈窟以外は出入りできません。

雪峯公園
 
京畿道(利川市) ,
京畿道利川市官庫洞に位置する「雪峯公園」は雪峯山と雪峯湖が一体となった場所であり、利川の代表的な公園施設となっています。湖沿いの散歩道を運動したり散歩する人が多く、世界陶磁器ビエンナーレや毎年開催される利川陶磁器祭、利川米文化祭の開催地でもあります。また、奇岩怪石や薬水の出る泉、雪峯山城に映月庵など、見て周るのにふさわしい遺跡も多く存在しています。

白馬高地戦跡地
 
江原道(鉄原郡) ,
鉄原郡北方にあるこの白馬高地は韓国戦争(朝鮮戦争)当時、最も激しい戦場となった場所です。1952年10月6日空軍からの対空戦で10日間にわたる大血戦が繰り広げられた白馬高地戦闘は相互の砲弾落下30万発が炸裂し高地の所有者が24回も変わりました。この先頭で空軍は約14,000名あまりの死傷者を出したと言われています。砂埃と死体が入り乱れ悪臭が鼻を突き、砲撃などのせいで山が本来の姿を失ってしまいましたが、その姿がまるで白馬が寝そべっているように見えることから白馬高地と呼ばれるようになりました。

大明リゾート 辺山アクアワールド
 
全羅北道(扶安郡 ) ,
全羅北道、扶安の格浦海水浴場近隣にある辺山半島国立公園内に<大明リゾート 辺山>は位置しています。大明リゾート辺山はフランス北部のノルマンディー海岸をモチーフに設計された異国の雰囲気漂うヨーロッパ風高級リゾートです。大明リゾート辺山には西海を眺めながら露天風呂を同時に楽しめる‘アクアワールド’があります。アクアワールドはリゾートの2階と地下1階に位置していて室内プールはもちろん、海のように波がくる野外プールやウォータースライダー、露天風呂、サウナなどの施設を完備しています。ここは美しい海岸線に沿ってさまざまな姿を見せてくれる辺山半島海岸の神秘的な風景と夕暮れ時の幻想的な日没の景色は絶景です。また、周辺には全羅北道記念物 第28号の彩石江があります。

長蛇島海上公園
 
慶尚南道(統営市 ) ,
全面積390,131平方メートル、海抜108メートル、幅400メートル、長さ1.9キロの統営市閑山面にある小さな島で14軒の民家と住民83人が住んでいます。10万本のツバキをはじめ、様々な植物が植えられているのが長蛇島の自慢です。島が横に長い形をして蚕に似ているので蚕糸島、また蛇の形に似ていることからも長蛇島と呼ばれています。冬にはツバキ、夏にはアジサイの花が咲き、季節の美しさを肌で感じられるところです。開発は最小限にとどめ、自然美を最大限に活かすとことをモットーとしており、公園のなかには、彫刻などの芸術品があちらこちらに置かれ、自然と調和しています。また、春には1,000席ほどの野外ステージで公演が行われ、文化と自然が共存する新たな概念を生み出しています。