太平塩生植物園
 
全羅南道(新安郡 ) ,
ユネスコ生物多様性保全区域に指定され、世界的にもその名が広く知られている全羅南道新安郡曽島の太平塩田湿地にある韓国でも最大級の塩生植物園です。太平塩田11万平方メートルの塩田に作られた塩生植物園では、天然の干潟に生息している各種塩生植物群落地を観察することができます。 また、約220mの探訪路に沿って歩いていくと、塩生植物だけでなく、様々な干潟生物を近くで観察することができます。

全羅南道 潭陽郡 昌平[スローシティ]
 
全羅南道(潭陽郡 ) ,
潭陽郡 昌平面(タミャングン チャンピョンミョン)は農村地域で、トマト、イチゴ、ハウス野菜の栽培などが発達しています。また、快適な自然環境が保存されている住み心地の良い美しい地域です。 昌平という名前は、高麗から続いており、文武百官を輩出したソンビ(昔の学者)の地域として、忠・考・礼の心を守ってきた地域としても名声を博しました。 また、朝鮮時代に王様に献上したとして有名な昌平米飴と韓菓、千年の神秘を秘める竹塩、竹塩味噌、伝統トッカルビ(粗挽きカルビ焼き)などは、韓国の伝統食品として昌平の誇りでもあります。

階伯将軍遺跡地
 
忠清南道(論山市 ) ,
階伯の遺虛地として最後の決戦場だったファンサンボルに近い場所にあります。1966年に廟を発見した当時、墳丘墓が半分以上も崩壊されていて内部が露出しており、壁の一部は破損した状態で放置されていました。支石を安置して修復後、周囲47.6m、直径15.1m、高さ6.5mの覆墓となりました。1976年5月19日には土を高くもって碑石を立てました。碑石には「伝百済階伯将軍之墓」と書かれています。

北岳スカイウェイ
 
ソウル(鍾路区) ,
1968年9月に開通した北岳スカイウェイはソウルの主山である北岳山の稜線に沿って造られた観光道路で、長さが約19キロあります。 この道を辿っていくと、一方は北漢山・碑峰と文殊峰が続く山々が壮観をなし、また一方では南山とソウル市の美しい景色が見られます。全区間にわたって整備された街路樹や樹木が季節ごとに花を咲かせ、素晴らしい景観をつくりだします。http://bukak-palgakjeong.tistory.com

済州トキ島の文珠蘭自生地
 
済州道(済州市 )
文珠蘭の自生地は済州市旧左邑下道里の海岸から50mほど離れた所にあるトキ島にあります。文珠蘭は年間の平均温度が15度、最低気温が-3.5度以上の環境で育ち、花は白で7~9月に咲きます。花は夜に満開になり、香りが強いです。

光陵[ユネスコ世界文化遺産]
 
京畿道(南楊州市)
京畿道南楊州市榛接邑富平里にある光陵(クァンヌン)は朝鮮第7代世祖(1417-1468、在位期間:1455-1468)とその妃、 貞喜王后(1418-1483)尹氏の陵です。 光陵は王と王妃をそれぞれ別に奉安しました。左の封墳が世祖の陵で、右の封墳が貞喜王后の陵です。二つの稜の中間地点に一つの丁字閣を立てる形式で造られました。世祖は世宗と昭憲王后の間に生まれました。文宗が死に幼い甥の端宗が王位につくと1453年、癸酉靖難(政権を奪い取る目的で反対派を厳しく取り締まった事件)を起こし朝鮮7代王に即位しました。光陵周囲にはさまざまな生物の自生する森が形成されており、山林庁の研究機関が管理を行い、樹木園を造成しました。光陵は天然記念物第11号に指定されているキタタキの生息地として有名です。また、稜の周辺の森はチョウセンマツやモミ、マツ等の老木が広がり、ドライブコースとしても知られています。

華陽渓谷(華陽洞渓谷)(화양구곡
 
忠清北道(槐山郡 ) ,
1975年俗離山国立公園にある清州から東に32キロ離れたところにある渓谷。華陽渓谷(ファヤン・ケゴク)は仙遊洞渓谷と7キロ程はなれており、青い山と澄んだ水を同時に楽しめる観光地です。渓谷に立つとまず見える雲影潭、そのすぐ横にある拏天壁、朝鮮時代の政治家・儒学者であった宋時烈が孝宗の死を悼んで泣いたという泣弓岩、宋時烈が詩を詠じしたためたという岩摟斉と金沙潭、星を観察したという瞻星台と高く聳え立っているヌンウンデ、竜がうねっているように見える臥竜岩など、様々な形をした岩々も見所です。

鶏鳴山自然休養林
 
忠清北道(忠州市 ) ,
忠清北道忠州の「鶏鳴山(ケミョンサン)自然休養林」は、鶏鳴山東側に位置する忠州湖のそばにあり、景色が美しいところです。また、近くを通っている道はドライブに最適で、たくさんの人々が訪れる名所となっています。休養林内には松の木が茂って森を作っており森林浴を楽しめる他、さまざまな動物や植物を観察することができます。

烽下村と盧武鉉大統領の生家
 
慶尚南道(金海市 ) ,
烽下村は、進永邑内から東に4.5キロ離れた所にある「烽火山」(海抜140メートル)の麓に位置しており、稲作が行われてきた典型的な農村です。烽火山には烽火寺や泥棒石、ヤシ谷 (烽火山の南側)、そして有名な渓谷があります。※盧武鉉大統領の生家(ノ・ムヒョンデトンリョンセンガ)盧武鉉大統領の生家は、小さい部屋が2つと台所が1列に並んでいるだけのみすぼらしい家ではありますが、訪問客はここにある全ての物が貴重だと言います。ここの土や石、水などは訪問客に最も人気があり、中には石や土をビニール袋に入れて持って帰ったり、大統領を生み出したところの水は特別だという考えから水を汲んで持って帰る人もいたりします。

太平踊専修館
 
京畿道(安城市)
 太平踊(テピョンム)専修館は伝統舞踊に人生をかけてきたカン・ソニョン氏によって、伝統文化に関する正しい伝承と保存を目的につくられた文化空間です。才能のある踊り手たちの発掘と養成、開放化された舞台を提供するため、1998年に彼の地元である安城に自らの財産を費やし完成されました。 太平踊 (重要無形文化財 第92号)  太平踊は国の平安と太平の御世を称える思いを踊りで表現した宮中舞踊で、京畿道のムーダンが行う祭祀のなかで行われた巫俗音楽と巫俗踊りを1900年代の名舞踊家であったハン・ソンジュンが再構成し、華麗で雄大な衣装とともに神業とも言える体使いに足の動きが引き立って見えるのが大きな特徴です。  太平踊専修館では、舞踊芸術の底辺拡大と伝統芸術の正しい教育のため全国の舞踊家たちを対象にした太平踊の講習会や、毎週行われる「土曜伝統舞踊常設舞台」を通して観光客や市民を対象に韓国の伝統芸術の大衆化を図っています。また、韓国固有の踊りを保存し、優れた人材の発掘のための「伝統舞踊競演大会」も毎年開催しています。