全羅南道(羅州市 )

全羅南道羅州市松月洞にある湖南線の駅です。竹林洞にあった旧羅州駅は、1929年、光州へ通学していた韓国人学生と日本人学生の衝突により光州学生独立運動が起こった場所です。そのため、長い間移設が引き伸ばされてきましたが、2001年7月10日、湖南線複線化開通により、栄山浦駅と統合されることで羅州市庁前に移転しました。現在は、湖南線のほぼ全路線が停車する他、KTXも一部停車しています。


京畿道(竜仁市)

自然豊かな子供たちの遊び場 農村学習体験場「ハンターポニー農場」では、農作物を実際に見たり、動物を触ったり、土の上で遊びながら、自然の大切さを知り、夢をはぐくむ体験学習型農場です。 平日には幼稚園や小学校の団体を対象にした体験学習農場が運営され、週末には家族連れのための体験農場として人気を集めています。


江原道(寧越郡)

西江は平昌江と酒泉江の出会う寧越郡西面甕亭里から東江と西江の出会う寧越邑までの区間です。 西江は寧越郡西面甕亭里仙岩村から始まり、端宗(朝鮮第6代王)が最初に流罪に処した清冷浦を抱き、東江と出会い南漢江に流れます。東江を水流の激しい男性的なシンボルとするなら、西江は水流の穏やかな女性的なシンボルとして表現されます。 西江にはオルムチやシュリなど1級河川にのみ生息する淡水魚がたくさん生息し、カワウソやカワアイサ、オシドリなどが見られます。最近、新しい観光地として脚光を浴びています。 西江の特徴は仙岩村の風景ですが、この村は驚くほど韓半島の地形にそっくりです。周辺には仙岩、 寧越立石、清泠浦、韓半島地形、 観瀾亭などがあります。


蔚山広域市(南区)

KBS蔚山ホールは蔚山広域市南区に位置し、コンサート、文化芸術祭、放送プログラム制作、博覧会、展示会、講演会、体育及び一般イベントなどを行なっています。およそ2,000人収容のKBS文化ホールをはじめ、便利な駐車スペース、最新の音響施設も兼ね備えています。 またKBS蔚山ホールでは蔚山市民がさまざまな文化に触れられるよう、KBS蔚山自ら映画上映も行なっており、蔚山ホールで実施しているバドミントンは地域住民の生活スポーツとして根付いています。


大田広域市(大徳区)

韓南(ハンナム)大学校中央博物館は先史時代から現代に至るまで歴史、考古、民俗芸術などに関する資料収集、保存、展示を行っている博物館です。 地域性を生かし、忠清(チュンチョン)地域伝来の考古、民俗遺物資料保存、展示を行い、郷土文化発展に貢献しています。 1982年6月に開館して以来、現在およそ1,500平方メートル(約470坪)の展示施設があり、先史時代から現代に至るまで様々な資料およそ6,500点を所蔵し、名実共に総合博物館となりました。 当博物館の特色は歴史、考古、芸術などに関する資料を収集、整理、保存、展示し、これらを調査・研究史、文化芸術及び学問の発展と一般大衆の文化教育に貢献する一方、基督教大学の一機関として基督教伝来過程及び発展史を体系的に把握できるよう資料を収集・保存する役割を担っています。 また地域的な特性を生かし忠清地域伝来の考古民俗遺物などの資料を収集し保存・展示し伝統的な生活文化を復元、その貴重な価値を研究発表し、同時に関連学会に広く公開し郷土文化発展に貢献しています。現在、総合展示室、百済土器窯址室、文献資料室、基督教宣教資料室、百済土器室の全5展示室があり、展示室ごとに特色を活かし運営されています。


江原道(鉄原郡)

鉄原(チョロン)駅は1912年10月21日に開業したソウルと元山(ウォンサン)を結ぶ鉄道・京元線の主要駅で、金剛山(クムガンサン)電気鉄道の始発駅でもあった駅です。 駅が旧・鉄原市街地にあったため、日帝強占期(1910~1945年)には同じ江原道(カンウォンド)にある春川(チュンチョン)に匹敵するほど人の往来が多く活気に満ちていたといいます。 またこの鉄原駅から韓半島の景勝地・金剛山に向かう金剛山電気鉄道が走っていたこともあり、通常の鉄道施設のほかにも金剛山電気鉄道の操車場、事務室、電気施設、旅館などが軒を連ね、当時はソウル駅と比較されるほどの大きな駅で、京元線沿線でも有数の駅に数えられていました。 残っている記録によれば、1928年には駅舎が新築され、1934年6月9日には駅構内の跨線橋やプラットホームの屋根も新設されました。 京元線は韓日強制併合(1910年)以降、日帝による住民の強制動員やロシアで起きた十月革命により追放されたロシア人らを雇用し敷設され、1914年9月16日には元山で京元線全線開通式が行われました。 京元線の総延長223.7kmのうち、鉄原駅からソウルの龍山(ヨンサン)駅までは98.1kmあり列車で約2時間、鉄原から元山までは125.6km、約3時間かかりました。鉄原駅から内金剛(ネクムガン)まで運転していた金剛山電気鉄道は、全線で116.6kmあり、終点・内金剛駅まで4時間半かかりました。 江原道(カンウォンド)鉄原郡鉄原邑外村里(ウェチョルリ)の鉄原平野の真ん中に位置する鉄原駅の敷地はおよそ5万坪にも及び、1930年ごろには駅長を含めておよそ80人の駅員が勤務していたといいます。 1950年に勃発した6.25戦争(韓国戦争・1950~1953年・休戦)中には、プラットホームが被害を受けたほか、給水塔が破壊され、レールも大部分がその痕跡だけを残し無くなってしまい、廃駅となってしまいました。 廃駅後は放置状態となっていましたが、駅構内の土地は、駅の復旧に備え、保全管理地域に指定されました。 2006年5月3日には駅構内に統一念願の枕木というモニュメントが建てられました。


江原道(洪川郡)

アルパカワールドは、36ヘクタールの緑の森の中で、動物たちと楽しいふれあいのひとときを過ごしながら癒しを得られる江原道(カンウォンド)初の体験型動物園です。 木々や野花が形作る自然の中で、あまりお目にかかることのないかわいらしい動物・アルパカに、餌をあげたり、ふわふわの毛を触ったりして触れ合い、生命の尊さを学び、温かな心を養うことができます。 また、SBS『世の中にこんなことが』、『動物農場』、MBC『ハハランド』、Youtubeチャンネル『HEY JINI』など多数の番組に出演したことがある天才アルパカや、大韓民国で初めて生まれたアルパカにも出会うことができます。 アルパカワールドは、自然、人、そして動物たちにとっても幸せになれる場所。 さまざまな施設や体験プログラムも多数あり、ご家族連れ、カップルの方々をはじめ、団体での体験学習の場所としてもおすすめの、いま脚光を浴びているところです。


江原道(高城郡)

花津浦(ファジンポ)海岸から草島港(チョドハン)、草島海水浴場を経て、北へおよそ2kmほど進むと、韓国で最も北にある大津港(テジンハン)の港が見えてきます。 この大津港は北緯38度30分、つまり38度線以北にある地域です。この北緯は、韓国の地図で言えば、韓半島の西側にある西海(ソヘ)の北端にある白翎島(ペンニョンド)よりもさらに50kmほど北に位置しています。


京畿道(坡州市 )

知恵の森は出版都市文化財団が開設した新概念の読書スペースです。 知恵の森には3つのエリアがあり、高さ8mにも及ぶ書架がロビーと廊下に沿ってずらりと続き、他では体験できない光景が来場者に人気です。 およそ20万冊の蔵書が書架に綺麗に収められ、書架の長さは総延長3.1kmにも及ぶといいます。 通常の図書館の書籍の分類法によらず開放型の書架となっており、誰でも自由に入って本を手に取り読むことができるのが特徴です。 知恵の森1館は学者、知識人、専門家が寄贈した書籍を所蔵するスペースで、2館・3館は出版社寄贈の書籍を所蔵しています。 3館は365日24時間無料で一般開放されており、愛読家に大変人気の場所です。 毎週土曜日午後にはテーマ別に深い内容を探求する人文学講演や分野別に作家を招へいし開催する講座プログラム「人文学堂」も実施しており、好評を博しています。


京畿道(坡州市 )

大韓民国の20世紀文化は大変大きな変動を経験しました、日本に統治権を奪われた1910年から40年代、苦難の6.25戦争が起こった1950年代、「いい暮らしを目指そう」という一念で全国民が一致団結した1970~80年代まで、次第にその時代のことを忘れてしまうのではないかという懸念から、2005年に30年間収集した様々な収集品約7万点をヘイリ村に移し、この博物館を開館しました。 入口から昔の懐かしい匂いが漂う韓国近現代史博物館は地下1階、地上3階建ての建物で、各フロアごとにそれぞれ異なる時代のとある街並みを丸ごと再現した韓国初の近現代史を振り返るテーマ博物館です。