京畿道(竜仁市) , 龍仁

龍仁市が海抜562メートルの正光山の南の麓(162㏊)に造成した「龍仁自然休養林(ヨンインチャヨンヒュヤンリム)」は、秀麗な自然景観に宿泊施設や散策路、子どもの遊び場などを備える滞在型自然休養林です。


京畿道(広州郡) , 盆唐

南漢山城は登山とドライブコースで有名なソウル近郊の名所です。ここは季節ごとの景観が美しいことで有名です。春にはアカシアの木が茂り、夏には鬱蒼とした木々が山全体を覆います。特に秋には真っ赤な紅葉で山歩きを楽しむ人が多く訪れます。南漢山に位置する南漢山城は2000年前の高句麗時代に造られた土城です。漢陽を守るように北側は開城、南側は水原、西側は江華、東側は広州に4大要塞があり南漢山城は広州に位置していたといわれています。ソウルから東南側に24キロ、城南市から北東に6キロの場所に位置する南漢山にあり、全長11.76キロ(本城9.05キロ、外城2.71キロ)、高さは7.3メートルあります。元々、2,000年余り前高句麗の東明王の息子・温祚の城であったという記録が残っていますが、唐・新羅戦争の真っ只中だった文武王新羅13年(673)に漢山州に築かれた主将城という説もあります。その遺跡を活用して後世でも幾度か修繕されていましたが、朝鮮時代初め光海君の時代(1621)本格的に築造されたと言われています。石垣で築かれた南漢山城の周囲は約12キロもあります。城の中には守御庁を置いて官衙課倉庫、行宮を建設しました。山城が築造され初めて施行された機動訓練に参加した人員だけでも12,700人と言われていますが、現在城内に建物はほとんど残っていません。今も残る建造物には東、南門と西将台、顕節祠、演武館、長慶寺、池水堂、迎月亭、枕戈亭、高台などがあります。そのうちの4大門と守御将台、西門中間の一部城郭は円形の形がきれいな状態で保存され南漢山城は史跡第57号と道立公園として指定されています。*南漢山城道立公園の主要文化財*1)南漢山城(城郭)-国家史跡第57号、南漢山城行宮-国家史跡第480号2)守御将台-京畿道有形文化財第13)崇烈殿-京畿道有形文化財第2号4)清涼堂-道有形文化財第3号5)顕節祠-京畿道有形文化財第4号6)長慶寺-京畿道文化財資料第15号7)枕戈亭-京畿道有形文化財第5号8)演武館-京畿道有形文化財第6号9)池水堂-京畿道有形文化財第14号10)望月寺-京畿道記念物第111号11)開元寺-京畿道記念物第119号


慶尚南道(昌原市 )

倉洞芸術村は、急速に衰退していった旧市街地の商圏機能を再生させるための事業で、都心の空き店舗を使って都心密着型芸術村を建設したものです。主なコンセプトは、「馬山」という街が持つ芸術的な感性を都市再生に組み合わせたこと。「芸術を活用した都市再生」をモチーフに50~60年代の文化と芸術の中心地であった馬山の思い出と哀愁を再現しています。「文信芸術通り」「馬山芸術痕跡通り」「エコルド倉洞通り」の3つのテーマ通りを設定し、各種見どころを提供しています。


全羅北道(高敞郡 )

禅雲山(ソヌンサン)兜率渓谷(トソルゲゴク)は、高敞郡禅雲山の中にある渓谷です。禅雲山は兜率山とも呼ばれ、森が鬱蒼と茂りさまざまな形の岩が多いところとして有名です。渓谷に沿って真興窟、竜門窟、落照台、天馬峰などのすばらしい風景を見ることもでき、また兜率渓谷は深さでも有名で、山と水が互いに包むように太極模様を描いています。夏には緑の樹木の茂る様子が美しく、秋には真っ赤な紅葉が山を覆い、冬の雪景色もその美しいことで有名で四季折々の美しさが楽しめる場所となっています。


全羅南道(潭陽郡 )

潭陽(タミャン)は竹の里として有名なところです。韓国で唯一の伝統的な竹民芸品の地としても知られており、韓国竹博物館(ハングク・テナム・パンムルグァン)では、竹の全てを展示し、販売、竹細工体験教室などを行っています。竹細工の伝統文化の継承や工芸振興をはかるために建てられたこの博物館は、以前は潭陽郡潭州里にありましたが、1998年3月12日に潭陽郡川辺里へ移転しました。ここでは竹製品を展示するだけでなく、生産技術情報の交換の場ともなっています。毎年5月に行われる竹祭りでは全国の竹製品を競いあう大会が催されています。    


忠清南道(扶余郡 )

落花岩を屏風のように映し出している白馬江の川岸に位置している皐蘭寺(コランサ)は、百済末期に建てられたものと推定されています。百済の王たちが休息を取るための東屋だったという人もいれば、百済が滅亡するときに落花岩で身投げした三千宮女の精神を後世に伝えるために建てられたという説もありますが、皐蘭寺についてのはっきりした記録は残されていません。寺の後方にある岩の間には皐蘭井という井戸があり、また井戸の上にある岩の間には皐蘭草が生えています。百済の王たちは1日に1回ずつ皐蘭井から湧き出る水を飲んでいましたが、水を汲みに行く家来たちは、皐蘭草の葉を水に浮かべることで皐蘭井からもってきた水だということを証明しました。この地は白馬江の美しい景色を観賞するのには、この上なく素晴らしい場所です。白馬江の遊覧船に乗って、水上の情趣を楽しむのも、よい思い出となるでしょう。


忠清南道(牙山市 )

神井湖観光地は1993年牙山市の防築洞一帯に造られ芝生広場、野生花公園、彫刻公園などと共に8.45メートルの李忠武公の銅像があります。自然景観が秀麗で温陽温泉の近くということもあり多くの観光客が集まります。特に、彫刻公園内の彫刻作品と野生花公園は地域住民や青少年のための文化芸術体験の場に活用されています。観光地内の神井湖ではモーターボートを含む各種ボートなどにも乗ることができ四季を通して釣り場としても人気があります。 また冬でも彫刻公園内に幅8メートル、高さ3メートルにもなる大型の氷のオブジェを設置するなど見どころがあります。さらに近隣にはウナギ、フナ蒸しなどの土俗レストランなどが多くあります。


京畿道(南楊州市) , 南楊州

1995年にオープンした祝霊山自然休養林(チュンニョンサンジャヨンヒュヤンリム)は、祝霊山(886m)とソリ山(832m)へ続く様々な登山路と各種の便宜施設が整った休息空間です。祝霊山は木々が鬱蒼と茂り、渓谷が美しいことで有名で、森林浴場、体育施設、水遊び場、キャンプ場、自然観察場などの施設があります。


ソウル(瑞草区)

観門寺はソウル特別市瑞草区に位置し首都圏天台法のゆりかごであり布教の中心道場として1993年に着工、約5年の工事を経て1998年10月に完成しました。敷地面積6,700坪、地下4階、地上7階建ての現代と伝統が織り交ぜられた仏教建築様式で作られています。建物の内部は最先端の設備が整えられ、国内外の様々な文化、学術、宗教儀式などをおこなうことができるようになっています。


全羅南道(順天市 )

順天(スンチョン)市 照礼洞 にある映画・ドラマのセット場「順天オープンセット場」は、韓国で最大の規模を誇っています。また、人気ドラマのロケ地であるこちらは観光名所の一つです。50から60世代の方は懐かしさを感じることが出来、青少年は60年から80年代の生活を体験することが出来るので家族連れの観光客がたくさん訪れます。中央劇場、 第一釀造場、消防署など 1950年代の順天の街を完璧に再現し、60から70年代のソウルや80年代のソウル郊外の町並みを見ることが出来ます。こちらにある食堂でジョンやドトリムクチムを味わったり、ドラマの主人公の家に行ってみたりと楽しさも豊富です。野外ロケ地である月燈果樹園の周辺は、春には梅の花や桃の花が美しいことで有名です。ソウル金浦空港や済州島の済州空港から麗州空港まで行き、空港バスに乗車して順天まで行くことが出来ます。