慶尚南道(咸陽郡 )

1967年12月29日韓国初の国立公園に指定された智異山(チリサン)は全羅南道、全羅北道、慶尚南道の3つの道と南原市、求礼郡、河東郡、山清郡、咸陽郡の5つの市郡にまたがる大規模な国立公園です。面積は483.022平方キロメートルで、22ある国立公園のうち最も広い面積を誇る山岳型国立公園となっています。慶尚南道エリアには双磎寺、大源寺、内院寺、法界寺、七仏寺、実相寺などの寺を含め、滝や渓谷といった観光資原が豊かであり、特に咸陽エリアでは七仙渓谷、韓信渓谷が有名です。


釜山広域市(金井区)

弘法寺といえば、韓国最大21メートルの座像「金銅阿弥陀大仏」で有名なところです。鉄馬山と金井山に囲まれ、水営江に守られています。寺院内には参禅と座禅を教育・修練するための禅房があるほか、韓国・インド修交40周年を記念してインド政府から贈られたガンジー胸像を有しています。他の寺院では見られない巨大な仏像、インド文化院、寂滅宝宮、美しい庭園のような自然環境といった豊富な見どころがあり多くの観光客が訪れます。


慶尚南道()

メイン競技場の形は鶴のイメージで造られており、21世紀の環太平洋に向かって飛躍する産業の首都・蔚山を象徴しています。主な施設としてはサッカー専用競技場、補助競技場、展望広場、湖、プロムナード、噴水台、野外ステージがあります。


江原道(麟蹄郡) , 束草・雪岳山

百潭渓谷は百潭寺から竜岱里に続く区間を指します。約8kmの区間には車道はありますが、一般車両の通行は禁止されています。百潭渓谷は雪岳洞側よりも静かで、渓谷の美しさが見る者を魅了します。この渓谷は雪岳の全ての渓谷の母親のような存在なのであり、「百潭」という名前の通り広くて深い沼が多くあります。雪岳山の最高峰である大青峰と馬等嶺を結ぶ稜線を中心に、西の地域は一般的に内雪岳と言われています。内雪岳は十二仙女湯渓谷、百潭、水簾洞、 伽倻洞、白雲洞などの渓谷を従えていて、その中でも百潭渓谷は小川のように幅が広く、長さも長いことが特徴です。きれいな岩盤と澄んだ水、周囲の鬱蒼とした森と柔らかな山肌が調和して、涼しげな百潭渓谷は百箇所の潭(水が溜まった深い所)があったとしてついた名称ですが、百潭渓谷の中心部にある百潭寺は 萬海・韓龍雲(1879-1944)の残っている寺として有名になりました。百潭渓谷上流につながる水簾洞渓谷も内雪岳を代表する美しい渓谷として有名です。大小の滝と沼が奇岩怪石と調和し絶景を織り成して、百潭渓谷~水簾洞~馬等嶺を越えて外雪岳につながる登山道はお勧めです。明け方に出発し、雪岳洞に到着したときの馬等嶺からの恐竜稜線は圧巻です。


江原道(東海市)

江原道東海市松亭洞にある「東海駅」は桃京里駅と墨湖駅の間にあります。ここは三陟線と北坪線が分かれる場所です。


蔚山広域市(蔚州郡)

岩や大きな岩壁、洞窟の中の壁面などに彫る、削る、漆を塗りつけるなどの技法を使い描かれた絵を岩刻画(アムガッカ)といいます。 岩刻画は、旧石器時代後期の遺跡でも発見されましたが、典型的な事例は新石器時代および青銅器時代の遺跡から主に発見されます。大部分の岩刻画の場合、豊穣や多産を祈願する祭儀の様子が描かれていると解釈されています。ここの岩刻画は、上部に鹿をはじめとする数種類の動物と様々な幾何学模様が刻まれており、下部にはいくつかの銘文と人間、動物の姿などが刻まれています。描かれている事物の内容から、新石器時代から青銅器時代にかけて作られたもので、当時の豊穣儀式に関する内容が込められていると解釈されています。また、下部の騎馬行列や船による航海の様子、龍、馬、鹿、300あまりの銘文は、三国および統一新羅時代の人々が残したもので、新羅の人々は三国時代以降、この地を聖地として考えていたことがうかがい知れます。  


江原道(春川市) , 春川


仁川(中区) , 仁川市街地

国立仁川海洋博物館:韓国の海洋遺産に触れる特別な一日 1. 概要 仁川(インチョン)の海辺に位置する国立仁川海洋博物館は、韓国の海洋史・技術・文化を深く体験できる総合博物館です。古くから海との関わりを大切にしてきた韓国の歴史や最先端の海洋研究まで、多彩な視点で海洋国家としての歩みを紹介しています。 2. 主要展示と見どころ * 歴史・文化エリア 伝統漁法から船舶の変遷、航海にまつわる逸話など、韓国が海とともに育んできた文化を豊富な資料とともに学べます。古代から近代までの海洋史を俯瞰できる貴重な展示は、海洋好きの方はもちろん、初めて訪れる方でも興味を引かれるはずです。 * 海洋科学・テクノロジー 韓国の造船技術や海洋開発の最前線を紹介するコーナーでは、インタラクティブな映像や模型などを通じて、環境保護や持続可能な海洋利用の取り組みも分かりやすく解説。お子様連れでも楽しめる参加型展示があるのも魅力です。 3. 建築と景観 博物館の外観はモダンなデザインを取り入れつつ、大きな窓や開放的な空間設計が印象的。館内からは仁川の港や海辺の風景が広がり、まるで海と一体化するかのようなロケーション。海をテーマにした美術作品や、韓国ならではの航海文化が随所に散りばめられており、散策するだけでも十分に楽しめます。 4. 観覧情報 * アクセス 市内の主要駅やバス停からの公共交通機関、タクシー、レンタカーなど、さまざまな手段で訪問可能。最新のルートや時刻は公式ウェブサイトや現地案内をチェックするのがおすすめです。 * 開館時間・チケット 季節やイベントにより変動する場合があるため、訪問前に必ず最新情報を確認してください。展示によっては別途入場料が必要な場合もあります。 * 施設案内 休憩スペースやカフェ、ミュージアムショップなどがあり、ゆったりと過ごせる環境が整っています。ガイドツアーを利用すれば、展示の背景をより深く理解できます。 5. 周辺観光スポット * 松島(ソンド)エリア 近未来的な都市開発が進むソンド国際都市で、巨大なビル群やエコを意識した公園など、最先端の街並みを散策できます。 * チャイナタウン & 開港場通り 西洋や中国文化が入り混じる歴史地区。異国情緒あふれる建築やグルメを楽しめるほか、近代韓国の開港史に触れられるスポットも点在。 * 月尾島(ウォルミド) 遊園地や海辺の散歩道、海鮮料理店が連なるリゾート感漂う島。家族連れやカップルに人気のレジャースポットです。 6. 訪れるべき理由 * 韓国の海洋文化を丸ごと体感 国立仁川海洋博物館では、韓国人の生活や歴史に深く根付く“海”との関わりを包括的に学べます。 * ファミリーにもおすすめ 体験型の展示や参加ワークショップが充実しており、大人から子どもまで幅広く楽しめる内容となっています。 * 未来の海洋技術にも注目 先端テクノロジーや環境保護の取り組みなど、未来志向の海洋産業にもフォーカス。見て終わりではなく「学びと発見」を持ち帰れる博物館です。 まとめ 仁川を訪れるなら、国立仁川海洋博物館はぜひ立ち寄りたい注目スポット。昔から海とともに歩んできた韓国の歴史や文化を、最新の展示技術を通じてバランス良く体験できます。周辺観光とあわせて、海洋国家・韓国の奥深さを実感してみてはいかがでしょうか。


忠清南道()

世宗湖公園は、一山湖公園の1.1倍の大きさを誇る韓国最大の人工の湖公園です。湖公園には散策路、ムルノリ島、水上舞台島など様々な施設があり、その中でも世湖橋と水上舞台島が有名です。週末になると家族連れや恋人同士で賑わい、公演やお祭りなどのイベントも開かれます。湖公園の周辺にある国立世宗図書館と音楽噴水で有名な防築川もお勧めです。


済州道(済州市 )

モンゴルの侵入時祖国を守ろうと決起した三別抄(高麗の高宗時代に崔瑀が創始した夜別抄の左右部隊(左別抄・右別抄)および神義軍の総称)が最後まで抗戦したところで、展示館と記念碑、土城が残っています。また周辺にはキム・トンジョン将軍が飛び降りた足跡から湧き出てきた水と言われている「長寿水」がありますが、現在飲用水として飲むことは出来ません。三別抄は高麗軍の精鋭部隊として高麗元宗11年(1270)2月、高麗朝廷がモンゴル軍と講和を結ぶとすぐにこれに反対し、最後まで反蒙抗争を継続しましたが、全羅道珍島で敗れるとすぐにここ済州島に渡ってきてハンパドゥ城を築いてモンゴル軍と2年余り抗争を続けます。しかし元宗14年(1273)4月、モンゴル勢力により敗北。三別抄独自の武力は外勢の侵略から祖国を守護しようとする護国忠実な気持ちの現れとして今日の韓国国民に多くの教訓を与えています。