忠清北道(陰城郡 )

甘谷本堂は1896年に設立された100年以上の歴史がある場所です。初代イム・ガミルロ神父はパリ外邦伝教会の所属で1893年に敍品後、すぐに入国してその翌年である1894年に最初の本堂として神学堂があった由緒正しい驪州の教友村、プオンゴルに赴任されました。しかし本堂の司牧地が北側にあるということだけではなく、山地部落に続いており本堂を移転しようとしていたところ、司牧を訪問中、驪州を過ぎて長湖院に至った時に山のふもとに大宮殿のような家を見て、ここが本堂の司牧地として最も適していると直感しました。その後すぐにカミルロ神父は「聖母様、万が一、あの大宮殿のような家と山を私の所有にしてくださるのなら、私はあなたの卑賤の身となりましょう。そしてその従母が玫瑰聖母様となるでしょう」とお祈りをし、ブオンゴルに戻って玫瑰聖母様に願いました。当時、大宮殿のような家は明成皇后の又従兄弟である閔應植の家であり、1882年に壬午軍乱の時に明成皇后が非難した場所でもあります。1896年5月の聖母聖月に、すべての家の敷地と山を購入、玫瑰聖月である10月7日に本堂の設立に至りました。結局、ガミルロ神父が最初にお祈りをした通り、甘谷本堂を聖母に奉献し、ここが甘谷甘谷玫瑰聖母巡礼地聖堂となりました。


忠清南道(天安市 )

忠清南道天安市芝山里国学院内の20万㎡の敷地にある「韓民族歴史文化公園」は、檀君の開天思想や宗教、文化を超越した弘益精神を基に建設された場所です。中央には高さ33mの韓国最大の「国祖・檀君立像」が置かれています。また、「開国の歴史コーナー」には高句麗(BC37-AD558 : 朱蒙)百済(BC18-AD660 : 温祚)、新(BC57-AD935 : 朴赫居世)ら始祖像が置かれている他、護国歴史コーナーには広開土大王(374-412、在位391-412)、忠武公・李瞬臣(1545-1598)将軍など韓国の歴史を代表する偉人像が展示されています。公園の入口には(天符経大宗教の基本経典)碑石が置かれ、「光復の歴史コーナー」には柳寬順や安重根、尹奉吉などの独立運動家の偉人像が展示されています。さらには、世界の平和を祈願し、世界5大聖人の釈迦、孔子、イエス、ソクラテス、聖母マリア像も置かれています。この他にも多勿展示館や善導文化体験色場、彫刻公園、伝統民俗村、国弓場、乗馬広場などが完備されています。


慶尚北道(青松郡 )

平山申氏判事公派宗宅(ピョンサンシンシパンサゴンパジョンテク)は、1990年に慶尚北道民俗資料第89号に指定された古宅です。 この家は、朝鮮時代の粛宗(在位期間1674~1720)の時代に申漢泰が建てた建物で、申崇謙将軍の15代子孫である申得清を始祖としています。 家の構造は、朝鮮時代の上流階級の典型的な住宅様式をしています。大門の横にヘンナンチェ(門屋)とコッカン(庫間、穀物や物を入れておくところ)があり、広い庭にはㅁ型のアンチェ(母屋)と別室、亭子(あずまや)などが建っています。 また、平山申氏判事公派宗宅の近くには棲碧古宅(慶尚北道民俗資料第101号)と泗南古宅があります。どちらも朝鮮後期に建てられた平山申氏判事公派一族が暮らしていた家屋であることから、このあたりに集姓村が形成されていたことがうかがえます。


全羅南道(新安郡 )

全羅南道の木浦(モッポ)から54.5キロ離れた所にある飛禽島(ピグムド)は、多島海(タドヘ)海上国立公園に属する島で、海岸の絶景だけでなく内陸の島々も美しいところです。 特に天日塩の主要生産地として韓国で初めて天日塩を生産し始めており、現在は島の主要収入源の一つになっています。飛禽島は新安の近海にある827の島の中で7番目に大きい島で、人影が少なく自然環境もよく保存されていて、リゾートとしても高い人気を誇ります。しかし他の地域に比べ観光開発が遅いため宿泊施設や娯楽施設があまりありません。しかしむしろそういう点が飛禽島の魅力であり、美しい手付かずの自然を楽しむのに最適です。飛禽島にはウォンピョン海水浴場とドラマ「春のワルツ」が撮影されたスポットとして有名なハヌノム海水浴場がありますが、ハヌノム海水浴場はハート模様の浜辺と呼ばれ特に親しまれています。またこの他にも高麗時代に積んで作った城峙山城と西山寺、のろし台、内月里石長丞などのような文化史跡地も多く残っています。ハヌノム海水浴場:飛禽島の西南側の海岸に位置したこの海水浴場は、白い砂浜の両側が低い山で囲まれています。全長500メートル、幅60メートルほどの海水浴場にはシャワールームや水飲み場などがあり、毎年7月20日前後から8月中旬ごろまで海水浴を楽しむことができます。元坪海水浴場:飛禽島で最も美しい浜辺と言われる元坪(ウォンピョン)海水浴場は特にハマナスが咲く春が美しい所です。砂浜は全長4.3キロ幅60メートルで、飛禽島の北側の海岸に位置しています。干潮時には砂浜の幅が150メートルほどになります。また砂浜の後方にはアカシアが鬱蒼と茂り、貯水池もあります。


忠清南道(洪城郡 )

泰安郡、安眠邑の白沙場港と共に忠南西海岸の代表的な水産物食品観光名所として知られ、特にイセエビ、鳥貝、ヒラメ、クロソイなど多くの水産物が獲れることで有名な場所。毎年9月~10月にかけてイセエビ祭りが開かれ、美食家たちがここを訪れ、新鮮でさっぱりした味のイセエビを試食するなど、観光地としても人気を集めています。また、ここでは浅水湾で最もおいしいとされる鳥貝潮干狩りができます。おいしいシーフードスープに鳥貝をさっと湯がいてチョコチュジャン(唐辛子酢味噌)につけて食べる鳥貝しゃぶしゃぶ料理がここの名物。深い甘みと、すっきりした後味が美味しいと評判です。周辺の秀麗な海岸の景観が、慌しい喧騒を離れ、寛ぎのひと時を与えてくれます。南塘港から船で約10分の距離にある竹島(チュクト)は、各種魚介類とともに竹の島として広く知られています。毎年9月末頃に開催される南塘里イセエビ祭りでは、豊漁祭、漁船パレード、群民のど自慢、相撲大会、食べ物市場、特産品販売場運営など、見どころ満載。周辺にある西海の小金剛山と呼ばれる龍鳳山やチェ・ヨン、ソン・サムムン、キム・ジャジン、ハン・ヨンウンなどの忠義烈士の生家などに立ち寄ってみるのもよいでしょう。


京畿道(南楊州市) , 南楊州


京畿道(南楊州市) , 南楊州

天摩山(チョンマサン)は京畿道南楊州市(ナミャンジュシ)の中心に位置する標高812mの山です。 天摩山は冬になると山頂部分が白い雪が覆い雪山の姿を見せ、春には新緑が、夏になると青々とした深緑色、そして秋には紅葉が絵画のように色づき、四季を通じて風光明媚なところです。 天摩山山頂の西南方向近くには高い絶壁の岩があり、人々はこの岩を「薬水パウィ」と呼んでいます。この岩には一年を通じて枯れることなく湧き水が湧いてくることからそう言われるようになりました。山麓には数多くの研修院や修練場が、南の山麓には天摩山スキー場がありここはソウル郊外のレジャー施設として人気があります。北側の山麓には普光寺(プグァンサン)があります。


江原道(太白市)

民族の霊山と呼ばれる太白山は最高峰である高さ1567メートルの将軍峰と高さ1517メートルの文秀峰からなる山で、高さのわりにこう配が急でなく、険しくないため登山に適しており、男性らしい勇壮さと温厚さを帯びた岩石のない土の山です。山の頂上には高山植物が自生しており、春になるとチョウセンヤマツツジやカラムラサキツツジが満開になり、夏になると樹木が生い茂り、きれいな渓谷の水が流れ、秋になると紅葉が色とりどりに周辺を染め、冬になると美しい雪景色を見せてくれます。


全羅北道(金堤市 )

2003年5月にオープンした趙廷来(チョ・ジョンネ)アリラン文学館は、趙廷来の小説『アリラン』を通して金堤の歴史を知ることができるところです。1階には作家が5年間執筆した『アリラン』の肉筆原稿がうずたかく積み上げられており、第2展示室には作家の取材手帳、ノート、生活用品などが展示されています。また、第3展示室には作家ではなく、趙廷来という一人の人間を窺い知ることができる空間が設けられています。なお、アリラン文学碑は碧骨堤に建てられています。