光州広域市(西区)

1956年に農業用を目的として築造されましたが、楓岩宅地開発とともに利用客が増加したことにより、1999年から国土公園化師範事業として伝統的な庵子と木橋などを設置して水と伝統が調和をなす光州の象徴的な休息の場として開発され、1日数百人の利用客が訪れます。


慶尚南道(南海郡 )

南海に暮らすお母さんたちは海を生活の糧と考えています。 家族の日々の暮らしのためにお母さんたちは引き潮を待って、ザルや熊手を持って干潟や磯に出向き、海草やテナガダコ、マダコ、貝を獲って来ます。その海の幸を素材に、汁物を作ったり、火を通して和え物を作り食卓のおかずに、あるいは天日干しにしてお弁当のおかずに使ったり、残ったものは嫁に行った娘の家に送ったりしています。 このように自分が必要なだけ海から獲ってきて普段の暮らしに必要な分だけを獲ってくることを、ここでは「パレ(바래)」と言っています。 そんなパレの風習が残るこの地域にある南海パレキルはこのような南海の人々のしたたかな生命の力が宿っている暮らしの道です。 南海パレキルは単に歩くだけでのトレッキングコースではなく、古の人々の暮らしぶりを学べる様々な体験(チゲ=背負子=体験、タレンイノン=棚田=体験、漁村体験、パレ体験など)が出来たり、地元の人々の暮らしを実感できるそんな道です。 「[南海パレキル1コース]タレンイ・チゲッキル/棚田・背負子道」は、平山港(ピョンサンハン)の港を起点に、沙村(サチョン)海水浴場を経て名勝第15号・加川(カチョン)タレンイ村まで続く海岸線を散策する道です。 南海の美しい自然の下、その昔苦しい生活環境を克服するため山の斜面を削り作った平地や段々畑、棚田を横目で見ながら、海沿いに続くチゲッキル・背負子道を歩いていると、この地に住んでいた古の人々のたくましい暮らしぶりをあちらこちらで実感することができます。 なおこのコースの全長は約16kmで、踏破するにはおよそ5時間ほどかかります。


ソウル(麻浦区) , 弘大

京義線(キョンイソン)森の道(スプキル)はソウル特別市麻浦区にある長細い線形の都市公園で、近年若者のメッカとして注目を集めている麻浦区延南洞(ヨンナムドン)の一部にもかかっているからヨントラルパークともいわれています。大興洞(テフンドン)区間、延南洞、セチャンコゲ区間、新水洞区間、元暁区間を段階的にオープンさせました。京義線森の道は現在のKORAIL京義中央線(龍山線)の地下化工事により空き地となった地上の廃線を活用して造成された公園です。 京義線森の道は市民の手により作り上げていくよう非完成型デザインの設計となっています。廃線跡がそのまま残されているスペースを緑地化するとともに、また市民が一緒になってこの公園を作り上げていくことに意義がある公園となっています。


慶尚北道(星州郡 )


慶尚北道(慶州市 )

この陵は新羅第38代・元聖王(在位 785∼798 金敬信)の墓です。慶州市内から蔚山方面に約12キロの距離にあります。円周70メートル、直径21.9メートル、高さ7.7メートルで、稜の周りにある護石には十二支神像が浮き彫りにされており、その周囲を石の手すりで取り囲んでいます。 封墳から若干離れており左右に華表石・文人石・武人石、石獅子が向かい合って立っています。武人石は西域人の顔立ちをしており目を引きます。この墓は唐の陵制度を手本としていますが、護石・十二支神像・手すり・石人・石獣など全ての面で新羅の陵の中で最も完備された形式を備えています。彫刻の手法は新羅王陵の中で最も優れたものとして評価されています。「掛陵」と呼ばれるのは墓の穴を掘る際に水が溜まり棺を掛けて埋めたという伝説からだと言われています。


ソウル(中区)

農業博物館は1987年に開館し、2005年7月リニューアルオープンしました。農業博物館は農業歴史館、農業生活館、農業広報館の3つの展示室に約2,000点の農業に関する遺物をはじめ、農村の姿をそのまま再現したかのような田畑、伝統農家や市場の様子、農業遺跡地などを立体的に展示している博物館です。  


済州道(西帰浦市)

申栄映画博物館(シンヨン・ヨンファ・パンムルグァン)は1999年6月に開館した、韓国最初の映画専門博物館です。地下1階、地上2階の規模の博物館には、韓国の映画人たちの写真が展示されている名誉の殿堂と、特殊効果室、アニメーション館、映画体験館などがあります。アニメーション館では、アニメーションを直接作ってみることができる施設があり、映画体験館では写真を撮る体験をすることができます。申栄映画博物館は、サザエをモチーフにした白色の建物で外見がとても美しく、建物からは済州の海を見渡すことができて景色も最高です。この他にミュージアムショップとカフェ、バー、レストランなどの施設も備わっています。この地はドラマ「オールイン」の撮影地としても利用されました。


仁川(富平区)

富平は周りを桂陽山と鐵馬山、満月山に囲まれた盆地形状からなっています。 現在の富平が都市としての形を整えたのは、京仁鉄道の開通と6.25戦争直後、米軍部隊の配置による人口の流入によるものとされています。 富平4洞のシンツリー公園は総面積58,594㎡を誇り、サッカー場やテニスコート、バトミントンコートの他、子ども達の遊び場や遊歩道、噴水などが整備されています。 教養施設として7,869㎡(1,500席)規模の図書館が公園内にあり、住民の憩いの場所として親しまれています。