江原道(鉄原郡)

鉄原第一教会(チョロン・チェイル・キョフェ)の礼拝堂は1936年起工、1937年完工した石造建物でした。建坪194坪で1階に小礼拝室が1部屋と10つの分班勉強室があり、2階には大礼拝室がありました。 当時の信者数がおよそ500人に達するほどで鉄原地域の代表的な教会でした。建物は建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズによる設計の火山石と花崗石を積み重ね造った石造建造物でした。 労働党舎からさほど遠くない道路沿いの丘の上にある鉄原第一教会は大部分が韓国戦争(1950-1953)のときに破壊され、現在は痕跡のみ残っている状態です。火山石やセメントを利用した厚い壁材が残っており構造の一端をうかがえます。韓国戦争中は基督教反共青年の活動場所で、また1919年に起きた3.1独立運動の歴史も残る場所です。 2002年5月31日大韓民国登録文化財第23号「鉄原監理教会」として指定されましたが、2015年4月27日「旧鉄原第一教会」に文化財名称が変更されました。 ・敷地面積:1,812坪 ・建築面積:108坪 ・延面積:340坪 ・階数:地上3階地下1階 ・建物高:16.15m


釜山広域市(沙下区)

長林浦区(チャンニムポグ)は、SNSを通じて近年人気急上昇中の釜山(プサン)のホットプレイス。 行政区域上は釜山広域市沙下区(サハグ)長林洞(チャンニムドン)にあり、浦口・入り江の名前はこの地名から名づけられました。 長林の入り江の水辺に沿って立ち並ぶカラフルな建物や水辺に停泊している船が、ベネチアのムラーノ島の風景に似ていることから、釜山のベネチア「プネチア」という愛称で呼ばれています。 夕陽が美しく、多大浦(タデポ)海水浴場へ向かう途中にあることから、近隣の峨嵋山(アミサン)展望台、多大浦夢の夕日噴水などとともに回ることができ、釜山の新たな避暑地として急浮上している観光スポットです。


慶尚北道(浦項市 )

およそ100年もの間、鉄道が走っていた慶尚北道(キョンサンプクド)浦項市(ポハンシ)南区(ナムグ)の孝子(ヒョジャ)駅と旧・浦項駅間の4.3kmの区間。2015年、浦項駅はKTX(高速鉄道)開通に合わせて新たにつくられた新・浦項駅に移転、旧・浦項駅と孝子駅間は新線切り替えにより廃線となりました。 廃線となった線路は住宅街を突っ切る形で敷かれていましたが、廃線後、都会の中の森がある公園として再生、線路の森として生まれ変わりました。 線路の森にはウォールファウンテン、音楽噴水、スチールアート作品などさまざまな造景施設が設けされ、訪れる人々の視線を集めているとともに、未来志向型の都市再生及びエコ生態都市造成のモデルケースとしても注目を集めています。 また、火の庭園は、線路の森の造成工事中に井戸掘削をしていたところ地下200mから天然ガスが噴出したことから、これに火をつけ他にはないユニークな公園として、この火の庭園を造成することとなりました。当初はすぐに消えてしまうものと思われましたが、炎は消えることなく燃え続け現在に至っています。


江原道(原州市) , 原州

総延長334mの小金山(ソグムサン)つり橋の両端を結ぶ登山路を歩行デッキとブリッジで繋ぎ、艮峴(カンヒョン)渓谷の素晴らしい絶景を眺めることができるのが、ここ小金山スカイウォークブリッジです。小金山つり橋とともに、地元・原州(ウォンジュ)のホットプレイスとなっています。 美しい景観とスリル感が共存する原州おすすめの観光スポットです。


忠清北道(清州市 )

寿岩(スアム)コル(谷)は韓国戦争(1950~53年・休戦)以降、避難民が定着し形成された町です。町の高台の道路には寿岩コル展望台があります。清州(チョンジュ)市内が一望できる眺めのよい場所です。また展望台の下にはカフェ通りもあります。


忠清北道(提川市 )

ソウル首都圏の主要駅からおよそ1時間半、韓国各地から車でおよそ3時間ほどの距離にある忠清北道(チュンチョンプクド)堤川市(チェチョンシ)にある清風(チョンプン)。 ここには韓半島内陸の湖・清風湖、自然に恵まれた環境、そして癒しをもたらす清風明月と言われるほど素晴らしい景色があり、秘境を巡る素晴らしい旅をお楽しみいただけます。 その清風エリアにある清風湖畔(チョンプンホバン)ケーブルカーは、忠清北道堤川市清風面(チョンプンミョン)勿台里(ムルテリ)から飛鳳山(ピボンサン)山頂までのおよそ2.3kmの区間を往復するロープウェイ。 オーストリアに本社を置くドッペルマイヤー社の最新ロープウェイ・D-Lineを採用し運行しています。 10人乗りのキャビン43台が運行しており、うち10台のキャビンは足元の下が透けて見えるクリスタルキャビン仕様となっており、スリリングなロープウェイのひと時を楽しめます。 平均秒速5mで移動する清風湖畔ケーブルカーは、総距離2.3km・飛鳳山山頂までおよそ10分かけて上っていきます。1時間当たり1,500人、1日最大1万5000人まで運ぶことができます。 ケーブルカーの上部駅が山頂にある飛鳳山(ピボンサン)は、鳳凰が卵を抱え餌を求めて飛翔する姿に似ていることから名付けられました。 清風湖の真ん中に聳える標高531mの名山・飛鳳山頂上から眺める風景は、まるで多島海を見るかのような素晴らしい風景です。 韓国で初めて、山の頂上までロープウェイで登ることができ、小さなお子様から山登りが難しい方、お年寄りまで気軽にロープウェイに乗って山頂まで上がり、清風湖の素晴らしい風景をお楽しみいただけます。


忠清北道(清州市 )

国立現代美術館清州(チョンジュ)館は美術館と政府・美術銀行の所蔵品をベースに、韓国初のオープン収蔵庫形式の美術館です。 オープン収蔵庫とは、美術館の柱となる所蔵品を収蔵庫に置いた状態で一般の方々に開放することで、膨大な所蔵作品を収蔵庫で鑑賞できるばかりでなく、美術館の見えない機能まで知ることができる既存の概念を超えた美術館といえます。 *出典:国立現代美術館


京畿道(高陽市)

注葉(チュヨプ)子ども図書館は地上3階、地下1階の延床面積2,049平方メートルの規模を誇る子ども専用の図書館です。10万冊を超える蔵書を持つ子ども図書資料室、コンピュータ利用が可能なマルチ動画部屋、公演やイベントも実施できる調和の場などがあります。 世界各国の文化に重きをおきコンセプト化した図書館で世界各国のさまざまな生活文化イメージを表現した外国の童話や韓国の昔の情緒を感じることができるお話の部屋、マルチ動画部屋、光の絵動画部屋(DVD等視聴覚室)など子どもたちが未来へのビジョンを抱けるような各種施設を完備しています。 韓国の朝鮮時代の学問を学ぶ私塾的存在の屏山書院(ピョンサンソウォン)にあった休息や講学の場として使われた晩対楼(マンデル)をモチーフにした空間もあり、裸足で歩く韓屋の構造に似ているという点で建築的意味ももっています。 広い窓と楽しい複層式構造の建物、かわいい宮廷のような建築物が自慢の綺麗な図書館で、本をテーマにした遊び場的な役割が子供たちに幸福感を与えている、そんな図書館です。 ※開館日2007年6月28日


江原道(三陟市)

「濬慶墓(チュンギョンミョ)」は、三陟市 未老面 活耆里にある朝鮮1代目王の太祖の5代祖の墓で、陽茂将軍の墓として1899年に永慶墓と共に修築され祭閣と碑閣が建てられました。特に、周辺には青々とした松林が広がっており、森林浴を楽しむのにも最適で、近くには観光農園もあります。毎年4月20日には全州李氏の一族により祭祀が執り行われます。


全羅北道(茂朱郡 )

安城面 通安村の後ろ、徳裕山の方に大きな岩でできた渓谷とその一帯を七淵巖洞と呼びます。茂朱九千洞という渓谷に比べあまり知られていませんが、変わった形をした岩や大小さまざまな滝、沼と垣根がうまく調和し、小さいながらも美しさはひけを取りません。ここの代表的な名所は七淵の滝で、7つの滝と池が連なっていることからついた名前です。上から下へ透き通った清らかな水が緩やかな滝をつくりながら流れ落ちていきます。七淵巖洞の下流にある龍湫の滝はそれほど高くはありませんが、奇岩でできた絶壁に古い松の木、東屋が調和し趣ある風景をつくっています。また、七淵の滝の向かい側には朝鮮時代末期に日本軍と戦い戦死した兵たちの墓である七淵義塚や若者たちが自然の中で過ごしながら活力を養う全羅北道自然学習院があります。