京畿道(坡州市 ) , 坡州(ヘイリ村)

世界民俗楽器博物館は国内で最初の世界の民俗楽器を集めた専門博物館です。アフリカの打楽器やイスラム、北東アジア、南太平洋に浮かぶ島など約70ヶ国500点以上の楽器を保有しています。ここでは楽器を見て実際に触って演奏することができばかりでなく、楽器を深く学ぶことができる文化芸術体験の空間でもあります。また、地域文化の理解を助けるために各地域の伝統的な衣装を着た人形や絵画などが並んでいます。


江原道(江陵市)

チャムソリ博物館は、ソリ(音、Sound)が中心となった音楽博物館の性格を持つチャムソリ蓄音機博物館と、エジソンの発明品を軸にした科学博物館の性格を持つエジソンサイエンスミュージアムの2つの特化博物館で構成されています。1982年、江陵市松亭洞でソン・ソンモク(設立者)館長が「チャムソリバン(チャムソリの部屋)」として設立して以来、約30年余りの歴史と伝統を持つ博物館です。主要な所蔵品は、ミュージックボックス、蓄音機、ラジオ、テレビ、自動車、エジソンの発明品などその数は約5,000点にもおよびます。チャムソリ蓄音機博物館は、4つの展示館と専用音楽鑑賞室があり、さらに3階部分には鏡浦湖を眺めることのできる展望台があります。エジソンサイエンスミュージアムは、1階と2階から成っており、エジソンの発明品や遺品、生活用品などが3つの展示館に展示されています。 


釜山広域市(海雲台区) , 海雲台

「Johyun Gallery(チョヒョン画廊)」は1990年、チョヒョン代表が釜山広安里アートタウンにオープンした「ギャラリーワールド」から出発し、1999年に海雲台パラダイスホテル前に移転、2007年には海雲台タルマジの丘に新たな建物を作って移転、現在に至ります。 1・2階の展示館と、釜山市立美術館1階でアートショップを運営している他、ソウル分店を運営しており、釜山とソウルの「Johyun Gallery」は、より拡張された美術世界の中で、国際美術界とコミュニケーションし、世界のギャラリーとなることをめざしています。


大田広域市(儒城区)

ソロモン・ロー・パークは法教育のためのテーマパークで、国民だれもが信頼できる法治国家を作り上げるのに必要な民衆市民の資質や素養を積むことができ、法治社会の自由や知恵、正義を体感することができます。法を分かりやすく楽しく学び、体験できるよう、法務部が造成・運営しているもので、法体験館では世界の法の歴史を理解し、韓国の法制度全般を体験できるように立法体験室、科学捜査室、模擬法廷室、刑務所体験室が用意されており、ソロモン・ロー・パークに造成された法体験館と法研修館を中心としてさまざまな法体験および法研修プログラムがつくられています。


忠清北道(忠州市 )

水安堡温泉(スアンボ・オンチョン)は韓国初の天然温泉です。ここは約3万年前から温泉水が湧き出ていると言われており、地下250メートルから湧き出す水は、水温53度、酸度8.3度の弱アルカリ性で、水質もやわらか。またラジウムやカルシウム、ナトリウム、フッ素、マグネシウムなど健康によいとされる成分が含まれており、各種成人病や皮膚病にもよいとされています。


全羅北道()

辺山半島国立公園(ピョンサンバンドグンニプコンウォン)は、韓国国内の国立公園の中で唯一、山と海を一緒に楽しむことができます。海沿いは外辺山、内陸および山岳地域は内辺山と呼ばれています。1988年に国立公園に指定された辺山半島国立公園は、ウィサン峰(508m)、シンソン峰(486m)、サンソン峰(459m)などの奇岩怪石からなる辺山の山峰の間に開岩寺、来蘇寺、月明庵などの古寺があり、直沼瀑布、逢萊九曲、落照台などの勝景地が散在しているだけでなく、周辺には柳川里陶窯址、亀岩里支石墓群、胡伏峙、禹金山城などの歴史的遺跡地があります。さらに、彩石江や赤壁江に辺山海水浴場、格浦海水浴場、故沙浦海水浴場などの海水浴場もあります。また、公園内には様々な動植物園も造成されており、特にこの中でもモチノキ、モクレン、レンギョウの群落は天然記念物にも指定され保護されています。辺山半島国立公園は海水浴場と登山を一緒に楽しめることから、1年を通して多くの人々が訪れます。


慶尚北道(慶州市 )

石氷庫(ソッピンゴ)は言ってみれば石で作った自然の冷蔵庫。新羅時代(BC 57~AD 935)の首都であった慶州の半月城にあり、見た目は非常にみすぼらしいものですが、入口の近くに立っただけでも冷気を感じ、冷蔵庫の機能を十分に果たしていたことが分かります。この石氷庫は半分は地下を掘った形になっており、世界どの地域にも例を見られない物であるためこの時代新羅の文化が非常に発達していた証拠。地盤自体が冷えている土地を選び、花崗岩で底と壁を覆い天井はアーチ型で通風のための穴も空けられています。また氷を保存する際には更に断熱材として藁が使われていたとされ、現代の科学者がこれを実際に実験してみたところ6ヶ月後に氷の溶けた量は0.4%に過ぎなかったという結果は驚くべきことでしょう。このように保管された氷は夏になると上流階級が好んで食した冷菓に使われたため王自らが氷を保存するよう命じたと書物に記載されており、これらの記録を見ると石氷庫は約1500年前に作られたと考えられますが、現在慶州に残っているのは朝鮮英祖14年(AD1733年)に作られたもので、長さ12.27m、幅5.76m、高さ5.21m。現存する石氷庫の中で最もいい状態で保存されているもので、宝物66号に指定されています。


済州道(済州市 ) , 구 제주

沙羅峰公園は済州市の東門ロータリーから、東へ2kmの距離にある高さ143mの小山です。ここで見ることのできる沙峰落照は瀛洲(ヨンジュ)12景の一つで、城山日出と肩を並べるほどです。北は海を挟み、南は漢拏山を望む沙羅峰公園は、済州市民はもちろん観光客も好んで訪れる場所です。沙羅峰入口のバス停留所から公園に行く途中には慕忠祠があり、沙羅峰の東側にはパラグライダー場のある別刀峯が寄り添っています。その麓に愚堂図書館がありますが、ここから沙羅峰の後ろ側に回り、済州港を通り過ぎ、塔洞まで行くコースは名の知れたドライブコースです。


京畿道(水原市) , 水原

蒼龍門(チョンニョンムン)は華城の東門で、規模と形が華西門に似ている門です。左側の壁に彫られた文字は、今でも鮮明に残っており、他の門には見られない特徴となっています。


ソウル(瑞草区) , ソウル西部

1995年にオープンした国楽博物館は国楽の歴史と音楽の関連資料が展示された博物館です。博物館にはユリ館と中央ホールに国楽の楽器が展示されており、音響や映像などを通して聞きたい音や映像を楽しむことができます。中央ホールでは宮中音楽と祭礼音楽の演奏に使われた楽器を見ることもできます。