全羅南道(海南郡 )

全羅南道海南の頭輪山のふもとにある薛芽(ソラ)茶園は、茶文化を守ろうとする人々によってつくられたところです。ここの主人が1996年に海南の大興寺で出会った僧侶から「地元の茶文化を受け継ぐ人がいない状況を懸念している」と聞き、これをきっかけに茶園が始まりました。一緒に茶を学んでいた9人が海南に集まって茶畑をつくり、家を建て、茶に関心のある人々が薛芽茶園に訪れるようになりました。遠くから訪れた人が泊まるところがなかったため、石の家や土の家、アースバッグハウスなど、8棟の家屋を作り上げました。韓屋は2003年に文化空間とともにつくられ、そのうち3部屋を韓屋ステイとして運営しています。


慶尚北道(清道郡 )

雲門山(1,188m)は嶺南アルプスを形成している1,000級の7つの山のひとつです。山勢が雄大で木々が生い茂っており登山客が多く訪れる山です。頂上からの展望は南側の向かい側に天王山のススキ畑が見え、東側には加智山に続く稜線が見えます。ここには雲門寺をはじめ、大小様々な寺や庵子があります。 雲門寺 雲門山の北側の麓にある寺院で新羅真興王18年(557年)に神僧が創建し、円光法師、宝襄国師、円應国師、一然禅師が続いて修復をしてきました。壬辰倭乱の時に一部の建物が焼失しましたが、五百羅漢殿、観音殿などが昔の姿のままで保存されています。ここには宝物第193号である金堂前石燈をはじめ、7点を保管しています。すべて新羅・高麗時代のもので由緒正しい場所です。


忠清南道(論山市 )

忠清南道論山市(ノンサンシ)魯城面(ノソンミョン)には敷地と外とを隔てる大門や塀もなく、村の集落へ開け放たれた状態の韓屋・明斎古宅(ミョンジェコテク)があります。 韓屋の背後には山々が屏風絵のように聳え、建物の前には正方形の形をした大きな池があります。その池には小さな丸い島があり、その島には明斎古宅とともに300年の月日を経てきたサルスベリの木があり、趣ある曲線を描き、明斎古宅に風情を与えています。池を横目に観ながら韓屋の前庭にある踏み石に足をかけると、目の前には韓屋の基礎部分の基壇が素晴らしい主人の居間などがある舎廊(サラン)チェの建物が見えてきます。 明斎古宅は朝鮮時代の粛宗(在位:1674-1720年)の時代に活躍した学者・尹拯(ユン・ジュン)先生の家屋で、尹拯先生の号である明斎をとって明斎古宅と呼ばれるようになりました。尹拯先生は王が18回も官職を授けようとしたものの辞退するというような竹を割ったような性格の人物だったといいます。また質素で分かち合いの美徳の精神を自ら実践し、後学の人々にこれを説き、この精神を引き継いだ人々の手によって東学革命や韓国戦争(1950-1953年)など世の中の混乱が起きた時代を経てもなお古宅がなくなる危機を免れたといいます。このような尹拯先生の哲学を反映するかのように、古宅は他の両班(ヤンバン)などの家屋に比べ、外見が素朴な印象を与えます。しかしながら仔細に見てみると、気品が感じられるばかりでなく、建物のあちらこちらに隠された科学的な造りに驚きを感じます。 前面が開けた舎廊チェの左手にある中門へ入ると、目の前に母屋が見えてきます。板の間を中心に左右対称となっているコの字型の建物で、コの字型の母屋の前に舎廊チェが建っている配置から、母屋と舎廊チェ全体を見ると庭を囲んで口の字型のような韓屋に見えます。舎廊チェから母屋へ向かう途中には壁がありますが、実はそこに科学的な仕掛けが見え隠れします。入口の門に壁を作り、外から来た人に母屋の内部が見えないよう遮っているのです。ただ壁の下にはぽかっと空間が開いていて、母屋の中庭からはその空間を通じて外から来た人の足が見え、訪問客が来たことが分かる仕掛けになっています。女性たちの空間である母屋に男性がむやみに入らないようにする知恵がここにあります。 また母屋の横には納屋がありますが、二つの建物を平行に並べて配置せず、二つの建物の間を北側へ行くほど狭くなるようにしています。夏には南寄りの風が北側の狭い通路を吹きぬけていくのでその速度が速まり周辺の空気が涼しくなり、反対に冬には北寄りの風が南側の広い通路を通り抜けて厳しい北風を避けることができるようになっています。 そのおかげで納屋の北側の端の物置は夏でも涼しく、温度が低い状態で保管しなければならないものを置いていました。舎廊チェは大きな舎廊房を中心に右手に板の間が、左手には少し高くなった高殿の板の間があります。またその裏手に小さな舎廊房とさらに奥にある舎廊房、入口の大門の内側にある空間・大門間が続いています。明斎古宅の客室は母屋の板の間の反対側にある向い側の部屋をはじめ、舎廊チェの舎廊房3箇所にあります。高殿の板の間を含む舎廊チェを丸ごと予約して建物全体を借りることもできます。 また中庭の片隅では草葺の韓屋の離れがあり、音響設備やビームプロジェクターが設置された超然堂(チョヨンダン)もあり、団体での集まりや公演での使用も可能です。現代風にリモデリングした浴室兼トイレも大変綺麗です。舎廊チェには引き戸と開き戸を融合させた戸があり、4枚の引き戸を開けて、さらに開くと開き戸のように開く特徴ある科学的な方式となっています。また舎廊チェの一段高くなった高殿の板の間に座れば、中庭池やその向こうの村、そして周囲の山々を眺めることができます。 古宅の右手には数百もの甕が並んでおり、その様子は素晴らしいものがあります。甕の中には味噌や醤油などが入っており、韓国産の今年収穫したばかりの大豆や西海(ソヘ)の海で取れた天然塩、古宅の井戸から汲み上げたきれいな水を使い、伝統的な自然発酵の製法でおいしく作られていきます。真冬に甕の上に雪がたくさん積もる風景は大変趣があり、おすすめの風景です。 また明斎古宅では国楽、茶礼、天然染色などの様々な伝統体験も有料で可能です。


ソウル(城東区)

ENTER6往十里駅店はヨーロッパの街並みをテーマに、6つの特色あるアベニューで構成されたテーマパーク型ショッピングモールです。


 
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仁川(東区) , 仁川市街地

仁川の錬金術師:「クルジュダン (韓国伝統酒工房)」で醸す、黄金色の文化 (歴史あるベダリ地区で、「酒作家」が米を記憶に変える場所) 韓国・仁川 — スピードが重視される現代の旅において、仁川(インチョン)は単なる玄関口――ターミナルと乗り換えの都市――として見過ごされがちです。しかし、空港のすぐ先へと足を伸ばす好奇心を持った洗練された旅行者には、ノスタルジックな「ベダリ(Baedari)」の路地裏で、深遠な文化的宝物が待っています。 ようこそ、仁川・東区(トング)で唯一運営されている伝統的な醸造所、「クルジュダン (韓国伝統酒工房)」へ。 ここは単なるボトルショップではありません。「伝統酒学校」であり、韓国の歴史が醸され、瓶詰めされ、そして語り継がれる、発酵の聖域です。 傑作:「金昌(クムチャン)マッコリ」(2025年 大賞受賞) 「クルジュダン (韓国伝統酒工房)」の魂は、そのシグネチャーである「金昌(クムチャン)マッコリ」に宿っています。これはコンビニで売られている大量生産のマッコリとは一線を画す芸術作品であり、発売からわずか1年で「2025年 大韓民国酒類大賞」の濁酒部門で大賞を受賞し、審査員を魅了しました。 • 純粋の哲学: 米、水、そして伝統的な発酵スターターである「ヌルク(麹)」のみを使用した、完全な「純穀酒」です。 • 時間の芸術: 商業ブランドが生産を急ぐ中、クルジュダンは待ちます。このお酒は、三度の仕込みを行う手間のかかる「三養酒(サミャンジュ)」製法を経て、さらに2ヶ月間の発酵と熟成の時を過ごします。 • 味のプロファイル: 米の糖度をあえて抑えることで、洗練されたドライな味わいを実現しました。人工甘味料を一滴も使わず、米由来のバナナやバニラのニュアンスが自然に香り立ちます。オーナーが語る通り、「深く味わい、楽しめるお酒」であり、次の一口を誘うキレの良さが特徴です。 サステナブルな美食:アップサイクル・ペアリング 五感の旅を完結させるために、「金昌マッコリ・ギフトセット」をお勧めします。受賞歴のあるお酒と、ユニークな食のイノベーションである「アップサイクル・酒粕(チゲミ)スナック」のペアリングです。 醸造過程で残る栄養豊富な酒粕(チゲミ)から作られたこのスナック(甘じょっぱい味、またはスパイシーな味)は、工房の持続可能性への取り組みを象徴しています。お酒に浮かぶ満月をイメージした美しい「月杯(タルジャン)」で楽しめば、味わいはさらに格別なものになります。 体験:一日だけの醸造家になる 「クルジュダン (韓国伝統酒工房)」は、あなたを「観客」から「創作者」へと招き入れます。この場所は「伝統酒学校」としても機能しており、プロ向けの15週間マスタークラスから、旅行者に最適な「ワンデークラス」まで多彩なプログラムを提供しています。 • ワンデー醸造クラス: 訪問者にとって見逃せない旅程です。マイスターの指導の下、韓国酒の基礎となる「単醸酒(タニャンジュ)」作りを体験できます。穀物に触れ、酵母の香りを嗅ぎ、発酵の科学を理解する、ハンズオン(体験型)の特別な時間です。 • 郷飲酒礼(ヒャンウムジュレ): 醸造だけでなく、韓国の伝統的な飲酒礼儀を学ぶことができ、テイスティング体験に文化的な深みを加えます。 アルチザン:「酒作家(スル・チャッカ)」の視点 クルジュダンのビジョンの背後には、自らを「酒作家」と呼ぶナ・ユンギョン代表がいます。酢(発酵アルコールの自然な進行形)への魅力から始まった彼女の旅は、伝統的な醸造の世界へと繋がりました。 *「画家が筆で創作するように、私は微生物という生命体を通じて風味を創造します。お酒を甘くも苦くもできる、瓶の中の生命を指揮するのです」*とナ代表は語ります。彼女の夢は、仁川の旧市街を活性化させ、温もりと文化がワインのように自由に流れる「醸造家たちの遊び場」に変えることです。 究極のレイオーバー:トランジット・ツアーの目的地 この工房には、海外からの旅行者に向けた明確なミッションがあります。「仁川をただ通り過ぎるのではなく、味わってください。」 仁川国際空港からのアクセスも良く、理想的な**「トランジット・ツアー」**の目的地として機能します。ターミナルで待つ代わりに、歴史ある醸造所でレイオーバー(乗り継ぎ時間)を過ごしませんか?自分だけのマッコリを作り、賞に輝いたヴィンテージを味わい、韓国の香りを次の目的地へと持ち帰ってください。       施設情報 (Visit Information) • 店名: クルジュダン (韓国伝統酒工房) / Kkuljudang • 場所: 仁川広域市 東区 金谷路 52(ベダリ古本屋街 近く) • アイデンティティ: 伝統的な醸造所 / 酒学校 / 文化アトリエ • シグネチャー体験: ワンデー醸造クラス(事前予約必須) • 必飲メニュー: 金昌(クムチャン)マッコリ(2025年 大韓民国酒類大賞 大賞受賞)、酒粕(チゲミ)スナック • Note: 最高の体験を保証するため、訪問前に空き状況を確認し、予約することをお勧めします。 • 「仁川は単なる空港ではありません。そこは風味のアトリエです。クルジュダン (韓国伝統酒工房) で、発酵という芸術を発見してください。」


光州広域市(東区)

2019光州世界水泳選手権大会が2019年7月12日、光州(クァンジュ)女子大ユニバシアード体育館で開幕します。今大会は世界194カ国およそ7500人の選手が参加、過去最大規模の大会となります。 12日夜行なわれる開幕式前の当日午前中から大会の競技は始まります。午前11時、南部大学校主競技場及び念珠(ヨムジュ)総合体育館では飛び込み、アーティスティックスイミングの競技が始まり、韓国の飛び込み競技のスター、ウ・ハラム選手やチョ・ウンビ、キム・スジ選手が出場します。 「水中バレー」とも言われるアーティスティックスイミングには午前11時ソロテクニカルにイ・リヨン選手が、午後4時にはデュエットテクニカルにク・イェモ、ペク・ソヨン選手が出場します。 13日土曜日には午前8時から韓国のペク・スンホ、チョ・ジェフ選手が出場するオープンウォータースイミング男子5km競技に韓国代表初メダルの期待がかかります。また飛び込みではクォン・ハリム選手が混合10mプラットフォームシンクロで初のメダルに挑戦、アーティスティックスイミングの一競技でもこの日、決勝が行なわれます。 大会の華・開会式は初日12日午後8時より行なわれます。開会式は大会スローガン「DIVE INTO PEACE」というスローガンの下、地球の未来に向けた命と平和のメッセージを盛り込んだ構成となります。


慶尚南道(固城郡 )

崔必侃(チェ・ピルガン)古宅(崔泳徳(チェ・ヨンドク)氏古家)は石塀道の風景が際立つ建物です。 慶尚南道文化財178号に指定されたこの建物は、村の他の建物に比べ、高い塀があり雄大な両班の家屋の形態を持つ韓屋です。 固城郡(コソングン)の山間のトンメェコル(독뫼골)から鶴林里、林浦方面へ続く街道沿いを走ると、鶴洞古塀(학동 옛 담장)と呼ばれる道に出くわし、その表示板の案内通りに進むと簡単にこの韓屋のある村まで辿りつけます。歳月を経て歴史を刻む高塀が続く坂道は車よりもゆっくり歩いて周囲の風景を見つつ趣を感じ取るのが一番です。 現在この古宅は全州崔氏一門が11代に渡り継承し守り続けている宗宅として、敷地のみでも2000坪にも及ぶ広大な土地にあります。 古宅には屋敷の入口の大門横にある大門間チェの建物と母屋、高殿の板の間が趣ある建物の奥まった方にある舎廊チェ、男主人の居住空間であった舎廊チェ、さまざまな物を収納していた納屋・庫房チェなどの建物があり、中門を境に男女それぞれが住む空間を分け隔てる伝統的な士大夫(両班)の家の造りとなっています。


全羅南道(木浦市 )

2012年に完工した木浦大橋(モッポテギョ)は、全長4,129m、幅35m~50mの往復4車線の車道があり、木浦北港と高下島(コハド)を結ぶ橋梁です。 夕方になると飛翔する鶴の翼のように美しい木浦大橋と夕陽があいまり、素晴らしい風景となります。 木浦大橋は、木浦市内を走る国道1号線の自動車専用の橋梁で、木浦市内の陸地側・竹橋洞(チュットドン)と儒達洞(ユダルドン)、高下島、そして今では高下島と陸続きとなっている許沙島(ホサド)を結び、木浦新外港や西海岸高速道路とつながる木浦の交通の要所です。 主塔と斜張橋のケーブルの形は、木浦の市鳥となっている鶴が二匹、木浦の海に飛んで行く姿を形状化したものです。


大邱広域市(南区)

梨泉洞九十九階段壁画村は、ソウルの仁寺洞(インサドン)通りのような古美術通りとしてよく知られる大邱(テグ)広域市南区(ナムグ)にある梨泉洞(イチョンドン)古美術通りの西側のエリア、瑞鳳寺(ソボンサ)の南からすぐそばにある平屋の古い韓屋が軒を連ねる場所にあります。 それまで薄暗いコンクリート塀に囲まれた路地というイメージがあった九十九階段でしたが、「99歳になっても、はつらつと」というコンセプトで壁画を描き、明るく美しい壁画の路地に生まれ変わったのが、ここ梨泉洞九十九階段壁画村です。