京畿道(楊平郡) , 楊平

黄海道式冷麺の玉泉冷麺は、韓国戦争(朝鮮戦争)終結後、北韓(北朝鮮)の黄海道出身の人たちが故郷を思いながらその味を再現した料理です。戦争が残した痛みと北に残してきた家族を思う心を、黄海道を代表する冷麺を食べることで、少しでも癒そうとしたといいます。その味は、辛くなくて甘みがあり、実にさっぱりとした味わいで、老若男女誰もが楽しむことができるため、大きな人気を得ています。30年の伝統を持つこのお店の冷麺の人気の秘訣は、あっさりとしたスープにあります。


慶尚南道(統営市 )

1604年に設置された統営(トンヨン)三道水軍統制営は、1895年に廃営となるまで足かけ292年、慶尚(キョンサン)・全羅(チョルラ)・忠清(チュンチョン)の三道の水軍を指揮した本営(現在の組織で言えば海軍本部に相当)です。 壬辰倭乱(イムジンウェラン=日本で言う「文禄・慶長の役」)の際、初代統制使に任命された李舜臣(イ・スンシン)将軍の閑山島(ハンサンド)陣営が初代の統制営で、現在の統営にある三道水軍統制営は第6代統制使・李慶濬(イ・ギョンジュン)統制使の時代に設営された場所です。 統制営の主な建物には、朝鮮時代の最も大きな木造建築のひとつに数えられる洗兵館(セビョングァン=国宝第305号)があるほか、地方工房でも最大規模を誇り壬辰倭乱当時、軍需品などを作っていた統営十二工房などがあります。


光州広域市(東区)

2019光州世界水泳選手権大会が2019年7月12日、光州(クァンジュ)女子大ユニバシアード体育館で開幕します。今大会は世界194カ国およそ7500人の選手が参加、過去最大規模の大会となります。 12日夜行なわれる開幕式前の当日午前中から大会の競技は始まります。午前11時、南部大学校主競技場及び念珠(ヨムジュ)総合体育館では飛び込み、アーティスティックスイミングの競技が始まり、韓国の飛び込み競技のスター、ウ・ハラム選手やチョ・ウンビ、キム・スジ選手が出場します。 「水中バレー」とも言われるアーティスティックスイミングには午前11時ソロテクニカルにイ・リヨン選手が、午後4時にはデュエットテクニカルにク・イェモ、ペク・ソヨン選手が出場します。 13日土曜日には午前8時から韓国のペク・スンホ、チョ・ジェフ選手が出場するオープンウォータースイミング男子5km競技に韓国代表初メダルの期待がかかります。また飛び込みではクォン・ハリム選手が混合10mプラットフォームシンクロで初のメダルに挑戦、アーティスティックスイミングの一競技でもこの日、決勝が行なわれます。 大会の華・開会式は初日12日午後8時より行なわれます。開会式は大会スローガン「DIVE INTO PEACE」というスローガンの下、地球の未来に向けた命と平和のメッセージを盛り込んだ構成となります。


慶尚北道(尚州市 )

韓屋宿泊施設「松岡精舍(ソンガンジョンサ)」は洛東江でも優れた景色を誇る擎天台の近くに位置し、自然と調和した韓屋の美しさが際立つところです。客室の他、共用の台所と居間があり、各所には可愛らしい伝統小物が置かれています。ここでは伝統飲食研究会をともに運営しており、事前に予約すれば伝統飲食体験と食事を楽しむことができます。自転車のレンタルも可能なので、擎天台と洛東江をひとまわりしてみるのもいいでしょう。また、尚州自転車博物館、道南書院、尚州博物館へは徒歩でも行くことができます。


慶尚北道(高霊郡 )

ケシル村は朝鮮時代中期、嶺南士林派の宗祖である佔畢斎・金宗直(キム・ジョンジク)先生の子孫が作り上げた善山金氏(ソンサン・キムシ)の集姓村です。 およそ360年の伝統を受け継ぐ村で、民俗資料62号佔畢斎宗宅、文化財資料第111号道淵斎(トヨンジェ)、市道有形文化財第175号佔畢斎文集冊板及び彛尊録などの文化財を保存しています。 ケシル村にはおよそ60世帯がいまもなお住んでおり、土塀や韓屋を復元・補修しつつ韓屋村を今に伝えています。 村の共同運営により、韓屋宿泊体験、農産物栽培、伝統礼節及び伝統遊びなどの体験プログラムを実施しており、訪れる人々に農村体験の場を提供しています。 村の道沿いにあるモッコルテク(宅)はこじんまりした韓屋で、客室が1つのみある宿泊施設です。客室内には最新式のトイレと浴室、キッチンが完備しています。オーナーの暮らしがあまるところなく垣間見れる韓屋の中庭の風景は大変美しいものがあります。塀に描かれたかわいい壁画もちょっとした見どころです。 ケシル村の韓屋体験はケシル村営農組合法人が一括管理・運営しています。


慶尚北道(慶山市)

ナツメで有名な慶尚北道慶山(キョンサン)にあるパラムヘッサル農場(風陽差し農場)は広々としたナツメ畑のそばにあります。農場は韓屋宿泊施設としてはもちろん、ナツメの広報館やナツメ加工施設がある体験型農場としても運営されています。 韓屋は母屋と舎廊(サラン)チェの建物、バンガローからなり、母屋を除く舎廊チェとバンガローで韓屋ステイが可能となっています。建物はそれぞれ独立しており、予約した1組(最大4人まで)のみしか宿泊できません。全室エアコン、冷蔵庫、コーヒーポットなどが完備しています。 ナツメの農場ということで韓屋のすぐそばにあるナツメ広報館では慶山のおいしいナツメの試食ができ、体験やセミナースペースもあります。 また加工室がありナツメの加工工程も見学できます。ナツメの収穫時期である秋にはナツメ狩り、ナツメ餅作り、薬飯作りなど農村体験もできます。


全羅南道(海南郡 )

清らかな自然に囲まれた「へマルヒーリングの森」は頭輪山のふもとに位置しています。建物はL字型になっており、アンチェ(母屋)とパッカッチェ(外棟)に分かれています。22坪のアンチェは15人~25人が宿泊できる客室で、室内にはテレビ、エアコン、冷蔵庫、食卓などが揃っています。パッカッチェは4人~6人が宿泊できるワンルームタイプで、エアコンが備え付けられています。


江原道(東海市)

東海市泉谷地区に位置したチョンソルパークは60台余りが同時に駐車できる。 広い空間は旅行客に開けた涼しさを感じさせてくれる。 家族的な雰囲気の中、家族連れのお客様向けに大型冷蔵庫と炊事室が利用でき、自由に調理できるのがここだけの長所だ。 ビジネス旅行客にはいろんな目的に対応できる事務所兼セミナー室を存分に使用できるように開放している。 ロシア語案内サービスが可能で、ロシア人観光客に人気が高い。


慶尚北道(安東市 )

慶尚北道安東市(アンドンシ)豊川面(プンチョンミョン)にある九潭精舎(クダムチョンサ)は目の前に洛東江(ナクトンガン)九潭湿地が、背後には小高い山が広がり、遮るものがない広々とした青空を仰ぎ見ることができるところにあります。元々、光山金氏(クァンサン・キムシ)安東派の家系が代々受け継いできたところで、国語古典文化院クォン・オチュン理事長が買い上げ、新たに生まれ変わった九潭精舎は安東の自然を静かに満喫できる古宅です。 九潭精舎は河回村ではなく九潭湿地の近くにあります。およそ15年前までは安東へ基盤を移した光山金氏安東派の宗宅でした。しかし安東が新たな住宅地として注目を集めると、クォン・オチュン理事長は由緒ある宗宅を後世に伝え、より多くの人々に開かれた空間として活用することを思いつきこの家屋を買い上げました。その後、韓屋のいたるところを大々的に補修し、2010年5月、一般開放するに至りました。 中庭を囲む形で「口」の字型に建てられた韓屋の構造には手を入れず、改修しました。しかしながら古くなった瓦屋根は新しく葺き替え、韓屋の基礎となる基壇の石積みを長方形の石材・長台石に変えるなど一部本来の韓屋の造りに手を入れた部分もあります。また板の間と板の間を繋ぎ、建物のあらゆる部屋から部屋へと歩いて移動できるよう改築しました。煙突や塀は昔ながらの伝統の姿をそのまま復元し利用しています。このような改築の方針は、祖先が代々引き継いできた家屋に残された知恵や韓屋の趣を、多くの人が感じとってくれればというオーナーの心がよく表れているところです。 元々の韓屋と一番異なっている部分はこの韓屋の周りの部分です。中庭を、母屋前の庭の部分と舎廊(サラン)チェ前の庭の部分というふうに2つに分け、その間に塀を築き、内と外を分けたこと、そして3間の広さの高柱の大門を建てたことが一番の違いです。 また中庭を芝生で覆い、庭石や盆栽を置くなどして韓屋の伝統美をより美しく見せるように工夫しました。 九潭精舎の構造ですが中庭、母屋、外棟、裏庭があり、敷地が緩やかな丘をなしているのが特徴です。外棟には亭子(東屋)の形をした高殿の板の間があり、風流さを楽しむことができ、母屋には家族の生活空間であった奥の間があります。 建物の内側にある中庭は母屋の採光を高めるのと同時に空気の循環も促し、母屋の空間を外の自然と調和させる役割があります。前庭と母屋、囲むように韓屋が建てられている中庭の3箇所がそれぞれ自然の空間、人工的な空間、そして人の手が加えられた人工的自然空間と三重の構造をなしている形となっています。通常、韓屋は湿度が高く水を多く必要とする芝生は作らないのですが、この中庭には青々した芝生を植えました。これは韓屋の基礎となる基壇の下に四角い長台石を積み上げ、十分な高さを確保できたことで可能となりました。 九潭精舎ではエアコン設備はなく、冬にはオンドルの焚口に薪をいれ火をつけて部屋を温めます。不便さを感じることもありますが、ここに一泊したお客様は韓国にエアコンやボイラーがなくてもなんとかなるということを身を持って悟ります。夏は戸が多く風通しがよい韓屋の構造のため、ごろんとしているだけでも涼しく、冬になるとオンドルの焚口に近い方の部屋はかっかと暑くなり寒気も飛んでいってしまうほど温かくなります。 この韓屋の自慢は伝統御膳の食事。山から取ってきたエゾウコギ、桑の葉、タンポポなどを漬けた漬物や塩梅よく塩をふって焼いた安東塩サバ、化学調味料を一切使わない様々なおかずで構成される御膳は九潭精舎を訪れる人々にいつも人気満点のメニューです。


全羅北道(高敞郡 )

店名にある「風川」とは地名ではなく、潮の満ち干きが激しい西海岸や南海岸に接した川の中でも、淡水と海水が出会う場所を指す言葉です。このような場所は波が立ちやすく、強い風が吹くと言うことから「風川」と呼ぶそうです。高敞の干潟風川ウナギは、風川で獲れるウナギ料理店の中でも、全羅道で一番有名です。海水と淡水が出会う干潟でエサを与えずに育てたウナギなので、他のウナギに比べて優れて歯ごたえが良いのが特徴です。干潟で獲れた脂ののった淡白なウナギを、適度に甘辛い醤油のたれにつけて食べると、お口の中に美味しさが広がります。