仁川(江華郡) , 江華島

1618年に高麗時代の外城を補修し1656年に広城堡を設置したが、この堡の墩台は1679年に築造されたものです。1745年に完全な石城に改築され城門も作られました。広城堡は辛未洋擾(しんみようじょう)の当時最も激しい激戦地で、1871年4月24日にアメリカのロジャースが通商を要求し艦隊を率い1,230人の兵力で侵攻した時に、上陸部隊は草芝鎭と徳津鎭を占領した後、広城堡に到達し白兵戦を展開しました。朝鮮軍指揮官の魚在淵(オ・ジェヨン)将軍の元、全兵士が勇敢に戦い、砲弾が尽きると剣と槍で、刀と槍が折れると石と拳で最後の一人まで退かず捕虜にもならず壮烈な最後を遂げました。1998年には海岸の方に休憩所が観光客達のために作られ、広城堡は現在、史跡第227号に指定されており、毎年旧暦4月24日には魚在淵将軍を始めとして、戦死した無名の勇士達のために広城祭が行われます。広城堡は当時使用された大砲や砲台などが残っており、そこから見下ろす海の景色と墩台の曲線が印象的です。


全羅南道(新安郡 )

古くから島全体に水が無く、シリ島とも呼ばれましたが、前曽島(チョンチュンド)と後曽島(フチュンド)が繋がって曽島(チュンド)と呼ばれるようになりました。 曽島は汚染されていない清浄海域で、ユネスコ生物多様性保全地域にも指定されたアジア初のスローシティです。 曽島に訪れると、まず目につくものは韓国最大規模を誇るの塩の生産地である太平塩田です。干拓地から作られた塩田と農地が調和しているこちらは、島全体に漁族がたくさんおり、全世帯の26%が漁業で勤めています。このように曽島は、漁村の塩田の様子をそのまま映し出しており、漁村の生活を実際に肌で感じることが出来ます。 特に、観光客を考慮した塩田体験と塩の博物館の観覧は、曽島旅行の楽しさを倍増させてくれます。 この他にも90個余りの無人島やとても美しい羽田海水浴場(ウジョンヘスヨクチャン)、干潟の上にかかっている曽島の名物であるムツゴロウ橋、遺物記念碑、干潟生態展示館など様々な見ものがあります。


京畿道(加平郡) , 南楊州

首都圏最大の冬の祭りである「チャラ島シンシン冬祭り」は、マスの氷釣りや雪ソリ、50人乗りの氷ソリなどを家族で一緒に楽しむことができます。また、イベント会場の氷の広場周辺には雪の彫刻と氷の花、つららの滝、イーグルカフェなどが設置されます。氷の妖精のキャラクターショーやパレードも広場で開催されたり、1日中寒い場所で冷え切ってしまった体をフード広場で温めることもできます。


済州道(西帰浦市) , 서귀포

安徳渓谷は天然記念物第377号に指定(1986年2月8日)されている常緑樹林地帯があります。古木が多くあり、十数の崖の道が屏風のように続いています。入口から瀑布まで続く道からは夜になると星がきれいに見えます。


慶尚南道(河東郡 )

聖徳王21年(722年)に義湘大師の弟子である三法が創建した双磎寺(サンゲサ)は、全羅南道求礼邑から21km地点の、慶尚南道河東郡花開面花開里から雲樹里までの6km桜の木が並んでいる智異山の南の麓にあります。初期の名前は玉泉寺でしたが、その後、文聖王2年(840年)に真鑑国師 が再建した後、887年定康王が、禅寺の徳を仰いで双磎寺と改称しました。 今の建物は壬辰倭乱(文禄・慶長の役)のときに消失したものを再建したものです。双磎寺の春の桜は特に有名で、渓谷の澄んだ水と奇岩、古木が優れた景勝を作り出しています。境内の見所としては崔致遠の親筆である双磎石文、真鑑禅師大空塔碑(国宝47号)を過ぎ、北側500mほど行くと国師庵の庭に天然の楡の木、また東側に2kmほど行くと青鶴峰と白鶴峰のふたつの渓谷を有する高さ60m幅3mのプリル瀑布(智異山10景のひとつ)などの名所があります。また、 双磎寺はお茶とゆかりの深い場所で、新羅・興徳王3年(828年)金大廉が唐の国に使臣として行って帰国した際、初めてお茶の種を持ち込み、王令で智異山の南側、双磎寺一帯に植え、最初の栽培地と言われています。そのため、お茶の栽培地記念碑(道記念物第61号)もあります。


ソウル(中区) , 乙支路・忠武路・南山

この店はソウル特別市のトンデムンに位置した韓食専門店です。韓国を代表するチェーン店です。代表的なメニューはポサムです。


忠清北道(丹陽郡 )

丹陽市外バスターミナルは、忠清北道丹陽郡丹陽面別曲里にある丹陽郡のバスターミナルです。周辺には、丹陽温泉をはじめ古薮洞窟、島潭三峯、石門、泉洞洞窟、玉筍峰、亀潭峰、舍人岩など、丹陽の有名な観光名所が集まっています。


ソウル(鍾路区)

弘化門は昌慶宮の正門に正面3間、側面2間の重層寄棟屋根で多包式で作られています。石造の基壇の上に、原型の礎石を置いており、門楼下層は両開きの板門が設置され、出入りできるようにし、上層は板床の楼が設置されています。大韓民国の宝物第384号に指定されています。当初1484年に建てられましたが文禄・慶長の役の際に焼失し、1616年に再建されました。


京畿道() , 利川

2001年から1年おきに開催されている京畿世界陶磁ビエンナーレは、韓国の陶磁器の価値にスポットを当て、世界の陶磁器の中心を韓国に集める役割をしてきました。2011年のビエンナーレではジャンルの融合という意味のあるCeraMIXという新しいテーマで各界の関心やプラスの評価を引き出し、2013年のビエンナーレでは今まで芸術面で認められていなかった陶磁を国内外の専門家やマスコミを通して現代美術の1つの系統として認識させることに成功しました。京畿道の利川・広州・驪州の3地域は、全て陶磁器(*参考)で有名ですが、特に利川は韓国の現代陶芸の巨匠たちが1950年代以降に位置を築いて現代陶芸を築きながら現代陶磁のメッカとなり、広州は朝鮮時代の王室に陶磁を納品した伝統陶磁都市で、驪州は国内の生活陶磁の40%以上を生産する場所です。こうした特長にあわせて利川では世界陶磁分野の公募展の中で最大規模の「国際公募展」を、広州では「象嵌(ぞうがん)陶磁特別展」と「韓中陶磁芸術交流展」を、驪州では「セラミックスライフ展」などの展示が開かれます。陶磁を美術とつなげたレベルの高さと独創的な展示観覧とともに三地域の自然と調和した広い陶磁公園で開かれる陶磁器祭りでは、陶磁器作り体験、公演、地域陶芸工房などの展示販売フロアなどが楽しめます。(* 陶磁器:土を練って高熱で焼く器や装飾物で、1,300℃以下の温度で焼いた陶器と1,300∼1,500℃で焼いた瓷器をまとめた言葉。略して陶磁とも呼ばれる。) 


江原道(平昌郡)

世界で最も美しく、楽しいをモットーにしたリゾート「アルペンシアリゾート」は、他のリゾートにはない、ユニークなプログラムが充実していることで知られています。人体の生体リズムに最も合った標高700m、大関嶺の自然豊かな高原にあるファミリーウォーターパークオーシャン700は、波打つ海岸をイメージして造られました。一年中くつろげるよう、屋内設備を中心に設計されており、一味違った休息や楽しみ方が味わえます。