全羅北道(淳昌郡 )

回文山自然休養林は、全羅北道淳昌と井邑の境にそびえる回文山(830m)の東南側に位置する休養林で、清らかな渓谷と青々とした森が調和をなしており、散歩や休息の時間を楽しむのに適した場所です。また、滝の上に大きな吊橋が架かっており、この吊橋を渡る時はスリル満点です。回文山は、かつて熾烈な戦闘が繰り広げられた場所で、韓国戦争(朝鮮戦争)の時には司令部の拠点が置かれていた痕跡が今なお残っています。 休養林内には、散策路や体育施設、司令部跡地、展望台などの施設があります。宿泊施設には森の中の家、山林文化休養館、キャンプ場などがあります。


慶尚北道(青松郡 )

松韶古宅は、朝鮮・英祖(1694~1776 在位 1724~1776)の時代、沈琥澤(シム・ホテク)が建てた韓屋で、国指定の重要民俗資料第250号に指定されています。 松韶古宅はうっそうとした森に囲まれており、7つの棟に99の部屋があります。正門から入ると紅葉や松の木、花壇が中央にあり、大小のサランチェ(お客さんを迎える部屋)に分かれています。その後ろに典型的な「ㅁ」の形をした母屋があります。このように松韶古宅は、独立した空間が広いうえに区分されており、朝鮮時代の上流住宅の特徴をよく現しているといえます。 左側には離れが別にあり、古宅で一泊しようとする旅行客のためにきれいに補修されています。 ここでは伝統韓屋のひっそりとした雰囲気が味わえるだけでなく、チェギチャギ(羽蹴り)や投壷(トゥホ) などの5種類の民俗遊びも楽しめます。


忠清南道(泰安郡 )

忠清南道泰安郡の『テティスペンション』は海辺の丘の上にあり、テラスに立つと広々と広がる西海岸が一望できて胸の奥までさわやかな気分になる。すぐ前にあるオウンドル海水浴場では水遊びや潮干狩りが体験できるし、ペンション内の工房では石けん作りも体験できる。周辺観光地として万里浦海水浴場、茅項港、千里審樹木園、コッチ海水浴場などがある。グルメスポットにはワタリガニ、瓢箪の果肉入りテナガダコスープ、大正海老焼き、貝焼きなどがある。


慶尚北道(義城郡 )


慶尚北道(蔚珍郡 )

近南面と西面に広がる仏影寺渓谷(プリョンサ・ケゴク)は長さ15キロメートルにも及び、奇岩怪石ときれいな水が調和し優れた景色を誇っています。仏影寺渓谷は渓谷の中間地点に展望台が2か所あり、美しい景色を眺めることができます。また新羅時代の寺刹である仏影寺をはじめ仏岩、亀石、サザエ山などの観光ポイントが散在しています。夏は避暑地として、春と秋はドライブコースとして、冬は雪景色で有名で春夏秋冬観光客が途絶えることはありません。


忠清北道(沃川郡 )

忠清南道沃川郡にある錦江遊園地は慶釜高速道路の休憩所として有名です。休憩所が造られる前からこの一帯を流れる錦江流域は錦江遊園地と呼ばれていました。休憩所と近郊の村には電力供給を行っている小水力発電所を運営するためダムを建設され、その上流を流れています。下流には河を横切る橋があります。


全羅南道(珍島郡 )

望金山の頂上に位置する大橋と周辺の景観をひと目で見られる展望台で、特別な用意なく軽装で登ることができる展望台です。頂上から眺める周辺の景観は、思わず感嘆がこぼれるほどだと言います。 鹿津展望台は、鳴梁海峡と橋を見下ろすことができ、珍島大橋を一番よく眺めることができる 場所です。珍島大橋を経て、左側の山道から上ると見晴らし台の前まで行くことができ、その道は忠武公遺跡地である碧波津まで道が繋がっています。珍島郡は、第2珍島大橋竣工とともに 鳴梁海峡の鳴梁大戦の地である鹿津一帯を観光地として開発する事にしました。


全羅南道(順天市 )

三山二水の小江南だと称される順天という地名は、百済時代後期この村の貴族だったパク・ヨンギュとキム・チュンが名づけ、順天駅はその地名から取り1930年10月25日に開通しました。2012年麗水海洋エキスポと2013年順天国際庭園博覧会が開催されるにあたり2009年12月22日新駅舎に移転をし、東部陸軍の交通要衝地としての役割を果たしています。


京畿道(驪州市) , 驪州

三国時代の戦略的要衝の地、婆娑城址婆娑城(パサソン)は標高250mの婆娑山頂上を中心に稜線に沿って築城された石築地の山城です。城の一部は山すその川に突出しており、上下流を一目で見られる戦略的要衝の地です。婆娑城は城壁などが比較的多く残っており、周囲は約1,800mで、城壁の高さは高いところで6.25m、低いところは1.4mとなっています。川西里に面した東門址と金沙面梨浦里に面した南門址には門楼を建てた高柱形礎石2基と平柱礎石が残っており、東門址には甕城門地も残っています。婆娑城址の由来と歴史婆娑城は新羅第5代王婆娑王のときに築城されたものと伝えられており、『東国輿地勝覧』には1592年の文禄の役のときに柳成龍の案により僧軍が城を修理したという記録が残っています。[文化財情報]指定番号:史跡第251号  指定年度:1977年7月21日時代:三国時代大きさ:35,504㎡種類:城郭遺跡


京畿道(竜仁市) , 龍仁

龍仁市器興区にあるヒョジョン堂は、上品な伝統韓屋です。水原の華城行宮を復元したイ・イルグ都辺首(親方職人)と全国の職人たちが手掛けた韓屋で、伝統的な美しさと現代的な利便性を兼ね備えています。客室はソナム(松)、ヒャンナム(イブキ)、ペロンナム(サルスベリ)の三種類となっています。それぞれの客室は精巧な木組みの天井が印象的で、松の香りがほのかに漂います。箪笥、手文庫、薬だんす、机といった伝統家具と、四君子、花鳥図などの絵が飾られています。また、各部屋にはお茶が楽しめるよう茶道セットが用意してあります。韓紙が張られた扉を開けると手入れの行き届いた庭があり、その片隅にはチャントクテが並んでいます。毎年2月初旬には一般の人々が参加できる伝統ジャン作り体験イベントが行われ、外国人の宿泊客を対象とした伝統婚礼服・伝統韓服体験も行われています。 ヒョジョン堂は龍仁高速道路の麻城料金所から約7~8分の場所にあり、エバーランドや湖岩美術館、サムスン交通博物館も近くなっています。また、京畿道博物館やペク・ナムジュン(白南準)アートセンターまで約10km、韓国民俗村までは約12kmと近く、龍仁の人気観光地にもアクセスしやすくなっています。