京畿道(楊平郡) , 楊平

黄海道式冷麺の玉泉冷麺は、韓国戦争(朝鮮戦争)終結後、北韓(北朝鮮)の黄海道出身の人たちが故郷を思いながらその味を再現した料理です。戦争が残した痛みと北に残してきた家族を思う心を、黄海道を代表する冷麺を食べることで、少しでも癒そうとしたといいます。その味は、辛くなくて甘みがあり、実にさっぱりとした味わいで、老若男女誰もが楽しむことができるため、大きな人気を得ています。30年の伝統を持つこのお店の冷麺の人気の秘訣は、あっさりとしたスープにあります。


京畿道(坡州市 )

伴鴎亭(パングジョン)は、高麗時代末期から朝鮮時代第4代の王・世宗(セジョン・即位1418~1450年)の治世に至るまで、長きに渡り王を輔弼し89歳という長寿を全うした清廉潔白な官吏・ 黄喜(ファン・ヒ=1363~1452年)が晩年、官職を退き、故郷に戻り、鴎を友とし過ごした、臨津江(イムジンガン)下流の絶景の場所に建てられた亭子(東屋)です。そのすぐそばの少し高くなった場所には六角屋根のもうひとつの亭子・仰止台(アンジデ)もあります。 南北分断の現実を実感できる鉄条網が伴鴎亭のある丘と臨津江の間を遮り、また陽が落ちる頃になると寂しさと美しさが共に感じされるそんな場所が伴鴎亭です 朝鮮時代中期の文臣で学者でもあった許穆(ホ・モク)の『伴鴎亭記』ではこの場所を「朝汐の時になると白い鴎は川上へ群れをなし集まり、砂原はいっぱいとなる」と描写しています。 1452年、黄喜がこの世を去り、黄喜の遺徳を称えるため建てた厖村影堂(パンチョンヨンダン)や祭祀を行う景慕斎(キョンモジェ)が同じ敷地内にあり、臨津江を眺める黄喜の銅像も立っています。 また慶尚北道(キョンサンプクド)尚州(サンジュ)にある玉洞書院(オクトンソウォン)や全羅北道(チョルラプクド)長水郡(チャンスグン)にある滄渓書院(チャンゲソウォン)でも同じように黄喜を祀る祭祀を行っており、黄喜の墓は伴鴎亭から同じ京畿道北部にある汶山(ムンサン)の方へ向かった京畿道(キョンギド)炭県面(タンヒョンミョン) 金縄里(クムスンニ)の山の稜線にあります。 黄喜は左遷、罷免、配流など数々の苦難に遭遇しながらも、60年にわたる官職を貫き、法律や制度の整備、世宗大王のハングル創製に尽力するなど太平の御代を打ち立てる偉業を成し遂げました。 この場所とは異なりますが、同じように鴎を友とするという名称がついた亭子・狎鴎亭(アックジョン)もソウルの漢江(ハンガン)縁に建てられ、世宗大王の時代の文臣・韓明澮(ハン・ミョンフェ)が自らの号を取って狎鴎亭と命名しました。 現在ではその亭子は姿を消し、地名のみが狎鴎亭洞という形で残っており、その跡地は現在のソウル特別市江南区狎鴎亭洞にある現代(ヒョンデ)アパート11棟の裏手付近に当たります。


京畿道(漣川郡)

京畿道(キョンギド)最北端にある漣川郡(ヨンチョングン)青山面(チョンサンミョン)哨城里(チョソンニ)は東に抱川市(ポチョンシ)、南に東豆川市(トンドゥチョンシ)、北に漣川郡内の人口の50%・25,000人が居住する全谷邑(チョンゴクウプ)と接する地域で、漣川郡の入口に位置しています。哨城キムチ村はキムチ体験テーマパークで、韓国最高の伝統食品・キムチをテーマにしたキムチ体験及び販売、教育、展示を行う複合文化スペースです。


京畿道(坡州市 ) , 坡州(ヘイリ村)

紺岳山(カマクサン)は京畿(キョンギ)五岳の一つで、岩の間から黒と青の光が共に放たれることということから由来して名づけられた山です。 紺岳山のトレッキングコース・紺岳山トゥルレキルのスタート地点にある吊り橋・紺岳山つり橋は、道路によって山が寸断された雪馬里(ソルマリ)の谷とを結び、再び紺岳山を完全な一つの形に取り戻す役割を果たしている橋でもあります。 紺岳山つり橋は、韓国最長の150mにもおよぶ無主塔山岳懸垂橋で自然との調和を考慮し設計された橋です。


京畿道(華城市)

羊肉串だけでなく、様々な中華料理が味わえる店です。おすすめはラム肉の串焼きです。京畿道のファソン市に位置した洋食専門店です。


京畿道(漣川郡)

高台山(832m)は生態系が大切に保存された地域であり、韓国国内で唯一登山により北方の地を眺めることができる山です。古くから広範な山の麓とうっそうとした山林によって、林産資源が豊富なだけでなく、木材と炭を作るのにも適したところと言われています。韓国戦争(朝鮮戦争)以前には堅炭が有名な地方として広く知られていました。また、1907年11月臨津江で義兵を討伐しに派遣された日本軍に敗戦した後、再び日本軍隊と激しく交戦したところとしても知られ韓国国民の精気が渦巻いている所でもあります。


京畿道(儀旺市)

ソウル近郊に位置する韓国国内最初の湖の周囲を周るレールバイクを体験で着る場所がここ義王レールパークです。 フォトゾーン、鳥類生態ゾーン、スピードゾーンなど様々なエリアに分かれており、ソウル南部の舎堂(サダン)駅から電車で30分圏内とソウルからもアクセスがよく、周辺には自然学習公園、鳥類生態科学館、鉄道博物館があり、家族や恋人、海外からの観光客の皆様にもお楽しみいただける場所です。


京畿道(水原市)

1991年6月に開館した京畿(キョンギ)アートセンター(旧・京畿道文化の殿堂)は地方の文化芸術を活性化し、道民にさまざまな文化を提供すべく設立されました。大劇場、小劇場をはじめ、コンベンションセンター、野外公演場、各種ギャラリーなどがあります。 常に最先端の設備を構築し、一歩先を行く文化、専門的な文化をリードし、観客の皆様に最上の文化をご提供しています。


京畿道(加平郡)

加平・カルボン山の麓に位置するブルック5は、プールヴィラをはじめ、様々な客室20室が用意された大規模のペンションだ。秀麗な景色とモダンなインテリア、ハイレベルの施設で名をはせている。 ブルック5はプールヴィラ、キッズルーム、スタンダードなどの客室を保持している。客室の大きさは2人用から4人用までなので、カップルや家族が水入らずの時間を過ごすのに最適だ。室内に個別のプールが付いているプールヴィラ客室は5つ、室内ジャングルジムとベビーバスタブ、幼児用食器、哺乳瓶消毒器、幼児用便器などがあるキッズルーム客室は2つある。他はスタンダード客室で営業されている。客室ごとにスパを楽しめるワールプールバスがある部屋とない部屋があるので予約の前に確認が必要だ。客室には調理が可能なキッチンが完備されている。個別のバーベキュールームが設けられているので便利だ。 ブルック5の最大の自慢は年中利用できる温水プールだ。宿泊客なら誰もが利用できるプールは、縦横30m・7mに至るほど規模が大きい方だ。大人用プールと幼児用のプールが別々にあり、冬季は大人用プールのみ営業している。プールサイドにカフェスペースを1、2階に設け、水泳を楽しみながら休めるようになっている。コーヒーマシンが備えられており、セルフで利用可能だ。プールのすぐ前には杜密川が流れており、夏は水遊びが楽しめる。


京畿道(漣川郡)

朝鮮王家は1807年に建てられた高宗皇帝の令孫・李芹の古宅である念芹堂を基盤に作ったミュージアムホテルである。ソウル市鍾路区明倫洞にあったものを京畿道漣川に移し、韓国伝統王室の建築遺産を継承している。5ヶ月間の解体作業を経て、瓦や大梁、垂木、柱、礎、基壇、台石などをすべて移し、27ヶ月の期間を経て朝鮮王家の現在の姿を完成した。一般によく知られていなかった王室の空間がだれでも体験できる開かれた空間になった。王室韓屋での宿泊は王室文化の体験と同じ。韓屋客室は15室あり、全室にトイレ、冷房、冷蔵庫などを完備した。よもぎ蒸しや韓方せっけん作りなど、体験プログラムも運営する。客室に茶道セットを無料で提供し、朝食は有料で事前に予約するとハナウドご飯定食が食べられる。伝統婚礼やワークショップなどの場所として貸し切りも可能。ホテルの庭には小さい池や散策路があって、自然に囲まれてゆったり休める。