京畿道(坡州市 )

大韓民国の20世紀文化は大変大きな変動を経験しました、日本に統治権を奪われた1910年から40年代、苦難の6.25戦争が起こった1950年代、「いい暮らしを目指そう」という一念で全国民が一致団結した1970~80年代まで、次第にその時代のことを忘れてしまうのではないかという懸念から、2005年に30年間収集した様々な収集品約7万点をヘイリ村に移し、この博物館を開館しました。 入口から昔の懐かしい匂いが漂う韓国近現代史博物館は地下1階、地上3階建ての建物で、各フロアごとにそれぞれ異なる時代のとある街並みを丸ごと再現した韓国初の近現代史を振り返るテーマ博物館です。


京畿道(坡州市 )

知恵の森は出版都市文化財団が開設した新概念の読書スペースです。 知恵の森には3つのエリアがあり、高さ8mにも及ぶ書架がロビーと廊下に沿ってずらりと続き、他では体験できない光景が来場者に人気です。 およそ20万冊の蔵書が書架に綺麗に収められ、書架の長さは総延長3.1kmにも及ぶといいます。 通常の図書館の書籍の分類法によらず開放型の書架となっており、誰でも自由に入って本を手に取り読むことができるのが特徴です。 知恵の森1館は学者、知識人、専門家が寄贈した書籍を所蔵するスペースで、2館・3館は出版社寄贈の書籍を所蔵しています。 3館は365日24時間無料で一般開放されており、愛読家に大変人気の場所です。 毎週土曜日午後にはテーマ別に深い内容を探求する人文学講演や分野別に作家を招へいし開催する講座プログラム「人文学堂」も実施しており、好評を博しています。


京畿道(水原市)

錬武市場(ヨンムシジャン)は1985年8月5日にソン・ヨンジョン氏が開設、錬武洞、 迎華洞(ヨンファドン)、牛満洞(ウマンドン)、二儀洞(イイドン)、光教洞(クァンギョドン)地域唯一の市場となっています。


京畿道(高陽市)

注葉(チュヨプ)子ども図書館は地上3階、地下1階の延床面積2,049平方メートルの規模を誇る子ども専用の図書館です。10万冊を超える蔵書を持つ子ども図書資料室、コンピュータ利用が可能なマルチ動画部屋、公演やイベントも実施できる調和の場などがあります。 世界各国の文化に重きをおきコンセプト化した図書館で世界各国のさまざまな生活文化イメージを表現した外国の童話や韓国の昔の情緒を感じることができるお話の部屋、マルチ動画部屋、光の絵動画部屋(DVD等視聴覚室)など子どもたちが未来へのビジョンを抱けるような各種施設を完備しています。 韓国の朝鮮時代の学問を学ぶ私塾的存在の屏山書院(ピョンサンソウォン)にあった休息や講学の場として使われた晩対楼(マンデル)をモチーフにした空間もあり、裸足で歩く韓屋の構造に似ているという点で建築的意味ももっています。 広い窓と楽しい複層式構造の建物、かわいい宮廷のような建築物が自慢の綺麗な図書館で、本をテーマにした遊び場的な役割が子供たちに幸福感を与えている、そんな図書館です。 ※開館日2007年6月28日


京畿道(坡州市 )

坡州(パジュ)プロバンスで冬の祭りの名所として知られる美しく幻想的な「星の光祭り」を開催します。期間は2017年11月25日からおよそ2年間長期にわたって開催される予定です。 ロマンチックなクリスマスや年末の雰囲気を一足早く感じられ、艶やかなLEDのイルミネーションでプロバンス村を照らす夜景は来場者に大変人気があります。 特に今回の坡州プロバンス星の光祭りは、大型スクリーンを設置して華麗な映像美を演出、海の上を泳ぐかのような大きなクジラの模型やハートトンネル、数多くのフォトゾーンなどがあり、素敵な星の光の饗宴を体験できます。


京畿道(坡州市 )

スカイウォーク「明日の奇跡の音」は韓国分断の歴史的シンボルで臨津江(イムジンガン)に架かっていた京義線の複線の鉄橋「トッケタリ」の片側を復元し作ったものです。6・25戦争(韓国戦争・1950-1953)時の爆撃によって鉄橋は破壊されましたが、片一方は後に道路橋として改修され捕虜交換の際や板門店へ繋がる橋として利用された「自由の橋」(現在は再び鉄道の鉄橋として利用)、そしてもう一方の破壊された鉄橋の残った5つの鉄橋の橋脚を基礎に長さ105m、幅5mの戦争前の鉄橋の一部を再現しました。2層構造で過去と現在、未来のエリアに分けて構成されています。民間人統制線(民統線)内に位置していますが、特段の許可なしに出入りすることができる唯一の施設です。


京畿道(始興市)

烏耳島(オイド)は、元々、京畿道(キョンギド)始興市(シフンシ)の陸地から4km離れた沖に浮かぶ南北に長い島でしたが、1932年に干潟を塩田開発したことで陸続きとなり、1980年代末に始華(シファ)工業団地が造成されてからは、完全に埋立てられました。 近くには観光スポットとしても有名な済扶島(チェブド)、大阜島(テブド)、蘇莱浦口(ソレポグ)などがあります。 烏耳島遺跡は烏耳島の小高い山頂を中心にその麓付近に分布しています。烏耳島にある軍の駐屯地内でも数多くの貝塚の痕跡があり、また駐屯地内の山頂付近には仁川(インチョン)と狼煙のやりとりを行った烽燧台(狼煙台)も残っています。 この他、烏耳島には多数の貝塚も発見され、烏耳島全体に遺跡が点在していることが分かりました。新石器時代から統一新羅時代に至るまで人々が暮らしを営んでいたことが確認されている烏耳島。発掘された住居跡、オンドルの遺構などから出土した土器のかけら、石器、 漁網の重りなどは、韓国の沿岸地域の人々の当時の生活ぶりや、韓半島の西に広がる西海(ソヘ)沿岸の文化を研究する上で貴重な資料となっています。 烏耳島遺跡は韓国の西海沿岸の島しょ地域を代表する遺跡で、中でも統一新羅時代の住居跡は烏耳島地域で初めて発見されたもので、当時の居住形態やオンドルの発展過程を理解する上で、大変学術価値が高いものと評価されています。 <出典:文化財庁国家文化遺産ポータルサイト>


京畿道(高陽市)

高陽新韓流広報館は高陽市で制作支援したドラマ、映画のシナリオ、衣装、作品やスチール写真、K-POP商品などを展示しているところです。 韓流映画、ドラマ、K-POPファン、特に外国人ファンんのために作られた施設で、韓流映画やドラマの背景をバックに写真を撮ったり、実際の撮影に使われた衣装や小道具を直接着たり使ってみたりすることもできます。


京畿道(抱川市 )

大釜をひっくり返したような形から名付いた橋洞(キョドン)カマソ(釜沼)。 この橋洞カマソの地質・地形的特徴のひとつに、溶岩が固まる過程で溶岩内部からガスが抜けたときにできる気孔の跡があります。 橋洞カマソの玄武岩にはこのような跡が数多く見受けられます。 一つの溶岩の塊の中で、内部は塊状の溶岩、表面は溶岩ガスの気孔が至る所に残っているのを観察できます。この他、地形的観点から橋洞カマソを観察すると、玄武岩の浸食面から川の流れの方向を知ることもでき、過去、川がどの方向へ流れていたのが類推することができます。 <出典:漢灘江地質公園>


京畿道(漣川郡)

地蔵峰(チジャンボン=標高877m)が源流である才人(チェイン)瀑布は漢灘江の西側の奥まった支流にあります。高さ約18メートルの瀑布から落ちる澄んだ冷たい水と、周囲の鬱蒼とした樹木が素晴らしい光景を作り出します。 特に夏と秋には多くの観光客が訪れるところです。 この瀑布の名前ですが、その昔、村の領主が綱渡りの達人の才人に絶世の美女である妻がいることを知り、才人にこの瀑布で綱渡りをさせ死に至らしめ、その妻を奪おうとしたところ、その妻が自決、その後、才人の怨念が宿るこの瀑布を人々は才人瀑布と呼ぶようになったという伝説に由来しています。 ソウルから才人瀑布までバスで1時間半の距離で日帰り可能なコースです。軍事作戦地域に属し、土・日曜日にのみ開放されますが、、5月から9月までの間は平日にも検問なしで通過できます。才人瀑布から漢灘江に沿って進むと全谷先史遺跡地、漢灘江遊園地、崇義殿といった観光地や憩いの場が多くあります。宝蓋山を超え、くねくねした道を漣川邑まで下りていく道は仙郷を見るような風景で、近くの東幕谷(トンマッコル)は若者が多く集まり避暑地としても有名です。