京畿道(広州郡) , 南楊州

2008年12月にオープンした昆池岩(コンジアム)リゾートは、ソウル市江南から40分の所にあるという点で最大の魅力を持っています。首都圏最大の規模を誇るスキー場や476室のコンドミニアム、スパ、ゴルフ場など様々な施設を備えた総合プレミアムリゾートです。リフトの待ち時間の解決と、利用客の安全を優先し、国内初のスキー場の人数制限を実施する予定です。ピーク時を除いて約4,500名までとする予定で、リゾート会員でない場合はホームページから予約ができません。利用客が少ない場合は、現地でも入場券を買うことができますが、週末の場合は利用客が多いため早めの購入が必要です。昆池岩リゾートは、初・中級者やボーダーのために優れたスキースロープを備えています。特に、頂上まで続いている3つのリフトと約1.8Kmの初・中級者用のコースは、首都圏では最大規模となっています。


ソウル(瑞草区) , 江南・三成(COEX)

国立国楽院は韓国の伝統国楽を継承し発展させるために作られた機関で、新羅時代以後から伝わる宮中音楽機関にその起源を置いています。各種公演をはじめとした学術研究や国楽教育、海外教育などを通し、国民と共に歩む国楽、世界の中の国楽を追求しています。2つの室内公演場と1つの野外公演場の計3つの公演場があります。韓国最大の国楽専用の室内公演場である礼楽堂の外観は、水原城の形をイメージして設計されており、内部は伝統的な演奏空間の特性を生かし、すべての国楽の公演に合うように建てられているので、宮中音楽や呈才(朝鮮時代、宮中の宴会で行われた歌舞)など、あらゆるジャンルの韓国の伝統芸術や唱劇ような大型公演も可能です。舞台と客席は伝統的な演奏公演が行われたマダン(庭)をイメージして作られており、客席も土蔵の模様の間で区切られています。天井には凧模様の放射版があるので、公演場全体がまるで韓国の昔の家屋のようです。礼楽堂の2階には託児所があるため、静かに落ち着いて公演を観賞をすることができます。もう1つの室内公演場ウミョン堂は、屋外で行われる公演を室内でも行われるように設計されており、必要に応じて広さを調節することができるようになっています。また、隣接する国楽博物館では、様々な関連資料を閲覧できるほか、伝統楽器など国楽関連の映像などが見られます。さらに、入り口横の資料販売室では、国楽関連の音楽資料やCDやテ―プなども販売されています。


全羅北道(全州市 )

慶基殿(キョンギジョン)は、朝鮮王朝の始祖、李成桂(太祖)にまつわる遺跡地です。豊南門から東に150m程行くと、青々とした森の中に慶基殿が出てきます。史跡第399号に指定されている境内の中には、宝物第931号に指定されている李成桂の御真(肖像画)があり、有形文化財第16号に指定されている肇慶廟もあります。慶基殿は、李成桂の肖像画を安置するために太宗10年(1410)に建てられました。ここに安置されている李成桂の肖像画は、壬辰倭乱(文禄・慶長の役)や丙子胡乱の際には戦火を逃れるために別の所に移されていましたが、1614年に慶基殿が再建されると再び慶基殿に安置されました。慶基殿の北側には、全州李氏の始祖である李翰夫婦の位牌を安置した肇慶廟があります。肇慶廟は、英祖47年(1771)に建てられました。また、慶基殿の周辺には、豊南門や全州客舎、全州郷校、寒碧堂、梧木台と梨木台、南固山城などがあります。


大邱広域市(中区)

1996年韓国伝統文化保存(伝統名匠人)として指定され、大邱広域市の郷土伝統料理店としても指定されている有名なお店です。63年の伝統を持つこのお店は大邱に住んでいる人々の味に合わせて調理され、ご飯とスープが別々に出てくる大邱固有の伝統料理です。  


ソウル(麻浦区) , ソウル西部

2002年5月1日に開園したワールドカップ公園は、1978年から15年の間集められた9200万トンのゴミで埋め立てられた蘭芝島にワールドカップ大会を記念して造成されました。6年にわたってゴミの埋立地から発生する環境汚染物質に対する処理を徹底的に行い、1年以上の歳月をかけ造成作業が行われ、平和の公園、蘭芝川公園、蘭芝漢江公園、ハヌル(空)公園、ノウル(夕焼け)公園というそれぞれの特徴を持った造りとなっています。105万坪の敷地に、週末にもなると大勢の人々で賑わうソウル市民の憩いの場となっています。 平和公園 : ソウルワールドカップ競技場から一番近いところにある公園。池や庭園、遊具などがあり、ピクニックにも最適。 蘭芝川公園 : 蘭芝川周辺の開発に合わせ作られた公園。ゴミから出た汚染物質のあった89000坪の敷地を完璧に清浄化して美しい公園に再造成しており、今では野外ステージや各種運動施設でスポーツを楽しむ人々で賑わっています。 蘭芝漢江公園 : 蘭芝漢江公園は漢江沿いに開発された公園で、キャンプ場やサッカー・バスケットボールコート。芝生の広場、そして遊覧船の船着場もあります。 ハヌル(空)公園 : ワールドカップの5つの公園のうち、一番高い場所にある公園。ゴミの山だった所に青い丘と22の展望台が作られています。5つの風力発電機で公園と管理事務所の電力全てを供給しています。 ススキ祭り期間中は夜間でも一般開放されています。 ノウル(夕焼け)公園 : 9ホールのゴルフ場があるこの公園は10万3千坪の埋立地に出来た公園。環境汚染問題の無い埋立地をめざし、長い年月をかけて造成されており、今では漢江の風景と共に自然が調和した美しい公園となっています。


仁川(南洞区) , 仁川市街地

2014年の仁川アジア大会のために建設されたこの会場は、その大会のために特別に建てられたスポーツ施設の中で最も大きなものです。住所は仁川広域市南洞区蘇来路500に位置し、2013年9月27日に完成しました。競技場の面積は42,357㎡で、座席数は8,828席です。アジア大会の際、体操競技が開催され、孫延宰は個人総合部門で金メダルを獲得しました。 主な施設としては、メインのスポーツフロアと補助のスポーツフロアがあります。この会場はスポーツ施設だけでなく、K-pop Star 4やK-pop Star 5のライブ放送の場所としても利用されました。さらに、2020年の旧正月アスリート選手権もここで収録されました。スポーツイベント以外にも、さまざまなイベント、コンサート、ライブパフォーマンス、テレビ収録の場として頻繁に使用されています。 ▷▶Google Maps


京畿道(竜仁市) , 龍仁

龍仁農村テーマパークは12万平方メートルの規模で、都市に暮らす人達に差別化された「脱日常の農村体験空間」をテーマ化した家族単位の「快適な休息空間」を提供することにより、人生の質・情緒を養うことができる場所です。・農村の空気を感じることのできる作物学習園と野花の広場、花と風の庭園、木花園、朝鮮松林の散策路、ハーブガーデン・過去、現在、未来の農業を見ることのできる、1,426平方メートルの2階規模の農業文化展示館、昔の農機具体験ができる常設体験場、昆虫体験展示館、動物園


全羅北道(全州市 )

2010年11月6日にオープンした御真(オジン)博物館は地上1階、地下1階、延面積1,193.71㎡で、慶基殿と太祖御真(李成桂の肖像画)を中心とした展示を行っています。1階には太祖御真と新しく模写された6人の御真(世宗、英祖、正祖、哲宗、高宗、純宗)が展示されています。その他に展示空間としては歴史室、輿車室、企画展示室があり、休憩スペースや遺物を保管するための収蔵庫施設もあります。


慶尚南道(金海市 )

2008年の12月にオープンした「ロッテプレミアムアウトレット(金海店)」では、衣類やファッション雑貨など様々な国内外ブランドをデパートよりも手ごろな価格で購入することが出来ます。バーバリーやデュポンなど約20店舗に及ぶ海外ブランド専門店やブランドメガショップ、便利なサービス施設、大型フードコートなど、一ヶ所でショッピングをすることが出来る他、文化生活を楽しむことも出来ます。


ソウル(恩平区)

津寛寺は、東の仏岩洞、西の津寛寺、南の三幕寺、北の僧伽寺と言われ、昔からソウル近郊の4大名寺院として有名です。 津寛寺の歴史は、高麗第8代顯宗元年・西紀1010年に顯宗が、津寛大師のために創建したと言います。朝鮮を建国した太祖李成桂の命令によって、祖宗仙霊と殉国忠烈、犠牲になった高麗王氏の魂を慰めようと水陸社を設け春・秋露水陸大斎を施して来ました。 世宗の時代には、集賢殿の学士たちのための読書堂を津寛寺に立てて成三問、申叔舟、朴彭年など学者たちが読書できるようにしたと言います。韓国動乱の時の共産軍掃討の一環で寺院は灰燼してしまいました。1963年比丘尼真観僧が寺主として赴任し、約30年間にかけて復元工事を行い今の伽藍に一新、復元しました。 建物としては、大雄殿、冥府殿、羅漢前、七星閣、独聖閣、那迦院、鴻済楼、動静閣、東別堂、ヨサチェなどから成り立っています。大雄殿には、本尊仏である釈迦牟尼仏と脇侍菩薩としては、弥勒菩薩と提和竭羅菩薩を祀ってあり、冥府殿は地蔵菩薩と道明尊者、無毒鬼王十代大王を、羅漢殿は釈迦牟尼仏と弥勒菩薩、提和竭羅菩薩、十六羅漢像を祀ってあります。 北漢山国立公園に指定されるほど美しい自然環境と文化歴史を誇る津寛寺は、現代を生きて行くソウル市民たちに心の平和と日常の疲れを癒してくれる清凉剤のような役割を果たしており、今日も仏様の慈悲を世の中に伝えています。