忠清南道(泰安郡 )

韓彩堂(ハンチェダン)は韓屋2棟からなる宿泊施設です。 2棟とも同じ造りの韓屋で、伝統的な韓屋の特長である瓦や板の間、オンドル部屋の床の下に敷き詰める石など忠実に再現しています。 韓屋内部の施設は現代的な機能を加え、韓屋と現代的な家屋の長所を取り入れています。 4人用テーブルがある居間、寝室2部屋、浴槽やシャワートイレが完備した寝室のトイレ、同じくシャワートイレが完備した居間にあるトイレ、ワインバーテーブルがあるキッチンなどがあります。 寝室には4人部屋に2人用布団が2組、もう一つの寝室には2人用布団が1組あります。箪笥の中には布団がさらに別途1組あり、布団の心配はありません。 キッチンには炊事用具もありますので料理も可能です。 バーベキューも屋外で可能です。バーベキューをご希望の方は事前予約制で、バーベキュー用具は別途レンタル料が必要です。 窓を開けると眼下には学校の校庭、そして遠くに海岸の風景が広がります。テレビで放映されたりドラマのロケ地にもなった韓屋で、それだけ趣のある造りが自慢の韓屋です。


全羅南道(康津郡 )

全羅南道康津(カンジン)、茶山草堂(タサンチョダン)の入口に近いところにある茶香小築(タヒャンソチュク)は伝統韓屋民泊施設です。古の人々が使っていた道具などをこの目で直接見ることができ、郷土博物館のような趣がある韓屋です。 茶香小築は周囲に野生のチャノキ(茶の木)が自生しており、いつでも茶道体験が可能なところでもあります。 他にも客室の周囲には季節ごとに大小さまざまな花々が咲き乱れ、興味深い盆栽も数多く、見ているだけでも時の過ぎるのを忘れてしまうほどです。 全室黄土壁の韓屋の部屋となっており、寝具類もやはり天然素材を用いた染色の寝具のみを使用する徹底ぶりです。 秋の頃になると母屋へと向う道には数十株の菊の植木がずらっと並び、まさに秋本番という雰囲気となり、静かな自然の中で憩いのひとときを満喫できます。


ソウル(鍾路区) , 仁寺洞・鍾路

[中小ベンチャー企業部2018年「百年店」に選定] 「新安村(シナンチョン)」は1986年に開業しました。店舗は雰囲気のある韓屋構造になっており、ホンオサムハプ(ガンギエイの刺身・豚肉・キムチ包み)、ホンオテンジャンクク(ガンギエイの味噌汁)、軟泡湯(テナガダコスープ)、ピョンオジョリム(マナガツオの煮付け)などの土俗料理を全羅南道で生まれ育ったご主人が腕を振るうお店です。珍しいメニューである長い串にテナガダコを巻いて火であぶったナクチックリや、季節ごとに漬けるオリクルジョッ(粉唐辛子をまぜたカキの塩辛)、ヌマエビの塩辛、タチウオの塩辛なども味わうことができます。 2人以上で注文可能なセット定食、3人以上で注文可能なランチスペシャル定食、4人以上で注文可能なコース料理メニューがあり、人数に合わせて充実したコース料理を楽しむことができます。また、電話やホームページでの予約が可能なので、あらかじめ予約して訪問するとよいでしょう。


慶尚北道(安東市 )

河回(ハフェ)村の中にある「安東(アンドン)河回養真堂(ヤンジンダン)」は、宝物第306号に指定されている豊山(プンサン)柳氏の大宗家です。 柳仲郢(リュ・ジュンヨン、1515~1573年、雅号は立巖)の雅号にちなんで、立巖(イバム)故宅という扁額が掲げられています。養真堂という名称は、柳仲郢の息子である柳雲龍(リュ・ウンリョン、雅号は謙菴)の6代後の子孫にあたる柳泳(リュ・ヨン、1687~1761年)の雅号にちなんだものです。「己の本性を養う」という意味です。ソスル大門(屋根が一段高く作られた門)をくぐると堂々たる構えの韓屋が見えてきますが、よく磨き上げられたテチョンマル(板の間)などを見ていると、心が和んできます。高麗時代の建築様式を持つサランチェ(客間)と、朝鮮時代の建築様式を持つアンチェ(母屋)が共存していることが、養真堂の特長のひとつです。壬辰倭乱を経て建物の補修を行ったため、二つの時代の建築様式を併せ持つようになったと言われています。長い歴史が刻まれた故宅が今日まで守られてきたことに、ありがたみを感じます。手入れの行き届いた庭園からは、子孫たちがこの場所をいかに大切にしてきたかが感じられます。威厳のある外観とは打って変わって、客室の内装はシンプルで質素です。長い間大切にされてきたと思われる伝統的な螺鈿細工のたんすや、棚いっぱいに重ねられた食器、所々に置かれた陶磁器に目を引かれます。まるで、小さな民俗博物館のようです。滞在中は、ぜひ伝統遊びもお楽しみください。ユンノリ、投壷、チェギチャギ、コマ回し、凧揚げなどができます。時期によっては、宗婦(直系子孫の妻)から自家製の酒造りや、餅・らくがん・花果茶作りなどを教わる体験プログラムが開かれます。


忠清南道(瑞山市 )

忠清南道大山邑にある三吉浦港は、唐津市石門面橋路里と大山邑花谷里の三吉浦をつなぐ大湖防潮堤の最終地点にあり、大湖の水門がある所です。大湖防潮堤は1984年11月6日に竣工された防潮堤で長さ7.8km、海岸沿いのドライブコース、海に浮かぶ大小の島々を見ながら釣りを楽しむことができる場所です。堤防の中心には農産物の直売店、宿泊施設、休憩施設のある休養地として開発され、観光名所としても人気です。 西海岸のどの港に行っても週末になるとソウルや首都圏から車で訪れる人が多く、駐車する場所がないほどで、この三吉浦港も例外ではありません。


蔚山広域市(中区)

1922年玉橋市場(オッキョシジャン)として誕生して以来、80年以上もの間、この場所で人々の哀歓とともに時代を歩んできた蔚山(ウルサン)中央市場。この蔚山中央市場は、お客様のご満足を第一にお迎えする市場です。 世界的な不況の中でも、数多くのお客様のご利用とご愛顧を頂き、婚礼用品関連をはじめカーテン、食器、祭祀用品、衣類など多彩な商品を取り扱っている市場です。 韓国で最長を誇るアーケード施設がある蔚山中央市場では、毎週月曜日を除き、午後7時から夜中0時まで夜市場を開催しています。およそ30ほどのグルメをご用意、ファミリーレストランでの経験があるシェフ、料理学校講師、そして未来を担う若手シェフが味を競い合っています。


ソウル(城東区)

ENTER6往十里駅店はヨーロッパの街並みをテーマに、6つの特色あるアベニューで構成されたテーマパーク型ショッピングモールです。


仁川(延寿区) , 仁川市街地

韓国・仁川にある「トリプルストリート」は、韓国旅行の中でも特におすすめの観光地の一つです。この大型複合文化施設は、ショッピング、グルメ、エンターテインメント、そして文化体験が一度に楽しめる新感覚のスポットです。家族連れ、友人同士、カップルなど、誰もが思い出に残る時間を過ごせる場所として、年間を通じて多くの観光客に愛されています。 トリプルストリートの特徴 このエリアの最大の魅力は、その多様性と活気に満ちた雰囲気です。年間を通じて行われるフェスティバルやイベントは、訪れるたびに新しい発見をもたらしてくれます。建物ごとに異なるテーマを持つショッピングモールには、最新のファッションブランドやおしゃれなカフェ、地元で人気のレストランが並び、ショッピング好きにはたまらないエリアです。また、映画館や体験型のアクティビティが用意されており、どの年代の方でも楽しむことができます。 おすすめポイント インスタ映えスポット 特に注目されるのは、アーケードの天井に飾られたカラフルな装飾やユニークなアート作品。SNS映えする写真を撮りたい方にぴったりのスポットです。 日中も夜も楽しめる雰囲気 日中は青空の下でリラックスしながらショッピングや散策を楽しむことができ、夜には建物や周囲のライトアップが幻想的な雰囲気を作り出します。ライトアップされた通りを歩くだけで、特別な夜を演出してくれるでしょう。 イベントとフェスティバル 季節ごとに行われるテーマ別イベントは、ショッピングや食事だけでなく、訪問者にエンターテインメント性あふれる体験を提供します。訪問する時期に合わせて何度でも新しい魅力を感じられる場所です。 アクセス トリプルストリートは、仁川地下鉄1号線「テクノパーク駅」2番出口から徒歩約5分と、非常にアクセスが便利な立地にあります。仁川国際空港からも比較的近く、韓国旅行の始まりや終わりに立ち寄るにも最適です。 トリプルストリートでの過ごし方 観光やショッピング、地元グルメの試食など、ここでは韓国の文化と都市の魅力を存分に味わうことができます。家族や友人と楽しい時間を共有したり、一人旅でのんびりした時間を過ごしたりと、さまざまな楽しみ方が可能です。 韓国旅行の際は、ぜひ仁川の「トリプルストリート」で思い出深い一日を過ごしてみてはいかがでしょうか?


慶尚北道(奉化郡 )

# 慶尚北道奉化郡春陽面に位置する醒巌斎(ソンアムジェ)は、1915年に金剛(クムガン)松を使って建てられた伝統韓屋です。独立有功者である姜必(カン・ピル、雅号は宜斎)の三男、カン・スンウォン(雅号は醒巌)の旧家です。醒巌斎は、日帝強占期に姜必が上海の大韓民国臨時政府に資金を渡した場所でもあり、朝鮮戦争の際には国軍第3師団長室としても使われた歴史的な場所です。現在はカン・スンウォンの孫夫妻が暮らしており、祖父の雅号にちなんで「醒巌斎」と名付けられました。歴史と文化を伝える古家を体験できるようにと宿泊施設としてオープンし、一般公開も行っています。オーナー夫妻は、韓屋の保存だけでなく庭づくりにも力を注いでいます。また、伝統的な韓屋でありながらも施設は現代的で、年齢や性別、国籍に関係なく誰もがゆっくりとくつろげます。醒巌斎のそばにある国家民俗文化財第279号の奉化晩山(マンサン)故宅は醒巌斎の本家にあたり、宿泊者であれば誰でも見学することができます。韓屋のためお部屋での調理はできませんが、近所に飲食店があるので食事の心配はありません。朝食は予約が必要で、1人当たり15,000ウォンで蓮飯定食が提供されます。徒歩5分の場所に嶺東線の春陽(チュニャン)駅があり、鉄道でのアクセスが便利です。チェックアウト後にも周辺を散策・トレッキングしたり、鉄道旅などを楽しみたい方のために手荷物預かりサービスも行っていますので、ぜひご利用ください。


忠清北道(清州市 )

* 災いを救った幢竿、龍頭寺址鉄幢竿 * 1962年12月20日、国宝第41号に指定された清州(チョンジュ)龍頭寺址(ヨンドゥサジ)鉄幢竿(チョルダンガン)。 花崗石で作られた基礎となる支柱は高さ4.4m、その上に立てられた鉄幢竿の高さは12.7m、繋ぎ合わされた鉄幢竿ひとつひとつを構成するそれぞれの鉄筒の高さは63cm、鉄筒の直径は40cmとなっています。 幢竿(タンガン)は寺で祈祷や法会などが行われる際に掲げる旗・幢を挿す柱のことをいいます。 新羅時代以降、寺を建立する時にはこの幢竿が数多く設置されましたが、現在ではほとんどの場合、石で作られた支柱を残すのみとなっており、旗を挿す部分の幢竿は無くなってしまっています。 鉄幢竿としては宝物第256号・公州(コンジュ)甲寺(カプサ)の鉄幢竿や京畿有形文化財第39号・七長寺(チルジャンサ)幢竿、そしてこの龍頭寺址鉄幢竿の三つを残すのみとなっています。 幢竿の支柱は花崗石で作られ、二つの支柱が向かい合って立っています。その間に円筒形の20の鉄筒を縦につなぎ合わせ鉄製の幢竿を作り、立てました。 石造りの二つの支柱の外側の中央には縦にくっきりとした線を刻み込み、単調にならないように変化を与えたデザインとなっており、また支柱の一番上には幢竿を固定する仕掛けを設け、幢竿がゆれないよう工夫が凝らされています。 特に鉄幢竿の下から三つ目の鉄筒に鉄幢竿を立てた経緯やその過程が刻まれています。 この銘文によれば962(高麗光宗13)年に建立され、元々幢竿は30の鉄筒を繋げて作られていたということです。 * 龍頭寺址鉄幢竿にまつわる言い伝え * 鉄幢竿にはこんな逸話が後世に伝えられています。 その昔、清州は洪水が頻繁に発生し、庶民が度々被害を被っていました。そんなある日、とある占い師が大きな帆柱を立てれば、このあたりが船の形になり災難を逃れることができると語り、その言葉をきいた人々は帆柱の役目を果たしてくれる幢竿を立てました。 すると立てるやいなや、それ以降清州の町を洪水が襲うことはなくなりました。この時から人々は清州を舟城(チュソン)と呼ぶようになったといいます。