京畿道(議政府市)

石林寺(ソンニムサ)は大韓仏教曹渓宗第25教区本寺である奉先寺の末寺です。新羅時代末期に高僧の錫賢が創建したといわれていますが、昔の遺構は残っておらず、朝鮮時代末期に金時習が吟じた『石林庵記』のみが伝わっています。


忠清北道(提川市 )

2004年創業の有機農生薬を扱う企業を母体としています。韓方薬・生薬についての膨大な知識と経験を評価され、2013年に文化体育観光部の公募事業に選定、設置された体験場です。有効成分の含有量が高いとされる堤川の生薬に触れ、五感をフル活用しての体験ができるテラピープログラムを運営しています。


江原道(太白市)

太白といえば思い出すのが石炭、すなわち練炭。それに美食家が泣いて喜ぶ高原地帯で育った牛肉が出会って、太白韓牛コルのカルビになりました。江原観光大学の入り口に位置する太白韓牛ゴルは、元祖中の元祖として噂のお店。こちらでは練炭の火で焼く韓牛生カルビ(ハヌ・セン・カルビ)と味付け肉(チュムロク)が主なメニュー。適度に油が乗った分厚いカルビ肉を焼くと、じゅわっと肉汁がしみ出てきて、その味は絶品です。太白の高冷地で約三年育てた黄牛を解体し、三日間ほど低温熟成させて、肉の味を良くするのがこの店の秘訣。また、この店では個室でも練炭焼きを楽しめる。炭火を使えば管理面でも簡単ですが、味はもちろんのこと、昔ながらの炭鉱村の雰囲気を出すために練炭焼きにこだわっているのです。建物の後ろには練炭をくべる釜戸が数十個並んでおり、この釜戸で身体に有害なガスをすべてとばし、その練炭に残された火種で肉を焼くため、練炭中毒の不安はいりません。太白韓牛ゴルは肉以外にも、味噌鍋(テンジャン・チゲ)が美味しいお店としても知られています。お店で手作りした味噌に、大根と納豆 (チョングッチャン)を入れて、あらかじめ二~三時間ほど煮込んでおき、注文が入るともう一度煮込んでからテーブルに出します。白菜浅漬けキムチ(ペチュ・コッチョリ)、水キムチ(ムルキムチ)、トウガラシの醤油漬け(コチュ・チャンアチ)、ニラの和え物(ブチュ・ムッチム)、卵巻き(ケラン・マリ)など八種類のおかずも味わえます。


忠清南道(論山市 )

江景(カンギョン)は近代の時期に港を中心に一大経済圏が形成され繁栄した街。 19世紀末から20世紀初頭にかけて、群山港(クンサンハン)が開港し、群山線や湖南線(ホナムソン)、長項線(チャンハンソン)といった鉄道が開通すると、江景における商業の中心地的機能は衰退していきました。 代表的な文化財としては、旧江景労働組合(登録文化財第323号)、旧韓一銀行江景支店(登録文化財324号)、江景旧 延寿堂乾材薬房(登録文化財第10号)、江景中央初等学校講堂(登録文化財第60号)などがあります。


京畿道(議政府市)

韓国戦争(朝鮮戦争)の直後、食糧難に喘いでいた市民がアメリカ軍の生活用品処理場に残された肉などを持ち帰り、鍋で煮込んだものが「様々なソーセージ入りキムチ寄せ鍋(プデチゲ)」の元祖です。しかし、今ではソーセージやハムなどの具がたくさん入った栄養満点のチゲ鍋へと生まれ変わり、誰もが知っている人気料理となりました。その中でも、議政府のプデチゲは、「議政府チゲ」と呼ばれるほど人気を博しており、その中でも最も有名なお店がここ「ボヨン食堂」です。麦で作った自家製コチュジャンと、キムチから出る深みのある辛味を、ぜひ一度ご堪能ください。


慶尚南道(河東郡 )

蟾津江はシジミで有名です。シジミは肝臓病や黄疸などに効果があり、体が弱っている人にもいいとされているので、昔から珍重され、たくさんの人がその効能にあやかろうとした食材です。このお店は蟾津江のほとり、河東にあり、「シジミ汁(チェチョプクッ)」が口コミで広がりました。生臭さもなく、さっぱりしているシジミ汁のスープに、白く輝く河東産のご飯をひとさじいれると、それだけでこのお店の評判に納得がいきます。「シジミの刺身」もこのお店の珍味なので、必ず一度は味わいたい一品です。


慶尚北道(奉化郡 )

清涼山を背景にした文化遺産と自然環境、地域広報資料をひとつの場所に集めて展示することで奉化の歴史と文化に対する理解はもちろんのこと、地域伝統文化の継承と郡民の情緒を深める機会を作り、清涼山を訪れる人々に有益な探訪文化を提供し、自然体験の教育の場として活用され、地域の新しい観光名所を造成するために建てられました。


忠清南道(青陽郡 )

* ゆらり揺れるスリル満点、天庄湖つり橋 * 天庄湖(チョンジャンホ/チョンジャノ)つり橋は、忠清南道(チュンチョンナムド)青陽(チョンヤン)の名所。 KBS第2テレビ『1泊2日』の出演者一行が、同じ青陽郡南泉里(ナムチョルリ)にある山村生態村で一息ついて、イ・スンギ、キム・ジョンミン、オム・テウン、ウン・ジウォンの出演者4人が訪れた場所としても有名です。 2009年に完成したここ天庄湖つり橋は全長207mの長さを誇り、韓国で最も長い吊り橋となっています。 橋の両側にはつり橋を支える主塔がありますが、その片方の高さ16mの主塔には地元・青陽の特産物・クコの実と青陽コチュで有名な唐辛子をかたどったオブジェがあり、訪れる人々の視線を奪います。『1泊2日』の出演陣もこの主塔を見て驚いたシーンは印象的でした。 ワイヤーでつり橋を支える主塔の前後には、幅1.5mのつり橋が続き、 主塔をくぐって20mほど進むと、上下左右につり橋が揺れ、なんともいえないスリルを感じることができ、『1泊2日』の出演者も歓喜の声を上げるなど大はしゃぎでした。このつり橋は30cmから40cmほど揺れるように設計されています。 橋を渡りきると、展望台や韓国の名山・七甲山(チルガプサン)に向かう登山道へと道が続きます。 山登りはちょっと苦手という方には黄龍亭(ファンニョンジョン)まで天庄湖畔を散策するのもおすすめです。 * 現況:総延長 207m、高さ 24m、幅 1.5m


ソウル(鍾路区)

韓国伝統生活文化の象徴である韓服の風雅さや素晴らしさを広く知らしめ、韓服着用日常化の雰囲気を推進するお祭りです。


江原道(寧越郡)

一昔前まで繁栄を誇っていた石炭産業や炭鉱村の鉱夫らの暮らしの様子を再現した博物館・江原道(カンウォンド)炭鉱文化村。 「寧越(ヨンウォル)磨磋里(マチャリ)炭鉱村の痕跡」をテーマに、炭鉱産業や鉱夫らの家屋、磨磋里の昔の様子をリアルに再現、見学することができます。実際に使われていた坑道入口部分を体験展示館に作り替え、鉱夫の作業着体験などもできます。