慶尚北道(慶州市 )

慶州国立公園(キョンジュ・クンニプコンウォン)は新羅[BC 1世紀に 韓半島で生まれ高句麗 ·百濟を滅ぼしてAD 7世紀に最初に 韓半島を統一した王朝(BC 57∼AD 935)]の文化遺蹟が保存されている公園です。 中でも慶州市南山一帯を南山地区といいますがこの地区には多くの石仏と石塔そして100ヶ所の寺跡が残っています。また王が酒宴のために宮廷の外に準備した居所の一部だった鮑石亭があります。この南山地区は登山コースの所々に遺蹟が散在しておりタイムマシンに乗って過去の仏教王国にいるような気分にさせてくれます。 他の地区としては吐含山地区があります。ここは 慶州市で最も有名な観光地である仏国寺があります。仏国寺は吐含山の麓に位置して、新羅 法興王(在位 514∼540) 535年に建てられました。大雄殿の前には東側に多宝塔(高さ10.4メートル)がたっており西側には3層石塔の釋迦塔(高さ8.2メートル)があります。この二つの塔は韓国 石塔芸術の優秀さは內外に知られています。吐含山の東側には韓国 仏教彫刻の最高峰といえる石窟庵がありますが彫刻の 精巧さと科学的な建築は現代技術でも追いつくことのできない新羅彫刻芸術の白眉です。 慶州国立公園の他の地区では 台本地区には文武大王水中陵があり文武大王を称える感恩寺址三層石塔が 文武大王水中陵が近くにあります。 慶州市內には半月の形をした丘に宮廷を建てた半月城と東洋で最も古い石造遺物の高さ 9.2メートルの瞻星台があります。瞻星台は善德女王(在位 632∼647)の時に天文観測台として使うために建てられました。 瞻星台と月城の間には鷄林がありますが 金氏の始祖金閼智(65~?)が生まれたという伝説 があります。鷄林は新羅の国号として使用されました。 瞻星台から西側に約 0.5キロ離れた所にある皇南洞には天馬塚があります。更に国の慶事の時宴会を開き大切な客をもてなすために作った雁鴨池が慶州市内にあります。 慶州市 仁王洞には1975年竣工した国立慶州博物館がありますが新羅王国 1,000年の文化遺物を保存しています。


全羅南道(木浦市 )

「木浦(モッポ)海上ケーブルカー」は、スローシティ木浦の旧都心と北港、儒達山はもちろん高下島をはじめとした多島海の美しい風景を一望できる海洋観光、レジャー、文化観光の新たな中心地となっています。 全長3.23キロメートル・高さ155メートルを誇り、儒達山の地形的特性と優れた景観を考慮するとともに旧都心と多島海全体を鑑賞できるようになっています。 キャビン数:一般40台、クリスタル15台の計55台運行中 全長3,234メートル(海上820メートル、陸上2,414メートル)


光州広域市(東区)

「大仁市場(テインシジャン)」は、1959年に公設市場としてオープンしました。野菜・鮮魚・干物などを取り扱っている他、洋品店、呉服屋、洋銀器店、米穀屋などが入っており、昔から光州市民は市内で用事を済ますと大仁市場に寄って買い物したものです。活気に溢れ、にぎわっていた市場は、大型マートの登場などによって訪問する人の数が減り、それに伴い自然と店鋪数も減りました。そんな市場が再び活気を取り戻したのは、2008年に芸術家のための「福徳房プロジェクト」がはじまってからです。空になった店鋪は芸術家の仕事部屋やオフィス、工房となり、市場の雰囲気も変化していきました。さらに2013年には文化観光型市場に選定され、大仁市場にとって芸術は切っても切れないものとなりました。現在は、芸術家と商人がともに居住する空間として、土曜日には夜店を開催しており、市場と芸術が調和した、多くの人々から愛される市場となっています。 2017大仁芸術市場プログラム:大仁芸術創作所「チウム」、ハンピョンギャラリー、Let美in工作所、ピョルジャン(夜店)、商人飲食文化アカデミー、セラースタジオ、人文学スタディ、アートコレクションショップ「手作」、地域ネットワークフォーラム、本屋、オムソガムソ体験場


釜山広域市(東区)

釜山凡一洞にある有限会社スノーエイチ(ウォンインサムウォン)は、高麗黒人参専門店である。黒人参で作った健康食品を販売する韓国最初の専門店で、現在は韓国1、2位の黒人参生産会社と協力し、最上品の商品を消費者に供給している。地下1階~地上3階規模の店舗は、最大300人まで収容できる。黒人参だけ販売する専門店としては韓国で一番大きい。1、2階には高麗黒人参の歴史や効能などを紹介する展示場がある。販売ルームでは品質の高い黒人参を厳選して作ったエキスと粉末、6年根人参に天然蜂蜜をつけて低温で発酵させた蜜菓子、地参の粉末を簡単に摂取できるようにしたカプセルなど、多様な黒人参製品を販売している。障害者のために車椅子用昇降機とエレベーターが設置されており、英語、中国語で案内できる。釜山地下鉄1号線凡一駅と近く、釜山駅(KTX、SRT)から4駅離れたところにあるため、地下鉄でのアクセスが良い。また、2駅離れたところには商店街、おいしい店、カフェなどが密集している西面があるため、観光を楽しむのにも非常に良い。


ソウル(西大門区) , 市庁・光化門

思潮(サジョ)チャムチは、マグロマニアに人気の場所で、多様な種類と新鮮な味を楽しめるのが特徴です。マグロスペシャルには最高級の部位を使っていて、ここでしかみられない珍しい飾りつけも目を引きます。また基本メニューとして出されるカジキのくわ焼きやマグロの兜煮、焼マグロ、天ぷらなどは珍味中の珍味です。さらに店長のサービスとして、ペンニョンチョ(サボテンの花)酒、人参サンシュユ酒など直接漬けたお酒を出してくれるのもこの店の特徴です。


京畿道(安山市)

スターライトヴィレッジフォトランドがフランス情緒溢れるプロバンス村を再現してリニューアルオープンしました。輝くばかりの日差しの下、おいしそうに熟したブドウや一面に広がるラベンダー畑、豊かな自然の中にある独特の文化や芸術が息づくこの場所は、まさにフランス南東部にあるプロバンス村を思わせます。 100ヶ所以上のフォトコーナーにはかわいい家やインテリア小物が置かれ、夜になると美しいイルミネーションの光祭りが繰り広げられます。一年中、季節に合った演出で訪問客を迎えており、何度行っても飽きない新鮮さがあります。


釜山広域市(釜山鎮区)

ロッテホテル釜山(プサン)は、680の客室、11のレストランとバー、8ヶ国語同時通訳施設を完備した2,500人収容規模のクリスタルボールルーム、11の国際会議場と結婚式場、免税店、コーヒーショップなど、様々な見どころや各種施設を取り揃えた超大型ビジネス及びエンターテインメントホテルです。


ソウル(鍾路区) , 仁寺洞・鍾路

北村の嘉会洞にある白麟済(ペク・インジェ)家屋は近代韓屋の様式で建てられた日帝強占期の家屋です。北村が一望できる2,460平方メートルの敷地にサランチェ(別棟)、アンチェ(母屋)、庭園などが配されています。白麟済家屋は伝統韓屋の美しさを保ちつつ近代的変化を取り入れて建てられており、建築の規模や歴史的価値の面で尹潽善(ユン・ボソン)家屋とともに北村を代表する建築物とされています。 白麟済家屋は1907年の京城博覧会で初めてソウルに紹介された「鴨緑江の黒松」を使って建てられ、同時代の典型的な上流階級の住宅とは異なった特徴があります。サランチェとアンチェを別にして建てた伝統韓屋とは異なり、2つの空間が廊下で繋がれており、扉の外に出ずに移動できます。また日本式の廊下や畳部屋があったり、赤レンガやガラス窓が多用されていたりするのも建築当時の時代的背景が反映されたものです。サランチェの一部が2階建てになっており、これは朝鮮時代の伝統韓屋では他に類を見ない特徴です。白麟済家屋は韓屋の様々な美しさを一ヶ所に集めた貴重な文化遺産といえます。


ソウル(鍾路区) , 大学路・城北洞

大学路(テハンノ)は昔、ソウル大学校文理大があったところを中心に造成された若者の町で、東崇洞と恵化洞にまたがっています。1980年代から演劇のホールが大学路に移り始め、文化の町として成長しました。その後、ライブカフェ、映画館、劇場はもちろん、カフェ、飲み屋などが集まり、複合的な文化空間として誕生しました。古くからある「パランセ(青い鳥)劇場」「ハクチョン小劇場」など、30余りのホールがこの一帯に集まっていて、韓国芸術の根として位置付けられています。 大学路の中心にはマロニエ公園があり、若者たちがここでライブ公演をしたり、ダンスを披露したりしています。よくここを「演劇のメッカ」または「若者の町」と呼ぶのも、こうした理由からです。大学路が若者たちの名所としての地位を築いたのは、さまざまな見どころとともに飲食店が多いことも挙げられます。食堂、ファーストフード、ロックカフェ、バーなどの若者が好むようなお店が密集しています。演劇やライブ公演を見た後、周辺のカフェや飲み屋に寄ってみるのもいいでしょう。飲食店は独特の雰囲気のお店が多く、若者に人気があります。