全羅北道(鎮安郡 )

馬耳山道立公園(マイサン・トリプコンウォン)は全羅北道鎮安郡に位置し、新羅時代にはソダ山、高麗時代には湧出山と呼ばれ、朝鮮時代から馬耳山と呼ばれています。馬耳山は各季節ごとに異なる名前でよばれ、春にはトッテ峰、夏には竜角峰、秋には馬耳峰、冬には文筆峰と呼ばれます。馬耳山には昔から伝わる伝説があります。ふたりの仙人がここに下りてきて息子を生んで暮らし、空に帰る時に集落の女に空に上るところを見られたために空に帰れなくなり、岩山になったという話です。今でも馬耳山の姿には父峰と子峰、母峰が反対側に首をすくめているように見えます。このような伝説がある馬耳山は、自然が作った傑作で、馬耳山塔寺は人間が作った傑作といえます。塔寺の塔は自然石を積み、まるで錐のように尖っており、このっゆな塔が列をなしています。馬耳山の南に位置するこれらの塔は、最初は120基ほどあったといいますが、現在は80個あまりが残っています。嵐が来ても揺れたり崩れたりしない神秘さを秘めた塔です。馬耳山のもうひとつの名物が逆つららです。馬耳山内で冬にお碗に水を入れておくと氷の柱が空に向かって湧き上がってきます。なぜこのような現象が発生するのか、そのなぞは未だに解けていません。この様に馬耳山は神秘さで満ちた山といえます。


釜山広域市(影島区)

味が証明する最高のオムクの威厳 釜山を代表する食べ物といえば魚肉のすり身を成形した練りもの・オムク。その中でも三進(サムジン)オムクは現存する最も古い釜山オムクの製造会社です。影島本店はベーカリー形式の売場でさまざまな種類のオムクを販売しており、購入したオムクをその場で食べられるスペースもあります。2階はオムク体験歴史館となっており、サムジンオムクが歩んできた歴史を知ることができ、また体験スペースでは事前予約すれば有料で自らオムクを作ってみることもできます。


大邱広域市(中区)

1920年代にチョンファン団地を埋め立てて今の場所に移動した大邱の大きな市場だったと言われていた西門市場は長い歴史を持っています。朝鮮時代の三大市場といえば、大邱、平壤、江景など3ケ所の市場のことを言いました。大邱の城郭の西側にあったので西門市場と呼ばれ、最初は城郭から300m程度の距離である今の市場の北路のボンジョンタバン(喫茶店)周囲のオートバイ路地一帯が市場であり、毎月2日と7日開かれていたと言われています。繊維関連の品物が主流で絹織物、麻や木綿、メリヤス、工芸品、男女衣類、器、乾燥海産物など何でもそろっていてとても規模が大きいです。穏やかな人心に溢れていて冷暖房施設、大型駐車場などとても便利です。  


5.0/2
ソウル(中区) , 乙支路・忠武路・南山

「又来屋(ウレオク)」では、プルコギとネンミョン(冷麺)が有名です。特に、ネンミョンの味に精通したお客さんが好んで訪れる理由は、 牛肉だけでとった出汁のあっさりとした風味のためです。60年間ピョンヤンネンミョン(平壌冷麺)の伝統を守り続け、さらにはアメリカにまで進出し、ネンミョンのグローバル化を図っています。 *ここはソウル市より「ソウルが誇る韓国レストラン」に指定されているレストランです        


釜山広域市(海雲台区) , 海雲台

海雲台海水浴場から海に向かって右側の砂浜が終わるあたりに朝鮮ビーチホテルがあり、その裏に冬栢島(トンベクソム)があります。本来は島だったものが長い歳月の堆積によって陸地と繋がりましたが、今も冬栢島と呼ばれています。 崔致遠(チェ・チウォン)を始めとする多くの詩人や墨客たちは、海と森が美しいこの絶景を訪ね、散策しながら心の趣くままに詠じ、後世に伝えています。冬栢島を一周する散策路が造成されており、崔致遠の海雲台の刻字や銅像、詩碑の他、許黃玉伝説の主人公の人魚像、ヌリマルAPECハウスなどがあり、市民たちの足が途絶えることはありません。 冬栢島から見る釜山の景色は印象的で、タルマジ丘や、海と空の間を横切る広安大橋、釜山の海の象徴である五六島などが一目で見られます。昔から椿の花がたくさん咲いていた場所には今も変わらず椿の木があり、冬から春の間につぼみを付け、赤い花が丸ごと落ちて、風雅な趣を感じさせてくれます。    


忠清南道(保寧市 )

大川海水浴場は、保寧マッド・フェスティバルが開かれる西海岸最大規模の海水浴場です。幅100m、水深1.5mで、3.5kmの海岸線に沿って、貝殻の入った白い砂浜が広がります。大川海水浴場から4km先に無人島であるタボ島が見えます。島全体が奇岩怪石でできていて、この島まで遊覧船に乗って行くことができます。また、海水浴場の北1kmのところにある大川港は西海岸の観光海運交通の要衝地です。西海岸の海水浴場のうち、一番有名な海水浴場である大川海水浴場は南西に長さ8kmほど続く規模の大きい海水浴場です。大川海水浴場は世界的にも有名なマッド(泥)の生産地であり、東洋では唯一の貝殻でできた特有の砂浜で一般的に砂よりも美しくて柔らかく、水深も浅くて水温も高めです。特に西海岸のほかの海水浴場に比べて干潟がないかわりに固い砂浜なので、海岸沿いの散歩や砂風呂なども楽しむことができます。また、西海岸高速道路が通っていて首都圏からも近く、多くの観光客が訪れるので海水浴場の周辺には宿泊施設や娯楽施設、便宜施設なども完備されているので利用するのにとても便利です。また、毎年夏になるど保寧マッド・フェスティバルをはじめとしたお祭りが数多く開催され、1年中観光客の足が絶えることがありません。海水浴場内には各便宜施設および休憩空間、文化芸術空間が完備されています。また、大川海岸祭り、ヨット大会、全国写真公募展、大学グループサウンド公演などの文化芸術イベントも行われます。アトラクションのある海岸ランドがあり、家族みんなで楽しむことができ、5万坪にもおよぶ青々とした松林にはキャンプ場もあります。保寧市では大川海水浴場を総合観光休養地として開発するために1989年~2003年まで各便宜施設はもちろんのこと、マッドパックや海水サウナなどを備えた健康総合センターとカジノ施設のある特1級観光ホテルも建設し、国際観光リゾートとしています。


ソウル(江南区) , 狎鴎亭・清潭洞

オンライン女性ファッションショッピングモールであるバガジモリ(bagazimuri)の新沙洞カロスキル売り場で、女性ファッション、シューズ&バッグ、アクセサリーなどを販売しています。品揃えが豊富で、毎日新しい商品がアップデートされ、他より早く新製品を購入できます。売り場の壁を活用して、新人職人の作品を展示しており、バガジマリが直接製作した感性的なデザインのファンシー類も販売しています。


ソウル(江南区) , 江南・三成(COEX)

ソウル特別市江南区清潭洞にあるフィギュアミュージアムWは、フィギュアやおもちゃをテーマにしたテーマパーク型の新しいタイプのミュージアムです。 ここには、珍しいフィギュアが展示されていたり、フィギュアやおもちゃで楽しく遊べる体験型プログラムが開設されており、子どもから大人まで幅広く楽しめるのが特徴です。 全部で6つのテーマからなる展示コーナーには、子どもだけでなく、家族みんなで楽しめる遊びコーナーやカフェ、グランドホール、マニアショップなど、各種設備が完備されており、充実したひと時を過ごすことができます。


ソウル(江南区) , 狎鴎亭・清潭洞

江南区の論峴洞にあるMarket O(マーケットオー)レストランは、ヘルシーで新しい食文化を提案し、最上級の食材で作った低カロリー、低コレステロールのヘルシー料理は美味しくないという偏見を取り除きました。 味とセンス、美と健康を追求する現代人の家族や友人たちのためのレストランです。  


ソウル(瑞草区) , 江南・三成(COEX)

獻仁陵(ホンインルン)の裏山の大母山(デモサン)は昔お婆さんの姿に似ていることからハルミサン(お婆さん山の意)と呼ばれていましたが、陵が作られたためその名前が大母山(デモサン)と替えられました。そのためか獻仁陵はどこかしら母の胸に抱かれるような姿で建っていて、まるで山が陵を守っているかのようです。獻仁陵は朝鮮時代の王仁太宗と純祖のもの。ここはあちこちに朝鮮時代の人々の思想を知ることの出来る痕跡が残されており、まるで朝鮮時代にタイムスリップしたかのようです。仁陵に来るとまず上部に描かれた紅門があり、これを過ぎると石畳の道が続きその最後に丁字閣があります。この丁字閣は祭祀を執り行う場所で陵のすぐ前に位置しており、屋根には悪い気を寄せ付けないという様々な動物が配置されています。丁字閣の前には碑石が置かれた小さな碑閣が建っており、この碑がここが誰の墓であるかを明示するものとなっています。丁字閣を通り丘を少し登れば墓穴が見えますが、その周りにはトラや羊の模様をした石像や刀を持った武人石などが墓穴を守っています。神が通る道・人間が通る道この陵にある石畳の道は2つありますが、特徴的なのはその高さが違っていること。これは左側は神、即ち亡くなった王が通る道で右側は人間が通る道と分け、神を敬い称える意味で作られたものです。丁字閣の階段も広いものと狭いものがあり、広い方は神が狭い方は人間がという意味で分けられていて、神の階段の方には両側に素晴らしい太極模様が彫刻されています。このように死んだ霊に対してまでも敬い、崇め奉るのは亡くなった後も霊が後の世を守ってくれると考えられているからだと言われています。