全羅南道(長興郡 )

湖南5大名山の一つである天冠山は冠山邑と大徳邑の境界にある標高723mの山。山全体が岩でできており、峰が天を突き刺すよう鋭く伸びているのが特徴です。春には椿が赤く咲き、秋にはすすきが壮観を演出。特に頂上付近の岩が付き刺さる様子が、珠玉で飾った天子の冕旒冠のようであるため天冠山と命名されました。 海岸近くは山脈に沿って海風が吹き、人の力では不可能な自然のダイナミックさが伺えます。山頂からは、南海岸多島海が東洋画のように一望でき、北を向くと霊岩の月出山、長興の帝岩山、光州の無等山が見渡せます。天気が良いと地平線に神秘的な済州島の漢拏山が浮かび上がります。峰と峰を結ぶ線上には、まるで自然造形物の展示のように奇岩怪石が並び、頂上付近には5万坪余りのすすき畑が広がっています。冠山寺が天冠山の登山路と繋がっているため、文化遺跡探査や登山などに最適です。休養林内には管理棟、ロッジ、駐車場、炊事場、林間学校などが併設され、周りにはきれいに整備された7kmの散策路が続いています。


全羅南道(求礼郡 )

全羅南道求礼郡土旨面五美里に位置する雲鳥楼(ウンジョル)は、重要民俗文化財第8号に指定されています。 1776年、朝鮮第21代王・英祖の時代に三水府使だった柳爾冑が建てた家屋で、元々78間ある豪邸でしたが、現在は63間が残っています。雲鳥楼の宅号は「雲の中の鳥のように隠れて住む家」という意味で、陶淵明の「帰去来辞(官を辞して帰郷し、自然を友とする田園生活に生きようとする決意を述べたもの)」という七言律詩から頭文字だけを取ったと言うことです。


忠清南道(扶余郡 )

扶余で一番大きな寺である無量寺(ムリャンサ)は、忠清南道扶余郡万寿山のふもとに位置している寺です。寺の周辺にある山林は鬱蒼としており、水がたっぷりと流れ巨刹の面貌を保っています。無量寺の極楽殿は2階建てで、極楽殿には釋迦佛画が置かれていますが、これは朝鮮の仁祖(朝鮮第16代王╱在位1623~1649)の時に造られた仏画で、色彩が非常に鮮明に描かれています。


忠清南道()

一般鉄道駅である「鳥致院(チョチウォン)駅」は京釜線と清州および忠清南道を繫ぐ駅として、1905年1月1日に開業しました。2階建ての駅舎は1999年に5月19日に新築され、たくさんのオブジェが設置されている駅前広場では、地域住民による様々な文化イベントが催されます。また、「鳥致院駅」は忠北線、京釜線、全羅線、湖南線などの乗換駅であり、世宗都市建設や五松新都市開発により中部圏最大の交通の中心地となりました。  


京畿道(高陽市) , 一山


済州道(西帰浦市)

アートステイ西帰浦ハーバーは、済州の文化と芸術、自然が感じられる宿。李仲燮美術館と生家、可愛い小物ショップとカフェが並んでいる李仲燮通りに位置しているため楽しめるものが多い。徒歩10分距離にある西帰浦毎日オルレ市場では多様な済州郷土料理が味わえる。 客室は全241室で、山眺望と海眺望に分かれる。海眺望の客室に入ると一日中西帰浦の港と海景色が広がる。デラックスダブル・デラックスツイン・プレミアツイン・プレミアファミリー・ジュニアスイート・ローヤルスイートなどで構成される客室は、ベージュ色とビビッドな色とが融合してユニークな雰囲気を醸し出す。床に敷かれたカーペットの柄とベランダのそばに置かれた椅子もおしゃれ。環境にやさしい材料のやわらかい寝具がさらにその雰囲気を倍増させる。ローヤルスイートのテラスには海を眺めながら露天風呂が楽しめるジャクジーがある。ベッドと分離されたリビングもあり、家族客に人気。 ホテルで最も目立つスペースはループトップテラス。宿泊客専用の屋外ジャクジーで西帰浦の海を背景にロマンチックでゆったりとした時間が過ごせる。付帯施設としてはパソコンと24時間自由に利用できるビジネスセンター、フィットネスクラブ、プロジェクターとオーディオ施設がもうけられた宴会ホール、ザアートレストランなどがある。ザアートレストランでは済州現地の新鮮な材料で作った韓食料理とパン、コーヒーなどの朝食バイキングが楽しめる。


全羅南道(咸平郡 )

咸平エキスポ公園では2008年に咸平蝶&昆虫エキスポが開催されました。エキスポ以降、咸平エキスポ公園はアジアの生態文化観光地として生まれ変わりました。ここは、清らかな咸平の自然環境と合わせ、蝶や昆虫の観察などの自然学習を通し、楽しい思い出作りができる場所です。 園芸治療館、芝生広場、植物/昆虫生態学校、テーマ映像館、森の中の昆虫村、コウモリ展示館、蝶/昆虫生態館、、蝶/昆虫標本・化石展示館、淡水魚科学館、ナビランド遊園地、湿地学習場など11の常設展示館とテーマ空間が備えられた大規模生態公園です。


忠清南道(唐津市)

忠清南道の西海に面しているウェモク村は、日の出、日没、月の出の名所として知られており、毎年日の出祭りのときには観光客が10万人ほど訪れます。海岸線に沿って水辺にデッキが設置されており、裸足で海岸を散歩する人もいます。11月と2月には長古項の露積峰から日が昇り、一幅の東洋画のように美しいため、その風景をレンズに収めようと韓国の写真愛好家が集まります。


慶尚北道(醴泉郡 )

醴泉天文宇宙センターでは、星と宇宙をテーマにした、韓国初のテーマ公園として科学観光、教育観光を先導しています。 センターには、夜空に輝く星たちを観測できる「醴泉星天文台」や、宇宙飛行士訓練を受けてみることのできる「醴泉宇宙環境体験館」、天文学の歴史と天体について勉強することのできる「天文学小公園」などがあります。 星天文台と宇宙環境体験館の2階には、家族や友達と一緒に夜遅くまで天体観測や天文学の講義を聞きながら寝起きを共にすることのできる観測者宿所が用意されています。 また、醴泉天文宇宙センターでは、天文や宇宙に関する様々な体験だけでなく、世界で唯一ヘリコプターに乗りながら天体観測をすることができる体験も提供しています。さらに、2014年からはアメリカのXcor社が製作する2人乗り準軌道宇宙船のLynxを導入し、世界で2番目となる民間宇宙旅行を準備しています。