江原道(麟蹄郡)

将帥台の北1キロメートル地点に位置した大勝瀑布(テスンポッポ)は88メートルの高さから落ちる水が壮観な景色を演出しています。新羅・敬順王の避暑地だったと伝えられており、金剛山の九龍瀑布と開城の朴淵瀑布とあわせて韓国の三大瀑布として知られているところです。雪岳山国立公園西の将帥台から大勝瀑布を過ぎて北に1時間30分ほど行くと雪岳山西北稜線上の峠である大勝嶺(テスンリョン)があらわれます。この大勝嶺が内雪岳に入る最初の峠になりますが、この峠を越えると百潭寺または十二仙女湯渓谷の方に下ることができます。周辺には各種の鳥たちが暮らしており、さまざまな岩や石、木々が調和してすてきな自然の風景を作り出しています。


仁川(甕津郡)

空に向かって聳える岩々がひしめき合っている海辺で、勇猛な将軍たちが頭を突き合わせて話し合いをしているような形をした地形をしていることから、この場所は頭武津(トゥムジン)と呼ばれています。 永い間、高波に洗われ浸食され屏風のように切り立った海岸絶壁や様々な奇岩怪石があり、韓半島の景勝地・金剛山(クムガンサン)にある奇岩怪石の風景が素晴らしい万物相(マンムルサン)に匹敵するということで、西海(ソヘ)の海金剛と呼ばれています。 また、老いた神の最後の作品とも評されるソンドルパウィをはじめ天然記念物のアザラシが生息するムルケパウィ(オットセイ岩)、将軍の姿をした将軍(チャングン)パウィ、コッキリパウィ(象岩)などもあります。


仁川(江華郡) , 江華島

金風醸造場:江華島で体験する、本物の韓国伝統酒文化 1. 概要:自然豊かな島での希少な醸造所 金風醸造場は、仁川広域市の江華島(カンファド)に位置する昔ながらの“韓国伝統酒”の醸造所です。マッコリや焼酎(ソジュ)など、韓国人にとって馴染み深いお酒を、現代の大規模工場とは一線を画す「手作り×自然発酵」の手法で生産しており、地域の農産物を活かした風味豊かな一杯を楽しめます。首都圏から比較的アクセスしやすい“のどかな離島”という立地もあり、地元の人だけでなく外国人観光客からも注目されているスポットです。 2. 歴史と意義 * 伝統酒造の根付く風土 江華島は古くから良質な米や麦の産地として知られ、島のあちこちで“自家製マッコリ”の文化が育まれてきました。金風醸造場は、その伝統を受け継ぎながら“飽きのこない優しい酒”を目指し、昔ながらの技術を大切に守っています。 * 自然発酵技術の継承と革新 大手メーカーでは効率重視の大量生産が主流ですが、ここでは酵母の働きを丁寧に見極め、雑味を少なくする秘伝の手法を継承。時代に合わせた新しい商品開発も行いながら、韓国酒文化を世界に広める役割を担っています。 3. 見どころ・体験内容 * 蔵見学と試飲ツアー マッコリやソジュなど数種類の試飲ができ、仕込みの工程や原料選び、味の特徴についてスタッフが分かりやすく案内してくれます。時には発酵槽や熟成タンクを目の当たりにできることも。 * ワークショップ・イベント スケジュールによっては、発酵過程を簡単に体験できるミニワークショップが開催される場合があります。杜氏(とじ)やスタッフとの交流を通じて、より深い文化理解が得られるでしょう。 * 田舎風景と韓屋建築の調和 敷地内には昔ながらの韓国らしい建物が残っていることも多く、写真好きにはうれしいスポット。四季折々で表情を変える江華島の景色を背景に、お酒とともにのんびりと過ごす時間は格別です。 4. 実用情報 * 所在地 江華島(仁川広域市)にあり、付近には寺院や歴史的遺跡、海岸沿いの散策路など観光スポットが点在しています。 * 営業時間・予約 仕込み状況や季節によって見学可能時間やイベント内容が変わることがあります。事前に公式サイトやSNSで最新情報をチェックするのが安心です。 * アクセス 自家用車・タクシーソウルや仁川市内からは車で約1~2時間。ナビで「金風醸造場(英語表記:Geumpung Brewery)」を入力すると到達しやすいでしょう。 公共交通江華バスターミナルまでバスで移動後、ローカルバスやタクシーで醸造場へ。所要時間は出発地や乗り換え状況によって異なります。 * 現地での過ごし方 英語や簡単な韓国語で対応してもらえることが多いですが、通訳アプリがあるとより深いコミュニケーションが可能です。また、試飲をたくさん楽しみたい場合は公共交通やタクシー利用をおすすめします。 5. 江華島旅行に組み込む理由 * 韓国ローカル文化への近道 都市部の“モダンな韓国”だけでなく、伝統的な酒造文化を知ることで、旅行の満足度が大幅にアップします。 * 出来立ての味わいを体験 大手メーカー品とは異なる、米の甘みや発酵の香りがしっかり感じられる手作り酒はここでしか味わえない特別な一杯。 * 島内観光との相乗効果 歴史探訪(寺院やドルメン)や海岸ドライブ、地元食堂でのグルメ巡りなどと組み合わせ、一日かけて江華島を満喫するプランが人気です。 * 思い出に残るワークショップ 時間が合えば発酵体験や瓶詰め体験など、旅のエピソードになるアクティビティも楽しめます。 結論 江華島の穏やかな田園風景に囲まれた金風醸造場は、伝統的な酒づくりを丁寧に守りつつ、見学や体験を通じて韓国の醸造文化を国内外に発信している特別な場所です。都市観光では味わえない“ほのかな米の香り”と“素朴な韓国の情緒”を同時に感じられるため、韓国旅行の日程に加える価値は十分。忙しい旅程の中でも、ここで過ごすひとときがきっと“あなただけの韓国”をさらに鮮やかに彩ってくれることでしょう。


慶尚南道(梁山市 )

毎年3月ごろに梁山市院洞(ウォンドン)一帯には春の訪れを告げるウメの花が満開となり、多くの観光客が訪れます。 院洞地域はきれいな自然と素晴らしい自然景観で有名なところで、春になると河原にウメの花が咲き乱れ、梁山地域近隣だけでなく噂をを聞きつけて韓国全国から多くの人々が訪問し、洛東江河岸と梅の花の風景が素晴らしく写真に収める人が後を絶ちません。家族や恋人とのドライブコースとしてもおすすめです。 お祭りは様々なイベント(公演、展示、体験プログラム)、飲食関連の出店(院洞特産物市場、フードコート、フードトラック)など多彩なプログラムが実施されます。


釜山広域市(海雲台区) , 海雲台

海雲台ラッコ光祭りが2016年12月2日から2017年2月12日まで「冬の海、冬の恋人」というテーマで開催されます。海雲台海水浴場の冬の海の浪漫と海雲台周辺で多様なイベントが行われます。


京畿道(抱川市 ) , 抱川

抱川アウラジ枕状溶岩は、京畿道(キョンギド)抱川市(ポチョンシ)にある溶岩地形です。 枕状溶岩(ペゲヨンアム=Pillow Lava)はその形から丸みを帯びた枕のような形から名づけられた名称で、アウラジは二つ以上の川の流れが落ち合う場所を意味します。 アウラジ枕状溶岩は、高温になった溶岩が流れ下り、冷たい永平川(ヨンピョンチョン)の水の流れに遮られ、急激に冷却され固まった岩石です。枕状溶岩は陸地で発見されることが稀で、大部分は大量の水が存在する海の中で形成されます。


全羅南道(新安郡 )

無限の橋は全羅南道(チョルラナムド)新安郡(シナングン)慈恩島(チャウンド)屯長(トゥンジャン)海岸縁にある歩道橋で、慈恩島からクリ島、姑島(コド)、ハルミ島(ド)へと続いています。 総延長1004m、幅2mの海の上に設置された遊歩道で、蒼い海原の上を歩いていると、いつしか無人島が見えてきます。 名称にある無限には、島々を橋で結ぶ連続した終わりのない発展を願う意味合いが込めら付けられました。


全羅南道(順天市 )

全羅南道順天の別良面役所の前に、「悪口おばあさん」で有名なトンベク食堂「ヨッポハルメチプ」があります。このお店には、全国の美食家が先を競って押し寄せるといいます。順天と筏橋、長島の干潟でのみ獲れるムツゴロウを材料にして、この地で約30年ムツゴロウ鍋を作ってきました。湖南の海岸地域では、昔から二日酔いや夏と秋の滋養強壮の料理として、ムツゴロウ鍋を食べてきました。旬の時期は秋ですが、これはムツゴロウが冬眠するための栄養分を蓄えているためです。主に寄せ鍋(チョンゴル)などの鍋料理や、焼いて食べることが多く、茹でてからさらに肉を崩して煮込むこってりとした鍋(タン)は、濃厚で風味があります。ムツゴロウを丸ごと煮る寄せ鍋や蒲焼は弾力があり、酒のつまみとしても格別です。また、辛いのが大丈夫な人にはイイダコの辛味炒め(チュクミ・ポックム)もおすすめ。人気店のため、またその日の仕入れの状況により早めに売り切れることがあり、また営業時間が夜8時までと早く閉まることにも注意が必要です。


慶尚北道(栄州市 )

栄州は豆の主な生産地でありこの地域の浮石豆は豆の粒も大きく、味も栄養も優秀です。豆世界科学館では茹でた豆をつぶしてメジュを作ったり、スンドゥブを作ったりすることができます。


仁川(中区) , 仁川国際空港

チャドクブン(茶徳分)永宗島本店:海の景色と韓国伝統茶が織りなす癒やしのひととき 1. 概要 仁川広域市・永宗島(ヨンジョンド)に位置するチャドクブン(茶徳分)永宗島本店は、韓国伝統のお茶文化を気軽に体験できるカフェとして、多くの旅行者から注目を集めています。窓の外に広がる美しい海の風景、ゆったりした店内の雰囲気、そして韓国ならではの香り高いお茶の数々が見事に融合。忙しい日常を忘れて、ゆっくりと自分だけの“お茶時間”を過ごしたい方にぴったりの場所です。 2. おすすめメニューと茶文化の魅力 * 韓国緑茶(ノクチャ) 爽やかでやわらかな飲み口が特徴の韓国緑茶。チャドクブンでは、良質な茶葉を厳選し、繊細なうま味をしっかり感じられる一杯を提供しています。 * 伝統ハーブ&季節限定ブレンド 五味子(オミジャ)や柚子(ユジャ)など、韓国ならではの薬膳・ハーブを使ったお茶も充実。季節ごとに新作や限定ブレンドが登場することがあり、訪れるたびに新鮮な驚きが味わえます。 * 韓国伝統菓子のペアリング ヤックァ(薬菓)や餅(トッ)など、甘さ控えめの韓国菓子との相性は格別。店員さんに尋ねれば、それぞれの茶葉に合ったおすすめの菓子を教えてくれることも。 3. 海を臨む絶景ロケーション * 開放感あふれるオーシャンビュー 店内からは永宗島の海を一望でき、さざ波の音や潮の香りが、心身をゆるやかにリフレッシュさせてくれます。 * 韓国的ミニマルインテリア 木目を活かしたテーブルや書をモチーフにした装飾など、韓国らしいシンプルかつ温かみのあるデザインが取り入れられ、視覚的にも落ち着いた時間を演出。 * ロマンティックな夕焼け もし夕方以降に訪れるなら、水平線に沈む夕日がカップ越しに映り込む、幻想的な風景を楽しめるかもしれません。海辺でのお茶時間が、さらに特別な思い出になるでしょう。 4. 実用情報 * アクセス 永宗島(仁川国際空港のある島)はソウルや仁川市内からも比較的行きやすく、車または公共交通機関を使って1~2時間ほどで到着可能。空港近くで乗り継ぎの合間に立ち寄る人もいます。 * 営業時間・予約 一般的なカフェの営業時間に準じますが、祝日やイベント等で変更となることがあるため、事前に公式SNSやウェブサイトをチェックしておくと安心です。 * 言語対応・サービス 英語での簡単なやり取りは期待できる場合があるものの、日本語での案内は限定的。翻訳アプリや簡単な韓国語フレーズを用意しておくと、よりスムーズに楽しめるでしょう。 5. なぜチャドクブン永宗島本店を訪れるべきか * 海を眺めながら韓国伝統茶を堪能 韓国のお茶文化に触れつつ、美しい海の景色と潮風を感じられるという贅沢な組み合わせ。 * ストレスフリーなリラクゼーションスポット 飲み物やお菓子だけでなく、ロケーション自体が癒やしのエッセンス。心地よいBGMやソファ席に身を委ね、旅の疲れを解消できます。 * 空港からのアクセス良好 仁川国際空港に近い永宗島の立地ゆえ、乗り継ぎの合間や市内観光の一環としても気軽に訪問可能。 * 多彩な周辺観光との相性も◎ ビーチや展望スポットなど、島内にはほかにも見どころが点在。海辺ドライブや散策の合間に立ち寄ることで、旅全体に彩りが加わります。 チャドクブン(茶徳分)永宗島本店は、韓国ならではのお茶を楽しむだけでなく、オーシャンビューが満喫できる特別な場所。穏やかな海と香り豊かな伝統茶の組み合わせは、都市部のカフェでは味わえない独自の魅力を放っています。仁川を訪れた際や空港近くで少し時間に余裕があるときなど、ここでひと休みすれば、きっと旅の思い出に温かな1ページを添えてくれるはずです。