新浦市場(シンポシジャン)は日帝強占期に小規模の店舗が一つずつ集まって形成されたところで、当初はこの辺りに住んでいた日本人や中国人、西洋人を相手に高級野菜が売られていました。1970年に正式に市場として登録され、現在140店舗ほどが集まっています。
韓国と中国を行き来するカーフェリーで仁川を訪れる観光客や外国人バイヤーの数が毎年大きく増加しているため、国際旅客ターミナルにほど近い新浦市場が国際バイヤー市場として造成されました。新浦市場内に案内所や国際バイヤーの支援センターを作り、新浦市場を訪れる国内外の小貿易商や観光客に貿易情報やショッピング・観光案内情報、通訳サービスなどを提供しています。
新浦市場の名物として、タッカンジョン(鶏のから揚げ甘辛ソースかけ)やコンガルパン(中が空洞になっている中国風パン)、新浦ウリマンドゥ(餃子)、新浦スンデ(豚の腸詰め)、チョルミョン(ピリ辛冷製太麺)などがあります。