霊鷲山ツツジ祭り
 
全羅南道(麗水市 ) ,
麗水半島の主山である霊鷲山は、昔より地域の人々に神霊な山として認識され、祈雨祭や神仏に真心を捧げてきた場所です。伝統祈願道場であった錦城台があり、その下の道場である兜率庵が建てられ今日まで残されています。東国輿地勝覧と湖南麗水邑誌には兜率庵と共に祈雨壇があり霊験あらたかであると記録されており、地方の首領らが祈雨祭を行ない祈雨詩を残すという伝統が大韓帝国末まで引き継がれていたとされています。 霊鷲山は、4月になるとチンダルレ(ツツジの一種)で山全体が赤く染まります。霊鷲山には興国寺があり、寺の名前からも分かるとおり国の隆盛を祈願するために建てられた寺院で、1195年に普照国師が創建しました。興国寺という名は「この寺が栄えれば国も栄え、寺が衰退すれば国も衰退する」という熱烈な願いを込めて命名されたといいます。興国寺の中には大雄殿(宝物第369号)をはじめとし、円通殿、捌相殿などの文化財が残されています。興国寺の大雄殿の後ろにある霊鷲峰とチンダルレ峰へと続く稜線をツツジが赤く染める時期が来ると、この景色を見るために全国各地から人々が押し寄せます。また、祭り期間中には音楽会、ツツジ芸術団山上イベントなど盛りだくさんのイベントで訪れる人々を楽しませています。

泗沘夜行
 
忠清南道(扶余郡 ) ,
百済の第26代の王である聖王が、国家中興の意味を込めて泗沘(百済)に都を移し、123年間古代文化を花咲かせた歴史文化の里が扶余(プヨ)です。扶余定林寺址五層石塔、百済金銅大香炉などの国宝4点を始め、国家指定文化財52点、登録文化財3点、道指定文化財57点など、百済の文化遺産がもっとも多く残っているところです。官北里遺跡、扶蘇山城、定林寺址、陵山里古墳群、扶余羅城などがユネスコ世界遺産に登録(2015年7月)されたここで今、「泗沘夜行」のタイムトラベルが始まります。

南山100万人ウォーキング
 
ソウル(中区)
南山100万人ウォーキングは、春を迎えた南山の利用活性化と市民達の健康増進を目的に行われます。老若男女誰でも無料で参加することができます。学校や会社、同好会など春の遠足やピクニックとして団体参加も可能です。南山の生態や歴史の重要性、南山の変化を伝えるイベントです。コースは7kmで、約1時間半ほどかかります。祝賀公演や、記念撮影用のフォトゾーンなどが準備されています。 

浦項九龍浦クァメギ祭り
 
慶尚北道() ,
「浦項九龍浦クァメギ祭り(ポハン・クリョンポ・クァメギチュッチェ)」は、九龍浦地域の特産物であるクァメギ(寒い冬に捕れた秋刀魚を潮風で乾かしたもの)やカニ、イカなどを広報し、観光客の誘致と地域経済の活性化を図るために開催されている祭りです。クァメギ祭りでは民俗遊びや国楽公演、無料試食会など、様々な文化を体験することができます。

裵裨将伝
 
ソウル(中区)
「裵裨将伝」は朝鮮末期の作者不詳の古典小説で、当時支配階級だった両班たちの偽善と人間本来の欲望を風刺した作品です。 2014年貞洞劇場の企画公演である「裵裨将伝」は、伝統舞踊と音楽をただ演じ演奏するのではなく人間の身振りに基づいた踊り、長短と旋律、遊戯を融合し構成されています。

宝城茶畑光祭り
 
() ,
全国一のお茶の生産地であり観光名所である 宝城(ポソン)郡の茶畑に大型ツリーが飾られ、「宝城茶畑光祭り(ポソンチャバッ・ピチェチュクチェ)」が開催されます。年末年始に宝城を訪れる観光客に新年への希望のメッセージを込め、茶畑に大型ツリーや様々な光の空間が作られます。      

洪元港自然産コノシロ・ワタリガニ祭り
 
忠清南道(舒川郡 ) ,
香ばしい味と香りが好まれよく食べられているコノシロ。そのコノシロが最も美味しい季節である秋、忠清南道舒川郡、洪元港一帯で毎年コノシロ祭りが開かれます。一匹そのまま焼いたコノシロはシンプルでありながらもその香ばしい味を十分に味わうことができます。また、コノシロの刺身にセリ、キュウリ、エゴマの葉などを一緒に和えた甘辛コノシロ和えも絶品です。コノシロ祭りでは祝賀公演、試食会が開かれ、夜には花火があがり秋の夜を彩る予定です。コノシロの刺身や甘辛和え、コノシロ焼きなどのコノシロ料理と一緒にイカナゴの塩辛、舒川のり、カニ、エビなどを味わうことができる食べ物市場や、近くで獲れた海産物や地域特産品の販売も行われます。その他に魚の手づかみ大会や潮干狩り、海釣り体験、のど自慢大会など多彩なイベントも開かれ一日中楽しむことができます。

珍島神秘の海割れ祭り
 
全羅南道(珍島郡 ) ,
珍島神秘の海割れとは古郡面の回洞里と義新面の茅島里間、約2.8kmが潮の満ち引きの差で水深が低くなる時、道のようなものが現われる現象です。約40m程の幅の道が海中に現れるというところに神秘さがあります。海水は一日二度満潮と干潮があり、この現象を見るため毎年国内外から約100万人の観光客が集まり海の道が完全に現われるまでの奇蹟を見物します。その海割れに合わせて毎年3月末に行われるのがこの珍島神秘の海割れ祭りです。訪れる観光客はもちろん地元の人も楽しめる珍島の民俗民謡や重要無形遺産にも登録されているカンガンスルレ、挽歌、プクノリなどを披露するなど、多様なイベントが行われます。

統営閑山大捷祭り
 
慶尚南道(統営市 ) ,
統営閑山大捷祭り(トンヨン・ハンサンデチョプチュッチェ) この祭りは世界4大海戦の一つである閑山島海戦(1592)での勝利を広く知らせ、記念するために始まりました。祭りの中で何と言っても一番の見所は「閑山島海戦」を直接再現したもので、海の真ん中で亀船(亀の形をした船)や倭船(日本の船)、大砲発射など、リアルな海戦を見物することができます。その他にも、祭りが行なわれる統営地域は、景観が美しく観光名所が多いだけでなく、海が近いため新鮮な海産物を思う存分味わうことができます。

釜山国際舞踊祭
 
釜山広域市(南区) ,
2005年に「釜山国際浜辺舞踊祭」としてスタートし、2008年「釜山国際舞踊祭」として生まれ変わったお祭りで、文化体育観光部や釜山広域市といった政府機関と各国の在韓大使館および海外政府機関との緊密な連携・協力によって進められているお祭りです。2009年からはAK21(Arts Korea)国際振付師育成公演に重点を置き、毎年、斬新な振付公演を行う振付師大会を行うことで若い振付師にチャンスを与えています。