蔚山岩刻画博物館
 
慶尚南道(南海郡 ) ,
蔚山岩刻画博物館は2008年5月に蔚山岩刻画展示館としてオープンし、2010年5月から現在の名称に変更されました。博物館には盤亀台岩刻画や川前里刻石の実物大模型、岩刻画遺跡を紹介する立体映像施設、先史時代の生活が分かる各種模型や写真、子ども展示館、家族体験施設などがあります。

画岩洞窟
 
江原道(旌善郡) ,
画岩洞窟(ファアムドングル)は、江原道地方記念物第33号に指定されており、1922年から1945年まで金を掘っていた泉布鉱山で、年間純金22904グラムを生産する国内5位の金鉱だった場所です。金鉱掘進する途中で発見された天然の鍾乳洞や金鉱坑道を利用し、「金と大自然の出会い」というテーマで開発した国内唯一のテーマ型洞窟です。天然の鍾乳洞は2800平方メートル規模で、観覧道は1803メートル、全体の観覧区間は5つの広場と41のゾーンからなっており、観覧所要時間は1時間30分程度。画岩洞窟は単に見て楽しむ観光地ではなく、鍾乳石の成長している洞窟生体観察や金の採取・精錬過程など洞窟体験の教育現場として脚光を浴びており、幼稚園児から小・中・高生などの修学旅行の場所ともなっています。画岩洞窟入口までは国内初のモノレールに乗って移動することができ、かすかに流れる旋善アリランを聴きながら窓の外の景色も楽しめます。

趙廷来アリラン文学館
 
全羅北道(金堤市 ) ,
2003年5月にオープンした趙廷来(チョ・ジョンネ)アリラン文学館は、趙廷来の小説『アリラン』を通して金堤の歴史を知ることができるところです。1階には作家が5年間執筆した『アリラン』の肉筆原稿がうずたかく積み上げられており、第2展示室には作家の取材手帳、ノート、生活用品などが展示されています。また、第3展示室には作家ではなく、趙廷来という一人の人間を窺い知ることができる空間が設けられています。なお、アリラン文学碑は碧骨堤に建てられています。

忠州ダム
 
忠清北道(忠州市 ) ,
韓国最大のコンクリート多目的ダムである忠州ダムは忠州市の宗民洞と東良面の槽東里をつなぐダムで南漢江を防いで水資源確保および洪水被害防止、電力生産を目的としています。忠州ダムには水展示館、記念塔、休息空間が用意され、ヘリコプーター着陸地、忠州湖の遊覧船に乗ることができる忠州船着場などもあります。高さ97.5メートル、長さ447メートル、貯水容量27億5千万平方メートル。

白馬高地戦跡地
 
江原道(鉄原郡) ,
鉄原郡北方にあるこの白馬高地は韓国戦争(朝鮮戦争)当時、最も激しい戦場となった場所です。1952年10月6日空軍からの対空戦で10日間にわたる大血戦が繰り広げられた白馬高地戦闘は相互の砲弾落下30万発が炸裂し高地の所有者が24回も変わりました。この先頭で空軍は約14,000名あまりの死傷者を出したと言われています。砂埃と死体が入り乱れ悪臭が鼻を突き、砲撃などのせいで山が本来の姿を失ってしまいましたが、その姿がまるで白馬が寝そべっているように見えることから白馬高地と呼ばれるようになりました。

蔚州郡大谷里 盤亀台岩刻画
 
慶尚南道(南海郡 ) ,
蔚山広域市大谷里にある「盤亀台岩刻画(パングデアムガックァ)」は1971年、東国大学の調査団により初めて発見され、その後、蔚山を代表する文化財として蔚山地域だけでなく、韓国の岩刻画研究においても重要な資料として評価され、その重要性が広く認められて1995年に国宝第285号に指定されました。 岩刻画(岩に描かれた絵)とは名前の通り「岩に色々な動物や、幾何学的な象徴模様を描いたり、彫った絵」を指します。蔚山の母なる川・太和江(テファガン)上流の盤亀台一帯に人造湖があり、その西側の岩壁に盤亀台岩刻画があります。ダムがあるため通常は水の中に浸かっており、水が減るとその姿を見ることができます。大きさは幅10m、高さ3mです。 1年のうち9~10ヶ月は水に浸かっており、岩刻画が見られる時期は10月から2月までの期間中、2~3ヶ月だけです。しかし岩刻画の手前に大谷川があるため、接近して見ることはできません。盤亀台岩刻画の向かいに横6m、高さ3mの大きさの大型模型図が設置されており、理解を深めるのに役に立っています。 岩壁に鹿、虎、猪などの陸地動物の姿と狩の場面、鯨、オットセイ、亀などの海の動物と漁夫の姿など75種類200点あまりが描かれています。狩りの美術であると同時に宗教美術である盤亀台岩刻画は、 先史時代の人々の生活と風習を推察できる、最高の傑作品として評価されています。

漢灘江ラフティング
 
江原道(鉄原郡) ,
韓国では漢灘江と内麟川、東江が3大ラフティングスポットとして有名で、ここ漢灘江は韓国の代表的なラフティングコースとして90年代初めから多くのラフテイングマニア達のスリルと冒険心を刺激してきました。全国のラフティングコースを回った人なら必ずと言っていいほど、漢灘江の魅力が忘れられずまた訪れたいと思う場所です。“韓国のグランドキャニオン”とも呼ばれるほどで、最近ではバンジージャンプ場もでき上流の承日橋からの蓴潭渓谷コースも多くの人が訪れる人気のスポットです。

翰林国際大学院大学
 
ソウル(江南区) ,
翰林国際大学院大学(ハルリムクッチェテハグォンテハッキョ、Hallym University of Graduate Studies)は、2004年に設立された私立大学です。元は1997年に翰林大学国際学大学院として設立されましたが、2004年に翰林大学とは分離され、現在に至ります。

安眠島
 
忠清南道(泰安郡 ) ,
泰安から約30キロ離れた場所にある安眠島は韓国で6番めに大きな島で、泰安郡と安眠島を結ぶ橋が1970年に開通し陸地とつながりました。本来安眠島は半島として陸地である南面とつながっていましたが、サムナム地域の税穀の便宜を図ろうと朝鮮王朝・仁祖の時に今の安眠邑・倉基里と南面の申温里の間を切断したことにより今日の安眠島(アンミョンド)となったのです。安眠島には海岸線に沿って14の海水浴場と安眠邑の象徴である松林、森林浴を楽しめる安眠島自然休養林、天然記念物第138号に指定されたモクゲンジの群生地などの見所があります。

安眠島自然休養林
 
忠清南道(泰安郡 ) ,
安眠島自然休養林(アンミョンド・チャヨンヒュヤンニム)は、韓国で6番目に大きい島である安眠島の中央にある休養林。この島は朝鮮時代(1392-1911)に船を運搬するために作られた運河に作られた人工島で、1960年、陸橋によって陸続きになりました。海が近くにあり、「安眠松」と言う名の天然松が韓国国内で唯一自生しているところ。周辺には天然記念物に指定されている菩提樹の群落や安眠八景であるおばあさん・おじいさん岩があります。夏には近くのコッチ海水浴場など大小の海水浴場があるので、海水浴を楽しむこともできます。自然休養林内には、ログハウス、キャンプ場、展望台、山林展示館、子どもの遊び場などの施設がある他、ログハウスから3.5km奥の方には松林の散策路があり森林浴も楽しむことができます。安眠島で見逃せないのは西海岸の日没の風景です。特にコッチ海水浴場から眺める日没の風景は最高で、青い海と休養林、日没の風景が調和してとてもきれいです。