烏竹軒市立博物館
 
江原道(江陵市)
烏竹軒市立博物館は烏竹軒と江陵市立博物館が一緒になって出来た博物館。烏竹軒は朝鮮時代(1392-1910)初期の建築物で、建築史的な面においてそお重要性が認められ宝物第165号に指定されています。烏竹軒の夢龍室という部屋で韓国の偉人である栗谷 李珥(1536-1584)が生まれ、同様に韓国の偉人である母親の申師任堂が竜の夢を見て栗谷 李珥を産んだと言われています。これを記念して毎年、烏竹軒では栗谷祭典が行われています。烏竹軒の中にある文成祠では、栗谷 李珥の肖像画を、栗谷記念館では、芸術家として有名であった栗谷の家族の芸術作品などを鑑賞することが出来ます。また、市立博物館は、嶺東地方の民俗資料と郷土遺物を収集・保管・研究・展示しており、伝統文化を継承発展させ、社会教育および市民の情緒形成に寄与する目的で設立されました。展示館は、嶺東地方で使用されていた生活道具や衣食住に関する品々が展示されている郷土民俗館、江陵地域で出土した先史遺物や仏教遺物、陶磁器、書物、書画などが展示されている歴史文化館、そして石造物や嶺東地方の墓祭が復元された野外展示場から構成されています。

江門海岸
 
江原道(江陵市) ,
江門海岸(カンムン・ヘビョン)からボートで5~10分行ったところにはスキンスキューバできるポイントがあり、多くの人々が訪れています。また、周辺には獲れたて新鮮な刺身を味わえる刺身屋がある他、宿泊施設などが整備されています。

落花岩
 
忠清南道(扶余郡 ) ,
扶余の白馬江を見下ろすように高くそびえたっている岩の絶壁が落花岩(ナックァアム)です。落花岩は百済が新羅と唐の連合軍に陥落した時、百済の三千宮女がまるで一片の葉のように白馬江の下に身を投げたという伝説で有名な場所です。落花岩は、この伝説のように女性の貞節を命よりも大切にしていた女性達の精神がにじみ出ている場所です。この岩石の上に1929年この地域の群首だった洪漢杓が、百花亭という東屋を建てました。絶壁の下には「落花岩」という文字が刻まれていますが、これは朝鮮時代の偉大な学者だった宋時烈先生が書いたものです。

聞慶セジェオープンセット場
 
慶尚北道(聞慶市 ) ,
「聞慶(ムンギョン)セジェオープンセット場」は、2000年に放送開始したKBS大河ドラマ『太祖王建』の撮影が行われたオープンセット場として有名です。その後、韓国放送公社の時代劇ドラマ、大河ドラマが主にここで撮影されてきました。2008年には高麗時代を背景としたセットを壊し、新たに朝鮮時代の姿に生まれ変わりました。時代や階級別の家の構造や暮らしの様子、宮や軍隊、官庁など、見どころが満載です。

ハイワンリゾート
 
江原道(旌善郡) ,
江原道旌善郡古汗邑に位置するハイワンリゾートは、スキー場やゴルフ場、カジノに宿泊施設と、様々な施設を備えた大規模な総合レジャー施設です。「ハイワン」という名は、常に一番の高い頂上であることを意味しており、ハイワンリゾートを中心に江原ランド、コンベンションホテル、江原ランドホテル、ハイワンスキー、ハイワンC.C、ハイワンホテル、バレーコンド、マウンテンコンド等で構成される文化観光レジャーリゾートとなっています。スキー場は、白雲山の裾、地蔵山の頂上(1345m)から始まる4.2kmの長さの初心者用スロープをはじめ、18面のスロープと3つのゴンドラ、7つのリフトがあり、スキー場全体をクモの糸のようにつないでいます。2つのホテルに3つのコンドを保有する客室は、全1577室。このほか、18ホール規模のゴルフ場、伝統韓定食を提供する雲岩亭など、様々な施設を備えており、韓国国内外からの観光客から脚光を浴びています。 ハイワンリゾートはソウルを基点に234km、嶺東高速道路4車線拡張で便利になったことでより近く感じられ、首都圏を基準にすると3時間台でアクセスが可能です。旌善レールバイク、アラリ村、アウラジ、加里旺山自然休養林、旌善五日市、ススキの美しいミンドゥン山、ラフティングで有名な東江、赤々とした紅葉が望める旌善小金剛、金剛と天然鍾乳窟からなる画岩洞窟など、周辺には豊富な観光地が隣接しています。

江華歴史博物館
 
仁川(江華郡)
「江華歴史博物館」は2010年に開館しました。世界文化遺産に指定された史跡第137号の江華島支石墓公園に位置しています。ここでは、江華島で出土した遺物などを中心として先史時代から近現代までの江華島の歴史と文化を体系的に展示、保存、研究するために建てられました。

如美地植物園
 
済州道(西帰浦市)
中文観光リゾートにある「如美地(ヨミジ)植物園」は、南国ムードが漂う東洋一の植物園で、敷地面積3万4千坪に達する大きな植物園です。約3千8百坪の温室には花と蝶が調和する花蝶園をはじめ、水生植物園や生態園、熱帯果樹園、多肉植物園などがあり、世界各国の珍しい植物を含む約2千種の植物を見ることができます。他にも温室の外には済州島に自生する植物を集めたエリアと、韓国、日本、イタリア、フランスの庭園を模して造った民俗庭園もあります。温室と庭園の間には60人乗りの観光遊覧列車が走っており、38mの展望台に上ると中文観光リゾート天帝淵瀑布などが見渡せるほか、天気のいい日には韓国最南端の馬羅島(マラド)まで見えることもあります。

李孝石文学館
 
江原道(平昌郡)
2002年にオープンした李孝石文学館(イヒョソク・ムンハックァン)は韓国で最高の短編文学と評価されている“そばの花咲くころ”を書いた蓬坪出身の李孝石(イ・ヒョソク 1907-1942)の生涯と作品を記念して建てられました。1936年に発表された“そばの花咲くころ”は蓬坪の誇るそば畑を背景にしています。文学館には、李孝石文学展示室、そば資料室、文学庭園、カフェがあります。李孝石文学展示室には彼が育った蓬坪のかつての市場の様子の模型、彼の文学と生涯をテーマにした映像、遺品や初刊本が展示され、そば資料室ではそばの料理法などそばにまつわる各種資料があります。オブジェがおかれた文学庭園は芝生が広がっていてのんびり休息がとれます。またカフェでは李孝石の作品を読みながらそば茶が楽しめます。李孝石文学館は丘の上にあるため眺めが良いうえ、9月には周囲に広がるそば畑が真っ白になり美しいです。

付岩洞
 
ソウル(鍾路区)
鐘路区にある付岩洞(プアムドン)は、洗練された三清洞の雰囲気と、昔懐かしい姿がそのまま残っている、くねくねとした路地が続く街です。付岩洞は、美術館、個性的なカフェやレストランが、1960~70年代からある精米所や床屋と共に並んでいます。もともとは、画家や文人、教授など多様なジャンルの芸術家たちがゆっくりのんびりと暮らしていた街でした。最近では、付岩洞事務所の前一帯が「コーヒープリンス1号店、チェ・ハンソンの家」として有名になって以降、通りのあちこちに個性的なカフェやショップが立ち並んでいます。三清洞、新沙洞カロスキルと共に感覚的な空間として注目されているエリアです。散策コースとしてもおすすめですが、観光地の雰囲気もかもし出している多様な顔を持つ街です。

金剛公園
 
釜山広域市(東莱区)
東莱温泉場の裏側に位置する金剛山は、海抜801.5mに93万6千坪の面積に自然に育った木々が青々と生い茂る森を成しており、奇岩絶壁がまた絶景を成しています。 金剛公園は、1年を通して人々の足が絶えることのない休息地として愛されており、またかつて東莱都護府に属していた由緒正しい場所であることから、様々な文化遺跡地があちこちにあり、教育的意義の大きい場所でもあります。1940年に金剛園と名づけられ、1965年に公園として指定され、1973年6月から有料公園となり、そして2004年7月1日からは無料化され、より市民に身近な公園となりました。金剛山にはケーブルカーやバイキング、飛龍列車、宇宙戦闘機、インディアナジョーンズ、回転ブランコ、メリーゴーランド、ピーターパンなどの遊戯施設と、バドミントン場や市民体育公園、金剛体育館などの体育施設が造成されています。これらの他にも釜山民俗芸術館や釜山海洋自然史博物館、金剛植物園なども見どころのひとつです。