奉元寺
 
ソウル(西大門区)
ソウル西大門区奉元洞鞍山の麓にある「奉元寺」は、韓国仏教の太古宗の総本山として、長い歴史と伝統を守ってきた歴史のある古い寺です。新羅真聖女王3年(889年)に道詵国師が、現在の延世大学校(衍喜宮)に創建し、当時の名前は般若寺といいました。その後、 壬辰倭乱の際に焼失しましたが、朝鮮英祖24年(1748年)に賛汁、増巌の二人の僧により今の土地に移転し、また建て直されて「奉元寺」に改名されました。奉元寺では、毎年6月6日に世界平和及び、南北統一を祈願するために、仏教儀式の一つである重要無形文化財第50号に指定された「霊山斎」が行われます。霊山斎は2009年にユネスコ世界無形遺産に登録され、霊山斎が行われる際は梵唄(寺で法事が行われる時に唄われる仏教音楽)と踊りなど、仏教芸術を見ることができます。また、夏になると「ソウル蓮の文化祭り」が開催され、ひっそりとした休息の場で家族と共に、仏教の象徴である美しい蓮の花を観賞できます。

如美地植物園
 
済州道(西帰浦市)
中文観光リゾートにある「如美地(ヨミジ)植物園」は、南国ムードが漂う東洋一の植物園で、敷地面積3万4千坪に達する大きな植物園です。約3千8百坪の温室には花と蝶が調和する花蝶園をはじめ、水生植物園や生態園、熱帯果樹園、多肉植物園などがあり、世界各国の珍しい植物を含む約2千種の植物を見ることができます。他にも温室の外には済州島に自生する植物を集めたエリアと、韓国、日本、イタリア、フランスの庭園を模して造った民俗庭園もあります。温室と庭園の間には60人乗りの観光遊覧列車が走っており、38mの展望台に上ると中文観光リゾート天帝淵瀑布などが見渡せるほか、天気のいい日には韓国最南端の馬羅島(マラド)まで見えることもあります。

聞慶セジェオープンセット場
 
慶尚北道(聞慶市 ) ,
「聞慶(ムンギョン)セジェオープンセット場」は、2000年に放送開始したKBS大河ドラマ『太祖王建』の撮影が行われたオープンセット場として有名です。その後、韓国放送公社の時代劇ドラマ、大河ドラマが主にここで撮影されてきました。2008年には高麗時代を背景としたセットを壊し、新たに朝鮮時代の姿に生まれ変わりました。時代や階級別の家の構造や暮らしの様子、宮や軍隊、官庁など、見どころが満載です。

金剛公園
 
釜山広域市(東莱区)
東莱温泉場の裏側に位置する金剛山は、海抜801.5mに93万6千坪の面積に自然に育った木々が青々と生い茂る森を成しており、奇岩絶壁がまた絶景を成しています。 金剛公園は、1年を通して人々の足が絶えることのない休息地として愛されており、またかつて東莱都護府に属していた由緒正しい場所であることから、様々な文化遺跡地があちこちにあり、教育的意義の大きい場所でもあります。1940年に金剛園と名づけられ、1965年に公園として指定され、1973年6月から有料公園となり、そして2004年7月1日からは無料化され、より市民に身近な公園となりました。金剛山にはケーブルカーやバイキング、飛龍列車、宇宙戦闘機、インディアナジョーンズ、回転ブランコ、メリーゴーランド、ピーターパンなどの遊戯施設と、バドミントン場や市民体育公園、金剛体育館などの体育施設が造成されています。これらの他にも釜山民俗芸術館や釜山海洋自然史博物館、金剛植物園なども見どころのひとつです。

草梁イバグキル&山腹道路
 
釜山広域市(東区) ,
釜山駅に隣接する草梁イバグキル。この場所は、食べる物がなく貧乏だった時代に人々が丘のてっぺんに家を建て始め、形成された村です。曲がりくねった上り坂を上っていくと展望台や工作所、郵便ポストなど、記念写真を撮るのにぴったりの名スポットが随所に現れます。また、丘の上に上がると、大きな道路が1つ見えますが、山の中腹にあることから、「山腹道路」と呼ばれています。山腹道路からは釜山の街が一望できます。辺りが暗くなり始めると、家の明かりが付きはじめ、一面ライトアップされた美しい夜景が広がります。

沿岸埠頭
 
仁川(中区)
「沿岸埠頭(ヨナンプドゥ)」は、西海の各島へ運行する旅客線の出発地です。近隣には、新鮮な魚介類や塩辛などを手ごろな価格で購入できる仁川総合魚市場や、水協が直営する刺身センター、海釣りを楽しむことができる南港埠頭などがあります。

仁川国際空港
 
仁川(中区) ,
「仁川国際空港(インチョングッチェゴンハン)」は、21世紀の北東アジアのハブ空港として永宗島と龍遊島の間を埋め立てて2001年3月29日にオープンした韓国を代表する国際空港です。施設は、旅客ターミナル、貨物ターミナル、係留場施設、航行安全施設、交通施設などから成っています。空港内には、韓国の文化芸術を広報するための「韓国文化博物館」をはじめとし、「伝統文化体験館」、「伝統工芸展示館」などが設置されており、国内外の空港利用客に多彩な見どころを提供しています。その他、「Airstar Terrace」では空港の全景と世界各国の飛行機を一望でき、旅客ターミナル内の至るところに設けられた庭園では、休息と共に各種文化公演やイベントを楽しむことができます。

春川 玉鉱山
 
江原道(春川市)
江原道春川市金玉洞の渓谷にある玉鉱山は、韓国に一つしかない玉鉱山であり、全世界でも唯一の白玉鉱山で、春川軟玉鉱山ともいいます。 1972年に開発された玉鉱山は、元々玉を採掘していた鉱山でしたが、現在は玉の気を体験しようという人達のために、玉洞窟の体験場とチムチルバンを設け、運営しています。昔から、玉の効能は神秘的だと伝わり、ここの玉は関節系統の疾病と高血圧、アレルギー性鼻炎、糖尿病、不眠症などに効果が優れています。 鉱山内部に入ると右側にチムチルバンが、左側には玉洞窟の体験場があります。150mの長さの玉洞窟には両側に玉の破片があり、その前で休めるように長いフロアが作られています。坑道(鉱山の中を貫通している道)最後の部分では、玉井水(玉が出る所から出る水)を味わうことができます。 玉井水は玉鉱山内の岩盤(岩の底)に溜まった地下水により独特な味します。 特に痔や便秘、消化不良に効果があり、訪れる人が増えています。この他にも指輪、ネックレス、寝具などを販売する玉の展示販売場と、玉井水で作った食べ物を味わうことのできる食堂があります。玉鉱山の訪問客は比較的お手頃な価格で玉原石製品、混合製品、混合飲料などの多様な玉関連製品や玉井水を購入できます。

寿城アートピア
 
大邱広域市(寿城区) ,
2007年5月開館した「寿城(スソン)アートピア」は大邱を代表するアートセンターであり、公演・展示・芸術アカデミーの分野で専門空間を保有し、他の劇場と形式が異なる外観と内装で差別化を図っています。 寿城アートピアは建物がある舞鶴山のイメージを生かし、前面から見ると鶴が翼を広げ飛び立とうとする模様、側面からは以前現在の場所には大きな池があったことから船の形をしています。客席後方から舞台までの距離が21メートルもある超大型劇場であり、オペラ、ミュージカル、バレー、演劇、舞踊、音楽会、コンサートなど様々なジャンルの公演を自由に演出することが可能なアートセンターです。

清州国際空港
 
忠清北道(清州市 ) ,
清州国際空港(チョンジュグッチェゴンハン)は国際空港の機能を持った中部圏の拠点空港で、金浦国際空港から165km、仁川国際空港から250km、群山空港から120kmほど離れた内陸中心部に位置しています。京釜線・湖南線などの幹線鉄道や京釜・湖南・中部高速道路、主要国道が分岐する交通の要衝の地で、地政学的に大変有利な場所に位置しています。 参考ページ 清州国際空港