済州牧官衙
 
済州道(済州市 )
官衙とは昔の役所のことです。 済州牧官衙(史跡第380号)は、朝鮮時代(1392~1910)済州道の政治・行政の中心地だった役所跡です。重要施設である東軒や内衙などの建物跡も確認されており、その位置や規模もわかっています。これらは観徳亭(宝物第322号)を含め、重要な遺跡地として指定されました。済州に現存する建物の内、最も古い は単層八作屋根という建物で、軒が長いのが特徴です。この観徳亭は兵士たちの訓練場として、1448年に建てられたものです。官衙施設は1434年の火災により全焼し、その後すぐに復元工事が行われましたが、日帝強占期(1910年8月~1945年8月15日)に壊され、観徳亭以外は跡形もなくなってしまいました。済州牧官衙を元の姿に戻そうと1991年から1998年まで、4回に渡る発掘調査が行われました。そして建物跡や建築構造が確認され、そこから出土した遺物をもとに、専門家や当代の文献によって2002年12月復元が完了しました。

ラフェスタ
 
京畿道(高陽市)
ラフェスタは、365日毎日開かれる楽しいお祭りがたくさん詰まったような韓国最大のストリート型テーマショッピングモールです。「ラフェスタ文化の通り」は、地下1階、地上5階の計6階からなる歩行者専用道路で、アメリカのサンタモニカや日本の新宿のように商業施設と文化が融合した新感覚の文化・ショッピング空間です。主要施設には、ファッションアウトレット、ファッション雑貨、フードコート、専門食堂街、テーマカフェ、ゲームセンター、書店、映画館などがあります。ラフェスタは単純なショッピング空間の概念を飛び越え、多様なイベントや見ものがあり、また、安らぎの休息空間として湖公園ともつながっており、国内外の観光客が訪れる一山の代表的な観光名所となっています。ラフェスタ周辺にはロッテ百貨店、ホームエバーなどの大型ショッピング施設や、一山東区庁をはじめとした公共施設、金融機関、MBC放送局、チャイナタウンなどがあります。

仁川港閘門
 
仁川(中区)
仁川港閘門は海抜102mの景色が美しい月尾山にあり、閘門周辺の2万余坪にもいたる造園地域には広い芝生と様々な木々が植えられています。特に春になると桜やツツジなどの花々が咲き乱れ、美しい景色をつり出します。閘門開放行事の期間中には、家族と一緒に仁川港閘門を訪れれば海はもちろんのこと、大型貨物船および旅客船などが入港、出港する様子を間近で見ることができます。

古藪洞窟
 
忠清北道(丹陽郡 ) ,
古藪洞窟(コスドングル)は丹陽郡にある石灰岩洞窟で、天然記念物に指定されているところ。長さは1,300mで、規模が大きく美しいことで有名です。古藪洞窟の名前は昔、高い草がたくさん茂っていたので、「コス(古藪)」と呼ばれるようになったことに由来していると言われています。洞窟が発掘された当時、入り口から石器が発見され、ここが先史時代の住居地だったことが明らかになりました。古数洞窟の内部は常に15度に保たれており夏は涼しく、冬は暖か。洞窟内には約25種の生物が生息しており、動物の形をしたライオン岩、たこ岩、わし岩などの岩や人の形をしたマリア像などもあり、見所となっています。約120個のさまざまな鐘乳石や石筍などは学術的にも価値が認められているもの。内部は気温が低くパイプの手擦りをつたって移動するので、冬には手袋が必要でしょう。

光州駅
 
光州広域市(北区) ,
光州駅は、文化産業都市である光州市の都心部に位置しています。1922年に一般駅としてオープンし、1969年に現在の場所に移転し、2004年にはKTXが開通しました。光州駅は、ソウルの龍山駅、木浦駅、大田駅、順天駅などを通る列車の始終着駅です。光州は、韓国の南西地域の唯一の広域市であり代表的な交通の中心都市で、光州ビエンナーレ、世界キムチ文化祭など国際的な文化行事や様々なイベントが開催されることから、光州駅は1年を通して観光客で賑わっています。また、周辺には無等山や證心寺、元暁寺などの古寺があります。

青羅湖水公園
 
仁川(西区)
水を利用した親水空間として造られた公園です。

クドゥレ彫刻公園
 
忠清南道(扶余郡 ) ,
*大王国の意味が込められたクドゥレ彫刻公園*扶蘇山の西のふもとにあるクドゥレは白馬江と調和のとれた優れた景勝をなし、彫刻公園が整っていて、たくさんの人が訪れる安らぎの空間となっています。クドゥレナルは百済時代に都城だった泗沘城を出入りするような大きな渡船場でした。現在は白馬江を行き来する船着場となっており、その周辺は伝統料理や珍味が楽しめる食堂が数多く構えています。1985年度に国民観光団地としてクドゥレが造られ、古く百済人の彫刻技術を受け継いだ、この地域出身の有名な作家の作品30点と、1999年度国際現代彫刻シンポジウムに参加した国内外の有名な彫刻家の作品29点など、全59点の彫刻作品が展示され、昔ながらの情緒と現代的な美を兼ね備えた公園となっています。常に観光客のために解放されており、見る者の目を楽しませてくれます。また、ここは扶余の人々の憩いの場でもあり、「白馬江と水鳥がなき、一葉扁集、帆船を一人漕いでいく船頭」に始まることで広く知られる「白馬江月夜の歌碑」が建てられています。*なぜ「クドゥレ」というのか* 百済時代 、支配族はオラハ(於羅瑕)、百姓はコンギルジ(鞬吉支)と呼ばれていました。 クドゥレというのは、「オラハ」の前に王称語「ク(大)」がつき、二語の間に持格促音の「ㄷ(d)」が入って「クドラハ」となり、更に縮まって「クドゥレ」に変遷されたと言われています。また、「クドゥレ」は「大王」を意味しており、日本書紀(世紀720年編纂)に百済を「くだら」と呼ぶ場面が多く表れるのも、大王国を意味し、高めて呼んでいたと見ることができます。

盆栽芸術園
 
済州道(済州市 )
盆栽芸術園(プンジェ・イェスルウォン)は韓国唯一の盆栽専門の公園で、世界最大の盆栽公園としても意義ある場所です。「考える庭園」というテーマの下、日常を離れ、思索と静寂の時間を持てるように工夫されています。済州市の西北側約40キロ地点の翰林(ハルリム)公園と山房山(サンバンサン)の間の山の中間にあり、金陵海水浴場から左折して10分程度行けば盆栽芸術園が見えます。1992年7月にオープンしたこの済州盆栽芸術院は1万2000坪の敷地に作られた世界最大の盆栽テーマパーク。最短30年から最長300年を越える紅葉、藤、松などとともに貴重樹木100種余りが盆栽として造成されています。またこの公園には約1700株の盆栽とともに済州の野生花、蘭、そして多様な庭園樹と植物が10万本余り植えられていて絶妙の調和をなしています。毎年30万人を越える観覧客が訪問しており、中国の江沢民国家主席、胡錦濤副主席、日本の中曽根元首相など世界各国のVIPも訪れています。庭園には盆栽の他にも済州特有の石垣と池、石橋、人工滝などがあるほけ、盆栽庭園を見下ろしながら食事ができる韓国料理レストラン、毎日午前11時から午後2時までランチバイキングが楽しめるレストランなどがあり、済州道の名物のサバの煮付けや豚肉炒めものなどを味わうことができます。

海剛陶磁美術館
 
京畿道(利川市)
1990年にオープンした海剛陶磁美術館(ヘガンドジャミスルグァン)は海剛(柳根瀅、1894-1993)先生が蒐集した陶磁遺物を展示する美術館です。青磁400点以上、粉青沙器90数点、白磁420点、陶片6,000点以上が3つの展示室(遺物展示室、陶磁文化室、海剛記念室)に展示されています。陶磁文化室では韓国の陶窯の分布図、文様、発達史、制作方法などを体系的に見ることができます。海剛記念室は故柳根瀅先生の作品20点を展示し彼の業績を称えています。海剛陶磁美術館は韓国の軒先の様式を現代的にアレンジしていてその外観は独特で印象的なものとなっています。

上洞湖公園
 
京畿道(富川市)
「上洞湖公園」は憩いの場として2003年3月31日にオープンしました。公園は湖を中心に形成されており、様々な魚類や植物が生息しています。近隣にはドラマや映画ンロケ地である富川ファンタスティックスタジオやアインスワールドが隣接しています。