水原華城博物館
 
京畿道(水原市)
水原市は、韓国の重要文化遺産であり世界文化遺産にも指定されている水原華城を広くアピールするため、水原華城博物館をオープンしました。水原華城は、朝鮮の築城技術を基盤にし、そこに中国、日本の築城方式と西洋の築城技術を導入し作られたことから、世界の城郭の総和であるといえます。常設展示空間には、水原華城の築城過程と都市発展の過程を見ることのできる華城築城室と、水原華城にまつわる人物である正祖(1752~1800、朝鮮22代目王)の8日間にわたる行次(王が行列を引き連れて外出すること)、華城に駐屯した壮勇営(朝鮮後期の王、王室、宮廷を護衛する軍隊)などの姿を見ることのできる華城文化室があります。また、常設体験室が用意されており、子どもを対象にした体験教育も実施されており、様々な教育プログラムが行われています。

妙覚寺
 
ソウル(鍾路区)
妙覚寺は、ソウルの中心、鐘路区崇仁洞にある駱山の東側にある大韓仏教観音宗の総本山です。1930年5月、泓宣和尚が創建し、これまで2回に渡る増築、改築がありました。現在の場所にお寺を建てると、ソウルの街が平和になり、市民の生活に安定をもたらすという風水地理学の説により、この場所が選ばれたと言われています。2002年の世界ワールドカップから、伝統仏教文化のテンプルステイが体験できるお寺に指定され、都心で味わう伝統寺院として多くの観光客から人気を集めています。

ソウル風物市場
 
ソウル(東大門区)
ソウルの風物市場の由来は、もともと清渓川が復元される前、黄鶴洞を中心に全国で収集された骨董品や古い品物を販売する店舗が集まって形成されたと言われています。清渓川の復元事業と一緒に黄鶴洞と清渓川周辺の露店が営業されていたこのノミの市は、東大門歴史公園(旧東大門運動場)内の東大門風物ノミの市として移転営業をしてきた中、ソウル市から東大門運動場の公園化事業で観光事業と連携した韓国を代表する風物市場開発のため、清渓川と近接した清渓8街にある崇仁女子中学校に世界的な風物市場を目標に新しいショッピングの名所となるソウル風物市場をオープンしました。

北漢山国立公園
 
ソウル(江北区)
ソウルの北側に位置する北漢山国立公園(プッカンサン・クンニプコンウォン)は、四季折々の景色がとても美しいところで、1983年に国立公園に指定されました。北漢山とは北側にある大きな山という意味で、三角山、負児岳とも呼ばれています。 全体の広さは78.45kmで、6つの区と京畿道にわたって広がっています。高くそびえ立つ岩峰やその谷間を流れる数10ヶ所の澄んだ渓谷や836.5mの白雲峰をはじめ様々な峰があり、岩峰や木々など、約1300種の動植物が生息しています。特に世界的に有名な岩壁山の仁寿峰は、200mを超える高さを誇っており、コースも約100ヵ所あります。白雲峰の頂上からは、ソウルや漢江を一望することができます。 文化遺産も多く存在しており、峰にある真興王の巡狩碑をはじめ北漢山の尾根に沿って建造された北漢山城、名勝元暁大師が建てた祥雲寺など、多くの寺院が山の中に位置しています。中でも北漢山城は外敵の侵入を防ぐために建てられた約8500mの城郭で、朝鮮時代を代表する山城の城郭です。特に北漢山城から眺める秋の景色は最高です。また北漢山を代表する文化遺跡である寺院の中でも峰東側に位置する僧伽寺は、高さ5mの岩壁に彫刻された釈迦如来・磨崖仏が有名で、文殊峰の中腹に位置する文殊寺は、文殊洞窟の天井から落ちる天然水で有名です。 春には花々が咲き誇り、夏には青々と茂った森や渓谷で涼むことができ、渓谷に沿って歩くコースは夏の登山にぴったりです。秋には北漢山城の遺跡を巡ったり、冬には雪に覆われた景色を観賞したりして、年中、行楽客でにぎわいます。 北漢山国立公園は「単位面積当たり、もっとも多くの観光客が訪れる国立公園」としてギネスブックにも記録されており、週末になれば首都圏の市民が多く訪れています。

済州道立美術館
 
済州道(済州市 )
済州道立美術館は2009年6月26日に開館しました。地下1階、地上2階建てで済州で活動している芸術家達の創作および展示空間です。美術館周辺には野外カフェや広場、散策路などがあります。

パロ病院
 
仁川(南区)
パロ病院は地上10階、地下1階に合計141名の収容が可能な入院施設と人工関節クリニック、関節内視鏡クリニック、肩部クリニック、首部クリニック、足部クリニック、脊椎クリニック、パロスポーツリハビリクリニック、内科および検診クリニック、下肢静脈瘤クリニック、成長クリニックなどの特化治療クリニックを運営しています。 特に脊椎と関節手術には長けていると定評があり、関節分野のコンピュータナビゲーション手術装備をはじめ脊椎分野のマイクロ顕微鏡装備を利用した精密手術を可能にしています。 さらにパロ病院は国際人工関節と脊椎手術教育指定病院でもあり、韓国の先端医療技術とサービスを海外にも広く知らしめることを目標としています。

金順子名人のキムチテーマパーク
 
京畿道(富川市)
金順子名人のキムチテーマパークは、韓食のグローバル化ならびにキムチのグローバル化を先導する場となることを目指し、つくられました。ここではキムチの歴史、由来、優秀性などキムチに関するあらゆる情報を得ることができます。また、外国人を対象にしたキムチ作り体験プログラムも実施されており、体験後は作ったキムチと共にマッコリやおにぎりなどの軽食も提供されます。富川工芸通りの韓屋村内に位置しているため、韓屋の趣を感じながら韓服体験や金属工芸体験なども一緒に体験することができ、フォトゾーンも設置されているため、韓国の伝統美と趣を写真に収めることもできます。仁川および金浦空港から約30分、ソウル市内からは約1時間とアクセスも抜群です。 

大浦港
 
江原道(束草市) ,
大浦港は束草市の南部に位置する大浦洞にあります。束草市に行けば必ず立ち寄って、新鮮な魚を食べてくるというのが当たり前なほど有名な場所です。干物店や食堂が集まっていて、好きな店に入り値段を交渉すれば、安くて新鮮な刺身をお腹いっぱい食べることができます。また屋台では、イカのスンデ(イカ飯に似たもの)やジャガイモで作った餅などおいしい郷土料理もたくさんあります。大浦港の近郊には、雪岳日の出公園と観光潜水艦乗り場乗船場があります。雪岳山からも近いので、雪岳山へ行くなら一緒に楽しむことができます。

オーソロックティーミュージアム o'sulloc
 
済州道(西帰浦市)
済州道の西広茶園近くにある「オーソロックティーミュージアム o'sulloc」は韓国の伝統茶文化について学ぶことができる、お茶をテーマとした博物館で、2001年9月1日にオープンしました。建物全体が湯のみを形象化した造りで、東西洋の伝統と現代が融合した文化空間であり、自然にやさしい憩いの空間ともなっています。博物館内には涼しげな庭園や池があり、建物の2階にある展望台からはお茶畑や周辺の自然を眺めることができます。