大王岩公園
 
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「大王岩公園(テワンアムコンウォン」は東海岸に位置する美しい公園です。 大王岩公園は駐車場から海岸までつながる約1kmの遊歩道に松の林があります。韓国でも最高の黒松林のひとつで、遊歩道の間には、サクラ、モクレン、ツバキ、梅花、レンギョウなどがあり、多様な花を楽しむことができます。この遊歩道に沿って海辺に行くと海辺の岩が見られます。多様で独特な海辺の岩の姿には感嘆の声が出ます。海辺の岩に行くとクジラの顎の骨が立てられているところがあり、過去に蔚山が捕鯨で有名だったことがうかがえます。クジラの骨を過ぎ、手すりでつながった道に沿って行くと大王岩(テワンアム)があります。大王岩は大きい岩の島で、陸からは橋でつながっているので容易に渡ることができます。大王岩に渡って行けば東端に展望台が作られていて、開けた見通しが楽しめます。大王岩を抜け松の林道の反対側に行くと大王岩公園の遊歩道に出ます。道の中ほどに蔚気(ウルギ)灯台があり、東海の道しるべとしての役割をしています。 大王岩という名前は三国統一(7世紀)の偉業を成し遂げた新羅の文武王(在位661-681)が死後に埋葬された所を意味しています。実際に文武王が埋葬された大王岩は慶州感恩寺沖合いという説もあります。大王岩の姿は竜が空に舞い上がる形をしており、竜が昇天する途中で落ちたことから竜墜岩とも呼ばれます。青い海と赤黒い岩肌が調和し美しい所です。 ※大王岩公園はもともと「蔚岐公園」と呼ばれていましたが、2004年に現在の名称に変わりました。 ※蔚気灯台の漢字は2006年に「蔚岐」から「蔚気」に変更されました。

全州映画総合撮影所
 
全羅北道(全州市 ) ,
全州映画総合撮影所は、5万6,900㎡にも及ぶ敷地内に地下1階、地上2階建ての規模の室内スタジオと野外セット場があります。セット製作室やスタッフルーム、更衣室、美術/小道具室、休憩室などの付帯施設も備えられています。特に他の撮影所と差別化された室内スタジオには、雨が降る様子を自然に演出することができる水圧調節装置や、17m程の高さの天井などの施設を備えており、特殊効果撮影に適した環境を有しています。2008年4月にオープンし、これまでに『霜花店』、『影の殺人』、『チョン・ウチ 時空道士』、『不当取引』、『平壌城』、『マイウェイ12000キロの真実』など多くの作品の撮影が行なわれました。

石門
 
忠清北道(丹陽郡 ) ,
嶋潭三峰から上流に200mほど行くと左側の川辺に虹の形をした石柱が見えますが、それが石門です。石門は丹陽八景の第2景です。石門の左側に石窟があり、石窟の中には仙人が耕したといわれる美田があります。この美田の伝説は天からやってきてかんざしを失くしてしまった仙女がかんざしを探そうと土を手で掘ったものが99の農地になり、周辺の景色が天よりも美しいこの場所で生涯、農業を営みながら暮らしたとされ、広い農地を仙人たちが耕したことから「仙人美田」と呼ばれたと言われています。

昌慶宮 弘化門
 
ソウル(鍾路区) ,
弘化門は昌慶宮の正門に正面3間、側面2間の重層寄棟屋根で多包式で作られています。石造の基壇の上に、原型の礎石を置いており、門楼下層は両開きの板門が設置され、出入りできるようにし、上層は板床の楼が設置されています。大韓民国の宝物第384号に指定されています。当初1484年に建てられましたが文禄・慶長の役の際に焼失し、1616年に再建されました。

天主教聖地 致命子山
 
全羅北道(全州市 ) ,
  天主教聖地「致命子山」(チョンジュギョソンジ・チミョンジャサン)全州市の東南に位置する寒碧堂の裏に僧岩山という山があり、その山の険しい峰に天主教(カトリック教)の聖地「致命子山」があります。岩の上に高さ4mの石で造られた十字架があり、その横の崖のところに聖堂が建られました。この聖地は世界で唯一の童貞夫婦(性関係を持たない夫婦)である柳重哲(洗礼名ヨハン)と李順伊(洗礼名ルガルダ)とその家族が眠っている場所です。1800年代のキリスト教の迫害期に家族7人が殉教し、ここに葬られています。そのうちの一人・柳恒倹は、完州郡伊西面チョナム部落で生まれ、全羅道で最初の天主教の信者として斬首されました。息子の重哲とその妻の順伊は篤実な信仰生活を送るため童貞夫婦を貫き、結婚して4年で斬刑に処されました。寒碧堂の周辺からも致命子山の十字架が見え、聖地として造成されてからは巡礼者がひっきりなしに訪れる名所となりました。柳重哲と李順伊の墓が頂上に安置されており、頂上の崖には花崗岩でできた記念聖堂があります。童貞夫婦の殉教者の墓の上には「奇跡の岩(イエス・マリア岩)」もあります。山の急斜面を登りながら祈りをささげる「ゴルゴダの十字架の道」には、入口から山の頂上までの全区間に花の道がつくられており、散策に最適です。聖地入口には広い休息スペース(モンマルト広場)があり、森の中の駐車場(4,000坪)も整備されています。●特長(1)柳恒倹と童貞夫婦殉教者の墓(2)モンマルト広場(3)聖堂(海抜300mの山の頂上の崖に建てられた記念聖堂)(4)イエス・マリア岩(5)ゴルゴダ十字架の道(6)祈りの花の道   

西帰浦市立済州ワールドカップ競技場
 
済州道(西帰浦市)
美しい自然を誇る済州島の西帰浦市にある西帰浦市立済州ワールドカップ競技場(チュジュ・ワールドカップキョンギジャン)は、2002年韓日ワールドカップサッカー大会の際にオープンした競技場。済州特有の地形である「オルム」(山の中腹にできた小さい火山を指し、小さな丘のように盛り上がった形態)と火口をイメージして作った競技場の形に、済州伝統の伝統漁船の網の形をイメージした屋根がかかり、とても美しい外観のスタジアムとなっています。また、済州の地形と気候を考慮し、グラウンドを地下14メートルの位置に作り、風を避けられるようになっています。

荘陵
 
江原道(寧越郡)
荘陵は、朝鮮第6代王であった端宗の陵墓です。端宗は、その叔父である首陽大君に王位を奪われた後、清冷浦に流され17歳の時に生涯を終え、その死体は東江に捨てられました。後難を恐れて誰も死体の処理をしませんでしたが、寧越戸長の厳興道が死体を荘陵まで運びました。粛宗の時代である1698年になり、端宗が再び王の座に戻り、王陵に埋葬され、死後の贈り物としての陵号が荘陵となりました。荘陵の周囲にある松の木は、全て陵墓に向かってお礼をするように曲がっており、その様子に圧倒されます。毎年4月の最後の週末には端宗文化祭が盛大に開催され、特に朝鮮時代の再現イベントでは1000人を超えるが参加する大規模な行事です。2009年6月30日に荘陵を含む朝鮮王陵40基がユネスコ世界遺産に登録されました。 

曽島
 
全羅南道(新安郡 ) ,
古くから島全体に水が無く、シリ島とも呼ばれましたが、前曽島(チョンチュンド)と後曽島(フチュンド)が繋がって曽島(チュンド)と呼ばれるようになりました。 曽島は汚染されていない清浄海域で、ユネスコ生物多様性保全地域にも指定されたアジア初のスローシティです。 曽島に訪れると、まず目につくものは韓国最大規模を誇るの塩の生産地である太平塩田です。干拓地から作られた塩田と農地が調和しているこちらは、島全体に漁族がたくさんおり、全世帯の26%が漁業で勤めています。このように曽島は、漁村の塩田の様子をそのまま映し出しており、漁村の生活を実際に肌で感じることが出来ます。 特に、観光客を考慮した塩田体験と塩の博物館の観覧は、曽島旅行の楽しさを倍増させてくれます。 この他にも90個余りの無人島やとても美しい羽田海水浴場(ウジョンヘスヨクチャン)、干潟の上にかかっている曽島の名物であるムツゴロウ橋、遺物記念碑、干潟生態展示館など様々な見ものがあります。

アルペンシアオーシャン700
 
江原道(平昌郡) ,
世界で最も美しく、楽しいをモットーにしたリゾート「アルペンシアリゾート」は、他のリゾートにはない、ユニークなプログラムが充実していることで知られています。人体の生体リズムに最も合った標高700m、大関嶺の自然豊かな高原にあるファミリーウォーターパークオーシャン700は、波打つ海岸をイメージして造られました。一年中くつろげるよう、屋内設備を中心に設計されており、一味違った休息や楽しみ方が味わえます。