恋人山道立公園
 
京畿道(加平郡)
恋人山は龍湫の滝の源泉でもあり、海抜1,068メートルの柔らかな土からなる美しい山です。この山に登ってお願いをすると、恋が叶うと言われています。 恋人山は肥沃な土でできているため、たくさんの木や花が育ち、春には様々な野生の花が咲きます。この恋人山や明智山、清渓山、鬼木峰からなる地域は、キャンプや炊事などが禁止されている場所で、汚染もなく綺麗なところです。これらすべてが1,000メートルを越える山々で、道馬峰から雲岳山までの連なりが美しいところです。その中に恋人山道立公園があります。 春前線とともに、5月の下旬頃に咲き乱れるクロフネツツジは、恋人山を代表する景観の一つです。毎年5月下旬になると、加平郡では「恋人山祭り」が開かれます。 恋人山の主な登山コースには柏屯里(地名)から登るコース、馬日里から登るコース、龍湫渓谷に沿って登るコース(12キロ)の3つがあります。春にはクロフネツツジ、秋には紅葉で色づく美しい景色の中で、静かで落ち着いた登山を楽しむことができます。

大侑ランド
 
済州道(西帰浦市) ,
大侑ランド(テユレンドゥ)は、1年中狩猟を楽しむことができる常設狩猟場です。また狩猟免許がない初心者でも狩りを楽しめます。ゆえに観光客が実質的に狩りを楽しめる唯一の狩猟場といえます。狩りに出る前に、必ず安全教育を実施し、4人で1チームで、ガイドが同伴します。100万坪の大草原にあるここは1年中いつでも狩りを学ぶことができます。特に、石畳の道といばらの薮をかき分けて楽しむキジ狩りは海外まで知られているぐらい有名です。狩猟場の外に野外射撃場も備えられており、拳銃から猟銃、クレー射撃に至るまで好きな銃を選び射撃練習もできます。射撃が終わった後、食堂では、部分別に手作りで揚げられたから揚げ、濃い肉のスープで薄切りの胸肉をさっとゆでて食べるシャブシャブを食べることができます。

磨剣浦海水浴場
 
忠清南道(泰安郡 ) ,
泰安郡南面に位置する磨剣浦海岸は安眠島に続く橋の前にある海水浴場で、まだ多くの人に知られておらず静かな海岸です。周辺には松林があり、キャンプをすることも出来ます。傾斜が穏やかなため、こどもの海水浴にも安全です。

琵瑟山オンツツジ・ススキ群落地
 
大邱広域市(達城郡) ,
琵瑟山(ピスルサン)は達城郡と清道郡の境界地域にそびえ立つ山です。最高峰は1084mの峻峰で、巨大な琵瑟山脈を成しています。見た目には高い山ではないですが、山並みが美しく、澄んだ空気にもう一度訪ねたくなるところです。 昔から琵瑟山は修道先として知られており、聖人天命が生まれるという伝説が伝わっています。名僧の一然(高麗時代の釈門・学者)が20代を過ごした修行地だでした。当時一然僧は琵瑟山ポダン庵に留まりながら、多様な信仰と経典に接しましたが、これは後に三国遺事(高麗忠烈王の時、普覚国師、一然が新羅・高句麗・百濟3国の遺事をまとめて書いた歴史書)の幅広い思想的基盤になりました。 琵瑟山でもっとも美しいのは春に咲き誇るツツジの群落です。赤く染まったツツジとこんもりとした林は補色の対比がとてもきれいです。また一年中針葉樹が生い茂っています。奇妙な岩石と闊葉樹林が調和し秋には五色の景色が楽しめます。とくに稜線頂上は数万坪のススキの群落が壮観で、秋のハイキングにもおすすめです。

ミンドゥン山(江原)
 
江原道(旌善郡)
江原道、旌善郡に位置するミンドゥン山は、高さ1,118.8mで頂上に登ると木一本見えない、一面をススキで覆われたススキの山です。ミンドゥン山がこのように木がなくススキが多いのは、山菜がたくさん生えるように毎年一回野焼きを行っていたからだといいます。10月中旬になると20万坪以上に及ぶ頂上付近一帯は見渡す限りのススキに覆われ、人の身長よりも大きいススキの中を迷路のように進む登山路は他にはない隠れた名所です。ススキは秋に入る9月頃から咲き始め10月から11月中旬までが一番きれいな時期。ミンドゥン山では毎年10月に「ススキ祭り」が開かれます。

6.25戦争体験展示館
 
江原道(高城郡) ,
高城の統一展望台では、韓国戦争が体験できる「6.25戦争体験展示館」を運営しています。韓国戦争の悲劇を教訓とし、民族の和合と祖国の平和統一を祈念してつくられた施設で、写真や映像、資料、遺物を通して韓国戦争当時の状況を知ることができます。

パラン食塩温泉
 
京畿道(華城市) ,
京畿道華城市にあるパラン食塩温泉は、塩分の入った食塩泉。地下860mから湧き出る塩化物泉は、中生代の恐竜の残骸や地殻変動により、地中に溜まった古代の海水が混ざった化石海水であると推定されています。 ナトリウム、カルシウム、フッ素イオン、鉄など、健康に効く16種のミネラル成分を含有し、さらっとした感触が特徴です。また、石鹸の泡が立ちにくく、塩分が汗の蒸発を防ぐため、湯冷めしにくく、保温効果に優れていることで知られています。ロビーに食塩泉が湧き出るコーナーが設けられており、飲んだり、持ち帰ることができます。露天風呂は夏季のみ入浴可。

中南米文化院
 
京畿道(高陽市)
中南米文化院は1992年、中南米から外交官として生活をしていた李福衡大使と妻の洪甲杓理事が中南米地域の風物を集めて建てた文化の場です。中南米地域の文化と芸術についての理解を助け、青少年達にグローバル化社会教育の一環として夢と理想、健全な世界観を伝えるためという主旨のもと建設されました。文化院には博物館、美術館、彫刻公園などがあります。中南米博物館では、マヤ・インカ・アステカなど古代から現代に至るまでの中南米の各国の燦爛した古代文化遺産と歴史、生活を一度に見ることができ、アジア圏でも唯一韓国で最初の外国文化関連の博物館です。土器、石器及び木器、仮面、民俗工芸品、家具、絵画や楽器など幅広く展示されています。中南米美術館では近現代の中南米の作家達の絵画、彫刻などの作品を鑑賞することができ、周期的に展示会も開催されます。彫刻公園では中南米の12カ国(メキシコ・ベネゼエラ・ブラジル・チリ・ペルー・エルサルバドル・パラグアイ・ウルグアイ・アルゼンチン・エクアドル・コスタリカ・ポルトガル)の作家達の優秀な作品が展示されています。

帰信寺
 
全羅北道(金堤市 ) ,
帰信寺は676年に義相大師(新羅時代の僧侶)によって創建された寺で、当時は国信寺と呼ばれましたが、新羅時代末に現在の名前になりました。1592年の壬辰倭乱(文禄・慶長の役)の影響で火事となり廃墟と化しましたが、1873年に再建されています。 現在残っている建物は、宝物第826号として指定されている大寂光殿を始めとして、冥府殿、山神閣、寮舎などがあり、重要文化財として帰信寺の3重石塔(地方有形文化財62号)、舎利塔である帰信寺浮屠(地方有名文化財63号)、西側を見ながら横たわる獅子像などに男根石を奉った帰信寺石獣( 地方有名文化財64号)があります。