ソウル(鍾路区) , 三清洞・ソウル北部

三清洞通りは、景福宮の東から三清トンネルまで続く通りです。秋には紅葉が美しく、昔ながらの趣が残る住宅街のあちこちにある個性的なカフェやレストランなどを楽しみながらゆっくりと散歩ができる通りです。また、三清トンネル近くにある三清公園では、自然景観を楽しみながらゆっくりと散歩をする市民の姿も多く見られます。ギャラリーも多く、芸術家や文化的な雰囲気を好む人々が集うエリアでもあります。


ソウル(鍾路区) , 仁寺洞・鍾路

警察博物館(キョンチャルパンムルグァン)は、韓国の警察が創設され60年を迎えたことをきっかけに、一般の人々にも警察の歴史や業務に関する知識を深めてもらおうと2005年10月14日に開館した博物館です。全国の警察署が所蔵する品8000点の中から厳選した500点を約538坪の広さに展示しています。1階「ウェルカムスペース」:実際に警察官が使っているパトロールカーやオートバイ、無線機、制服などを体験することができる。2階「体験のスペース」:12個の体験コーナーが設置してある。3階「事務室」4階「理解のスペース」:地域の交通情報の検索や特攻隊の模型や活動の姿を見ることができる。5階「歴史のスペース」:朝鮮時代からの警察の移り変わりを制服、物品、映像を通して見ることができる。殉職した警察官に関するスペースもある。6階「紹介のスペース」:シアタールームで警察の今までとこれからをみることができる。


ソウル(鍾路区) , 大学路・城北洞

ソウル市民のための文化芸術の拠点としてスタートしたマロニエ公園は、昔のソウル大学法学部、文理学部があった位置にあります。マロニエの木が生えていたことからマロニエ公園と名づけられました。各種文化催事場、彫刻展示場、文芸会館などがあり、ここはソウル市民の夢とロマンがあふれる文化芸術の街として独特の雰囲気を醸し出しています。特に、週末になると多くの人が集まり、文化を共有する場所となっています。バンドや歌手を目指す人の公演や、ダンスグループやコメディアンがここで公演を開いたりもします。豊かな木々に囲まれたマロニエ公園のベンチに座り、一休みしたり散歩を楽しんでいると、大学路の若者の熱気が伝わってくるでしょう。大学路は演劇のメッカとして有名なところで、文化公演の中心空間としてさまざまな公演を楽しむことができます。また異色のレストランやカフェが密集しており、若者たちが多く訪れる名所でもあります。


全羅南道(木浦市 )

「木浦(モッポ)海上ケーブルカー」は、スローシティ木浦の旧都心と北港、儒達山はもちろん高下島をはじめとした多島海の美しい風景を一望できる海洋観光、レジャー、文化観光の新たな中心地となっています。 全長3.23キロメートル・高さ155メートルを誇り、儒達山の地形的特性と優れた景観を考慮するとともに旧都心と多島海全体を鑑賞できるようになっています。 キャビン数:一般40台、クリスタル15台の計55台運行中 全長3,234メートル(海上820メートル、陸上2,414メートル)


ソウル(中区) , 市庁・光化門

徳寿宮美術館は韓国の近代美術の形成と展開過程を体系化し、近代美術に現れる美意識と歴史観を定立することで、究極の韓国の民族の文化的アイデンティティーを具現化するために設立されました。徳寿宮美術館は近代美術専門機関として、近代美術の調査、研究、近代美術関連企画展および所蔵品展示、各種教育プログラムの開発と運営、学術活動や出版、近代美術関連情報の国際的交流など、様々な事業を推進しています。1998年に開館以来、2005年まで計38回の企画および所蔵品展示を開催しており、約250万人の観覧客が美術館を訪れました。それだけでなく、作品説明会、講演会などの学術行事を開催し、美術全般に関する理解を助けており、多様な教育プログラムを開発・運営し都心の中に位置した複合文化空間としての役割りを遂行しています。


仁川(中区) , 仁川市街地

1905年に今のチャイナタウンに中華料理店の共和春がオープンしたことにより、仁川ジャージャー麺通りの歴史は始まりました。以後、中華楼や東興楼などがオープンし次第にジャージャー麺通りの姿が整い始めました。こうして中華料理店がひとつふたつと増えていき中華街が作られていくかと思った矢先、1970年代に入ると通りの活気がなくなっていきました。通りの活気を取り戻すために商人たちはジャージャー麺などの単純な食べ物だけでなく中国の酒や中国のパンや饅頭も売り始めました。人々が選択できる料理の幅が広がったことで再びこの通りに活気が戻りメディアにも取り上げられるようになりました。現在では中国式の装身具や生活用品なども売られています。週末になると通りがいっぱいになる程に人々が集まり、異国的な雰囲気の漂うこの通りで写真を撮る人々の姿も多く見られます。 この通りで有名な料理と言えばもちろんジャージャー麺とチャンポンが挙げられます。ジャージャー麺は一般的なジャージャー麺もあれば昔の中国式のジャージャー麺もあり、さらにはサツマイモジャージャー麺など新たに開発されたジャージャー麺もあります。ジャージャー麺やチャンポン以外にも各店舗ごとに特色ある中国の料理を提供しているため、ジャージャー麺やチャンポンと一緒に各店舗の代表メニューとされている料理を何か一つ味わってみるのも良いでしょう。


ソウル(松坡区) , 蚕室(ロッテワールド)

オリンピック公園は都心の中に位置し市民へ憩いの場を提供するだけでなく各種競技、大型コンサート、イベントなどのための施設と場所を提供しています。体育館の施設としては1988年のソウルオリンピックが開かれたときに使われた体操競技場をはじめとし、フェンシング、重量上げ、水泳、テニスの競技場はその規模が国際的で、多目的施設も備えており各種スポーツと大規模な行事や公演が開かれます。また、水泳場、体操競技場、テニス場を活用し多様な種目のスポーツ教室を運営しており生活体育施設及びさまざまなコースの散歩道も備えています。


慶尚北道(聞慶市 )

今や大河劇撮影のメッカとなっている聞慶セジェオープン撮影セット場は、韓国放送公社が高麗時代を背景にした大河ドラマの撮影のため、2000年2月23日聞慶セジェ第1関門の後ろにあるヨンサゴルに建設されたものです。 当時、32億ウォンの工事費を投入し、65,755㎡の敷地に王宮2棟、瓦ぶきの家42棟、草家40棟、その他13棟で建立した国内最大規模の大河撮影場です。この聞慶セジェに設立することになった動機は、何よりも鳥嶺(チョリョン)山と主屹(チュフル)山の山並みが高麗の首都、開城の松岳(ソンアク)山に似ているだけでなく、昔ながらの道がよく保存されており大河撮影場にぴったりだったからです。今までKBS大河ドラマ「太祖王建」「帝国の朝」「無人時代」「大祚栄-テジョヨン」の撮影メインステージになり、映画「スキャンダル」「浪漫刺客」などを撮影しました。 現在の撮影セット場は、聞慶市の建設支援で高麗時代を背景にしたセットを壊し、新しく朝鮮時代の姿に2008年4月16日に竣工したものです。工事費は75億ウォンを投入し、規模は70,000㎡の敷地に光化門、景福宮、東宮、書雲観、両班家など103棟と、既存の草家22棟と瓦ぶき屋根5棟を合わせて130棟のセットがあります。


ソウル(広津区)

漢江と峨嵯山を望み、自然を感じることができる水遊び場として多くの人々から愛されています。主な施設には、国際規格のメインプール(50メートルx19メートル)、流れるプール、子ども用プールがある他、250台のサマーベッド(ビーチベッド)が設置されています。また、プールサイドのレストランでは夏特選ランチが提供されています。


ソウル(鍾路区) , 仁寺洞・鍾路

ソウル特別市鍾路区の昌慶宮(チャンギョングン)は、昌徳宮とともに朝鮮王朝(1392-1910)別宮のうちの一つです。 1418年に世宗(1397-1450)が王位に就いた後、退いた太宗(1367-1422)が穏やかに余生を送れるようにと建てた寿康宮がその始まりです。昌慶宮は日帝強占期(1910-1945)に昌慶苑に格下げされ、動物園と植物園のある遊園地になっていましたが、その後動物園が果川に移り復元し1983年に本来の名前を取り戻したという経緯のあるところです。 昌慶宮は正門である弘化門を過ぎるとすぐに玉川橋に出ますが、これは朝鮮の宮闕が全て正門をくぐってすぐにアーチ型の橋があるという特徴が見られる所です。この橋を渡って明政門を通るとある明政殿は朝鮮宮闕正殿としては最も古いものです。朝鮮時代の正殿は南向きですが、明政殿は東向きで、これは先王たちを奉った宗廟が南側にあり、儒教慣習に従って門を開けることができなかったことによるものです。春塘池は元々その半分が王が稲作を行った水田だったところを日帝強占期に池にした場所で、その他にも崇文堂、通明殿など多くの見所があります。