ソウル(鍾路区)

宝物第2号に指定された普信閣(ポシンカク)は、ソウルの繁華街・鍾路(チョンノ)の交差点にあります。この普信閣の鐘は朝鮮時代、時を知らせる役目をした鐘で、当時ソウルには人々が出入りする4つの大きな門があり4時に33回打てば城門を開き、午後7時に28回打つと閉め、都への出入りを規制するといった役割を果たしていました。元々の普信閣鐘は壬申倭乱の時火に溶けて無くなりましたが、1468年(世祖13年)に再び作り直され国立中央博物館に保存されています。現在鍾路にある鐘は全国の人々からの寄付により集められたお金で1985年に作られたものとなっています。普信閣のある鍾閣はソウル市が1979年に作ったもので、普段は進入禁止となっていますが、毎年12月31日に行われる打鐘式には毎年たくさんの人が訪れ33回の鐘の音を聞き一年最後の締めくくりをします。


釜山広域市(東莱区)

釜山の東莱温泉は三国時代から涌き出ていたことが伝えられており、朝鮮時代の第19代国王・粛宗(1661-1720)の当時の姿が記録として残る古い温泉です。温泉水はアルカリ性の食塩水で、塩素硫黄を最も多く含み、マグネシウム含量は全国一です。温泉には3000人を収容できる規模の温泉施設を誇る「虚心庁(ホシムチョン)」があり、長寿風呂や青磁風呂、洞窟風呂、露天風呂など40種類余りのイベント風呂があります。市内の中心にあり釜山市民に人気のある東莱温泉地区は、釜山都市鉄道1号線「温泉場駅」の開通でより便利に利用できるようになりました。東莱温泉は歴史が古いぶん、宿泊施設などが充実しており、周辺には金井山や金剛公園などがあり、トレッキングや温泉が一緒に楽しめます。


釜山広域市(東莱区)

海の中の神秘さを見ることの出来る釜山海洋自然史博物館 1994年6月10日に開館した釜山海洋自然史博物館は国内で最初、最大規模の海洋自然史分野の専門博物館です。世界約100ヶ国の貴重な品種、大型種、韓国特別種など海洋生物を中心に自然史資料約25,000点を収集、展示しています。所蔵品の相当数は展示価値および貴重性の面で国際的な水準です。2003年4月には第2展示館を開館し、2007年2月23日に分館として釜山漁業民俗館を開館しました。


ソウル(中区) , 南大門・ソウル駅


釜山広域市(東区) , 釜山駅

釜山駅前の草梁(チョリャン)には「上海通り(サンヘ・コリ)」と呼ばれる通りを中心にしたチャイナタウンがあります。1884年中国・上海から姉妹校流を結んだことによりこの草梁地域に領事館や華僑の学校などが設けられ中国人が多く居住するエリアになりました。大通りに面しては釜山市と上海市が共同で設置した中華風デザインの「上海門」があり、周辺には美味しい中華料理の店が多くあります。カンヌ映画祭でグランプリを受賞した韓国映画「オールドボーイ」には餃子が重要なアイテムとして登場しますが、主人公が餃子を食べ歩くシーンはここで撮影されました。


慶尚北道(亀尾市 )


ソウル(永登浦区)

楊花漢江公園は汝矣島支流の河口から江西区加陽大橋までで漢江南端に位置します。水辺に広く造られた芝生から見える景色が自慢で、近郊の仙遊橋を渡ると漢江にある島、環境再生生態公園である仙遊島公園と城山大橋付近の世界で最高の高さを誇る202mのワールドカップ噴水が見えます。汝矣島支流の河口から加陽大橋まで続くサイクリングロードがあり、仙遊橋の下には500mほどのススキ道があります。また、毎年5月になると美しい赤いバラの花が咲くことでも有名です。 


ソウル(江東区)

漢江公園には汝矣島漢江公園など6つの公園にプールがあります。プールは一般野外プールの半額ほどで安価で徹底した水質管理で安心して利用できます。利用者のために水泳用品や簡単な飲み物なども販売する売店など付帯施設もそろっています。*位置-オリンピック大橋からナムサ水源地の間


済州道(西帰浦市) , 서귀포

済州道の西広茶園近くにある「オーソロックティーミュージアム o'sulloc」は韓国の伝統茶文化について学ぶことができる、お茶をテーマとした博物館で、2001年9月1日にオープンしました。建物全体が湯のみを形象化した造りで、東西洋の伝統と現代が融合した文化空間であり、自然にやさしい憩いの空間ともなっています。博物館内には涼しげな庭園や池があり、建物の2階にある展望台からはお茶畑や周辺の自然を眺めることができます。