全羅北道(扶安郡 )

月明庵(ウォルミョンアム)は辺山半島国立公園内にあり692年に建てられましたが幾度も破壊されまた復元されました。現在は小さな庵が残っています。ここが有名なのは寺自体が美しいためではなく、ここから眺める夕日が美しいためです。辺山頂上付近の月明庵から西海に沈む太陽はことばでは表現できないほどの美しさです。


京畿道(南楊州市) , 南楊州

*森と渓谷が調和した、水洞国民観光地*南楊州市水洞面の松川里、雲水里、立石里、水山里、秘琴里一帯は、その名の通り1枚の絵のような美しい自然が広がる所です。随所に涼しい渓谷が流れていることから、「ムルゴルアン」という名称でも広く知られています。チュグム山とソリ山、祝霊山に囲まれた水洞国民観光地は、うっそうとした森ときれいな渓谷が調和を成し、夏の避暑地として人気を集めています。特に管理所から上方に1.5kmぐらい上がった区間は、岩が多く森が茂り、夏になると数多くの避暑客が集まります。渓谷のあちらこちらに整備された川岸があり、郷土料理店や民宿が並び、観光客で賑わいを見せます。この場所は1983年に形成され、豊富な山菜や数十種の山果をはじめ、キノコ、ツルニンジン、ゼンマイ、桔梗、タラの芽などの土産品や、特産品の蜂蜜、栗、松の実などが名物となっています。*水洞国民観光地で出会うモンゴル民俗芸術公演団*モンゴル文化村は、南揚州市がモンゴルの首都ウランバートル市と友好協力関係を結んだことをきっかけに建設されたテーマパークで、2000年4月15日に開園しました。オープン当時の総面積は6876㎡で、5億ウォンの予算をかけてモンゴルの伝統家屋であるテントゲル(Ger)7棟、馬車型ゲル2棟、展示場1棟が建てられました。このゲルの材料は、全てモンゴルから直接持ってきたものです。公園中央にある大型ゲルには遊牧民の伝統服や馬の鞍、装身具、生活用品、楽器類など、150点余りの展示品が並べられています。


京畿道(南楊州市) , 南楊州

思陵(サルン)は朝鮮王朝時代最も悲運の女性、端宗の妃・定順王后(1440-1521)宋氏の陵です。 定順王后は1453年王妃に揀擇(多くの候補者を宮殿の中に集め、王、王子、王女の配偶者を選ぶ行事で選ばれること)され、翌年王妃になりました。 端宗が首陽大君(世宗)に王位を奪われ寧越に流されると定順王后も格下げになりました。その後端宗が亡くなると東大門の外にわら葺の家を建て一生夫を思いながら暮らしました。よって墓の名前も「思陵」になったとされています。思陵は王妃の陵で、他の陵に比べこぢんまりしていて簡素です。陵の規模も非常に小さく、屛風石(陵を保護するために陵の上の周囲を屏風のように立てた四角形の平たくて大きい石)を置かずに文人石(陵の前にたてる文官の形に造った石)や石馬(陵の前に石でつくった馬)のみがあります。


全羅南道(求礼郡 )

求礼郡 土旨面 内東里にある燕谷寺は543年に華厳寺の宗主、緣起祖師が創建したが、文禄・慶長の役で焼失、さらに韓国戦争でも焼失しました。1981年3月1日当時の住職であるチャン・スンブ僧侶が政府支援と布施で昔の法堂を撤去し、そこに御影石と自然石で石垣を築いて正面5間、側面3間の新しい法堂を新築しました。寺の名前を燕谷寺としたのは緣起祖師が初めてここに来て風水地理を見ている時、現在の法堂席に池がありその池を注意深く眺めていると中央部分から水が渦を巻いて一羽のツバメが飛んでいったのを見て、その池を埋め法堂を作り寺の名を燕谷寺としました。


江原道(寧越郡)

仙岩村は江原道寧越郡西面甕亭里にある川辺の村です。西江辺にこぢんまりとあり、村の前には三面を海で囲まれた、韓半島そっくりの絶壁地域「韓半島地形」があり有名です。オガンジェ展望台からナムサンジェ側を眺めると、韓半島そっくりの絶壁地域が眺められます。周辺には莊陵や寧越清冷浦などの端宗(朝鮮第6代王)の遺跡地や、寧越立石(神仙岩)、キム・サッガッ渓谷、寧越冊博物館、昆虫生態博物館、ビョルマロ天文台など観光名所がたくさんあります。韓半島地形の東海岸から西海岸までいかだ体験ができ、夏にはラフティングが楽しめます。


江原道(襄陽郡)

五色温泉(オセク・オンチョン)は南雪嶽にあたる五色地区にあり、朝鮮(1392~1910)時代に城国寺の僧侶が発見したと伝えられている温泉。この温泉は襄陽からは西に20km、寒渓嶺からは東に5km離れたところにあり、五色温泉から南側に約30行ったところには五色薬水(泉)があります。五色薬水は、3ヶ所から鉄分と炭酸水成分の湧き水が湧き出ており、鉄分が多く胃腸病、貧血、神経痛に効果があると言われており、水温は30度で比較的ぬるめですが、アルカリ性の単純川で、硫黄成分を多く含んでいます。この海抜約650mの高地から湧き出る五色温泉には、天女が天から降りてきて温泉浴を楽しんだという伝説があり、温泉水は42度。塩素、硫黄、マンガン、鉄分などのいろいろな成分を含んでおり、特に皮膚美容に優れた効果があり、美人温泉とも言われています。少しにおいがしますが、肌に触れるとつるつるして気持ちのよい水質です。1982年に江原道が行った地質調査の結果、この地域は正式に五色温泉地区として指定されました。


江原道(太白市)

365セーフタウンは安全をテーマとしてつくられた複合テーマパークです。テーマパークを楽しむと同時に様々な災難を体験し、安全の重要性と対処方法を覚えていきます。


京畿道(高陽市) , 一山

 一山子ども天文台は、天体観測施設と天文研究活動を中心に子供たちに宇宙科学と自然科学について興味・関心を持ってもらい、プログラムを通して自然科学に関する正しい知識と理解を身につけてもらうことを目的としています。 ここでは3mの円形ドームとスライドドームを備えているだけでなく反射屈折望遠鏡をはじめとする天体観測のための主要装備を保有しています。簡単な専門用語や概念、面白い星座の話などを教えてくれる定期教育プログラムが運営されており、季節によりその時期の星座について学ぶことができます。また、毎日午後9~12時に行われ天体観測の方法と望遠鏡の扱い方などを学ぶ「お父さんと行く天体旅行」や週末の午前10~午後5時に行われ天文宇宙科学についての映像や天体望遠鏡などの天文研究装備を観覧することができる「週末家族見学」などのプログラムを運営しています。学校を訪問する移動天文台も運営中です。


忠清南道(瑞山市 )

忠清南道瑞山市浮石面看月島里にある「 看月庵(カンウォルアム)」は、 看月島という小さな島にある庵です。 朝鮮の太祖である李成桂の王師であった無学大師が建てた庵で、無学がここで月を眺めていた際に悟りを開いたといわれていることから看月庵と名づけられたといわれています。看月庵は、引き潮の時は陸地に、満ち潮の時は島に変わるという珍しい位置に建っており、周辺の島々と調和を成す日没の時間と、月が海の上に輝く時間が特に景観が美しいです。


京畿道(金浦市)

文殊山城は京畿道金浦市に位置する文殊山にあり1964年8月29日に史跡139号に指定されました。海からの外敵を防ぎ、江華島防衛のために築かれた城です。当時北門、西門、南門がありましたが1866年丙寅洋擾の際に焼失してしまいました。現在北門は1995年、南門は2002年に復元されています。城の全長は約6キロですが現在未復元区間が約4キロ残っています。文殊山城は秀麗な周辺環境で、頂上からは北韓(北朝鮮)や漢江港口、ソウルの三角山、遠くには仁川の沖合いまで見える絶景です。また四季を通して自然の景観を自慢できる金浦の金剛ともいえます。旧韓末の外勢の侵略に抵抗した生きた教育の場であり、近くには新羅の真聖女王の時代に創建したという文殊寺もあります。