ソウル(鍾路区) , 三清洞・ソウル北部

「北村生活史博物館」ではソウル市の北村で収集された、昔の韓国の生活品が展示されています。2003年にオープンしたこの博物館は、何百・何十年前からずっと使われてきながらも、産業化によりその姿が見られなくなったものが置かれています。例えば、「ひき臼」(豆や緑豆をひく道具)や「ジャンドク」(醤油やコチュジャンなどを入れる甕)、「器」、「尿瓶」(部屋の中に置かれた、用を足すための器)などです。これら生活品は家に見立てた展示館の中に、楽しく並べられています。展示されているものは、すべて実際に手にとって触ったり、体験したりすることができます。三清洞から苑西洞までの地域を合わせた北村は、昔から韓国伝統家屋の保存地域でした。韓国伝統家屋の特徴である納屋や物置がある家の構造が、昔の生活品が今にまでたくさん残った理由と考えられます。現在、約20,000点の生活品が収集されており、博物館には約300~400点が展示されています。また、10~15人以上で観覧を申し込めば、おもちゃ作りやヨモギ餅作りなどの体験も楽しめます。北村生活史博物館の周辺には韓屋村、三清公園、ミミズク博物館、TOIKINO博物館、世界装身具博物館、古宮博物館、景福宮などの見どころいっぱいです。


京畿道(竜仁市) , 龍仁

京畿道・龍仁市にあるカリビアン・ベイは、エバーランド(テーマパーク)の一部分で、5つのテーマゾーンからなっており、一度に2万人余りが利用できる韓国最大規模のウォーターパークです。カリブ海の自然景観を再現し、季節に関係なく水遊びが楽しめる室内プールや温泉、サウナ、室外の流れるプールなどを備えています。 カリビアン・ベイ一のアトラクションは波プールと様々なウォータースライダーで、カリブ海の波を再現した2.4メートルの最大型の人工波は本物の波のようにとても精巧に作られています。特に2011年にはオープン15周年を記念して「アクアループ」が導入され、18メートルの高さから垂直に落下した後360度回転する体感速度時速90キロのスリルが楽しめます。 また最新式サウナや麦飯石風呂、玉石風呂、ジャスミン風呂などでゆったりとくつろいでみましょう。思い出に残るサマーバケーションを過ごすのに遜色のない場所といえます。


ソウル(鍾路区) , 仁寺洞・鍾路

昌徳宮小劇場は、韓国音楽の活性化のために指定された文化特区である国楽路の昌徳宮のすぐ目の前にあります。舞台と観客席が連結して広い板の間のフロアとして製作された落ちついて気楽な雰囲気で、サランバンの感じをした典型的な韓国タイプの公演ステージとしてマダン劇、サムルノリ、唱劇 など国楽や関連した多彩な公演が行われます。特に外国人観光客は、韓国の独創的で美しい文化をより気軽に感じられるだけでなく一風変わった芸術を経験できます。小劇場の周りには、昌徳宮、雲峴宮、宗廟公園、仁寺洞などが隣接しています。


ソウル(麻浦区) , 汝矣島・永登浦・麻浦

先端技術と環境が調和を成す未来都市DMCデジタルメディアシティ(DMC)は、ソウル特別市麻浦区上岩地区に作られた約57万㎡規模の先端デジタルメディアエンターテインメントクラスターです。施設には、DMC広報館やDMS(Digital Media Street)、DMCアートピアなどがあり、デジタルメディアシティ事業を総合的に案内する広報展示館や3D立体映像館、DMS(Digital Media Street)施設を実際に体験してみることができます。また、DMC産業団地内にはデジタルパビリオンや韓国文化コンテンツセンター(韓国映画博物館)、ワールドカップ公園などがあり、様々な文化体験をすることができます。


ソウル(瑞草区) , 江南・三成(COEX)

 瑞草区良才洞に位置するソウル教育文化会館(キョユク・ムンファフェグァン)は、1000人収容の大劇場や文化館、美術展示場、教育広報館、スポーツセンターなどが入った総合文化空間。建物の外には芝生広場、彫刻公園、野外自動車劇場などもあり、周辺の美しい自然環境と調和し市民たちの憩いの空間となっています。またスポーツセンターには室内体育館やプールを始めとし、ジム・エアロビ室、ボーリング場、ゴルフ練習場などがあり、文化とスポーツ、様々な楽しみ方ができる空間。特に「karma 21」というパーキングシアターでは1台15,000ウォンの入場料で最新封切作を見ることができ、デートコースとしても人気です。


釜山広域市(釜山鎮区) , 西面・凡一洞

「西面1番街」はチョンウジャンからLGサービスセンターまでの幅8メートル、長さ330メートル区間のことで、西面でも最も賑やかな街で「芸術の通り」として有名です。「西面1番街」を表示する立看板を中心に、居酒屋やカフェが密集しています。華やかなネオンサインの居酒屋や食べ物通りのあるこの場所の雰囲気は大変賑やかです。若者の多いカフェやバー、安くておいしいお店などが軒を並べています。また、映画館や劇場、ゲームセンターなど余暇を楽しむことのできる施設も揃っています。西面1番街では春と秋に特設舞台を作って祭りを行いますが、若者の好むさまざまな公演が繰り広げられ、一層若さのエネルギーあふれる名所となっています。週末にはアマチュアストリート楽団の公演や演劇などさまざまなジャンルの文化イベントが繰り広げられ、国内や海外からの観光客が多く訪れる場所でもあります。


ソウル(鍾路区) , 市庁・光化門

1978年に光化門に建てられた世宗文化会館は大小ホールや美術館等があり、さまざまな種類の公演や展示会を鑑賞することができるところです。大ホールは東洋最大のパイプオルガンと雄壮な舞台を備え、3,822人の収容規模がある空間です。コンピューター制御の最新照明設備と音響装置で、音楽、演劇、舞踊、映画などを常に最高の状態で楽しむことができます。他にもアートショップや美術家会議室、ゆったりとした休憩施設をはじめとするサービス施設も整っています。


釜山広域市(西区)

海水浴場の東側にあるコブクソム(亀島)と陸地とを結ぶ橋・クルム(雲)散策路は、一部区間が透明な強化ガラスでできたスカイウォークで、あたかも海の上を歩いているかのような気分を味わうことができます。 海原の上を歩きながら、数多くの船が錨を下ろしている松島(ソンド)沿岸や松島海水浴場を一望でき、釜山の海水浴の新しいランドマークとして近年人気を博しています。  


ソウル(龍山区) , 梨泰院・龍山

ソウルメトロ1号線に乗って龍山駅を過ぎると、大きな韓屋の瓦屋根が目に留まります。韓国カトリック教会創立200周年の記念の年である1984年に工事を始め、3年後に殉教聖地セナムト記念聖堂が完成しました。セナムトは朝鮮時代の初期から重罪人の処刑場として使用されていたところで、金大建聖人を始めとした聖職者11人と教会指導者3人が殉教しました。その他9人の遺骸がセナムト記念館に安置されています。記念館には殉教者に関する映像や刑具体験室があります。


釜山広域市(海雲台区) , 海雲台

映画の殿堂は釜山国際映画祭の専用館であり、象徴である建物です。アジア最高の映画祭、世界的な映画祭として成長した釜山国際映画祭の成功神話、専用館の建設を渇望した映画関係者達の熱望、アジアを代表する映画・映像都市を目指した釜山市の強力な意思が後押しして映画の殿堂が完成しました。映画の伝統は優れた造形性と解体主義建築美学が具現化された世界建築史上でも芸術的な建物です。サッカー場の2.6倍の面積に達する世界最大規模の屋根(ビックループ、スモールループ)とその下に作られた42,600のLED照明は幻想的な景観を演出しています。映画の殿堂はCINE MOUNTAIN、BIFF HILL、DOUBLE CONEの3つの建物で構成されており、本館であるCINE MOUNTAINには芸術性と大衆性のある多様なジャンルの映画を鑑賞することができる3つの上映館と国内最高水準の公演舞台が自慢のハヌル劇場があります。映画の殿堂は世界最初の映画と公演芸術を同時楽しむことができる映像複合文化空間です。