ソウル(松坡区) , 蚕室(ロッテワールド)

「ソウル芳夷洞古墳群(ソウルパンイドンコブングン)」はソウル特別市松坡区芳荑洞一帯の丘陵地帯に位置する8基で構成された三国時代の古墳群です。1917年に初めて存在が確認され、百済初期の遺跡として報告されました。1976年には8基中3基の発掘調査が初めて行われ、1979年12月28日に史跡第270号に指定、1983年にソウル特別市が復元工事を実施し、現在は古墳公園となっています。 古墳内部の遺物はほとんどが盗掘されて数は少ないものの、古墳の構造や形態を見ることができます。一般的に横穴式石室が主流をなした百済古墳として広く知られていますが、1976年に3基の発掘後、出土した遺物から新羅古墳説も出ており、2011年には「芳夷洞百済古墳群」から「ソウル芳夷洞古墳群」に名称が変更されています。


大邱広域市(達西区)

1990年5月に開館した「大邱文化芸術会館」は大邱広域市の文化芸術のメッカで公演館、展示館、野外公演場など大規模な施設があります。公演館は音楽、舞踊、演劇、オペラなどのための大劇場(1,090席)と独奏会、演劇などのための小劇場(320席)で構成されています。展示館には13の展示室と国際会議場などがあり、展示館の後ろの雑木林に位置する野外公演場(観覧席700席)は音楽会、舞踊、民俗歌舞などの公演と野外ウェディングホールとして利用できます。特に、頭流公園内に位置する野外音楽広場は韓国最大規模の2万7千人を収容することができる公演場です。音楽会をはじめてとして演劇、ミュージカル、オペラなどの多様なジャンルの公演が開催されます。この他の施設として、伝統生活工芸品を展示、販売しているアートショップと休憩所としてコーヒーショップなどがあります。大邱文化芸術館は企画公演及び展示だけではなく交響楽団や合唱団、舞踊団、国楽団、劇団、青少年合唱団、オペラ団など6ヶ所の私立芸術団体と地域芸術家達の場所であるとともに、大邱市民達にとっての都心の中の心休まる芸術空間として親しまれている名所です。


全羅北道(茂朱郡 )

小白山脈から南側に伸びた「徳裕山国立公園(トギュサングンニプゴンウォン」は全羅北道、慶尚南道の2道4郡に渡る広大な公園です。1975年に10番目の国立公園として指定されました。「徳多く寛大な母なる山」という意味の徳裕山は韓国で4番目に高い山(1,614メートル)で亜高山帯生態系の保存価値が非常に高く、年間150万人以上の観光客が訪れています。茂朱郡雪川面の羅済通門から香積峰に至る36キロメートルの渓谷一帯には茂朱九千洞(ムジュクチョンドン)33景を始めとした数多くの絶景が広がっています。赤裳山城(史跡146号)や安国寺霊山会掛仏幀(宝物1267号)など、数多くの遺跡が各所にあります。またイチイの群生地などもあり、優れた景色が広がります。ここには約1,623種の動物や約1,067種の様々な植物が分布しており、とりわけ春はツツジが美しいことで有名です。夏は九千洞の涼しい渓谷が避暑地として人気があり、徳裕平田ではワスレグサの群落が壮観です。秋の紅葉、冬の雪渓は自然の素晴らしさを十分に感じさせてくれます。


ソウル(広津区) , ソウル東部

ハッピーデイスパはソウル廣津区紫陽洞にある総合スポーツクラブ&チムジルバン施設で、フィットネスクラブ、ゴルフ、サウナ、チムジルバンなどを利用することができます。特に特級ホテル並みの施設とゲルマニウムを含むアルカリ性硫黄温泉はハッピーデイスパの自慢です。 代表的な施設として地下1階にある堅炭サウナを始めとして、2・3階に男性・女性専用サウナ、4階に女性専用チムジルバン、7階の野外屋上にアクアテラピープールなどがあります。女性専用チムジルバンには松の火汗蒸幕(プルハンジュンマク)、アイスルームなどのチムジルバンがあり、何よりも7階のアクアテラピールームでは露天風呂を楽しむことができます。その他、ジム器具などでトレーニングもできます。


全羅北道(全州市 )

全州伝統韓紙院(チョンジュチョントンハンジウォン)では、伝統的な製造方法により純韓国産の韓紙だけを生産しています。ここで生産される韓紙の80%以上が日本へ輸出され、残りは韓国で消費されています。韓紙は、他の紙類とは異なり、祖先たちの職人精神が染み込んでいる貴重な文化遺産であり、韓紙自体がひとつの芸術品でもあります。ここでは、韓紙をすく作業から模様入れ、乾燥などの韓紙の製造過程を学ぶことができます。「全州」と聞いてまず最初に思い浮かぶ特産品のひとつに韓紙があります。全州は1000年前から品質の良い韓紙の生産地として有名な都市でした。韓紙の使用量が減った現在でも、全州には10ヶ所以上の韓紙工場があり、ここで生産される画仙紙の量は、全国の流通量の80%を占めています。全州伝統韓紙院では、書道、東洋画、工芸用の韓紙はもちろん、黄土壁紙用韓紙、堅炭韓紙などが展示・販売されています。


慶尚北道(慶州市 )


京畿道(城南市) , 盆唐

盆唐(プンダン)には「亭子洞(チョンジャドン)カフェ通り」という有名な通りがあり、「清子洞(清潭洞+亭子洞)」と呼ばれることもあります。亭子洞のヌルプルン高等学校の横道から、金谷洞一帯まで続く通りに、ずらりと並ぶ住商複合ビルとオフィスビルの下の階に連なっている高級カフェは、おしゃれで素敵なテラスが続き、まるで外国の名物通りにきたような錯覚に陥るほど、異国的な雰囲気に包まれています。通り沿いにあるカフェやレストランは素敵な料理と雰囲気が満喫できる 空間として人気があります。昼はテラスで本一冊を片手にブランチを楽しむ人たちで一杯で、夜は散歩を楽しむのに最適です。


ソウル(中区) , 東大門

南山の北東側のふもとにある奨忠壇公園は朝鮮王朝第21代王英祖の時に都城の南を守っていた南小営のあった場所です。高宗は1900年11月に奨忠壇という祠堂を建て、現在は新羅ホテル迎賓館のある場所となっています。祠堂は韓国戦争(朝鮮戦争)中に破壊されてしまいましたが1969年に奨忠壇に建てられた碑が現在の位置に移されました。奨忠壇が公園になったのは、1919年のことです。しかし、日帝強占期に民族の精神を抹殺するために博文寺という寺が建てられ、公園が造られますが光復後、日帝強占期に建てられた建物が撤去されました。1984年9月22日に第374号として近隣公園になった奨忠壇公園は自然公園である南山公園の一部となりました。奨忠壇公園一帯は奨忠壇碑、水標橋、關聖廟、臥龍廟などの文化財をはじめ、3.1運動記念碑、韓国儒林独立運動パリ長書碑、満海韓龍雲詩碑とユ・グァンスン、李俊烈士、金龍煥の銅像があります。


大邱広域市(中区)

大邱広域市中区仁橋洞と市場北路に位置するオートバイ通りは本来は河川であり、両側が大部分住宅地でしたが河川の東側は2mほど道路、河川の西側は絶壁になっていて危険でした。1953年に河川を埋め立てることで交通が便利になり、結婚式場の前のガソリンスタンドと隣接している旧壽昌小学校の入り口、自動車商店街と近く、河川を埋めて左右が商店になって1961年に仁橋洞(インギョドン)154番地にソウルバイク商会と表して次第に大きくなり現在の店舗数は40店舗余り、約200メートル以上に渡ります。オートバイの展示場を彷彿させる大邱の異色の場として知られています。新製品や中古、国産・外国製、部品などバイクに関する全てのものをオートバイ通りで購入することができます。 


江原道(平昌郡) , 平昌

1974年に設立された大関嶺ハヌル牧場は40年の歴史を持つ牧場で、汝矣島の広さの3倍を誇る900万㎡規模の巨大な牧場です。現在は約400頭のホルスタインと100頭の韓牛を飼育しています。年間1,400トンに及ぶ1等級原乳と豊かな自然の中で飼育された韓牛を生産しています。 人工的な開発ではない、そのままの自然が体験できる、自然順応型体験牧場として人気を集めています。