大田広域市(儒城区)

地質博物館(チジルパンムルグァン)は韓国初の総合的な地質専門博物館として2001年に開館しました。1981年に地質調査所として出発した韓国地質資源研究院は、現在に至るまで研究事業の成果を持続的に積み重ね、各種の地質標本などを蓄積してきました。大田エキスポをきっかけに研究院内に小規模の「地質標本館」を設立し、一般に公開し始めました。その後、観覧客が増加したため総合的な専門博物館設立の必要に迫られ、現在の博物館が作られることになりました。地質博物館では鉱物、岩石、化石のような地質標本の展示、映像資料上映、講演会、体験学習の場を提供しています。博物館の外観はステゴサウルスの骨盤の形にデザインされています。


大田広域市(大徳区)

水の大切さを伝える "大清ダム水文化館"大清ダム水文化館は、大田広域市大徳区渼湖洞の大清ダムに位置する水をテーマにした文化空間で、水資源に対する関心と興味を誘発させ、水文化に対する認識を高めるために韓国水資源公社が作った複合文化空間です。既存の大清ダム水広報館を増築し、2004年7月6日に大清ダム水文化館として新たにオープンしました。大清ダムの役割と機能を知らせ、水の大切さを伝える第1展示館、大清湖と錦江に生息する生物の生息環境を紹介する第2展示館、大清ダムの建設により消えた大清湖周辺に暮らしていた人々の生活の様子と文化を記録・再現した第3展示館から構成されています。これらの他にも、映像室、ダム資料室、インフォセンター、展望台、企画展示室などがあります。このような施設を基盤に大清ダム水文化館は、水の大切さを訴える教育の場となっています。


大田広域市(東区)

上所洞森林浴場は、萬仞山と食蔵山の麓の中間地点にあり、スズカケノキが生い茂るトンネルで有名な場所です。自然体験や休養施設などが完備されており、家族連れや友達同士に最適なスポットとして人気を集めています。願い事を込めて積み上げる石の塔が随所に置かれており、独特な風景を演出しています。春から秋にかけて、様々な野生の花が咲き誇ります。


大田広域市(儒城区)

2000席のグランドボールルームと2600席規模の展示ホールを誇るDCC(大田コンベンションセンター)のある甲川一帯にEXPO科学公園や野外舞台・芝生、約1000席の近隣宿泊施設、食堂、ショッピングモール、樹木園、文化芸術館、市立美術館などが新しく整えられ、儒城地区の数千室の宿泊施設とともに「10分ワンストップコンベンション」が経験できる全国一便利なコンベンション地区となっています。


大田広域市(中区)

大田広域市中区にあるギャラリア百貨店タイムワールド店は、2000年7月に初めてオープンしました。高級百貨店として、その確固たるブランドイメージを維持しながら、国内外の有名ブランドやファッション雑貨、生活用品にいたるまで様々な品目を揃えています。


大田広域市(大徳区)

大田市の大徳区にある鶏足山(ケジョクサン)には、13kmほどのファントッキル(黄土の道)があります。このファントッキルは韓国初の健康トレッキングコースで、2008年に旅行専門記者が選ぶ「もう一度行きたい旅行地33選」に選定され、2009年韓国観光公社「5月に必ず行きたい名所」として選定されました。またUN環境子ども会議に参加した100ヶ国約500名の外国人の子どもたちとセーシェル共和国のミッシェル大統領が裸足で歩いた場所です。 春から秋まで裸足で歩く体験ができる散策路が作られており、黄土が身体に良いとする韓国人が多く訪れます。毎年5月には鶏足山裸足祭りが開かれます。


大田広域市(儒城区)

「自然と人間と科学の調和」というテーマのもと、5万坪あまりもの土地に建設された国立中央科学館(クンニプチュンアンクァハククァン)は、産業、技術、自然史、科学技術史などに関する資料の収集、研究および展示を通し、科学技術とその知識の普及に努め、生活の科学化を目指し科学技術を通じた先進化という目標を達成しようと1990年10月9日にオープンしました。野外展示場には、飛行機、プロペラ、エアーボートなどの大型展示物が展示され、休息空間も設置されています。特別展示館には、全国科学展覧会、および全国学生科学発明展示大会の受賞作品が定期的に展示され、科学館が所蔵する展示品や珍しい所蔵品の特別展も開催されます。常設展示館には、自然史、韓国科学技術史、自然の理解、自然の利用など4つの分野322のテーマに沿って4,200点の展示物が実物、復元、剥製、映像、写真、図解、実験装置などの形態で展示されています。天体館はドーム型の建物で、70mmの大型アストロビジョンと天体投影機、プラネタリウムがあります。自然学習園には、全10万891㎡の敷地に12㎞の観察路が設置され、その周辺には各種植物が植えられています。アマチュア無線局(HAM)は、1992年1月16日に開局し、希望する団体の申込みを受けて公開・運営しています。これらの他にも、セサク科学教室、探求館、体験実験教室、模型飛行機、製作・コンピューター教室などの科学教育プログラムも運営されており、週末星座旅行、天体科学教室、オープン観測会、自然史研究会、冬の渡り鳥自然探検隊などのイベントも開催されています。*国立中央科学館の歴史*国立中央科学館のはじまりは、1926年にさかのぼります。1926年10月に設立の承認を受け、翌年5月に常設展示館がオープンしました。その後、国立科学博物館と改称し、1948年に文教部傘下の国立科学館として正式に発足しました。1969年には科学技術処へ移管され、1990年に国立中央科学館として拡大・改編されました。1990年6月8日までの科学館はソウル科学館と改称され、所属機関として置かれ、本部を大田広域市大徳研究団地に置いています。


大田広域市(中区)

大田広域市中区の心臓部には宝文山、バンファ山などがあります。 宝文山は大田広域市中心部の南側に位置し、昔は宝物が埋まっていたという言い伝えから宝物山と呼ばれていましたが、現在は宝文山と名前をかえ、1965年には公園として指定されてさらに市民から愛される憩いの場となりました。湧き水があり、春にはつつじと桜がたくさん咲き、秋にはきれいな紅葉を見ることができます。また野外音楽堂、展望台、遊戯施設、ケーブルカーや約10コースの登山路もあり運動するのには最適な環境です。


大田広域市(西区)

屯山大公園 大田市立美術館横の小さくこじんまりした白い建物の周りの松が調和して山中の小さな家のような<李應魯美術館>が、2007年5月にオープンしました。李應魯美術館は、この地域に残る韓国的伝統の現代化と世界化のために一生をかけた「世界的作家、顧菴李應魯画伯(1904~1989)」の芸術世界を建築物として昇華させようとフランス建築家のローラン・ボードエン(Laurent Beaudouin)が設計し、つくりました。 美術館の展示室は4つの空間が確保しながらもひとつの単一空間として感じて、神秘感を持ち、李應魯画伯の初期作品から晩年まで生涯の作品を一ヶ所で鑑賞できます。顧菴の作品世界が東洋と西洋の出会いであったように李應魯美術館の建築物や韓国作家・李應魯とフランス建築家ローラン・ボードエンの出会いが醸す調和という点がとても興味深いものです。これに続き、2010年3月、 礼山にある修徳寺に李應魯画伯の美術世界を継ぎ足され、韓国初の仏教専門美術館である「修徳寺 禅美術館」がオープンし、李應魯画伯が幼少過ごした忠清南道洪城郡洪北面中溪里一帯に記念館の建立や生家復元など一生と芸術世界を研究して全世界に広めています。


大田広域市(西区)

文化芸術と自然の調和、ハンバッ樹木園ハンバッ樹木園は地理的には、西部大田庁舎とエキスポ科学公園の中央部分にあります。1991年6月7日に近隣公園として指定された屯山大公園は、大田芸術の殿堂、ピョンソン青少年文化センター、市立美術館、イウンノ美術館など文化芸術のメッカと調和し、文化が最もよく似合う場所であると言えます。都心の中のハンバッ樹木園は、政府大田庁舎と科学公園の緑地を連携した全国最大の都心の中の人工樹木園で、各種植物種の遺伝子の保存と青少年たちに自然体験学習の場、市民たちに都心の中で自然を満喫し休息できる空間を提供する目的で作られました。