金海韓屋体験館は、韓国の伝統文化と韓屋の趣がそのまま感じられる韓屋ステイである。アンチェ、サランチェ、ピョルチェ、ヘンランチェ、パカッチェ、ホッカンチェ、サダンと7つの建物と2~3人部屋、4~5人部屋の13客室を保有している。アンチェ、サランチェ、ピョルチェにある客室はそれぞれの特長を持っており、好みに応じて選択できる。アンチェにある8つの客室では、古家具、座布団、状差、油皿など伝統的な小物から昔の日常がうかがえる。広いテチョンマル(板の間)は会議室としても利用できる。サランチェ客室はアンチェに比べて小さくて素朴ではあるが、ソファ-とテーブルが置かれたヌマルで外の風景を眺めながら休むことができる。金海韓屋体験館で一番古風な客室はピョルチェにあるウォルパ室とハムホ室である。客室に入ると大きい屏風に囲まれた伝統ポリョ(座るところに常に敷いておく布団)が目を引く。時代劇でよく見る昔の部屋の風景をそのまま移しておいたような雰囲気である。伝統韓屋ではあるが、全室にTV、冷蔵庫、冷房、現代式トイレがあるため、便利である。時々伝統体験プログラムを運営しており、外国人旅行者のために英語、日本語で案内サービスも提供する。