西大門独立公園(서대문독립공원)
 
ソウル(西大門区)
独立公園は、1945年8月15日の光復までの間、多くの愛国者と、1960年代の政治的変動により多くの時局事犯達が収監されたソウル拘置所があった場所です。1987年11月、ソウル拘置所が京畿道義王市へと移ったことにより、監獄7棟と、死刑場、地下の女子監獄などを復元し、タプコル公園から現在の場所に3·1運動記念塔を移し、1992年8月15日に独立公園として造成されました。

霊琴亭(영금정)
 
江原道(束草市) ,
江原道(カンウォンド)束草市(ソクチョシ)東明洞(トンミョンドン)の束草灯台下の海辺に大小さまざまな岩場が広がる一帯が霊琴亭(ヨングムジョン)と呼ばれているところ。 この場所の由来は、波が岩場に打ち寄せると、神妙なメロディーが聞こえ、この音が神霊な韓国伝統の弦楽器「コムンゴ」の音色に似ているということから、このあたりの岩場を霊琴亭と呼ぶようになったといいます。 この場所一帯は束草市の中心部に近く、また景色も大変素晴らしいため、一年を通じて地元・束草の人々が避暑に、磯釣りにと、海辺で楽しむ場所となっています。 現在、束草市では霊琴亭一帯の観光地化を推進し、南の防波堤付近には実際に亭子(東屋)がひとつ建てられています。この亭子は霊琴亭の岩場の上に建てられた海の上にある東屋で、全長50mほどの橋を渡って行きます。 海の上にあるコンクリート造りの東屋から臨む眺望は、防波堤からとはまた違う爽快さを感じることができます。 地元では、この東屋を日の出亭子と呼んでいますが、東屋にはこの場所の地名にちなみ霊琴亭と書かれた扁額が懸けられています。

トムベナンキル(돔베낭길)
 
済州道(西帰浦市)
済州オルレ7コースにあるトムベナンキルは奇岩絶壁に樹木が鬱蒼と生い茂っている森、虹島と鳥島、南西にある虎島が美しく広がっている所にあります。トムベとは済州の方言で「まな板」ナンは「木」のことをいい、昔はマナ板のような広い葉の木が多かったことから名づけられました。

鶴林寺
 
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鶴林寺(ハンリムサ)は尼寺です。約600年前に棲鶴山(ソハクサン)の鶴岩のところに創建されたといわれていますが、後に廃墟となり、1965年4月に再建されて安養寺(アニャンサ)という名前になりました。その後、1985年に大雄殿などが建てられ、寺院名も現在の名前に変更されました。  

乙淑島(을숙도)
 
釜山広域市(沙下区) ,
釜山広域市沙下区下端一洞と下端二洞にまたがるように位置し、釜山市役所から西に約7キロメートル地点にある美しい自然を誇る「乙淑島」。洛東江河口に土砂が堆積され形成された島で、葦(アシ)と水草が茂り魚介類が豊かで、東洋最大の渡り鳥の渡来地と言われていた時期もあり、1966年には天然記念物第179号に指定されています。1978年2月に行政区域の改編により金海郡から釜山市に編入され、1983年12月15日に江西区大渚二洞から沙下区下端洞に編入されました。その当時、ほとんどが低湿地帯で洪水の際には水没の危険が大きかったため、島の大きさに比べて住民は多くありませんでした。1983年から洛東江河口堤の工事がはじまり、輪中堤が造られ、耕地整理事業が進められると多くの人々が流入し、釜山の園芸作物の供給地となりました。1987年4月洛東江河口堤の完成により島全域が公園化され、大部分の葦畑がダメージを受け、人の出入りが多くなると渡り鳥が減るなど生態系の破壊が加速しました。そのため、釜山市は乙淑島開発計画を白紙に戻し、この一帯を核心保全区域に指定するなど乙淑島復元事業を推進しています。現在は、約50種、10万羽の渡り鳥がやって来る「渡り鳥の楽園」として観光スポットとなっており、世界的にも珍しいマナヅル、クロツラヘラサギ、オジロワシなどが飛来し、冬を過ごす姿をみることができます。