慶尚北道(安東市 )

屏山書院(ビョンサン ソウォン)は1613年に高名な儒学者である柳成龍(1542-1607)の学問と人格を慕う学者たちが共同で建てた学校で、彼をまつった位牌が安置されています。1863年には国王より書籍・土地・奴婢などを下賜され、国王から権威を認められた賜額書院となりました。1868年興宣大院君(1820-1898)が書院撤廃例を下したときもその対象から除外された全国47院、安東2院のうちのひとつです。書院の前には洛東江が流れ、その向こうにある屏山がまるで屏風のようにこの書院を囲んでいて絶景です。


慶尚北道(安東市 )


慶尚北道(奉化郡 )

澄んだ水ときれいな空気で有名な奉化で鮎をテーマにした「奉化鮎祭り」が開催されます。主要なイベントとしては、鮎つかみ体験や水中徒競走、クイズ大会など多様なイベントが催されます。 また、鮎祭りを訪れた学生たちのためにヤマメやシュリなどの韓国に生息する淡水魚の展示館と鮎の生態が一目で見て分かる鮎生態体験館、韓国の貨幣博物館、奉化観光写真、鮎フェイスペインティング、陶磁器・韓紙工芸体験、拓本と書道体験など学習に役立つ施設とイベントも準備されています。  


慶尚北道(慶州市 )

「トバギ」は太刀魚のチゲや焼き太刀魚とともに釜飯を味わえるお店で、慶州市から模範飲食店に指定されています。


慶尚北道(慶州市 )

月城良洞村(ウォルサンヤンドン・マウル)は雪蒼山(ソルチャンサン)を主峰とし、稜線と渓谷が広がる姿は漢字の“勿”に似ています。この村は朝鮮時代(1392-1910)に驪江李氏と月城孫氏によってつくられた両班村(貴族の村)で、朝鮮時代の性理学者である李彦迪(イ・オンチョク/1491-1553)をはじめとする数多くの著名人を輩出しています。村には家屋およそ150棟が保存されていますが、瓦屋根の家屋は大部分は高いところにあり、茅葺の家はほとんどが平地にあります。また重要文化財3点、重要民俗資料12点、慶尚北道有形文化財3点などが保存されています。韓国国内には6つの民俗村がありますが、規模、保存状態、文化財の面において月城良洞村はその価値が高く評価されています。1984年12月24日には村全体が重要民俗資料第189号の指定を受けました。<代表的な家屋>香檀 丘の上にあるうえ、屋根の構造が華麗なため村で一番目を引く香檀は李彦迪が慶尚監司(朝鮮時代の官職のひとつ)であった時、母の看病をするようにと王であった中宗が建て与えたものです。もともとは99の部屋に仕切られていたと伝えられていますが、一部消失し現在は50あまりの部屋が保存されています。ここから月城良洞村全体を眺めることができます。宝物第412号。無忝堂 驪江李氏の本家である無忝堂は質素ながらも洗練された建築日が目を引く家屋です。別堂(離れ)として応接、読書、休息などに利用されました。ハングルのカの字型の構造をしており、オンドル部屋、大広間、板の間などがあり、丸い柱と四角い柱がともに使われていることが特徴です。宝物第411号に指定されています。観稼亭 観稼亭は文臣であった孫仲暾(1506-1529)が暮らした家で、格式をもたせながらも質素に建てられており、敷地の中央には庭があります。男性の主人の生活の場であり、また客をもてなしたサランチェという建物と、女主人の生活の場であったアンチェという建物などが“ロ”の字型に配置されています。観稼亭という名には穀物が成長するように子孫が繁栄する様子を見たいという意味が込められています。宝物第442号に指定されています。講学堂 1870年に建てられた書堂です。書堂とは現在の学校にあたります。全体として素朴な印象の講学堂はハングルのカの字型の建物で、大広間、アンバン(主婦部屋)、コンノンバン(主婦部屋と向き合った部屋)などがありますが、門や塀は見られません。大広間の上には“講学堂”と書かれた額がかかっています。ここからは丘の上にある香檀がよく見えます。


慶尚北道(盈徳郡 )

盈徳ズワイガニ祭り盈徳カニをテーマとし、旬の時期に開催される祭りです。盈徳カニならではのうまみが広がり、王に捧げられた食品として知られるほど味が優れています。 祭りではカニに関する様々なイベントや試食イベントがたくさんあり、カニのサプライズせりイベントは通常、10万ウォン以上で販売されるカニをより低価格で購入出来るチャンスです。この他にもカニ捕り船で楽しんだり盈徳カニ料理コンテスト、無料で思う存分味わえるカニ料理など楽しみ方も多彩です。


慶尚北道(慶州市 )


慶尚北道(青松郡 )

慶尚北道 青松は、水がきれいなことで有名です。そんな青松にある「青松オルムゴル」は、慶尚北道 盈徳の玉渓渓谷との境に位置する渓谷です。ここでは、真夏に氷が張り、気温が32度以下になると氷が溶けだし、気温が高ければ高いほど氷が厚くなるという不思議な現象が見られます。また、ここの薬水は味が良く、真夏にはその暑さを忘れさせてくれるほど冷たいことから、多くの観光客が訪れます。 オルムゴルの真下には「ウォンジャ岩」という岩壁があり、この岩壁には高さ62mの人工滝が作られています。冬になるとこの滝の水が凍り、氷の壁ができるため、アイスクライミングを楽しむ人々の姿が見られます。また、毎年ここでは「アイスクライミングワールドカップ」が開催されます。


慶尚北道(慶州市 )

慶州普門団地の現代ホテル横のドリームセンターの入口に総面積4,600여㎡のミュージアム として建設され、既存の観光施設と差別化されて慶州の特色を考慮した展示コンセプトと素材を通して忘れ去られた世界を探す興味津々の探検を楽しむことができます。大人の観光客にも新しいテーマ観光地として、子ども達にとっては国内最初の恐竜の模型ではないテディベアの恐竜、海底体験、新羅時代への旅行などの展示、演出と3D映画を通して歴史と科学を一度に体験することができる教育的な場所です。 *2011年4月6日オープン * 撮影場所 [タイムマシーンに乗って出かける慶州旅行] • 恐竜の世界探検 - 1億억7、000万年前の恐竜時代の慶州を演出 • 海底探検 - 北極、南極、熱帯の海底にいる生物達と人魚などを演出 • 新羅時代への旅行 - 数千年前の新羅時代の衣装を着たテディベアと主要文化財、遺跡を再現した演出 • トリックアート - 立体の恐竜の絵 • アンティークベア歴史館 - 1900年代~1950年代までのハンドメイドベアの展示 • アートギャラリー - 世界の名作ダビデ、ビーナス、ニケの展示 • マリー・アントワネットの作品の展示 • MBCドラマ「宮」出演作品の展示 • 善徳女王フォトゾーンなど


慶尚北道(安東市 )

新世洞七層塼塔(シンセドン・チルチュンジョンタブ)韓国最大最古の塼塔で国宝第16号に指定されている、高さ16,8m、幅7,75mの塔です。この塔がある場所の名が法興里であることから、8世紀統一新羅時代(AD654-935)の法興寺の塔であると思われますが、この塔のほかには寺の遺物は何も残っておりません。現在はかつての法興寺跡と思われるところに固城李氏塔洞派の宗宅(本家)があります。塔の相輪部分は失われていますが、塔の下部には仏教の守護神たちが優麗に刻まれています。各層の屋根の上には瓦が使われていた痕跡があります。安東の歴史書である永嘉誌(1608年完成)には1487年に修理が行われた際、法興寺が小規模ながらも存在していたことが書かれています。新世洞(シンセドン)七層塼塔は固城李氏塔洞派の宗宅と安東臨清閣正枕君子亭の近くにあるので、3箇所を一度に見るのがよいでしょう。バスやタクシーを利用して法興地下道前で降り、地下道を渡るとすぐ左に国宝新世洞七層塼塔が見えます。塔の前には固城李氏塔洞派の宗宅があり、宗宅に向かって左側の道を3分ほど歩くと安東臨清閣正枕君子亭です。